JP2528873Y2 - 自己温度制御型発熱体 - Google Patents

自己温度制御型発熱体

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JP2528873Y2 JP5530890U JP5530890U JP2528873Y2 JP 2528873 Y2 JP2528873 Y2 JP 2528873Y2 JP 5530890 U JP5530890 U JP 5530890U JP 5530890 U JP5530890 U JP 5530890U JP 2528873 Y2 JP2528873 Y2 JP 2528873Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自己温度制御性材料により形成した発熱要
素を用いて被加熱物を加温するようにした自己温度制御
型発熱体に関する。
[従来の技術] 従来、第5図及び第6図に示すように、自己温度制御
型発熱体(以下、発熱体1という)1は、自己温度制御
性材料により帯状に形成されている発熱要素3と、この
発熱要素3に配されているリード線のような通電要素5
とを有している。
自己温度制御性材料としては、ポリオレフィン系の材
料が用いられている。通電要素5は、発熱要素3に電源
供給をするために、この発熱要素3の内部に2本が並行
にして配されている。通電要素5の一端には、電源接続
用プラグ7が接続されている。
また、発熱要素3は、その外周面を電気絶縁性の被覆
部9により被覆されている。同様に、接続用プラグ7と
発熱要素3の一端との間に配されている通電要素5にも
電気絶縁性の被覆部11により被覆されている。通電要素
5の他端と発熱要素3の一端との接続部分には、モール
ド成形によりモールド部13が形成されている。また、発
熱要素3の他端にもモールド部15が形成されている。
このようにして、発熱体1は被覆部9,11とモールド部
13,15とによって発熱要素3及び通電要素5を覆う防水
構造に作られている。
このような発熱体1は、例えば、寒冷地における被加
熱物、例えば水道管(図示せず)の凍結を防止するため
に用いられる。水道管には、発熱体1が巻き付けられ、
電源接続用プラグ7を商用電源に接続すると、通電要素
5により発熱要素3を発熱させることができる。発熱要
素3は自己温度制御性を有するものであるため、その発
熱要素3を所定温度に制御して水道管内の水の凍結を防
止する温度に加温することができる。
[考案がを解決しようとするの課題] しかしながら、被加熱物の形状や寸法は多種にわた
り、発熱要素3の寸法が被加熱物の寸法よりも短い場合
には、不足する部分に他の発熱体1を補充して用いなけ
ればならない。このため、電源接続用プラグ7も増加
し、それぞれに電源接続しなければならないため作業が
複雑になってしまう。
また、これとは反対に発熱要素3の寸法が被加熱物の
寸法よりも長い場合には、余分な発熱要素3部分ができ
るため、対象とする被加熱物に対して必要以上の消費電
力を使うため無駄をしてしまうという問題がある。
それ故に、本考案の課題は、発熱要素を被加熱物の形
状や寸法の相違に対応でき、作業や消費電力などの効率
を向上した自己温度制御性発熱体を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、自己温度制御性材料により形成した
発熱要素と、該発熱要素に電源供給をするために該発熱
要素中に配した部分を有する通電要素と、上記通電要素
の一端に接続した接続用プラグとを含む自己温度制御型
発熱体において、上記通電要素の他端に付加プラグを接
続しており、上記発熱要素は、上記接続用プラグの近傍
から上記付加プラグの近傍までのびていることを特徴と
する自己温度制御型発熱体が得られる。
また、本考案によれば、自己温度制御性材料により形
成した発熱要素と、該発熱要素に電源供給をするために
該発熱要素中に配した部分を有する通電要素と、上記通
電要素の一端に接続した接続用プラグとを含む自己温度
制御型発熱体において、上記発熱要素は、上記通電要素
の中間部分に配されていることを特徴とする自己温度制
御型発熱体が得られる。
また、本考案によれば、自己温度制御性材料により形
成した発熱要素と、該発熱要素に電源供給をするために
該発熱要素中に配した部分を有する通電要素と、上記通
電要素の一端に接続した接続用プラグとを含む自己温度
制御型発熱体において、上記発熱要素は、上記通電要素
の中間部分から上記付加プラグの近傍までのびているこ
とを特徴とする自己温度制御型発熱体が得られる。
また、本考案によれば、自己温度制御性材料により形
成した発熱要素と、該発熱要素に電源供給をするために
該発熱要素中に配した部分を有する通電要素と、上記通
電要素の一端に接続した接続用プラグとを含む自己温度
制御型発熱体において、上記発熱要素は、上記接続用プ
ラグの近傍から上記通電要素の他端までのびていること
を特徴とする自己温度制御型発熱体が得られる。
[実施例] 第1図及び第2図は、本考案の第1の実施例による自
己温度制御性発熱体とこの自己温度制御性発熱体を組合
わせ接続する部品とを示す。この実施例において、第6
図乃至第8図と同じ部分には同じ符号を付して説明を省
略する。
第1図及び第2図を参照して、帯状に形成されている
発熱要素3は、通電要素5を配した部分を有している。
通電要素5の一端には接続用プラグ7aが接続されてい
る。ここで、接続用プラグ7aは雄プラグを構成してい
る。通電要素5の他端には、付加プラグ17が接続されて
いる。ここで、付加プラグ17は、接続用プラグ7aに接続
可能いな雌プラグを構成している。この発熱要素3は、
接続用プラグ7aを近傍から付加プラグ17の近傍までのび
ている。このように、通電要素5の両端に接続された接
続用プラグ7a、付加プラグ15及び発熱要素3とによっ
て、自己温度制御性発熱体A(以下、第1の発熱体とい
う)が作られている。
このような第1の発熱体Aは接続品19に接続すること
ができる。接続部品19は電源接続用プラグ7と付加プラ
グ17とを有している。電源接続用プラグ7は通電要素5
の一端に接続され、付加プラグ17は他端に接続されてい
る。接続部品19の付加プラグ17は第1の発熱体Aの接続
用プラグ7aに着脱可能に接続される。接続部品19の電源
接続用プラグ7は商用電源に接続される。
また、第1の発熱体Aの付加プラグ17は、別体である
第1の発熱体Aの接続用プラグ7aにも接続することがで
きる。
したがって、2本の第1の発熱体Aを縦列して接続し
被加熱物に沿わせて加温することができる。
さらに、第1の発熱体Aの付加プラグ17には、単体の
別部品である接続用プラグ7aを接続できる。この接続用
プラグ7aは付加プラグ17の端子の目隠しの役目を果た
す。
第3図は第2の実施例を示す。発熱要素3は通電要素
5の中間部分に配されている第2の発熱体Bを有してい
る。この第2の発熱体Bは発熱要素の両端にそれぞれ通
電要素5が接続され、それらの接続部分をモールド成形
によりモールド部13,15を有している。各通電要素5の
他端はそれぞれ接続用プラグ7aと付加プラグ17が接続さ
れている。第2の発熱体Bの接続用プラグ7aは、第1図
にも示した第1の発熱体Aの付加プンラグ17に接続でき
る。また、第2の発熱体Bの付加プラグ17は第1の発熱
体Aの接続用プラグ7aにも接続できる。このような第2
の発熱体Bも第1に示した接続部品19の電源接続用プラ
グ7に接続することができる。
第4図は、第3の実施例を示す第3図の発熱体Cを有
している。この第3の発熱体Cの発熱要素3は、通電要
素5の中間部分から付加プラグ17の近傍までのびてい
る。通電要素5と発熱要素3との接続部分にはモールド
部13が形成されている。通電要素はモールド部13とは反
対側の端部に接続用プラグ7aが接続されている。
このような第3の発熱体Cにおいても、第1の発熱体
及び接続用プラグ7aに縦列して組合わせ接続することが
できる。これとともに、第2の発熱体Bにも同様に接続
できるものである。
さらに、第5図は第4の実施例による第4の発熱体D
を示す。この第4の発熱体Dは、接続用プラグ7aの近傍
から通電要素5の他端までのびている発熱要素3を有し
ている。通電要素5の他端にはモールド部15が形成され
ている。このような第4の発熱体Dを用いると、第1乃
至第3の発熱体A,B,C及び接続部品19などの付加プラグ1
7に縦列して接続ができる。
このように第1乃至第4の発熱体A〜Dは被加熱物の
形状や寸法は多種にわたり、発熱要素3の寸法が被加熱
物の寸法よりも短い場合には、不足する部分に他の発熱
体A〜Dを選択して接続する。
また、これとは反対に発熱要素3の寸法が被加熱物の
寸法よりも長い場合には、消費電力などの無駄を生じな
いように第1乃至第4の発熱体A,〜Dを選択して接続す
る。
なお、第1乃至第4の発熱体A〜Dは公知の押出し成
形によって作ることができるため、帯状の発熱要素3を
0.5m〜3mのように切断して接続用プラグ7aや付加プラグ
17を接続することができる。
なお、接続用プラグ7aと電源接続用プラグ7とは、同
じ構成の共通部品としてもよく、また、接続用プラグ7a
を商用電源に直接的に接続すると危険を生じる場合に
は、付加プラグ17と接続用プラグ7aとの雄雌接続関係を
電源接続用プラグ7とは異なるように形成して商用電源
プラグに接続できないようにする。
[考案の効果] 以上、実施例により説明したように、本考案の自己温
度制御型発熱体によれば、被加熱物の形状や寸法は多種
にわたり、発熱要素の寸法が被加熱物の寸法よりも短い
場合には、不足する部分に他の発熱体を縦列して組合わ
せ接続することができる。
これとは反対に発熱要素の寸法が被加熱物の寸法より
も長い場合には、余分な発熱要素の部分をの残さないよ
うに各種の発熱体を組合わせ接続することができる。
したがって、発熱要素を被加熱物の形状や寸法の相違
にかかわらず対応でき、作業や消費電力などの効率を向
上した自己温度制御性発熱体が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例による自己温度制御型発
熱体における第1の発熱体と、この第1の発熱体に接続
パターンの一例を示す側面図、第2図は第1図の回路
図、第3図は本考案の第2の実施例による自己温度制御
型発熱体における第2の発熱体と、この第2の発熱体に
接続パターンの一例を示すの側面図、第4図は本考案の
第3の実施例による自己温度制御型発熱体における第3
の発熱体と、この第3の発熱体に接続パターンの一例を
示すの側面図、第5図は本考案の第4の実施例による自
己温度制御型発熱体と、この第4の発熱体に接続パター
ンの一例を示す側面図、第6図は従来の自己温度制御型
発熱体の側面図、第7図は第6図のV−V断面図、第8
図は第6図のVI−VI断面図ある。 1;発熱体、3;発熱要素、5;通電要素、7;電源接続用プラ
グ、7a;接続用プラグ、13,15;モールド部、17;付加プラ
グ、A;第1の発熱体、B;第2の発熱体、C;第3の発熱
体、D;第4の発熱体。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自己温度制御性材料により形成した発熱要
    素と、該発熱要素に電源供給をするために該発熱要素中
    に配した部分を有する通電要素と、上記通電要素の一端
    に接続した接続用プラグとを含む自己温度制御型発熱体
    において、上記通電要素の他端に付加プラグを接続して
    おり、上記発熱要素は、上記接続用プラグの近傍から上
    記付加プラグの近傍までのびていることを特徴とする自
    己温度制御型発熱体。
  2. 【請求項2】自己温度制御性材料により形成した発熱要
    素と、該発熱要素に電源供給をするために該発熱要素中
    に配した部分を有する通電要素と、上記通電要素の一端
    に接続した接続用プラグとを含む自己温度制御型発熱体
    において、上記発熱要素は、上記通電要素の中間部分に
    配されていることを特徴とする自己温度制御型発熱体。
  3. 【請求項3】自己温度制御性材料により形成した発熱要
    素と、該発熱要素に電源供給をするために該発熱要素中
    に配した部分を有する通電要素と、上記通電要素の一端
    に接続した接続用プラグとを含む自己温度制御型発熱体
    において、上記発熱要素は、上記通電要素の中間部分か
    ら上記付加プラグの近傍までのびていることを特徴とす
    る自己温度制御型発熱体。
  4. 【請求項4】自己温度制御性材料により形成した発熱要
    素と、該発熱要素に電源供給をするために該発熱要素中
    に配した部分を有する通電要素と、上記通電要素の一端
    に接続した接続用プラグとを含む自己温度制御型発熱体
    において、上記発熱要素は、上記接続用プラグの近傍か
    ら上記通電要素の他端までのびていることを特徴とする
    自己温度制御型発熱体。
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