JP2529192Y2 - ロータリーエンコーダのリード線取出し構造 - Google Patents
ロータリーエンコーダのリード線取出し構造Info
- Publication number
- JP2529192Y2 JP2529192Y2 JP1990121787U JP12178790U JP2529192Y2 JP 2529192 Y2 JP2529192 Y2 JP 2529192Y2 JP 1990121787 U JP1990121787 U JP 1990121787U JP 12178790 U JP12178790 U JP 12178790U JP 2529192 Y2 JP2529192 Y2 JP 2529192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary encoder
- hole
- cutout
- connector
- lead wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、インバータモータ等に付設されるロータリ
ーエンコーダのリード線取出し構造に関する。
ーエンコーダのリード線取出し構造に関する。
B.考案の概要 本考案は、保護カバーの貫通孔をコネクターが通り抜
けれるようにするとともに、前記貫通孔を、切り口付き
の板状パッキンと切欠き付きの取付板とで、前記切り口
と切欠きとがラップしないように閉塞させて、リード線
にコネクターを取り付けた状態のままモータの分解や組
立てを可能にしたものである。
けれるようにするとともに、前記貫通孔を、切り口付き
の板状パッキンと切欠き付きの取付板とで、前記切り口
と切欠きとがラップしないように閉塞させて、リード線
にコネクターを取り付けた状態のままモータの分解や組
立てを可能にしたものである。
C.従来の技術 従来、インバータモータ等に付設されたロータリーエ
ンコーダのリード線は、例えば第3図に示すように、端
末処理されずに所謂、ゾロ出しで取り出されていた。
ンコーダのリード線は、例えば第3図に示すように、端
末処理されずに所謂、ゾロ出しで取り出されていた。
即ち、モータシャフト1の軸端にツギシャフト2及び
カップリング3を介してロータリーエンコーダ4が組み
付けられる。そして、このロータリーエンコーダ4から
導出されたリード線5は、モータハウジング6に組み付
けられて前記ロータリーエンコーダ4を被覆する保護カ
バー7からグロメット(ゴム環)8を介して外部に取り
出され、その端末にユーザが後付けでコネクター(図示
せず)を取り付けるのである。なお、図中9はロータリ
ーエンコーダ取付け用のフランジである。
カップリング3を介してロータリーエンコーダ4が組み
付けられる。そして、このロータリーエンコーダ4から
導出されたリード線5は、モータハウジング6に組み付
けられて前記ロータリーエンコーダ4を被覆する保護カ
バー7からグロメット(ゴム環)8を介して外部に取り
出され、その端末にユーザが後付けでコネクター(図示
せず)を取り付けるのである。なお、図中9はロータリ
ーエンコーダ取付け用のフランジである。
D.考案が解決しようとする課題 前述したように、従来のリード線取出し構造では、コ
ネクターが後付けとなっていたため、モータのベアリン
グ交換時等には、いちいちコネクターをリード線から外
してモータを分解しなければならず、その交換作業が繁
雑化するという問題点があった。
ネクターが後付けとなっていたため、モータのベアリン
グ交換時等には、いちいちコネクターをリード線から外
してモータを分解しなければならず、その交換作業が繁
雑化するという問題点があった。
E.課題を解決するための手段 前記課題を解決するための、本考案の構成は、ロータ
リーエンコーダを被覆する保護カバーにコネクターの通
り抜けが可能な貫通孔を形成するとともに、この貫通孔
を、リード線用孔を終端とする切り口を有した板状パッ
キンと同じくリード線用孔を終端とする切欠きを有した
取付板とで、前記切り口と切欠きが一致しない重ね合せ
状態で閉塞したことを特徴とする。
リーエンコーダを被覆する保護カバーにコネクターの通
り抜けが可能な貫通孔を形成するとともに、この貫通孔
を、リード線用孔を終端とする切り口を有した板状パッ
キンと同じくリード線用孔を終端とする切欠きを有した
取付板とで、前記切り口と切欠きが一致しない重ね合せ
状態で閉塞したことを特徴とする。
F.作用 前記構成によれば、保護カバーから取付板及びパッキ
ンを外すことで、リード線にコネクターを付けたままモ
ータ等の分解や組立てが可能となる。
ンを外すことで、リード線にコネクターを付けたままモ
ータ等の分解や組立てが可能となる。
G.実施例 以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第1図において、第3図と同一部材には同一符号を付
して重複する説明は省略する。
して重複する説明は省略する。
図に示すように、ロータリーエンコーダ4のリード線
5には、予め、コネクター10が取り付けられ、端末処理
されている。
5には、予め、コネクター10が取り付けられ、端末処理
されている。
一方、前記ロータリーエンコーダ4を被覆する保護カ
バー7には、前記コネクター10の取り抜けが可能な貫通
孔11がボス孔状に穿設される。
バー7には、前記コネクター10の取り抜けが可能な貫通
孔11がボス孔状に穿設される。
そして、前記貫通孔11はリード線5を通した状態で板
状パッキン12と取付板13とで閉塞される。
状パッキン12と取付板13とで閉塞される。
前記取付板13には、第2図に示すように、方形状の丁
度真ん中に形成されたリード線用孔14aを終端とする切
欠き14が一条形成されるとともに、前記板状パッキン12
には、同じく方形状の真ん中に形成されたリード線用孔
15aを終端とする切り口15が、前記取付板13との重ね合
せ状態で対称な位置に形成される。
度真ん中に形成されたリード線用孔14aを終端とする切
欠き14が一条形成されるとともに、前記板状パッキン12
には、同じく方形状の真ん中に形成されたリード線用孔
15aを終端とする切り口15が、前記取付板13との重ね合
せ状態で対称な位置に形成される。
このように構成されるため、第1図の組立て状態で
は、前記切り口15と切欠14とが合致しないように、板状
パッキン12と取付板13が重ね合せされているため、貫通
孔11が密閉状態で閉塞され、ロータリーエンコーダ4へ
の塵芥の侵入が防止される。
は、前記切り口15と切欠14とが合致しないように、板状
パッキン12と取付板13が重ね合せされているため、貫通
孔11が密閉状態で閉塞され、ロータリーエンコーダ4へ
の塵芥の侵入が防止される。
また、ロータリーエンコーダ4のリード線5にコネク
ター10が前付けで取り付けられるとともに、取付け後の
モータ分解の際には、リード線5にコネクター10を取り
付けたまま保護カバー7を取り外すことが可能であり、
これによって部品等の交換作業が一段と容易となる。
ター10が前付けで取り付けられるとともに、取付け後の
モータ分解の際には、リード線5にコネクター10を取り
付けたまま保護カバー7を取り外すことが可能であり、
これによって部品等の交換作業が一段と容易となる。
なお、本考案は前記実施例に限定されず、本考案の要
旨を逸脱しない範囲内で、取付板及び板状パッキンの形
状変更等種々の変更が可能である。
旨を逸脱しない範囲内で、取付板及び板状パッキンの形
状変更等種々の変更が可能である。
H.考案の効果 以上説明したように本考案によれば、保護カバーによ
る密閉機能を損なわずに、ロータリーエンコーダが組み
付けられるモータ等の分解・組立作業が頗る容易とな
る。
る密閉機能を損なわずに、ロータリーエンコーダが組み
付けられるモータ等の分解・組立作業が頗る容易とな
る。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図はその
取付板及び板状パッキンの平面図、第3図は従来例の側
面図である。 また、図面中 4はロータリーエンコーダ、5はリード線、7は保護カ
バー、10はコネクター、11は貫通孔、12は板状パッキ
ン、13は取付板、14は切欠き、15は切り口である。
取付板及び板状パッキンの平面図、第3図は従来例の側
面図である。 また、図面中 4はロータリーエンコーダ、5はリード線、7は保護カ
バー、10はコネクター、11は貫通孔、12は板状パッキ
ン、13は取付板、14は切欠き、15は切り口である。
Claims (1)
- 【請求項1】ロータリーエンコーダを被覆する保護カバ
ーにコネクターの通り抜けが可能な貫通孔を形成すると
ともに、この貫通孔を、リード線用孔を終端とする切り
口を有した板状パッキンと同じくリード線用孔を終端と
する切欠きを有した取付板とで、前記切り口と切欠きが
一致しない重ね合せ状態で閉塞したことを特徴とするロ
ータリーエンコーダのリード線取出し構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990121787U JP2529192Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | ロータリーエンコーダのリード線取出し構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990121787U JP2529192Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | ロータリーエンコーダのリード線取出し構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480256U JPH0480256U (ja) | 1992-07-13 |
JP2529192Y2 true JP2529192Y2 (ja) | 1997-03-19 |
Family
ID=31869621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990121787U Expired - Lifetime JP2529192Y2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | ロータリーエンコーダのリード線取出し構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529192Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62152656U (ja) * | 1986-03-19 | 1987-09-28 | ||
JPS63133853A (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-06 | Shibaura Eng Works Co Ltd | 電動機 |
JPS63191856U (ja) * | 1987-05-29 | 1988-12-09 | ||
JPS6443042A (en) * | 1987-08-10 | 1989-02-15 | Shibaura Eng Works Ltd | Motor |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP1990121787U patent/JP2529192Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0480256U (ja) | 1992-07-13 |
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