JP2530729Y2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2530729Y2
JP2530729Y2 JP10340890U JP10340890U JP2530729Y2 JP 2530729 Y2 JP2530729 Y2 JP 2530729Y2 JP 10340890 U JP10340890 U JP 10340890U JP 10340890 U JP10340890 U JP 10340890U JP 2530729 Y2 JP2530729 Y2 JP 2530729Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は画像読取装置に関し、特に色地原稿の地肌
除去の性能を向上させることができる画像読取装置に関
する。
(従来の技術) 従来の画像読取装置には、色地の原稿に対しても白地
の原稿と同様に良好なコントラストで読取れるように、
地肌除去装置が設けられている。
従来の画像読取装置の地肌除去装置の一例を、第2図
を参照して説明する。
21は原稿を読取るCCDイメージセンサ、22はCCDイメー
ジセンサ21から入力してくるアナログデータをディジタ
ルデータに変換するA/D変換器、23は原稿の地肌レベル
を検出する地肌レベル検出部、24は検出された地肌レベ
ルをラッチするデータラッチ回路、25は前記地肌レベル
をアナログデータに変換するD/A変換器、26は画像処理
部である。前記D/A変換器25の基準電圧refは図示の例で
は5Vに設定されている。
前記地肌レベル検出部23は、オーバーフロー検出部23
a、アップダウン制御部23bおよびアップダウン回路(例
えば、アップダウンカウンタ)23cから構成されてい
る。オーバーフロー検出部23aは入力が全ビット1であ
るかどうかを検出し、全ビット1であるとオーバーフロ
ー信号を出力する。アップダウン制御部23bは、オーバ
ーフロー検出部23aからオーバーフロー信号が入力して
くると、アップダウン回路23cをアップさせる制御を
し、オーバーフロー信号が入力してこないと、ダウンさ
せる制御をする。また、アップダウン制御部23bは、数
ライン続けてオーバーフロー信号を受けた時には、高速
でアップダウン回路23cをアップさせる。逆に、数ライ
ン続けてオーバーフロー信号を受けなかった時には、高
速でアップダウン回路23cをダウンさせる。
また、アップダウン回路23cには初期値が設定される
ように構成されている。例えば、アップダウン回路23c
が8ビットのカウンタの場合、10進数に換算して“100"
程度の初期値が設定されるように構成されている。
次に、この装置の動作を第3図を参照して説明する。
まず、この装置に電源が投入されて初期設定が行われる
時、この装置に備え付けられている基準の白地が読ま
れ、シェーディングの補正が行われる。
最初はA/D変換器22の基準電圧refは前記初期値“100"
に相当する1.95V程度の低い電位であるので、A/D変換器
22の出力は前記1ラインの少なくとも中央部において全
ビット“1"のデータを出力する。オーバーフロー検出部
23aはこれによりオーバーフロー信号を出力する。そう
すると、アップダウン制御部23bは、アップダウン回路2
3cの初期値を1増加する。この結果、データラッチ回路
24の値は1増加し、D/A変換器25の出力は、5V×1/256だ
け上昇する。このため、A/D変換器22の基準電圧refは5/
256Vだけ増大することになる。
以上の動作が、数ラインについて行われると、最初は
データラッチ回路24にラッチされるデータは1ずつ増加
し、その後はオーバーフローが数ライン連続して続いた
ことになるので、高速で増加する。これに応答して、D/
A変換器25の出力およびA/D変換器22の基準電圧refも増
加し、10数ライン読取った時には、A/D変換器22の基準
電圧refは前記白地の濃度に応じた値(例えば2.5V)に
なり安定する。
このようにしてシェーディング補正のためのピーク電
圧が検出された後、例えば、白地の原稿が読まれると、
CCDイメージセンサ21からの地肌レベルの出力は、第3
図に示されているように、通常2.5V程度であるので、A/
D変換器22の出力のピーク値は、オーバーフローしたり
しなかったりする。この結果、アップダウン回路23cの
値は127程度を上下する。
D/A変換器25はこれを5Vの基準電圧でD/A変換するの
で、ほぼ2.5Vのアナログ出力をA/D変換器22の基準電圧
として出力する。
したがって、白地の原稿は、基準電圧refが約2.5VのA
/D変換器22によりディジタル信号に変換されることにな
る。
一方、前記シェーディングのためのピーク電圧が検出
された後、色地の原稿が読まれると、例えば、地肌レベ
ル検出部23のアップダウン回路23cで検出される1ライ
ンの最大値(ピーク値)が、第3図に示されているよう
に、“102"の大きさのデータであったとすると、D/A変
換器25の出力は該原稿を10数ライン走査している間に急
激に低下し、前記値102に相当する2.0V程度となり、A/D
変換器22の基準電圧も約2.0Vとなる。
この状態で色地の原稿が引続き読まれると、基準電圧
refが約2.0VのA/D変換器22によりディジタル化されるこ
とになる。
(考案が解決しようとする課題) 第2図のCCDイメージセンサ21から色地の原稿を読取
る動作を続けると、前記オーバーフロー検出部23aはオ
ーバーフローを検出したりしなかったりする動作を繰返
す。オーバーフローを検出すると、前記アップダウン制
御部23bはアップダウン回路23cの値を1上昇させるの
で、データラッチ回路24がラッチする値も1上昇する。
この結果、D/A変換器25の出力電圧は5V×1/256だけ変化
し、A/D変換器22の基準電圧refとなる。逆に、オーバー
フローが検出されなかった時には、A/D変換器22の基準
電圧refは、5V×1/256だけ減少することになる。
このように、従来装置においては、A/D変換器の基準
電圧refが5V×1/256の単位で変動することになり、色地
の原稿を読んだ場合には、ディジタル化の性能が悪いと
いう問題があった。
本考案の目的は、前記した従来技術の問題点を除去
し、色地の原稿に対して原稿情報のディジタル化の性能
を向上させることのできる画像読取装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段および作用) 前記目的を達成するために、本考案は、ラインセンサ
で読取られた原稿情報をA/D変換するA/D変換器と、該A/
D変換器の出力がオーバーフローしたかどうかを前記原
稿情報の1ラインごとに検出し、オーバーフローした時
にはアップカウントし、オーバーフローしない時にはダ
ウンカウントする地肌検出器と、該地肌検出器の出力を
シェーデイング補正時にラッチする手段と、該ラッチ手
段にラッチされた値を、アナログ変換する固定基準電圧
の第1のD/A変換器と、該第1のD/A変換器の出力を基準
電圧とし、前記地肌検出器の出力を入力とする第2のD/
A変換器と、前記第1および第2のD/A変換器の出力を切
替えて前記A/D変換器の基準電圧印加端子に接続する切
替器と、シェーデイング補正時には前記切替器を第1の
D/A変換器に接続し、原稿情報読取り時には第2のD/A変
換器に接続するように制御する手段とを具備した点に特
徴がある。
本考案によれば、第2のD/A変換器の基準電圧として
第1のD/A変換器の出力を用いているので、該第2のD/A
変換器の入力が1変動した時、その出力は前記基準電圧
の1/256の変動で済むようになる。この結果、該第2のD
/A変換器の出力を基準電圧refとするA/D変換器の性能、
あるいは分解能を向上させることができる。
(実施例) 以下に、図面を参照して、本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例のブロック図を示す。図に
おいて、1は第2のD/A変換器、2は切替器、3は制御
回路、4および5はバッファであり、他の符号は第2図
と同一または同等物を示す。
制御回路3はCCDイメージセンサ21のライン同期信号
あるいはこれと同期した信号をデータラッチ回路24に送
って、アップダウン回路23cの値をラッチする。また、
制御回路3は切替器2に制御信号を送って、シェーディ
ング補正時には、実線の接続をし、原稿読取り時には点
線の接続をする。
次に、本実施例の動作を説明する。
シェーディング補正時には、前記切替器2は実線位置
で接続しているので、第2図の回路と同じになる。この
ため、シェーディング補正終了時には、データラッチ回
路24には127程度の値がラッチされることになる。な
お、この値は、次のシェーディング補正の時まで保持さ
れることになる。
シェーディング補正が終了すると、前記切替器2は点
線位置に接続される。このため、第2のD/A変換器1が
有効になり、その基準電圧refにD/A変換器25の出力であ
る2.5Vが印加されることとなる。また、入力端子Dには
アップダウン回路23cの出力が入力する。
いま、前記と同様の色地の原稿がCCDイメージセンサ2
1から読取られたとすると、A/D変換器22の入力端子Aに
入力する電圧は2.0V程度と、その基準電圧refに比べて
かなり低いので、オーバーフロー検出部23aはオーバー
フローを検出しない。したがって、アップダウン制御部
23bはアップダウン回路23cの値、例えば127を1減じる
動作をする。この結果、第2のD/A変換器1の出力は低
下し、A/D変換器22の基準電圧refも低下する。
上記の動作が数ライン分繰返し行われると、前述のよ
うに、アップダウン回路23cの値は急激に低下し、アッ
プタウン回路23cの値が102程度になったところで平衡す
る。その後、原稿が読まれている間にその他の濃度が変
動すると、アップダウン回路23cの値は1の単位で上下
する。
D/A変換器1の基準電圧refは前記したように2.5Vであ
るので、その入力端子Dに入力する値が1変動すると、
D/A変換器1の出力は2.5V×1/256だけ変動する。
すなわち、本実施例によれば、色地の原稿が読まれて
いる間に他の濃度が変動すると、A/D変換器22の基準電
圧は2.5V×1/256の大きさで変動することになり、CCDイ
メージセンサ21で読取られた原稿情報のディジタル化の
性能の単位は、2.5V×1/256となる。
したがって、従来装置のディジタル化の性能の単位が
5V×1/256であったことを考えると、本実施例のディジ
タル化の性能、すなわち分解能は2倍になったことにな
る。
上記の説明では、シェーディング補正時にデータラッ
チ回路にラッチされる値を128としたが、これは説明を
分かりやすくするために仮に定めた値であり、本考案は
これに限定されるものでないことは勿論である。
シェーディング補正時にデータラッチ回路にラッチさ
れる値を一般的にN(Nは正の整数)とすれば、前記デ
ィジタル化の性能は、5V×N/256×1/256となる。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、読
取られた原稿情報をディジタル化するA/D変換器の基準
電圧refの供給源であるD/A変換器の基準電圧を固定値で
はなく、シェーディング補正時のピーク値に相当する電
圧にするようにしたので、前記原稿情報のディジタル化
の性能を向上させることができるという効果を期待する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のブロック図、第2図は従来
装置のブロック図、第3図は本実施例の動作の説明図で
ある。 1……第2のD/A変換器、2……切替器、3……制御回
路、22……A/D変換器、23……地肌レベル検出器、23a…
…オーバーフロー検出部、23b……アップダウン制御
部、23c……アップダウン回路、24……データラッチ回
路、25……D/A変換器、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラインセンサで読取られた原稿情報をA/D
    変換するA/D変換器と、 該A/D変換器の出力がオーバーフローしたかどうかを前
    記原稿情報の1ラインごとに検出し、オーバーフローし
    た時にはアップカウントし、オーバーフローしない時に
    はダウンカウントする地肌検出器と、 該地肌検出器の出力をシェーデイング補正時にラッチす
    る手段と、 該ラッチ手段にラッチされた値を、アナログ変換する固
    定基準電圧の第1のD/A変換器と、 該第1のD/A変換器の出力を基準電圧とし、前記地肌検
    出器の出力を入力とする第2のD/A変換器と、 前記第1および第2のD/A変換器の出力を切替えて前記A
    /D変換器の基準電圧印加端子に接続する切替器と、 シェーデイング補正時には前記切替器を第1のD/A変換
    器に接続し、原稿情報読取り時には第2のD/A変換器に
    接続するように制御する手段とを具備したことを特徴と
    する画像読取装置。
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