JP2531870B2 - 緑色色光用無機素材光学フィルタ― - Google Patents

緑色色光用無機素材光学フィルタ―

Info

Publication number
JP2531870B2
JP2531870B2 JP3169102A JP16910291A JP2531870B2 JP 2531870 B2 JP2531870 B2 JP 2531870B2 JP 3169102 A JP3169102 A JP 3169102A JP 16910291 A JP16910291 A JP 16910291A JP 2531870 B2 JP2531870 B2 JP 2531870B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
filter
display
color
green
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3169102A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05319870A (ja
Inventor
正敏 和田
成俊 北村
幸和 森津
徹男 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKUNO SEIYAKU KOGYO KK
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
OKUNO SEIYAKU KOGYO KK
Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP59125017A priority Critical patent/JPS616150A/ja
Priority claimed from JP59125017A external-priority patent/JPS616150A/ja
Priority to US06/745,000 priority patent/US4741963A/en
Priority to EP85107591A priority patent/EP0166371B1/en
Application filed by OKUNO SEIYAKU KOGYO KK, Nippon Hoso Kyokai NHK filed Critical OKUNO SEIYAKU KOGYO KK
Priority to JP3169102A priority patent/JP2531870B2/ja
Publication of JPH05319870A publication Critical patent/JPH05319870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2531870B2 publication Critical patent/JP2531870B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
    • C03C17/02Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with glass
    • C03C17/04Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with glass by fritting glass powder
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/201Filters in the form of arrays
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/20Filters
    • G02B5/22Absorbing filters
    • G02B5/226Glass filters

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる複数種類の色光
を発する表示素子を組合わせてなる表示装置に使用し
て、特に、周囲光の反射防止の効率が高く、かつ高コン
トラストの得られる緑色色光用無機素材光学フィルター
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管表示装置、放電表示パ
ネル、低速電子線螢光表示パネル等の各種の表示装置に
おいては、表示の輝度を増大させるのみならず、表示面
の反射率を低下させて表示のコントラストを増大させる
ことが必要であり、表示の輝度がある程度所要のレベル
に達しておれば、寧ろコントラストが増大させた方が表
示の質を向上させ得る場合がある。
【0003】表示のコントラストを増大させるために表
示面の反射率を下げるには、従来、つぎのような種々の
手段が用いられてきた。(i)吸収型のニュートラルデ
ンシティ(ND)フィルタがガラス板等よりなる表示面
の表面に被着させ、あるいは、付随させるようにしたも
の。(ii)表示面をなすガラス材等にNd2O3 などの希土
類元素を添加して、表示素子をなす螢光体の発光輝度の
低い部分における表示面板の光吸収を増大させたもの。
(iii)表示素子をなす螢光体に顔料を混入させて表示発
光領域外の波長を有する光の吸収を増大させたもの。
(iv)表示素子における螢光体以外の部分に黒色の物質
を被着させて周囲光等の吸収を増大させたもの。(v)
顔料を粒子状のまま螢光体の前面に付着させてフィルタ
ーとしたもの。
【0004】しかしながら、上述の従来のコントラスト
増大手段には、それぞれ、つぎのような欠点があった。
(i)のNDフィルタの使用は、コントラストは増大さ
せ得るも、輝度の低下を伴う。(ii)のガラスに対する
希土類元素の添加は、上述の(i)の手段より好結果が
得られるが、添加材料の波長555 nm近傍における光透過
率が高いので、視覚的な実効反射率はあまり低下しな
い。(iii)の螢光体に対する顔料の混入は、表示輝度に
余裕のある陰極線管表示装置においては有効であるが、
その他の表示輝度にあまり余裕のない表示装置に対して
は、恐らく、その適用は困難と認められ、また、反射率
低下の度合も、実効的には高々1/2程度に過ぎないも
のと認められる。(iv)の発光部以外における黒色吸収
材の被着は、すべての表示装置に有効であるが、あくま
で補助的手段に留まる。(v)の螢光体前面の粒状顔料
フィルターの付着は、フィルター内の色素が粒子状をな
しており、その粒子界面における光の散乱による反射が
大きく、不透明となるので実用的ではなく、また、前面
ガラス板の背面とフィルター層との間にわずかな空隙が
生ずると、その空隙の界面にて光の反射が生じ、コント
ラストの低下を惹起する。
【0005】本発明者らは、上述した従来の欠点を除去
し、表示輝度の低下を押え、表示装置、特にカラー画像
表示管のコントラストを有効に増大させる無機素材光学
フィルターを使用したカラー表示装置を発明し先に出願
した(特開昭59−36280 、表示装置)。すなわち上述の
従来例発明においては、それぞれ異なる複数種類の表示
素子を組合わせてなる表示装置において、前記表示素子
がそれぞれ発する色光をその色光を透過させるほぼ透明
な無機ガラス素材よりなる光学フィルターを適用して、
上記公報(発明の詳細な説明)の項にも明らかにしたご
とく、前記表示装置の各放電セルに前記光学フィルター
(具体的には、赤、緑、青の三種の色フィルターを適
用)を付随させない場合に比し、コントラストを4倍程
度改善している。しかもフィルターを適用したことによ
る輝度の低下は20%程度に押えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは(従来の
技術)の項に述べた特開昭59−36280 号公報において、
従来適用されたことのない無機素材光学フィルター三種
をカラー表示装置の三種の各放電セルに適用して輝度を
おとすことなくそのコントラストを改善してきたが、こ
れをもって満足することなく、さらに光学フィルターに
ついて素材の詳細な検討、フィルターの試作測定を継続
してきた。
【0007】
【課題を解決するための手段】前項にのべた光学フィル
ター素材の詳細な検討、フィルター試作測定の結果、赤
色、緑色、青色各色光フィルターに関し、あるいは新規
素材、あるいは新たな組成比最適領域を見い出し、従来
のコントラスト改善のみならず、色光の彩度上昇、また
は無彩色に近い発光の彩色化にも使用できることがわか
り、例えば、将来高品位テレビジョン用放電表示装置に
適用して好適であることが判明した。
【0008】本発明は上記三種の色光のうち、緑色色光
用光学フィルターに関するもので本発明の特徴は下記の
通りである。 第1発明 着色ガラス成分としてCr2 3 0.5〜6重量%、Co
O 0.5〜6重量%、CuO 0.5〜6重量%を含む透明ガ
ラス粉末を適用ガラス基板に塗布または付着させ焼成す
ることにより得られたものであることを特徴とする緑色
色光用無機素材光学フィルター。
【0009】第2発明 着色ガラス成分としてCuO 0.5〜6重量%を含む透明
ガラス粉末80〜99重量%と、CoOとCr2 3 とAl
2 3 とを含む緑色顔料20〜1重量%とからなるものを
適用ガラス基板に塗布または付着させ焼成することによ
り得られたものであることを特徴とする緑色色光用無機
素材光学フィルター。
【0010】
【作用】図1に本発明の緑色色光用光学フィルターの透
過率(τ)特性曲線(G)を、本発明を適用する表示
装置の緑色用螢光体のスペクトル特性(G)、視感度曲
【外1】 () および先願(特開昭59−36280)の緑色色光用光
学フィルターの透過率特性曲線(G)と比較して示
す。所望とする緑色用螢光体のスペクトル特性(G)領
域で透過率がかなり改善され、その他の領域では透過率
が減少しているので、綜合的にみて緑色色光のみでもコ
ントラスト比は上記先願の場合の約1.5倍に改善され
ている。ここで視感度曲線
【外2】 () とは、人間の眼の視感度の波長特性を表わすもので、5
55nmにそのピークを有する。光学フィルタのコント
ラストを評価する場合には、このフィルタの分光透過率
に蛍光体の発光スペクトル、視感度曲線の波長特性で重
み付けをして評価しなければならない。
【0011】
【実施例】以下に本発明フィルター製作実施例の概要、
前記素材必須成分と混合すべき透明ガラス粉末素材、前
記混合時に使用するスクリーンオイル、フィルター材料
付着時のその他の技術的事項について順次記述する。
【0012】(I)フィルター製作の概要 700 ℃以下で適用基板ガラスに焼付き、透明となるガラ
ス粉末の着色ガラス成分としてCr2 3 0.5 〜6重量
%、CoO0.5 〜6重量%、CuO 0.5〜6重量%を用
い、これを含むガラス粉末を適用基板ガラス表面に塗布
または付着させ、450 〜650 ℃で焼成することによって
フィルターを得る。基板ガラスは平坦でなくともよい。
さらに他の実施例として、前記透明ガラス粉末の着色成
分としてCuO 0.5〜6重量%を含むガラス粉末80〜99
重量%、CoOとCr2 3 とAl2 3 とからなる緑
色顔料1〜20重量%とを混合したものから成るガラスペ
ーストを前述と同様に適用基板に塗布または付着させ、
450 〜650 ℃で焼成することによってフィルターを得
る。
【0013】(II)透明ガラス粉末素材透明ガラス粉末素
材としては、700 ℃以下でフィルター適用基板ガラスに
焼き付くガラス、望ましくは 600℃以下で焼き付き、か
つ透明であれば任意所望のガラスを用いることができ
る。たとえば、次のPbO-SiO2-B2O3-ZnO 系ガラスがあ
る。 珪石粉末 10.0 重量部 鉛 丹 64.4 重量部 硼 酸 30.2 重量部 亜鉛華 3.0 重量部 水酸化アルミニウム 3.0 重量部 炭酸カリウム 3.3 重量部
【0014】この他に、PbO-SiO2-B2O3 系ガラス、PbO-
B2O3-Zn2O 系ガラス、Bi2O3-SiO2-B2O3系ガラスおよびP
bo, Bi2O3を含まない無鉛ガラスがある。またこれら上
記ガラスに、 R2O (R=Li, Na, K), BaO, CaO, MgO, N
aF, TiO2, ZrO2, Al2O3 , P2O5等のうち少くとも1つ以
上を含むガラスも用いることもできる。
【0015】(III) スクリーンオイルの例 エチレングリコール モノブチルエーテルアセテート 85 重量部 ターピネオール 10 重量部 エチルセルローズ 4 重量部 アクリル樹脂 1 重量部 なお、上述したガラス粉末とスクリーンオイルとの重量
比は 2.5〜5部対1部とするのが好適である。
【0016】(IV)フィルター材料の付着法 スクリーン印刷は、パターンの精度に従って、100 〜40
0 メッシュのスクリーンで行なう。また黒格子等も同時
に印刷し、同時焼成してもよい。ホトエッチングは次の
ようにして行なう。前述した各種の透明ガラスペースト
を適用ガラス基板上に一様に塗布し、150℃程度の温度
にて乾燥させ、あるいは、300 ℃程度の温度にて半焼成
した後に、通常の酸化膜除去用のポジもしくはネガのホ
トレジストを塗布し、エッチングにより除去すべき部分
もしくは残す部分にホトマスクを施して露光し、現像処
理の後に弗酸系等の液により不要部分をエッチングして
流し去る。
【0017】また、前述した透明ガラスペーストをなす
ガラス材料の粉末に、感光性のホトレジストを混合させ
て母体ガラスに塗布した後、乾燥させて、レジスト現像
液によりエッチングを施すようにすることもできる。上
述したエッチング方法に用いる感光性ホトレジストの材
料としては、従来のカラー陰極線管の製造時に用いられ
ているポリビニルアルコールと重クロム酸アンモンとの
他に、半導体素子の製造に慣用の各種のホトレジストを
用いることができる。
【0018】螢光体を塗布するときに既に用いられてい
るように、薬剤を塗布し、露光すると、パターンに応じ
て、選択的に粘着性を持つものがある。そこに、前記フ
ィルター用ガラス粉末をかければ、パターン化できる。
その後は、その手法に従って定着させ、不純物を取り除
いた後、焼成すれば、フィルターが得られる。次に本発
明光学フィルターを適用した実施例について図面を参照
して作用効果を順次に説明するが、特に適用する表示装
置がカラーの場合には赤色、青色、緑色、3色が組にな
らねばならないから、ここに参考として本出願発明と同
日出願の青色色光用光学フィルターの特性(図2)、お
よび同じく赤色色光用光学フィルターの特性(図3)も
合わせて併記し、3種のフィルター併用の作用および効
果について説明する。
【0019】まず、本発明を適用した第1の実施例気体
放電表示パネルの構成についてその断面図を図4(a) に
示し、その平面図を図4(b) に示して詳細に説明する。
図4(a),(b) に示す行列型気体放電表示パネルの第1の
実施例による構成においては、前面ガラス板FGと背面
ガラス板RGとの間にセルシートCSを挟持している。
セルシートCSには放電セルを構成する多数の空間をマ
トリクス配置して形成してあり、また、各放電セル空間
の前後には表示陽極DAと陰極Cとが設けてあり、その
表示陽極DAと陰極Cとの間のセル空間にて気体放電を
生起させ、この気体放電により生成した紫外線UVによ
り螢光体Phを励起して発光させる。その螢光体Ph
は、各放電セル毎に、それぞれの発光色、赤(R)、緑
(G)、青(B)に塗り分けられており、したがって、
各放電セルをそれぞれRセル、Gセル、Bセルと呼ぶ。
本実施例表示装置としては、従来装置と同様のかかる構
成による各放電セルR,G,Bに、それぞれの発光色を
選択的に透過させる本発明にかかるフィルターRF,G
F,BFを図示のように、その表示側全面を覆って前面
ガラス板FGの背面に被着させたものを付加してある。
【0020】上述した各色フィルターRF,GF,BF
は、いずれも、無機ガラス材料を用いて構成し、この種
気体放電表示パネルの製造時に施す高温熱処理工程、例
えば、融着温度 430℃にて1時間加熱するパネルガラス
板のフリットガラスによる封着工程における高温熱処理
に耐え得るようにしたものであり、例えば、前述のガラ
スペーストを印刷することによって形成することができ
る。しかして、本実施例表示装置において各表示素子の
表示側に上述のようにして付随させる色フィルターは、
その表示素子から発する色光を損失なく透過させるとと
もに、その表示素子に入射する周囲光のうち、発光色と
同一領域以外の波長の色光は吸収して反射しないように
するためのものであるから、透過光以外はすべて吸収す
る吸収型とする必要があり、さらに、入射した周囲光が
フィルター層中にて散乱して反射してはならないのであ
るから、いわゆる透明層からなる必要がある。
【0021】しかして、上述のような特性を有する色フ
ィルターを各表示素子の表示側全面に配設すれば、各表
示素子をなす放電セルの内部から発した色光、例えばG
セルから発した緑色光は、Gフィルターを透過して、ほ
ぼ損失なしに表示面から取出されるのに対して、外来光
のうち、G成分は、Gフィルターを透過して放電セルの
発光を行なう白色の螢光体Phにより反射されて再びG
フィルタを透過して表示面から、ほとんどもとのまま取
出されるも、B成分およびR成分は、Gセル内部の白色
の螢光体Phにより反射されるにしてもGフィルタにて
往復2回の吸収を受けるので、著しく減衰することにな
り、Gセルから発すべきG成分との間に格段のレベル差
が生ずるので、表示面に周囲光が入射しても高いコント
ラストの表示を行なうことができる。かかる表示の態様
は、Bフィルターを付随させたBセルおよびRフィルタ
ーを付随させたRセルにおいても、上述したと全く同様
である。
【0022】なお、図4(a),(b) に示した構成例におい
ては、各放電セルの相互間に、黒色の吸光材料よりなる
黒格子、すなわち、いわゆるブラックマトリックスBM
を設けて、表示面における発光領域以外の反射率を無条
件に低下させるようにして、各放電セルに付随させた色
フィルターの作用効果による高コントラストをさらに増
大させている。つぎに、上述のように構成した各放電セ
ルRC,GC,BCにおける螢光体Phの相対発光スペ
クトルと各フィルターRF,GF,BFの透過率τの例
を図3、図1、図2に示したが、図示の例においては、
各原色発光成分は80%程度の透過率をもって外部に取出
されるのに対し、各原色以外の外来光成分の反射光は、
ほとんどOレベルまで減衰している。したがって、各放
電セルRC,GC,BCのセル数が等しい場合には、表
示装置全体の視感反射率は0.82×1/3 以下 (約10%) ま
で低減される。
【0023】図5は、ほぼ理想の特性であって実際に
は、これほどよくない。前記先願のフィルターの特性と
今回のものとを比較すると図1〜図3のようになる。従
来の方法のグレーフィルター、前記先願の色ガラス材料
を用いた場合と今回のものとの相対的コンントラストを
比較すると、第1表のようになる。第1表から明らかな
ように、本実施例による色フィルターを付随させた場合
における放電セルの輝度の低下はわずかであり、しか
も、コントラストは、フィルターを付随させない場合の
6倍、また、色選択性を有しないグレーフィルターを付
随させた場合に比しても4倍以上に改善されている。図
1〜図3から明らかなように、本発明のものは特性がす
ぐれており、単色用の表示装置にも十分使用しうること
ができる。その構成は、図4において、蛍光体を1色に
し、フィルターも1色にするだけであり、他の例として
は、蛍光体も用いず、ガスの直接発光を用いることも可
能である。周知の例としては、ネオン(赤橙色)、緑と
してクリプトン、青としてアルゴン等がある。
【0024】
【表1】 本発明の着色ガラス成分と緑色顔料との数値限定理由は
以下の通りである。 (1)着色ガラス成分としてCr2 3 、CoO及びCu
Oが0.5 重量%以下の時、可視光の緑領域(500 〜560
nm)以外の吸収が不十分で緑色光学フィルターとして
の性能が劣る。Cr2 3 が、6重量%を超えると緑領
域のフィルター焼成後の膜厚5μmにおける透過率が20
%以下となり緑色用光学フィルターとしての性能が劣
る。CoO,CuOが6重量%を超えると発色が不安定
となり、ピークが緑領域からずれて、緑色用光学フィル
ターとしての性能が劣る。 (2) 緑色顔料の割合が、1重量%以下になると緑領域以
外の吸収が不十分で緑色光学フィルターとしての性能が
劣る。緑色顔料の割合が、20重量%を超えると、フィル
ター焼成後の膜厚5μmにおける緑領域の透過率が20%
以下となり、緑色用光学フィルターとしての性能が劣
る。着色ガラス成分としてCuOの割合が0.5 重量%未
満の時は、緑色フィルターとしての効果が不十分であ
る。またCuOの割合が、6重量%を超えると焼成温度
により、発色が不安定となりピークが緑領域からずれる
ため、緑色用光学フィルターとしての性能が劣る。
【0025】さらに上述の適用第1の実施例について実
施の態様を詳述すると、本発明による透明無機素材色フ
ィルターは、例えば図4(a), (b)に示したように、気体
放電表示パネルにおける各放電セルの表示側の全面を覆
って前面ガラス板の背面等に被着することは前述したと
おりである。しかして、図4(a), (b)に示した構成例に
おいては、上述のように前面ガラス板FGの背面に被着
した各原色フィルターRF,GF,BFの上に、表示側
電極を被着もしくは配設する。この表示側電極被着の態
様はほぼ従来周知のとおりであり、Ni, Au, Ag, Cu, Cu
- Al, Cr - Cu - Cr 等の良導電材金属をスパッタリン
グ、イオンプレーティング、メッキ等によって被着さ
せ、さらに、要すればエッチングを施すなどして表示側
電極およびその導線を形成する。なお、かかる電極およ
び導線をワイヤの配設によって形成し得ること従来と同
様である。
【0026】しかして、上述のようにして被着形成した
電極材層の焼成を行なう場合には、その電極材層をなす
上述のような金属が前述したようにして形成した各原色
フィルター中に拡散してその性能を劣化させるおそれが
多分にあるので、両者間に拡散防止層を被着するか、電
極材として、なるべく低い温度にて焼成し得る金属材料
を選択して使用するようにするのが好適である。また、
電極の形成にエッチングを行なう場合にも、各原色フィ
ルターがエッチングによって侵され易い材料よりなると
きには、透明なエッチング液阻止層により予めフィルタ
ー材層を覆って保護しておく必要がある。そのエッチン
グ液阻止層は、CaF2, Ta2O5 など、単管式カラー撮像管
の前面板に被着する色分離フィルターを形成する誘電体
材料を用いるのが好適である。なお、本実施例による気
体放電表示パネルにおいては、上述したところを除き、
従来周知のものと同様になし得ること勿論てある。つぎ
に、気体放電表示パネル以外の従来周知の表示装置に本
発明を適用する場合の実施例について説明する。
【0027】適用第2の実施例として陰極線管表示装置
に言及する。陰極線管表示装置、特に、カラー陰極線管
表示装置に本発明を適用して、カラー陰極線管の表示面
に前述した各原色フィルターを配設するについては、そ
の表示面をなすガラス套管の前面板が平坦ではなく、ま
た、各原色表示素子をなす各色蛍光体ドットの組合わせ
配列のピッチが、少なくとも現状の気体放電表示パネル
に比して格段に小さいので、従来慣用の前述したような
印刷技術のみによってはこの被着形成が困難であるの
で、蛍光体ドットの塗布形成と同様に、フィルター素材
の塗布およびエッチングを行なうのが好適である。すな
わち、前面板内面の全面に亘って、ある原色フィルター
用の前述した色ガラス材を薄く一様に塗布し、乾燥もし
くは半焼成した後に、ホトレジストを全面に亘って被着
し、蛍光体ドット形成の際と全く同様にして、シャドウ
マスクを介し、電子ビーム偏向点に配置した光源により
露光してエッチングを施し、その原色フィルターを配設
する部分のみの色ガラス材を残す。かかる色ガラス材の
塗布、エッチングの工程を各原色について反復し、さら
に、ブラックマトリクスについても、蛍光体層形成の際
と同様の工程を経た後に、焼成を行なう。しかる後に、
従来どおりの蛍光体層形成の工程を行ない、各原色蛍光
体ドットの全面を覆ってそれぞれの原色光を透過する透
明無機材よりなる吸収型フィルターを配設した状態にす
る。
【0028】次に適用第3の実施例として低速電子線蛍
光体表示板に言及する。低速電子線蛍光体表示板に本発
明を適用するに当っては、前述した気体放電パネルにお
けると同様に、まず、前面ガラス板の背面に所要形状の
各色ガラスフィルターを被着形成した上に、透明導電膜
を被着形成し、さらにその上に低速電子線励起用の蛍光
体を所要形状に被着する。かかる構成の前面ガラス板の
背後に、通常のとおり、グリッド電極、電子線発生源等
を配設する。
【0029】本発明は、上述した種類の表示装置の他に
も、発光素子もしくは光制御素子、例えば、いわゆるE
L、発光ダイオード、液晶などの表示素子を、複数種類
の色について、マトリクス型もしくはセグメント型に組
み合わせ配置した各種の表示装置、例えば、平面型陰極
線管表示装置、文字図形表示デバイス等にも、広く容易
に適用して、前述したと同様の作用効果を得ることがで
きる。以上詳述したように、本発明による透明無機素材
よりなる吸収型色フィルターを、単色の表示装置におい
ては、前面板の表あるいは裏に一様にまたは、選択的に
1色のフィルターをつけ、多色表示装置においては、各
色別に、表示素子の前面を覆って配設すれば、あらゆる
種類の多色表示装置における表示用色光をほとんど損失
なく透過ささせるとともに、周囲光中の不要成分色光を
吸収して表示カラー画像のコントラストを著しく増大さ
せ得るも、冒頭に述べたような従来の周囲光反射防止に
よるコントラスト増大方法を、つぎに述べるようにして
併用すれば、コントラスト増大の効果を一層顕著にする
ことができる。すなわち従来のカラー陰極線管表示装置
におけると同様に、本発明を適用した表示装置における
前面ガラス板にNd2O3 などの希土類元素を添加すれば、
表示素子の発光輝度が低い部分における本発明による色
フィルターの作用効果を増大させることができる。
【0030】さらに本発明をカラー陰極線管表示装置に
適用した場合に、そのカラー陰極線管の蛍光体に顔料を
混入させて表示用色光以外の波長領域の色光を吸収させ
れは、本発明による色フィルターの作用効果を一層増大
させることができる。またさらに本発明による色フィル
ターを各表示素子にそれぞれ付随させれば、各表示素子
の平均反射率を10%乃至それ以下に低減させることがで
きるのであるから、前面ガラス板の表面における約5%
の反射率が従来に比して著しく問題となる。従って、本
発明を適用した表面装置における前面ガラス板の表面に
低反射コーティングを施すことは著しく有効となる。ま
た色ガラスフィルターの上に低反射コーティングを行な
うとそこでの反射が減り、わずかながら発光出力が増加
する。なお、この低反射コーティングは、本発明表示装
置の製造工程における最終工程にて行なうこともできる
が、前面ガラス板の背面に本発明による色フィルターお
よび表示側電極等の被着形成を施して前面ガラス板製作
の工程が終了した段階において、その前面ガラス板の表
示に低反射コーティングを施すのが好適である。なお、
その場合には、前面ガラス板と背面ガラス板とを封着す
るためなどのフリットガラス処理工程にて 430℃程度の
加熱処理を受けることになるので、この程度の温度の加
熱処理に耐える耐熱性コーティング材料を使用するのが
好適である。
【0031】本発明は前述のごとく表示装置の前面に置
くガラスフィルターとして使用できる他、ガラス表面へ
の文字、図形等の表示や各種シェード各種装飾などにも
利用できる。また各種光学用具にも用いることができ
る。単色フィルター上に、黒色ガラスペーストを用い
て、画像を重畳印刷すれば、単色の中間調を持った画像
が再現できる。ステンドグラス的な使用の他に固定画像
表示に用いられる。色フィルターとして3色の組合せを
用いるものを例にあげて説明する。比較的小面積のフィ
ルターの行列を図6(a) のようにしておき、その微小フ
ィルターの透過率(または反射率)を制御して中間調を
出そうとするものである。
【0032】画像のソースをテレビなどの映像信号とす
るとその信号をフレームメモリーに記憶させる。その信
号を適当な速度で読み出し、印刷用原版を作成し、さら
にスクリーンにする。その際、図6(a) の色配置に従っ
て、信号を標本化しておき、スクリーンでの濃淡を出す
変位にしておく。その濃淡(変位)はたとえば、図6
(b) のように黒ガラス- ペーストの面積で制御する。こ
の固定画像を透過光で見るときは、フィルターの色の濃
度を濃くし、反射型でみるときは、濃度を薄くし、フィ
ルターの上に反射率の高い拡散面を置くようにする。こ
の拡散面は、ガラスに付着させてもよい。また、ガラス
基板上に直接または拡散面を付着させた上に、図6(b)
のような黒ガラスペーストを印刷焼成し、フィルターと
2枚を合せて画像表示ができるようにしてもよい。黒ガ
ラスの画像のみを取りかえれば、それに応じてカラー画
像もかわる。このポスターは、ほぼ永久保存が可能であ
るから芸術性の高いものにも有効である。また、紫外線
温、湿度等に耐久力があるので、屋外、公告表示等にも
有効である。
【0033】
【実施例】実施例1〜5 CuO 6%以下含有の透明ガラス粉末と、CoO, Cr2O3系緑
色顔料とを第2表のように配合したガラスペーストを適
用ガラス基板に塗布または付着させ、450 〜650 ℃で焼
成することにより緑色色光用無機素材光学フィルターを
得た。これら実施例1〜5の緑色光学フィルターの分光
透過率曲線を図7〜図10に示す。図11に示すものは従来
例(特開昭59-36280号公報第5頁下左欄末行〜下右欄第
11行の緑色ガラスペースト) の分光透過率曲線を示す。
【0034】
【表2】
【0035】図7ないし図9に示す如く、緑色顔料1〜
20重量%を加えたガラス粉末のペーストを使用したも
のはガラス粉末自体にCuO 6%以下の添加成分との相乗
効果により、顔料を含まないガラス粉末ペーストのもの
図11に示すものに比して、緑色波長領域( 500〜570 n
m) の分光透過率と、緑色以外の波長領域の透過率の差
が大きく、緑色フィルターとしての性能がすぐれている
ことを示している。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
無機素材光学フィルターは、各種カラー表示装置に適用
して表示輝度をほぼ低下させることなく表示面の反射率
を著しく低下させ得るので、周囲光の反射を防止して表
示画像のコントラストを従来に比して格段に増大させる
ことができ、また、所要のコントラストを保持した状態
にて表示輝度を低下させ、表示装置の負荷を軽減させる
ことができる。したがって、表示装置の発光効率が高く
ない場合にも高コントラストの良質の画像表示を行なう
ことができ、また、低輝度表示を可能にすれば、フリッ
カ妨害の感度が低下するので、表示画像の低フィールド
周期走査が可能となる。特に、本発明を気体放電表示パ
ネルに適用した場合には、封入ガスからの直接可視発光
があっても、本発明による色フィルターにより所要の発
光色以外の発光成分を吸収除去し得るので、表示画像の
色純度の低下を避けることができる。したがって、従
来、直接可視発光の故に使用し得なかったNe等の高輝度
発光ガスの使用も可能となる。なお、本発明による色フ
ィルターの構成材料は、少なくとも使用状態においては
無機材料のみであるので、光照射による特性の劣化が少
なく、また、その色フィルター材料を気体放電表示パネ
ルのガス空間に封入した状態にあっても、不要のガス等
の不純物をほとんど発生させないので、気体放電表示パ
ネルの寿命に悪影響を及ぼすおそれがない、などの種々
の顕著な効果を挙げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明緑色色光用光学フィルターの透過率特性
曲線を関連する特性曲線と比較併記した図である。
【図2】本発明青色色光用光学フィルターの透過率特性
曲線を関連する特性曲線と比較併記した図である。
【図3】本発明赤色色光用光学フィルターの透過率特性
曲線を関連する特性曲線と比較併記した図である。
【図4】本発明を適用した気体放電表示パネルの断面図
および平面図を示す図である。
【図5】カラー気体放電表示パネルの蛍光体発光スペク
トルと各色フィルターの分光透過率との関係を理想化し
て図示した図である。
【図6】本発明を固定画像表示に適用する例を説明する
ための図である。
【図7】CuO 6%含有透明緑色ガラス97重量%と CoO・
Cr2O3 系緑色顔料3重量%とを混合した場合の本発明緑
色光学フィルターの分光透過率曲線を示す特性図であ
る。
【図8】CuO 6%含有透明緑色ガラス90重量%と CoO・
Cr2O3 系緑色顔料10重量%及びCuO 6%含有緑色ガラス
85重量%と、緑色顔料15重量%とを混合した場合の本発
明緑色光学フィルターの分光透過率曲線を示す特性図で
ある。
【図9】CuO 3%含有透明緑色ガラス92重量%と CoO・
Cr2O3 緑色顔料8重量%とを混合した場合の本発明緑色
光学フィルターの分光透過率曲線を示す特性図である。
【図10】CoO 3%含有透明緑色ガラス90重量%と CoO
・Cr2O3 緑色顔料10重量%とを混合した場合の本発明緑
色光学フィルターの分光透過率曲線を示す特性図であ
る。
【図11】K2Cr2O73%、CoO 3%含有ガラスペースト
を使用した場合の公知例 (特開昭59−36280 号) の緑色
光学フィルターの分光透過率曲線を示す特性図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 9/20 H01J 9/20 A (72)発明者 森津 幸和 大阪府大阪市城東区放出西二丁目1番25 号 奥野製薬工業株式会社第2工場内 (72)発明者 坂井 徹男 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本 放送協会総合技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭59−36280(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色ガラス成分としてCr2 3 0.5 〜
    6重量%、CoO 0.5〜6重量%、CuO 0.5〜6重量
    %を含む透明ガラス粉末を適用ガラス基板に塗布または
    付着させ焼成することにより得られたものであることを
    特徴とする緑色色光用無機素材光学フィルター。
  2. 【請求項2】 着色ガラス成分としてCuO 0.5〜6重
    量%を含む透明ガラス粉末80〜99重量%と、CoOとC
    2 3 とAl2 3 とを含む緑色顔料20〜1重量%と
    を混合したものからなるものを適用ガラス基板に塗布ま
    たは付着させ焼成することにより得られたものであるこ
    とを特徴とする緑色色光用無機素材光学フィルター。
JP3169102A 1984-06-20 1991-06-14 緑色色光用無機素材光学フィルタ― Expired - Lifetime JP2531870B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59125017A JPS616150A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 緑色色光用無機素材光学フイルタ−
US06/745,000 US4741963A (en) 1984-06-20 1985-06-17 Optical filter made of inorganic material for green light
EP85107591A EP0166371B1 (en) 1984-06-20 1985-06-19 Optical filter made of inorganic material for green light
JP3169102A JP2531870B2 (ja) 1984-06-20 1991-06-14 緑色色光用無機素材光学フィルタ―

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59125017A JPS616150A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 緑色色光用無機素材光学フイルタ−
JP3169102A JP2531870B2 (ja) 1984-06-20 1991-06-14 緑色色光用無機素材光学フィルタ―

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59125017A Division JPS616150A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 緑色色光用無機素材光学フイルタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05319870A JPH05319870A (ja) 1993-12-03
JP2531870B2 true JP2531870B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=14899794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3169102A Expired - Lifetime JP2531870B2 (ja) 1984-06-20 1991-06-14 緑色色光用無機素材光学フィルタ―

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2531870B2 (ja)
DE (1) DE3585563D1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100269432B1 (ko) * 1998-06-30 2000-10-16 전주범 3전극 대면 방전 플라즈마 디스플레이 패널
JP5973149B2 (ja) * 2010-10-14 2016-08-23 ローム株式会社 光検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05319870A (ja) 1993-12-03
DE3585563D1 (de) 1992-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0333243B2 (ja)
CN1020315C (zh) 阴极射线管
EP0206381B1 (en) Projection television display tube and projection television device comprising at least one such tube
JP3039437B2 (ja) カラープラズマディスプレイパネル
JPH0466824B2 (ja)
JPH0466825B2 (ja)
US4661743A (en) Fluorescent display tubes and method of manufacturing the same
JP2531870B2 (ja) 緑色色光用無機素材光学フィルタ―
JPH0251194B2 (ja)
US20020180355A1 (en) Plasma display device
US20030151362A1 (en) Composition for the production of a black matrix, process for producing a black matrix and plasma display panel comprising such a black matrix
JPH08287834A (ja) プラズマディスプレイパネル
JP4300733B2 (ja) 表示装置
US7471042B2 (en) Plasma display panel with an improved electrode
JPH08293268A (ja) カラー陰極線管の蛍光膜
JPH0731282B2 (ja) 表示装置の製造方法
EP1085555A1 (en) Composition for black matrix, formation of black matrix and display device provided with black matrix
JPH03196446A (ja) ガス放電型カラー表示パネル
JP2737368B2 (ja) カラー画像表示装置
JP3178823B2 (ja) 表示装置
KR100342040B1 (ko) 고휘도음극선관
JPH10321143A (ja) プラズマディスプレイパネル
JPH0697282B2 (ja) 固定画像表示装置
JPH0447640A (ja) カラー放電表示パネルおよびその製造方法
JPH10308184A (ja) カラー陰極線管

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term