JP2528906Y2 - 材料供給装置の位置決め装置 - Google Patents
材料供給装置の位置決め装置Info
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- JP2528906Y2 JP2528906Y2 JP1960891U JP1960891U JP2528906Y2 JP 2528906 Y2 JP2528906 Y2 JP 2528906Y2 JP 1960891 U JP1960891 U JP 1960891U JP 1960891 U JP1960891 U JP 1960891U JP 2528906 Y2 JP2528906 Y2 JP 2528906Y2
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- Japan
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- sheet material
- gauge
- air cylinder
- positioning
- positioning device
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は滑走するシート材を所
定の位置に停止する材料供給装置の位置決め装置に関す
る。
定の位置に停止する材料供給装置の位置決め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来プレスなどへシート材を供給する材
料供給装置は、パレットなどに堆積されたシート材を上
層より1枚ずつ分離して搬入装置により搬入している。
また搬入装置には通常マグネットコンベヤなどが使用さ
れているため、プレスなどに搬入されたシート材は慣性
により滑走状態にあり、従来ではこのシート材の先端を
位置決め装置のフロントゲージに突き当てて停止させる
ことにより、搬入時の位置決めを行っている。
料供給装置は、パレットなどに堆積されたシート材を上
層より1枚ずつ分離して搬入装置により搬入している。
また搬入装置には通常マグネットコンベヤなどが使用さ
れているため、プレスなどに搬入されたシート材は慣性
により滑走状態にあり、従来ではこのシート材の先端を
位置決め装置のフロントゲージに突き当てて停止させる
ことにより、搬入時の位置決めを行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし滑走状態にある
シート材をフロントゲージに突き当てて停止させる従来
の位置決め装置では、衝突の際の衝撃によりシート材の
先端が変形し、不良品の発生原因となるなどの不具合が
あった。この考案は上記従来の不具合を改善する目的で
なされたもので、滑走状態のシート材を衝撃なく停止で
きるようにした材料供給装置の位置決め装置を提供しよ
うとするものである。
シート材をフロントゲージに突き当てて停止させる従来
の位置決め装置では、衝突の際の衝撃によりシート材の
先端が変形し、不良品の発生原因となるなどの不具合が
あった。この考案は上記従来の不具合を改善する目的で
なされたもので、滑走状態のシート材を衝撃なく停止で
きるようにした材料供給装置の位置決め装置を提供しよ
うとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は上記目的を達
成するために、慣性により滑走するシート材をフロント
ゲージに突き当てて停止させることによりシート材の位
置決めを行う材料供給装置の位置決め装置において、上
記フロントゲートをシート材の先端を検出する検出手段
からの信号により動作を開始するフロントエアシリンダ
に取付けて、シート材の滑走方向へ助走させると共に、
フロントエアシリンダの回路にシート材の滑走を減速す
る絞り弁を設けたものである。
成するために、慣性により滑走するシート材をフロント
ゲージに突き当てて停止させることによりシート材の位
置決めを行う材料供給装置の位置決め装置において、上
記フロントゲートをシート材の先端を検出する検出手段
からの信号により動作を開始するフロントエアシリンダ
に取付けて、シート材の滑走方向へ助走させると共に、
フロントエアシリンダの回路にシート材の滑走を減速す
る絞り弁を設けたものである。
【0005】
【作 用】上記構成により、シート材に衝撃を加える
ことなくシート材を所定の位置へ位置決めの停止できる
ようになる。
ことなくシート材を所定の位置へ位置決めの停止できる
ようになる。
【0006】
【実 施 例】この考案をプレスへ材料を供給する材料
供給装置に実施した例について図面を参照して詳述す
る。図1は材料供給装置の全体的な正面図で、プレス本
体1の上流側にシート材2をパレット3に載置してシー
ト分離装置4へ搬入する搬入装置5が設けられている。
供給装置に実施した例について図面を参照して詳述す
る。図1は材料供給装置の全体的な正面図で、プレス本
体1の上流側にシート材2をパレット3に載置してシー
ト分離装置4へ搬入する搬入装置5が設けられている。
【0007】シート分離装置4へ搬入されたシート材2
は上層部より1枚ずつ分離されてバキュームカップ6に
より搬送高さにまで上昇され、洗浄装置7により表面に
付着した油や錆などが除去された後位置決め装置8へ搬
送される。位置決め装置8には前方にフロントゲージ9
が、そして後方にリヤゲージ10が設けられていて、搬
入されたシート材2のセンタリングを行うようになって
いる。
は上層部より1枚ずつ分離されてバキュームカップ6に
より搬送高さにまで上昇され、洗浄装置7により表面に
付着した油や錆などが除去された後位置決め装置8へ搬
送される。位置決め装置8には前方にフロントゲージ9
が、そして後方にリヤゲージ10が設けられていて、搬
入されたシート材2のセンタリングを行うようになって
いる。
【0008】上記フロントゲージ9は図2に示すように
フロントエアシリンダ12のピストン杆12a先端に、
そしてリヤゲージ10はリヤエアシリンダ13のピスト
ン杆13a先端に取付けられている。上記フロントエア
シリンダ12のロッド室12bとリヤエアシリンダ13
のボトム室13cの間及びフロントエアシリンダ12の
ボトム室12cとリアエアシリンダ13のロッド室13
bの間は途中に絞り弁14,15の設けられた管路1
6,17により連通されていると共に、各管路16,1
7には電磁弁18を介してエアが供給されるようになっ
ている。
フロントエアシリンダ12のピストン杆12a先端に、
そしてリヤゲージ10はリヤエアシリンダ13のピスト
ン杆13a先端に取付けられている。上記フロントエア
シリンダ12のロッド室12bとリヤエアシリンダ13
のボトム室13cの間及びフロントエアシリンダ12の
ボトム室12cとリアエアシリンダ13のロッド室13
bの間は途中に絞り弁14,15の設けられた管路1
6,17により連通されていると共に、各管路16,1
7には電磁弁18を介してエアが供給されるようになっ
ている。
【0009】一方上記フロントゲージ9の上流側近傍に
は距離L離れた位置にシート材2の先端を検出する近接
スイッチ20が、そしてリヤゲージ13の下流側近傍に
はシート材2の逆走を防止するアンチバックストッパ2
1がそれぞれ設置されている。
は距離L離れた位置にシート材2の先端を検出する近接
スイッチ20が、そしてリヤゲージ13の下流側近傍に
はシート材2の逆走を防止するアンチバックストッパ2
1がそれぞれ設置されている。
【0010】次に図3ないし図6を参照して作用を説明
する。シート分離装置4により1枚ずつ分離されたシー
ト材2は、洗浄装置7により洗浄された後位置決め装置
8に例えば図2に示すように速度V3 で搬入される。
する。シート分離装置4により1枚ずつ分離されたシー
ト材2は、洗浄装置7により洗浄された後位置決め装置
8に例えば図2に示すように速度V3 で搬入される。
【0011】このときリヤゲージ10は下方へ退避して
おり、リヤゲージ10の上方をシート材2が滑走してフ
ロントゲージ9へ達する。シート材2の先端を近接スイ
ッチ20が検出すると電磁弁18がオンされてフロント
エアシリンダ12のロッド室12bとリヤエアシリンダ
13のボトム室13cへエアが供給される。
おり、リヤゲージ10の上方をシート材2が滑走してフ
ロントゲージ9へ達する。シート材2の先端を近接スイ
ッチ20が検出すると電磁弁18がオンされてフロント
エアシリンダ12のロッド室12bとリヤエアシリンダ
13のボトム室13cへエアが供給される。
【0012】この間にシート材2の先端はさらに距離L
滑走して図3に示すようにフロントゲージ9に達する
が、フロントゲージ9はフロントエアシリンダ12によ
り速度V1 で助走を開始しているため、シート材2の先
端はフロントゲージ9との相対速度差V3 −V1 で図3
に示すようにフロントゲージ9へ衝突する。
滑走して図3に示すようにフロントゲージ9に達する
が、フロントゲージ9はフロントエアシリンダ12によ
り速度V1 で助走を開始しているため、シート材2の先
端はフロントゲージ9との相対速度差V3 −V1 で図3
に示すようにフロントゲージ9へ衝突する。
【0013】そしてフロントゲージ9を押しながら進む
間に絞り弁14の作用でさらに図6に示すように減速さ
れ、フロントゲージ10がストロークS1 移動したとこ
ろで停止される。この間にリヤゲージ11もリヤエアシ
リンダ13により図4に示すようにストロークS2 移動
され、停止されたシート材2の後端に図5に示すように
当接してシート材2の位置決めを行う。
間に絞り弁14の作用でさらに図6に示すように減速さ
れ、フロントゲージ10がストロークS1 移動したとこ
ろで停止される。この間にリヤゲージ11もリヤエアシ
リンダ13により図4に示すようにストロークS2 移動
され、停止されたシート材2の後端に図5に示すように
当接してシート材2の位置決めを行う。
【0014】またこのとき図6に示すようにリヤゲージ
10に到達遅れDがあっても、すでにシート材2は停止
されているため何等支障は生じない。以上のようにして
前後方向の位置決めが行われたシート材2は、さらに図
示しないサイドガイドにより両側方向の位置決めが行わ
れた後、マグネットコンベヤなどの搬入装置23により
プレス本体1へ搬入されるようになる。なお上記実施例
ではフロントゲージ9のシート材当接面を平面にした
が、凹円弧状や凸円弧などであってもよい。
10に到達遅れDがあっても、すでにシート材2は停止
されているため何等支障は生じない。以上のようにして
前後方向の位置決めが行われたシート材2は、さらに図
示しないサイドガイドにより両側方向の位置決めが行わ
れた後、マグネットコンベヤなどの搬入装置23により
プレス本体1へ搬入されるようになる。なお上記実施例
ではフロントゲージ9のシート材当接面を平面にした
が、凹円弧状や凸円弧などであってもよい。
【0015】
【考案の効果】この考案は以上詳述したように、滑走状
態のシート材をシート移動方向に助走するフロントゲー
ジに当接させて徐々に減速させ、リヤゲージとの間でシ
ート材の前後端を位置決めして所定位置へ停止させるよ
うにしたことから、シート材が薄板であっても先端を損
傷させることなく位置決め停止させることができる。こ
れによってシート材をプレス等で加工する場合も不良品
の発生を防止することができる。
態のシート材をシート移動方向に助走するフロントゲー
ジに当接させて徐々に減速させ、リヤゲージとの間でシ
ート材の前後端を位置決めして所定位置へ停止させるよ
うにしたことから、シート材が薄板であっても先端を損
傷させることなく位置決め停止させることができる。こ
れによってシート材をプレス等で加工する場合も不良品
の発生を防止することができる。
【図1】この考案の一実施例を示す全体的な正面図であ
る。
る。
【図2】位置決め装置の構成図である。
【図3】同作用説明図である。
【図4】同作用説明図である。
【図5】同作用説明図である。
【図6】同作用を示す線図である。
2 シート材、9 フロントゲージ、10 リヤゲー
ジ、12 フロントエアシリンダ、13 リヤエアシリ
ンダ、14 絞り弁。
ジ、12 フロントエアシリンダ、13 リヤエアシリ
ンダ、14 絞り弁。
Claims (2)
- 【請求項1】 慣性により滑走するシート材2をフロン
トゲージ9に突き当てて停止させることによりシート材
2の位置決めを行う材料供給装置の位置決め装置におい
て、上記フロントゲージ9をシート材2の先端を検出す
る検出手段からの信号により動作を開始するフロントエ
アシリンダ12に取付けて、シート材2の滑走方向へ助
走させると共に、フロントエアシリンダ12の回路にシ
ート材2の滑走を減速する絞り弁14を設けてなる材料
供給装置の位置決め装置。 - 【請求項2】 フロントゲージ9より上流側に設けられ
たリヤゲージ10を、フロントエアシリンダ12に連動
して動作するリヤエアシリンダ13に取付けてなる請求
項1記載の位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1960891U JP2528906Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 材料供給装置の位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1960891U JP2528906Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 材料供給装置の位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04109949U JPH04109949U (ja) | 1992-09-24 |
JP2528906Y2 true JP2528906Y2 (ja) | 1997-03-12 |
Family
ID=31905856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1960891U Expired - Lifetime JP2528906Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 材料供給装置の位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2528906Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR102015024953A2 (pt) * | 2014-10-01 | 2016-04-12 | Müller Martini Holding AG | freio para folha de impressão |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP1960891U patent/JP2528906Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04109949U (ja) | 1992-09-24 |
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