JP2530798B2 - 液晶ビュ―ファインダ― - Google Patents
液晶ビュ―ファインダ―Info
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- JP2530798B2 JP2530798B2 JP4122959A JP12295992A JP2530798B2 JP 2530798 B2 JP2530798 B2 JP 2530798B2 JP 4122959 A JP4122959 A JP 4122959A JP 12295992 A JP12295992 A JP 12295992A JP 2530798 B2 JP2530798 B2 JP 2530798B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- viewfinder
- crystal panel
- vertical
- ratio
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビューファィンダー等の
光学的拡大を必要とする液晶表示装置に関する。
光学的拡大を必要とする液晶表示装置に関する。
【０００２】
【従来技術】ビューファィンダーは液晶の技術向上や、
カラー化によりカメラの重要な部材となり、最近のカメ
ラの小型化にともないカラービューファインダーにも小
型化の要求が出されるようになってきた。
カラー化によりカメラの重要な部材となり、最近のカメ
ラの小型化にともないカラービューファインダーにも小
型化の要求が出されるようになってきた。
【０００３】しかしビューファインダーに使用される液
晶パネルに於いては、駆動ICの占める面積が大きく実際
の画像出力部分は小さくなつてしまうと言う制約が存在
していた。ビューファインダーと言えどもレンズ拡大率
を自由に上げる事が出来ないため、ある制約された画像
出力面積が必要となり、これに液晶駆動部を考慮すると
液晶パネルとしては大きくなることは避けられずビュー
ファインダー全体が大きくなると言う問題を有してい
た。
晶パネルに於いては、駆動ICの占める面積が大きく実際
の画像出力部分は小さくなつてしまうと言う制約が存在
していた。ビューファインダーと言えどもレンズ拡大率
を自由に上げる事が出来ないため、ある制約された画像
出力面積が必要となり、これに液晶駆動部を考慮すると
液晶パネルとしては大きくなることは避けられずビュー
ファインダー全体が大きくなると言う問題を有してい
た。
【０００４】以下図面により従来例を説明する。図５、
図６、図７、図８はいずれも従来の液晶ビューファイン
ダーを示すものであり、図５は従来例の要部の断面図、
図６は図５の正面図、図７は液晶パネル部の正面図であ
り、図８は図７に示す液晶パネル部の画面を構成する画
素の図である。従来の液晶ビューファインダーは、人間
の目７に接するフード部１、画面を拡大するレンズ２、
液晶駆動部を含む液晶パネル部４、通常は透過型液晶の
ため光を蛍光灯等で発生する光源部５、カメラ等からの
信号処理等をする電気回路部６、上記の構成ブロックを
収納する外装部３によって構成されている。
図６、図７、図８はいずれも従来の液晶ビューファイン
ダーを示すものであり、図５は従来例の要部の断面図、
図６は図５の正面図、図７は液晶パネル部の正面図であ
り、図８は図７に示す液晶パネル部の画面を構成する画
素の図である。従来の液晶ビューファインダーは、人間
の目７に接するフード部１、画面を拡大するレンズ２、
液晶駆動部を含む液晶パネル部４、通常は透過型液晶の
ため光を蛍光灯等で発生する光源部５、カメラ等からの
信号処理等をする電気回路部６、上記の構成ブロックを
収納する外装部３によって構成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶ビューファ
インダー構造は、パネル部４が小さく出来れば問題ない
が液晶の画素密度を適度に確保すると図５の如く液晶パ
ネル部４周辺の外装部３は大きくなる。液晶パネル部を
示す図６の４ａは画面縦方向の液晶ドライバーＩＣ、４
ｂは画面横方向の液晶ドライバーＩＣで直接液晶のガラ
ス基板上に実装している。叉従来液晶ビューファインダ
ーの画面部４ｃの縦対横の比は３対４で、図８に示す１
つの画素部４ｄは図のように横対縦の比を１対２〜３に
してある。この結果液晶パネル部は実質画素部に対して
周辺部面積を必要とした。従って上記パネル部４を小さ
くする事は問題であった。
インダー構造は、パネル部４が小さく出来れば問題ない
が液晶の画素密度を適度に確保すると図５の如く液晶パ
ネル部４周辺の外装部３は大きくなる。液晶パネル部を
示す図６の４ａは画面縦方向の液晶ドライバーＩＣ、４
ｂは画面横方向の液晶ドライバーＩＣで直接液晶のガラ
ス基板上に実装している。叉従来液晶ビューファインダ
ーの画面部４ｃの縦対横の比は３対４で、図８に示す１
つの画素部４ｄは図のように横対縦の比を１対２〜３に
してある。この結果液晶パネル部は実質画素部に対して
周辺部面積を必要とした。従って上記パネル部４を小さ
くする事は問題であった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する為の
本発明の主旨は、第１に連続した表示画素より成る液晶
表示素子を使用したビューファインダーに於いて、液晶
表示素子画面の縦対横の比を１対２以上の横長とするこ
とを特徴とする。 第２に前記第１の液晶ビューファイン
ダーに於いて、前記表示画素の画素の縦横の比が略１対
１である事を特徴とする。 第３に前記第１と第２の液晶
ビューファインダーに於いて、光学的に縦対横の比を３
対４に補正するレンズを有する事を特徴とする。
本発明の主旨は、第１に連続した表示画素より成る液晶
表示素子を使用したビューファインダーに於いて、液晶
表示素子画面の縦対横の比を１対２以上の横長とするこ
とを特徴とする。 第２に前記第１の液晶ビューファイン
ダーに於いて、前記表示画素の画素の縦横の比が略１対
１である事を特徴とする。 第３に前記第１と第２の液晶
ビューファインダーに於いて、光学的に縦対横の比を３
対４に補正するレンズを有する事を特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明による液晶パネルの画面部４ｃの縦寸法
は、液晶の画素の圧縮分だけ小さくなる。しかし、人間
の目は従来の縦対横の比、３対４に慣れているためにト
ーリックレンズ等の光学系で縦対横の比を３対４に変換
する事により、今までと見た目が変わらずに小型のビュ
ーファインダーが出来るようになった。
は、液晶の画素の圧縮分だけ小さくなる。しかし、人間
の目は従来の縦対横の比、３対４に慣れているためにト
ーリックレンズ等の光学系で縦対横の比を３対４に変換
する事により、今までと見た目が変わらずに小型のビュ
ーファインダーが出来るようになった。
【０００８】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例を説明す
る。図１は本発明の液晶ビューファインダーの構造を示
す断面図であり、以下、図５乃至図８と同一要素には同
一番号を付け説明を省略する。
る。図１は本発明の液晶ビューファインダーの構造を示
す断面図であり、以下、図５乃至図８と同一要素には同
一番号を付け説明を省略する。
【０００９】すなわち図１に示す液晶ビューファインダ
ーに於いて、図４の液晶パネル部４の画素４ｄの縦対横
の比をほぼ１にする事により画面部４ｃの縦寸法を小さ
くした液晶パネル部４、該液晶パネル部の後ろに配置し
た光源部５、発生した映像を９０度曲げるミラー８、カ
メラ等の信号処理をする電気回路部６、ミラー８により
曲げられた映像の縦横比を変換するレンズ２、この映像
を人間の目７のあたり等考慮しフード１を配す構成にし
ている。
ーに於いて、図４の液晶パネル部４の画素４ｄの縦対横
の比をほぼ１にする事により画面部４ｃの縦寸法を小さ
くした液晶パネル部４、該液晶パネル部の後ろに配置し
た光源部５、発生した映像を９０度曲げるミラー８、カ
メラ等の信号処理をする電気回路部６、ミラー８により
曲げられた映像の縦横比を変換するレンズ２、この映像
を人間の目７のあたり等考慮しフード１を配す構成にし
ている。
【００１０】この液晶パネル部４とレンズ２の光軸を図
２の如く平行に配置し、液晶パネル部４の縦寸法を小さ
くした効果で外装部３の厚みを従来例より薄くする事が
出来る。この液晶パネル部４の配置にともない光源部５
も図１の如く液晶パネル部４の後ろに位置する。ここで
本実施例ではミラー８を使用しているが本体外装３の横
幅が広くて良い物ならば、このミラー８を使用する必要
はない。本液晶パネル部４は図４で示しているように画
素４ｄの縦横比をほぼ１にする事により画面部４ｃを横
に長くしたもので、従来例の縦横比３対４の画面に見え
る非球面のトーリック（ｔｏｒｉｃ）レンズを開発し、
レンズ２として使用した。
２の如く平行に配置し、液晶パネル部４の縦寸法を小さ
くした効果で外装部３の厚みを従来例より薄くする事が
出来る。この液晶パネル部４の配置にともない光源部５
も図１の如く液晶パネル部４の後ろに位置する。ここで
本実施例ではミラー８を使用しているが本体外装３の横
幅が広くて良い物ならば、このミラー８を使用する必要
はない。本液晶パネル部４は図４で示しているように画
素４ｄの縦横比をほぼ１にする事により画面部４ｃを横
に長くしたもので、従来例の縦横比３対４の画面に見え
る非球面のトーリック（ｔｏｒｉｃ）レンズを開発し、
レンズ２として使用した。
【００１１】
【発明の効果】前記のごとく本発明によれば、液晶ビュ
ーファインダーの液晶パネルの部の、画素の縦対横の比
を１対１とする事と、画面部４ｃの縦横比を１対２以上
に横長にする事とにより、液晶パネル部の縦寸法を小さ
くする事が可能になった。これにより非常に薄い液晶ビ
ューファインダーが可能となる。叉実施例のごとくミラ
ーを使用する事により小型にも対応出来る。叉従来通り
画面の縦横比を３対４で見たい場合は非球面のトーリッ
クレンズを使用して違和感を回避出来た。この結果非常
に小型の液晶ビューファインダーが完成し商品力向上に
大なる効果を有する。
ーファインダーの液晶パネルの部の、画素の縦対横の比
を１対１とする事と、画面部４ｃの縦横比を１対２以上
に横長にする事とにより、液晶パネル部の縦寸法を小さ
くする事が可能になった。これにより非常に薄い液晶ビ
ューファインダーが可能となる。叉実施例のごとくミラ
ーを使用する事により小型にも対応出来る。叉従来通り
画面の縦横比を３対４で見たい場合は非球面のトーリッ
クレンズを使用して違和感を回避出来た。この結果非常
に小型の液晶ビューファインダーが完成し商品力向上に
大なる効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す液晶ビューファインダ
ーの要部断面図。
ーの要部断面図。
【図２】図１に示す液晶ビューファインダーの正面図。
【図３】図１に示す液晶パネル部の正面図。
【図４】図３に示す液晶パネル部の画素を示す図。
【図５】従来例を示す液晶ビューファインダーの要部断
面図。
面図。
【図６】図５に示す液晶ビューファインダーの正面図。
【図７】図１に示す液晶パネル部の正面図
【図８】図７に示す液晶パネル部の画素を示す図
１ フード ２ レンズ ３ 外装部 ４ 液晶パネル部 ５ 光源部 ６ 電気回路部 ７ 人間の目 ８ ミラー
Claims (2)
- 【請求項１】 連続した表示画素より成る液晶表示素子
を使用したビューファインダーに於いて、液晶表示素子
画面の縦対横の比を１対２以上の横長とするとともに光
学的に縦対横の比を３対４に補正するレンズを配設する
ことで液晶表示素子画面の縦対横の比１対２以上を縦対
横の比を３対４の表示画像にて観視することを特徴とす
る液晶ビューファインダー。 - 【請求項２】 請求項１に記載の液晶ビューファインダ
ーに於いて、前記表示画素の画素の縦横の比が略１対１
である事を特徴とする液晶ビューファインダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122959A JP2530798B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 液晶ビュ―ファインダ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4122959A JP2530798B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 液晶ビュ―ファインダ― |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300415A JPH05300415A (ja) | 1993-11-12 |
| JP2530798B2 true JP2530798B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=14848865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4122959A Expired - Lifetime JP2530798B2 (ja) | 1992-04-17 | 1992-04-17 | 液晶ビュ―ファインダ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530798B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6243118B2 (ja) * | 2012-12-26 | 2017-12-06 | シチズンファインデバイス株式会社 | 電子ビューファインダー及び電子カメラ |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0334779A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Casio Comput Co Ltd | 液晶ビューファインダ |
-
1992
- 1992-04-17 JP JP4122959A patent/JP2530798B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0334779A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-14 | Casio Comput Co Ltd | 液晶ビューファインダ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05300415A (ja) | 1993-11-12 |
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