JPS5836104Y2 - 近接スイッチ - Google Patents

近接スイッチ

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Publication number
JPS5836104Y2
JPS5836104Y2 JP1978021801U JP2180178U JPS5836104Y2 JP S5836104 Y2 JPS5836104 Y2 JP S5836104Y2 JP 1978021801 U JP1978021801 U JP 1978021801U JP 2180178 U JP2180178 U JP 2180178U JP S5836104 Y2 JPS5836104 Y2 JP S5836104Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
opaque
transparent
proximity switch
detection coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978021801U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54137773U (ja
Inventor
博行 山崎
久敏 野寺
Original Assignee
オムロン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オムロン株式会社 filed Critical オムロン株式会社
Priority to JP1978021801U priority Critical patent/JPS5836104Y2/ja
Publication of JPS54137773U publication Critical patent/JPS54137773U/ja
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Publication of JPS5836104Y2 publication Critical patent/JPS5836104Y2/ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は発光素子により動作を確認できる高周波発振
形近接スイッチに関する。
高周波発振形近接スイッチは、検出コイル部と、この検
出コイル部を含んで構成される発振回路と、この連撮回
路の発振状態に応じてスイッチング動作するスイッチン
グ回路等から構成されている。
物体が検出コイルに近づくことにより発振回路の発振状
態が変わり、これにもとづきスイッチング回路より検出
出力が出力されるので゛ある。
ところでこの近接スイッチは悪環境下で使用されること
が多いため、検出コイル部や回路部を完全にシールする
ようにしている。
従来の近接スイッチは、第1図に示すように合成樹脂製
のコイルボビン11に巻回されてなるコイル1をフェラ
イト等のコア12に収納してコイル部を構成し、また回
路部2をプリント基板21上に形成している。
そしてこの検出コイル部と回路部とを有底円筒形の透明
は合成樹脂ケース3内に収め、さらに透明な合成樹脂3
1を充填してこれらを固定している。
ケース3の後端の開口部はゴム等の弾性体よりなるキャ
ップ32と、このキャップ32を押えるための押え板3
3とにより閉塞され、密封される。
なお電源ラインや信号ラインを形成するケーブル23が
ケース3の密封性を害することなく外部に引き出されて
いる。
このケース3の外側に金属製の取付用筒体4が取付けら
れ、両者が一体化されている。
この筒体4は取り付けのためのものでありその外周部に
雄ネジ部41が形成されている。
すなわちこの近接スイッチはこの雄ネジ部41に螺合す
るナツト等により取り付けられるのである。
回路部2は動作確認用発光ダイオード(LED)22を
備えており、このLED22の光を外部に導くために筒
体4に窓部42が設けられ、且つ充填合成樹脂31およ
びケース3の合成樹脂は前記したように透明なものが使
用されている。
ところが一般に透明合成樹脂は不透明な合成樹脂に比較
して有機溶剤等に弱く、耐環境性が低いものである。
工作機械等では切削油として有機溶剤系統のものが多く
用いられるので、これがケース3の前端露出部に降り掛
かることも多く、問題である。
すなわちケース3の露出する前端部分はその内部に検出
コイル部が配置されているため、感度を高める必要性か
ら極めて薄く(例えば0゜5〜1.0 mm)形成する
のが普通であり、有機溶剤等によってこの部分のケース
が冒された場合には検出コイル部に水等が浸入し、誤動
作の原因となるからである。
またこのようにケース3を透明とすることは外観的にも
好ましくない。
すなわち前端部よりコイル部がそのまま見えてしまい、
一般に強度的に弱いイメージを与えることが多いので、
商品価値を低め好ましくないからである。
本考案は動作確認用発光素子の光を外部に導くことので
きるように構成しながら、耐環境性の向上を図った近接
スイッチを提供することを目的とする。
本考案によれば、合成樹脂ケースは、少なくとも窓部近
傍に位置する透明合成樹脂でなる部分と、少なくとも検
出コイル部の前面を覆う不透明合成樹脂の部分とからな
り、この不透明合成樹脂部分を筒体の前端開口部に超音
波を印加しながら押入して透明合成樹脂部分と連結し、
且つこの連結部にゴムパツキンを配置したので、動作確
認用発光素子の光を透明合成樹脂を介して外部に導くこ
とができるばかりでなく、有機溶剤等に溶けたくい不透
明合成樹脂によって検出コイル部の耐環境性が向上する
とともに、検出コイル部が外部から見えなくなって外観
的に好ましい近接スイッチが得られ、しかもケースの不
透明合成樹脂部分は超音波を加えながら筒体の前端開口
部に押入されるので、筒体に対し密着して強固に固定さ
れ、また透明合成樹脂部分と不透明合成樹脂部分との連
結部にゴムバッキングを配置したので防水性が高まる。
以下本考案の実施例について説明する。
第2図において、合成樹脂製ケースはコア12の前面に
位置する不透明な合成樹脂でなる部分34と後端側の透
明な合成樹脂でなる部分35とによりなっている。
この合成樹脂製ケースは次のようにして作られる。
まずコイル1等を納めたコア12を含むようにインサー
ト成形により不透明な熱可塑性の合成樹脂で有底円筒型
の不透明部分34を作る。
また他方、筒体4の内面を覆い、かつ窓部42に充填す
るよう金属製の筒体4を含んでインサート成形によりこ
の筒体4に固定された両端開放円筒型の透明部分35を
作る。
そして前記のコア12を含んだ不透明部分34を筒体4
の前端開口部に超音波を加えながら押込んでいく。
すると、この不透明部分34は熱可塑性であるから、筒
体4の内面に接触する部分が変形し、押込まれた後は、
筒体4の内面にきわめて強固に密着する。
この状態で不透明部分34と透明部分35との間に介在
するゴムバッキング36が挟圧される。
さらに、この不透明部分34が筒体4から外れたり、あ
るいはずれて、透明部分35やゴムバッキング36との
間に間隙が生じないようにすることを確保するため、念
のため筒体4の前端部43を内側にかしめて、不透明部
分34をかしめ固定することも好ましい。
このようにして形成されるケースは、検出コイル部を覆
い、且つ筒体4の前端より露出する部分が耐溶剤性の優
れた不透明合成樹脂でなり、窓部42の付近が透明合成
樹脂であるので、耐環境性に優れながら、LED22の
光を良好に外部に導くことができる。
また、不透明部分34は超音波を加えながら筒体4の前
端開口部に押入しているので、筒体4に対し密着し、強
固に固定され、透明部分35との接触面においてゴムバ
ッキング36を十分挟圧する。
そのため、筒体4と不透明部分34との間に隙間が生じ
ることが殆んどなく、防水性が高まる。
また万一隙間が生じてそこから水等が侵入した場合でも
、ゴムバッキング36が挟圧されているため、コイル部
に侵入するおそれは皆無であり、誤動作の心配は全くな
い。
第3図、第4図はそれぞれの変形例を示すもので、不透
明部分34の端面を斜めに形成(第3図)したり、突条
を設け(第4図)るようにし、透明部分35との接触面
を少くする。
そして透明部分35もまた、不透明部分34と同様に熱
可塑性の合成樹脂としておく。
こうして、押込まれた不透明部分34の端面が透明部分
35の端面と接触したとき、超音波を加えて、両端面を
いわゆる超音波溶着によって接合する。
こうして接合された状態で、ゴムなどの弾性体でなるO
IJング37が、画部分34.35の間で挟圧されるよ
うにしておけば、密封状態となるよう接合できなかった
場合でも、密封性が保持される。
なお、接合端面の接触面積を少くしたのは、超音波エネ
ルギを集中させるためであるから、透閉側に突条等を設
けるようにしてもよい。
第3図、第4図のように超音波溶着により不透明部分3
4と透明部分35とを接合すれば、不透明部分34の固
定がより強固となるとともに、接合部での密封性も向上
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す縦断面図、第2図は本考案の実施
例を示す縦断面図、第3図および第4図は変形例をそれ
ぞれ示す部分拡大縦断面図である。 1・・・・・・検出コイル、11・・・・・・コイルボ
ビン、2・・・・・・回路部、22・・・・・・LED
、3・・・・・・合成樹脂製ケース、34・・・、・・
不透明合成樹脂でなる部分、35・・・・・・透明合成
樹脂でなる部分、36・・・・・・ゴムバッキング、3
7・・・・・・Oリング、4・・・・・・金属製取付用
筒体、42・・・・・・窓部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前端開放状の金属製取付用筒体内部にその底部が前端に
    位置するように有底筒状の合成樹脂製ケースを配置し、
    この合成樹脂製ケースの内部に、前記底部に位置する検
    出コイル部と、回路部とを収納し、且つこの回路部に動
    作確認用発光素子を設け、前記筒体にこの発光素子の光
    を外部に導くための窓部を設けてなる近接スイッチにお
    いて、前記合成樹脂製ケースは、少なくとも前記窓部近
    傍に位置する透明合成樹脂でなる部分と、超音波を印加
    されながら前記筒体の前端開口部に押入され、且つ前記
    透明合成樹脂部分と連結されており、少なくとも前記検
    出コイル部の前面を覆う不透明合成樹脂の部分と、この
    不透明合成樹脂部分と前記透明合成樹脂部分との連結部
    に配置されたゴムバッキングとからなることを特徴とす
    る近接スイッチ。
JP1978021801U 1978-02-21 1978-02-21 近接スイッチ Expired JPS5836104Y2 (ja)

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JP1978021801U JPS5836104Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21 近接スイッチ

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JP1978021801U JPS5836104Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21 近接スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54137773U JPS54137773U (ja) 1979-09-25
JPS5836104Y2 true JPS5836104Y2 (ja) 1983-08-15

Family

ID=28855362

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978021801U Expired JPS5836104Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21 近接スイッチ

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JP (1) JPS5836104Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818187Y2 (ja) * 1978-02-14 1983-04-13 オムロン株式会社 近接スイッチ

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Publication number Publication date
JPS54137773U (ja) 1979-09-25

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