JP2529495Y2 - 光電スイッチ - Google Patents
光電スイッチInfo
- Publication number
- JP2529495Y2 JP2529495Y2 JP1988094132U JP9413288U JP2529495Y2 JP 2529495 Y2 JP2529495 Y2 JP 2529495Y2 JP 1988094132 U JP1988094132 U JP 1988094132U JP 9413288 U JP9413288 U JP 9413288U JP 2529495 Y2 JP2529495 Y2 JP 2529495Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- fluororesin
- cable
- photoelectric switch
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水や油、その他薬品等が付着し易い環境で
使用される場合に適した光電スイッチに関する。
使用される場合に適した光電スイッチに関する。
従来の光電スイッチとして第４図（ａ），（ｂ）に示
すようなものが知られている。この光電スイッチは、内
部に投光素子或いは受光素子等が収容されたケース11の
端面にその表面が平坦な面である透明カバー12が装着さ
れており、投光面或いは受光面と成る面が平らに構成さ
れていた。
すようなものが知られている。この光電スイッチは、内
部に投光素子或いは受光素子等が収容されたケース11の
端面にその表面が平坦な面である透明カバー12が装着さ
れており、投光面或いは受光面と成る面が平らに構成さ
れていた。
しかしながら、この光電スイッチを例えばビンの洗浄
工程や鍍金工程、或いは切削工程等で使用する場合に
は、光電検出器の投光面或いは受光面が平坦であるため
に水や油、その他薬品等の液体がその投光面或いは受光
面に付着しやすく、実際に付着すると液体自身を誤検出
したり、またその液体によりレンズ効果や光の拡散作用
が生じ、検出距離が極端に短くなる等の検出能力の低下
を招来することとなる。特に付着する液体が黒っぽい濁
色のもの等である場合には光の透過率が極端に落ちその
弊害は顕著なものとなる。
工程や鍍金工程、或いは切削工程等で使用する場合に
は、光電検出器の投光面或いは受光面が平坦であるため
に水や油、その他薬品等の液体がその投光面或いは受光
面に付着しやすく、実際に付着すると液体自身を誤検出
したり、またその液体によりレンズ効果や光の拡散作用
が生じ、検出距離が極端に短くなる等の検出能力の低下
を招来することとなる。特に付着する液体が黒っぽい濁
色のもの等である場合には光の透過率が極端に落ちその
弊害は顕著なものとなる。
本考案はかかる点に鑑みなされたものであり、水、
油、薬品等の液体が飛び散る雰囲気で使用されても投光
面或いは受光面へのその付着を防止でき、液体の付着に
よる誤検出や検出能力の低下を生じない光電スイッチを
提供することを目的としている。
油、薬品等の液体が飛び散る雰囲気で使用されても投光
面或いは受光面へのその付着を防止でき、液体の付着に
よる誤検出や検出能力の低下を生じない光電スイッチを
提供することを目的としている。
この目的を達成するために本考案は、投光面あるいは
受光面となる面を外方に突出する曲面形状に形成した透
光性を有するフッ素樹脂からなる有底の筒体と、前記筒
体を閉塞するフッ素樹脂からなる蓋体と、光電素子が固
着された被覆部がフッ素樹脂からなるケーブルとからな
り、前記蓋体に前記ケーブルを挿通して前記光電素子を
前記筒体内部に収容することを特徴としている。
受光面となる面を外方に突出する曲面形状に形成した透
光性を有するフッ素樹脂からなる有底の筒体と、前記筒
体を閉塞するフッ素樹脂からなる蓋体と、光電素子が固
着された被覆部がフッ素樹脂からなるケーブルとからな
り、前記蓋体に前記ケーブルを挿通して前記光電素子を
前記筒体内部に収容することを特徴としている。
（作用） 本考案の上記特徴によれば、光電素子を収容した透光
性を有するフッ素樹脂の筒体の投光面あるいは受光面と
なる面が外方に突出する曲面形状になされているので、
投光面あるいは受光面に水や油、薬品等の液体かかかっ
ても、そのまま付着せずに流れ落ち、その液体の付着に
よって生じる誤検出や検出能力の低下を招くこが防止さ
れる。
性を有するフッ素樹脂の筒体の投光面あるいは受光面と
なる面が外方に突出する曲面形状になされているので、
投光面あるいは受光面に水や油、薬品等の液体かかかっ
ても、そのまま付着せずに流れ落ち、その液体の付着に
よって生じる誤検出や検出能力の低下を招くこが防止さ
れる。
本考案の一実施例を第１図に基づき説明する。第１図
（ａ）は本考案にかかる光電スイッチを示す平面断面図
であり、第１図（ｂ），（ｃ）は、それぞれ第１図
（ａ）に示す実施例の光電スイッチの正面図，側面図を
示している。この光電スイッチは、被覆1aがフッ素樹脂
からなるケーブル１の先端に固着された光電素子として
投光素子又は受光素子２が、ケース３内に収納されて構
成されている。このケース３は、全体として被覆1aと同
じく耐油性、耐薬品性、液体に対する非粘着性等を考慮
して透光性を有するフッ素樹脂にてなり、一端の面が閉
塞されこの面を半球状凸部33に形成されて一体形成され
た有底の筒体3aと、ケーブル１が貫通された前記有底の
筒体3aの開口面を塞ぐ蓋体3bとから構成され、有底の筒
体3aと蓋体3bとは密閉されている。ここで有底の筒体3a
の半球状凸部33に形成された閉塞面は投光面又は受光面
となされる。
（ａ）は本考案にかかる光電スイッチを示す平面断面図
であり、第１図（ｂ），（ｃ）は、それぞれ第１図
（ａ）に示す実施例の光電スイッチの正面図，側面図を
示している。この光電スイッチは、被覆1aがフッ素樹脂
からなるケーブル１の先端に固着された光電素子として
投光素子又は受光素子２が、ケース３内に収納されて構
成されている。このケース３は、全体として被覆1aと同
じく耐油性、耐薬品性、液体に対する非粘着性等を考慮
して透光性を有するフッ素樹脂にてなり、一端の面が閉
塞されこの面を半球状凸部33に形成されて一体形成され
た有底の筒体3aと、ケーブル１が貫通された前記有底の
筒体3aの開口面を塞ぐ蓋体3bとから構成され、有底の筒
体3aと蓋体3bとは密閉されている。ここで有底の筒体3a
の半球状凸部33に形成された閉塞面は投光面又は受光面
となされる。
尚、上記実施例では、一体成形された有底の筒体3aの
投光面又は受光面となる面が半球状凸部33に形成されて
いたが本考案はこれに限られるものではなく、有底の筒
体3aの投光面又は受光面となる面を例えば第３図
（ａ），（ｂ），（ｃ）に示すようにかまぼこ型等の曲
面34に形成してもよい。
投光面又は受光面となる面が半球状凸部33に形成されて
いたが本考案はこれに限られるものではなく、有底の筒
体3aの投光面又は受光面となる面を例えば第３図
（ａ），（ｂ），（ｃ）に示すようにかまぼこ型等の曲
面34に形成してもよい。
このように構成された光電スイッチの製作は、次のよ
うに行われる。（第２図参照）先ず、被覆1aがフッ素樹
脂からなるケーブル１を蓋体3bに貫挿し、蓋体3bとケー
ブル１の被覆1aとを熱溶着し、ケーブル１の導体と投光
素子又は受光素子２に連なる導体とを半田付け固着して
一体化する。次いで、投光素子又は受光素子２を有底の
筒体3a内にその開口面より入れ、蓋体3bの下端側に形成
された有底の筒体3aの内径に合わせた外径を有する嵌合
部3cを有底の筒体3aの開口部に嵌合し、この部分を熱溶
着して有底の筒体3aと蓋体3bとを密封し、全体を一体化
してケース３を形成する。
うに行われる。（第２図参照）先ず、被覆1aがフッ素樹
脂からなるケーブル１を蓋体3bに貫挿し、蓋体3bとケー
ブル１の被覆1aとを熱溶着し、ケーブル１の導体と投光
素子又は受光素子２に連なる導体とを半田付け固着して
一体化する。次いで、投光素子又は受光素子２を有底の
筒体3a内にその開口面より入れ、蓋体3bの下端側に形成
された有底の筒体3aの内径に合わせた外径を有する嵌合
部3cを有底の筒体3aの開口部に嵌合し、この部分を熱溶
着して有底の筒体3aと蓋体3bとを密封し、全体を一体化
してケース３を形成する。
以上説明したように本考案にかかる光電スイッチは、
透光性を有するフッ素樹脂の有底の筒体に光電素子を収
容し、前記有底の筒体の投光面或いは受光面となる面を
曲面形状にしたので、水や油その他薬品等の液体がその
投光面或いは受光面となる面にかかっても曲面を通じて
流し落としてその付着を防ぐことができ、液体の付着に
よる誤検出や検出距離が短くなったりする検出能力の低
下を防止することができる。
透光性を有するフッ素樹脂の有底の筒体に光電素子を収
容し、前記有底の筒体の投光面或いは受光面となる面を
曲面形状にしたので、水や油その他薬品等の液体がその
投光面或いは受光面となる面にかかっても曲面を通じて
流し落としてその付着を防ぐことができ、液体の付着に
よる誤検出や検出距離が短くなったりする検出能力の低
下を防止することができる。
第１図（ａ），（ｂ），（ｃ）は、本考案の実施例を示
したそれぞれ平面断面図、正面図、側面図であり、第２
図は、第１図に示した実施例の分解斜視図であり、第３
図（ａ），（ｂ），（ｃ）は、本考案の他の実施例を示
したそれぞれ平面図、正面図、側面図であり、第４図
（ａ），（ｂ）は、従来例を示した正面図、側面図であ
る。 １……ケーブル、1a……被覆、２……投光素子又は受光
素子、３……ケース、3a……筒体、3b……蓋体、33……
半球状凸部。
したそれぞれ平面断面図、正面図、側面図であり、第２
図は、第１図に示した実施例の分解斜視図であり、第３
図（ａ），（ｂ），（ｃ）は、本考案の他の実施例を示
したそれぞれ平面図、正面図、側面図であり、第４図
（ａ），（ｂ）は、従来例を示した正面図、側面図であ
る。 １……ケーブル、1a……被覆、２……投光素子又は受光
素子、３……ケース、3a……筒体、3b……蓋体、33……
半球状凸部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 市田 尚文 大阪府高槻市明田町２番13号 株式会社 キーエンス内 (56)参考文献 実開 昭59−64540（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−131336（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−126549（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−16833（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−170929（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】投光面あるいは受光面となる面を外方に突
出する曲面形状に形成した透光性を有するフッ素樹脂か
らなる有底の筒体と、前記筒体を閉塞するフッ素樹脂か
らなる蓋体と、光電素子が固着された被覆部がフッ素樹
脂からなるケーブルとからなり、前記蓋体に前記ケーブ
ルを挿通して前記光電素子を前記筒体内部に収容してな
る光電スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988094132U JP2529495Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 光電スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988094132U JP2529495Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 光電スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0216537U JPH0216537U (ja) | 1990-02-02 |
| JP2529495Y2 true JP2529495Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31318631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988094132U Expired - Lifetime JP2529495Y2 (ja) | 1988-07-15 | 1988-07-15 | 光電スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529495Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6025699B2 (ja) * | 2013-12-09 | 2016-11-16 | 帝国通信工業株式会社 | 回転式電子部品の防滴構造 |
| CN108501297A (zh) * | 2017-10-14 | 2018-09-07 | 上海尚耐自动化科技有限公司 | 一种用于紫外光环境下光电传感器的密封外壳的制造工艺 |
| CN110239026A (zh) * | 2018-03-10 | 2019-09-17 | 上海尚耐自动化科技有限公司 | 一种光电传感器外壳的加工方法 |
| JP2020166981A (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-08 | 富士通コンポーネント株式会社 | 電磁継電器 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5964540U (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-28 | オムロン株式会社 | 光電素子ホルダの構造 |
| JPS6116833U (ja) * | 1984-07-03 | 1986-01-31 | オムロン株式会社 | 光電変換装置 |
| JPS61126549U (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-08 | ||
| JPH0418186Y2 (ja) * | 1986-02-12 | 1992-04-23 |
-
1988
- 1988-07-15 JP JP1988094132U patent/JP2529495Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0216537U (ja) | 1990-02-02 |
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