JP2531356Y2 - 電気カーペット - Google Patents

電気カーペット

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JP2531356Y2
JP2531356Y2 JP1990075076U JP7507690U JP2531356Y2 JP 2531356 Y2 JP2531356 Y2 JP 2531356Y2 JP 1990075076 U JP1990075076 U JP 1990075076U JP 7507690 U JP7507690 U JP 7507690U JP 2531356 Y2 JP2531356 Y2 JP 2531356Y2
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heat transfer
electric carpet
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heat
tape
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章 岡本
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,一般家庭の採暖用として使用される電気カ
ーペットの改良に関する。
〔従来技術〕
現在市販されている電気カーペットBは、第4図に示
す様に,フェルト等の裏生地1とタフトあるいはニード
ルパンチ等で作られた表生地2の間に,ヒータ線3と温
度を検出する為のセンサ線4を配線接着し,ヒータ線3
の熱を均一化する為のアルミニウム等で作られた伝熱シ
ート5(伝熱材)を接着した構成としている。
伝熱シート5は第5図に示す様にアルミニウム箔6の
両面に比較的低融点のポリエチレン等の樹脂層7をコー
ティングした構造となっている。
また別の公知例として実開昭58−179786号公報に開示
された電気カーペットがある。この場合,テープ状の伝
熱体とポリプロピレンテープとが平織りされた伝熱体
(基布)を構成し,この伝熱体に表材となるパイル糸が
ループ状に植え込まれ、さらに上記伝熱体の裏面に断熱
体が積層されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
第5図に示した例では、伝熱シート5は厚ければ厚い
程,均熱効果がでてくるが厚くするとシート状の為,電
気カーペットを折り畳む時に折り畳みにくくなる。
又,薄くすると折り畳み易くなるが,熱の偏りの点で
伝熱シート5なしの場合と大差がなくなる。
伝熱シート5と表生地2及び裏生地1の接着としては
熱プレスで伝熱シート5の樹脂層7の融点迄温度を上げ
て溶かし,接着するのが一般的である。
この場合,熱プレスの温度・時間管理には十分な注意
が必要で,温度を上げすぎると,ヒータ線3やセンサー
線4にダメージを与える。
第6図は従来例の一部断面図を示す。
また前記実開昭58−179786号公報に開示された電気カ
ーペットでは、上記のように伝熱材に直接表材となるパ
イル糸がループ状に植え込まれているので,伝熱材が通
気性のよいループ状のパイル糸を介して外気に触れてお
り,保温性の点で問題があった。また上記のようなルー
プ状のパイル糸は嵩張るので折り畳み性が悪くなる欠点
がある。さらにパイル糸は保温性を高めるためにかなり
密に植え込む必要があるが、その為には上記ポリプロピ
レンテープとテープ状の伝熱体との織り密度を高める必
要が生じ,生産性の悪い電気カーペットとならざるを得
ない。
従って本考案は,上記従来技術での伝熱シートの問題
点の解決を目的とするものである。念のため問題点を列
挙する。
(1)ポリエチレン等の樹脂層7が融ける程,高温迄熱
プレスの温度を上げなければ接着できない。
(2)薄いシートであれば均熱効果はないし,厚くすれ
ば折り畳めない。
(3)保温性,折り畳み性,及び生産性に問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本考案は,裏生地と表生地
の間にヒータ線を配設し、該表生地とヒータ線との間に
伝熱材を配設してなる電気カーペットにおいて、上記伝
熱材が、プラスチック製の条体と、伝熱性の条体とを編
織したシート状体により構成され、該伝熱材を表生地及
び裏生地に接着してなることを特徴とする電気カーペッ
トとして構成されている。
アルミテープ等の伝熱性の条体とポリエステルテープ
等のプラスチック製条体とを例えば平織りにしたものを
伝熱材とすることによって,伝熱性条体の厚さを厚くし
ても折り畳みに支障はなくなる。
またポリエステルテープ等のプラスチック製条体によ
って,表生地と裏生地の接着は,酢酸ビニル系接着剤等
を使用して比較的低温で接着が可能となる。
伝熱性条体とプラスチック製条体とは別の織り方で織
り込まれてもよく,また編み込むことも可能である。
さらに本考案では、伝熱材が裏生地と表生地との間に
配設されるので,保温性がよく折り畳は性のよい電気カ
ーペットが提供されると共に,該伝熱材が上記表生地と
裏生地に接着により固定されるので,伝熱材を構成する
上記プラスチック製の条体と伝熱性の条体との織り(或
いは編み)密度を任意の粗さに設定できるので,これを
密に織る(または編む)必要のある従来の電気カーペッ
トと比べて生産性が向上する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例にかかるカーペットの平面
図,第2図はその部分断面図,第3図は同実施例に用い
ることのできる伝熱材の部分平面図である。
この実施例にかかる電気カーペットAでも従来例Bと
同じく,裏生地1と表生地2の間にヒータ線3とセンサ
ー線4を接着固定配線し,表生地2の下に伝熱シート10
を接着した構成となっている。
第3図は上記伝熱シート10の要部拡大部分図で,ある
程度の厚みを持つ伝熱性条体としてのアルミテープ8と
プラスチック製条体としてのポリエステルテープ9を平
織りした構成としている。
均熱効果はアルミテープ8が果たし,接着はポリエス
テルテープ9で行う。
アルミテープ8とヒータ線は,直交するように配置す
る方が均熱効果は良くなる。
アルミテープ8とホリエステルテープ9を平織りにす
ることにより伝熱シート10の表裏両面にポリエステルテ
ープ9があるので,酢酸ビニル系接着剤等で容易にしか
も安価に,表生地2,裏生地1と伝熱シート10を接着でき
る。
第3図に示した織柄ではアルミテープ8とポリエステ
ルテープ9を同じ幅で記載しているが,アルミテープ8
の幅を小さくすればする程,コスト的には安価になる。
逆にアルミテープ8の幅を広くすればする程,均熱効
果が良くなる。
また第3図では,縦糸か横糸かの一方にアルミテープ
8,もう一方にポリエステルテープ9を用いているが,縦
糸・横糸のそれぞれに交互にアルミテープ8,ポリエステ
ルテープ9を用いることも可能である。
その場合の構成としては,第3図の番号でアルミテー
プを11,ポリエステルテープを12とした場合の構成とな
る。
上記構成の方が均熱効果は良くなるが,コスト的には
高くなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、折り畳み性に優れ,また接着加工も
安価にかつ容易に行え,均熱効果のある優れた電気カー
ペットを提供できる。
また、伝熱材が裏生地と表生地との間に配設されるの
で,保温性がよく折り畳み性のよい電気カーペットが提
供されると共に,該伝熱材が上記表生地と裏生地に接着
により固定されるので,伝熱材を構成する上記プラスチ
ック製の条体と伝熱性の条体との織り(或いは編み)密
度を任意の粗さに設定できるので,これを密に織る(ま
たは編む)必要のある従来の電気カーペットと比べて生
産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる電気カーペットの平
面図,第2図はその部分断面図,第3図は同実施例に用
いることのできる伝熱材の部分的平面図,第4図は従来
の電気カーペットの平面図,第5図は従来の電気カーペ
ットに用いられている伝熱材の断面図,第6図は従来の
電気カーペットの部分的断面図である。 〔符号の説明〕 A……電気カーペット 1……裏生地 2……表生地 3……ヒータ線 8……伝熱性条体 9……プラスチック製条体 10……伝熱シート(伝熱材)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏生地と表生地の間にヒータ線を配設し、
    該表生地とヒータ線との間に伝熱材を配設してなる電気
    カーペットにおいて、 上記伝熱材が、プラスチック製の条体と、伝熱性の条体
    とを編織したシート状体により構成され、該伝熱材を表
    生地及び裏生地に接着してなることを特徴とする電気カ
    ーペット。
JP1990075076U 1990-07-13 1990-07-13 電気カーペット Expired - Lifetime JP2531356Y2 (ja)

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JPH0432410U JPH0432410U (ja) 1992-03-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58179786U (ja) * 1982-05-27 1983-12-01 株式会社日立ホームテック 電気カ−ペツト

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