JP2531448Y2 - 電動ファン - Google Patents

電動ファン

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Publication number
JP2531448Y2
JP2531448Y2 JP3998392U JP3998392U JP2531448Y2 JP 2531448 Y2 JP2531448 Y2 JP 2531448Y2 JP 3998392 U JP3998392 U JP 3998392U JP 3998392 U JP3998392 U JP 3998392U JP 2531448 Y2 JP2531448 Y2 JP 2531448Y2
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JP
Japan
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rotor
electric fan
stator jacket
cylindrical member
cylindrical
Prior art date
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JP3998392U
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JPH061794U (ja
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和幸 佐々木
一彦 平野
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FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電動ファンの改良に関す
る。特に、防塵機能を増大し、使用可能期間を延長する
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】NC装置等を冷却するために、概念的構
成を図4に示すような電動ファンが使用されている。図
において、1はステータ外被であり、軸承け13をもって
ロータ2を支承する。そして、ステータ外被1の軸方向
1端は開放端とされている。この開放端に対応するロー
タ2の自由軸端21は、ステータ外被1の開口11から突出
して、軸に直交する面にそって展延し、さらに伸張し
て、ステータ外被1の円筒部12を同心円状にカバーする
円筒部材22とされている。ファンブレード3は、ロータ
2から伸張する円筒部材22の外面に、図示するように、
軸に直交する面にそって設けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような電動ファン
を、NC装置の一般的作業環境(ダストやミストが不可
避的に存在する。)で使用すると、ダストやミストが、
ステータ外被1の円筒部12とロータ2の円筒部材22との
間隙から、ステータ外被1とロータ2との間隙に進入し
てその間隙に充填され、ロータ2の回転を妨げ、甚だし
いときはロータ2をストールし、電動ファンの使用可能
期間を短縮すると云う欠点がある。
【0004】本考案の目的は、この欠点を解消すること
にあり、上記構造の電動ファンの防塵機能を向上し、使
用可能期間の延長された電動ファンを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ステータ
外被(1)の軸方向1端は開放されており、この開放端
に対応するロータ(2)の自由軸端(21)は、前記の開
放されているステータ外被(1)の軸方向1端の開口
(11)から、軸に直交する面にそって展延し、さらに、
前記のステータ外被(1)の円筒部(12)を同心円状に
カバーする円筒部材(22)とされ、ファンブレード
(3)は前記の円筒部材(22)の外面に、軸に直交する
面にそって設けられている電動ファンにおいて、前記の
ステータ外被(1)の円筒部(12)の外面に1面が固着
され、前記のロータ(2)の円筒部材(22)の先端(2
3)を囲んで設けられ、断面がコの字状であり、両末端
(41)・(42)は前記のロータ(2)の円筒部材(22)
の内外面に接触している軟質防塵部材(4)を有する電
動ファンによって達成される。
【0006】なお、軟質防塵部材4を、図2に示すよう
に、ロータ2の円筒部材22の外面のみに接触させるよう
にしても、図3に示すように、ロータ2の円筒部材22の
内面のみに接触させるようにしても、その効果はある。
【0007】
【作用】本考案の要旨に係る軟質防塵部材4は、ロータ
2の円筒部材22の内外面に接触しているから、ロータ2
の回転を妨げる不利益をいくらか有する上、同様の理由
により、本考案の要旨に係る軟質防塵部材4は時間とと
もに消耗する筈であるから、当初その効果(電動ファン
の使用可能期間を延長する効果)には疑問をもっていた
が、繰り返し実行した実験の結果によれば、使用可能期
間は従来の構造に比して、延長することが確認された。
また、本考案の要旨に係る軟質防塵部材4の消耗もそれ
程顕著ではなく、実用上支障はないことも確認された。
【0008】実験的に確認されているこの顕著な効果の
作用は本考案に係る電動ファンにあっては、軟質防塵部
材4が付加されているので、ダストやミストの進入は有
効に防止され、使用期間延長効果が発揮されたものと思
われる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本考案の一実施例に
係る電動ファンについて説明する。
【0010】図1参照 図において、1はステータ外被であり、軸承け13をもっ
てロータ2を支承する。そして、ステータ外被1の軸方
向1端は開放端とされている。この開放端に対応するロ
ータ2の自由軸端21は、ステータ外被1の開口11から突
出して、軸に直交する面にそって展延し、さらに、ステ
ータ外被1の円筒部12を同心円状にカバーする円筒部材
22に伸張されている。ファンブレード3は、ロータ2か
ら伸張する円筒部材22の外面に、図示するように、軸に
直交する面にそって設けられる。
【0011】4が本考案の要旨に係る軟質防塵部材であ
り、ゴム・軟質プラスチック材等の成形品よりなる。そ
して、全体としてはリング状をなし、長さ方向にスリッ
トが設けられている管状をなし、長さ方向に直角方向の
断面はコの字状をなしている。この断面がコの字状の管
状体の内面はステータ外被1の円筒部12の外面に固着さ
れ、ロータ2の円筒部材22の先端23は軟質防塵部材4の
コの字状部の中に挿入され、コの字状部の末端41・42は
ロータ2の円筒部材22の内外面に接触している。
【0012】なお、軟質防塵部材4の形状は、図2・図
3に示すようにしてもかなりな効果がある。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る電動
ファンにおいては、ステータ外被の軸方向1端は開放さ
れており、この開放端に対応するロータの自由軸端は、
開放されているステータ外被の軸方向1端の開口から、
軸に直交する面にそって展延し、さらに、ステータ外被
の円筒部を同心円状にカバーする円筒部材とされ、ファ
ンブレードは円筒部材の外面に、軸に直交する面にそっ
て設けられている電動ファンにおいて、ステータ外被の
円筒部の外面に1面が固着され、ロータの円筒部材の先
端を囲んで設けられ、断面がコの字状であり、両末端は
ロータの円筒部材の内外面に接触している軟質防塵部材
を有するので、この軟質防塵部材によってダストやミス
トの進入は有効に防止され、実験の結果確認されている
ように、防塵機能が向上しており、使用可能期間が延長
されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例に係る電動ファンの概念的構
成図である。
【図2】本考案の他の実施例に係る電動ファンの要部の
概念的構成図である。
【図3】本考案の第3の実施例に係る電動ファンの要部
の概念的構成図である。
【図4】従来技術に係る電動ファンの概念的構成図であ
る。
【符号の説明】
1 ステータ外被 11 ステータ外被の開放端の開口 12 ステータ外被の円筒部 13 軸承け 2 ロータ 21 ロータの自由軸端 22 ロータの円筒部材 23 ロータの円筒部材の先端 3 ファンブレード 4 軟質防塵部材 41・42 軟質防塵部材のコの字状末端

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ外被(1)の軸方向1端は開放
    されてなり、 該開放端に対応するロータ(2)の自由軸端(21)は、
    前記開放されてなるステータ外被(1)の軸方向1端の
    開口(11)から、軸に直交する面にそって展延し、さら
    に、前記ステータ外被(1)の円筒部(12)を同心円状
    にカバーする円筒部材(22)とされ、 ファンブレード(3)は前記円筒部材(22)の外面に、
    軸に直交する面にそって設けられてなる電動ファンにお
    いて、 前記ステータ外被(1)の円筒部(12)の外面に1面が
    固着され、前記ロータ(2)の円筒部材(22)の先端
    (23)を囲んで設けられ、断面がコの字状であり、両末
    端(41)・(42)は前記ロータ(2)の円筒部材(22)
    の内外面に接触してなる軟質防塵部材(4)を有するこ
    とを特徴とする電動ファン。
JP3998392U 1992-06-11 1992-06-11 電動ファン Expired - Lifetime JP2531448Y2 (ja)

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JPH061794U JPH061794U (ja) 1994-01-14
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