JP2528850Y2 - 水陸両用車 - Google Patents

水陸両用車

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JP2528850Y2
JP2528850Y2 JP1988137762U JP13776288U JP2528850Y2 JP 2528850 Y2 JP2528850 Y2 JP 2528850Y2 JP 1988137762 U JP1988137762 U JP 1988137762U JP 13776288 U JP13776288 U JP 13776288U JP 2528850 Y2 JP2528850 Y2 JP 2528850Y2
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JP
Japan
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vehicle
water
rear bumper
traveling
propulsion means
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Application number
JP1988137762U
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JPH0259055U (ja
Inventor
信孝 今田
充宏 吉田
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、水陸両用車のリヤバンパーに関する。
〈従来の技術〉 陸上走行に加えて水上走行が可能な水陸両用車があ
る。水陸両用車両は、後部車輪の内側にスクリューを備
え、陸上では前輪と後輪を用いて車両を走行させ、水上
ではスクリューによって車両を推進させるようになって
いる。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来の水陸両用車で水上を推進した場合、スクリュー
が後部に設けられているため、車両の前方が上方に浮い
た状態になって運転者の前方視界が悪くなっていた。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、推進手段
による水上走行時に車両を安定させると共に車両後部の
浮力を増加させて車両の前方の浮き上がりを防止した水
陸両用車を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成は、陸上走行
用の車輪を有する自動車において、後部車輪の内側に設
けられ水上走行を行うための推進手段と、該推進手段の
上方部に配置される排気口と、前記後部車輪の後方に配
設され、発砲ウレタンを内装したカーボンファイバ製の
浮水手段、及び、該浮水手段から車両の車幅方向内側へ
連続すると共に該推進手段と該排気口との間に略水平方
向に設けられ、かつ前記推進手段による水上走行時に該
自動車を安定させる板状部材を備えたリヤバンパーとか
らなることを特徴とする。
〈作用〉 リヤバンパーの後部車輪の内側に設けられた発砲ウレ
タンを内装したカーボンファイバ製の浮水手段によって
車両後部の浮力及び緩衝力を増加させ、板状部材によっ
て推進手段による水上走行時における水陸両用車を安定
させる。
〈実施例〉 第1図には本考案の一実施例に係るリヤバンパーを備
えた水陸両用車の斜視、第2図にはその背面、第3図に
はそのリヤバンパー取付部の断面平面を示してある。
水陸両用車(車両)1の後部車輪2の間に(内側)は
推進手段としてウオータージェットスクリュー(スクリ
ュー)3が二箇設けられている。車両1の後部には車幅
方向に二つに分割されたカーボン繊維強化プラスチック
(CFRP)製のリヤバンパー4が設けられ、リヤバンパー
4の高さはスクリュー3と排気口5の間の高さとなって
いる。尚、第1図中の符号で6は前部車輪、第3図中の
符号で7は後部車輪2を支持するサスペンションであ
る。
第4図にはリヤバンパーの平面、第5図にはその正
面、第6図には第5図中のVI-VI線矢視を示してある。
リヤバンパー4の後部車輪2の後方の部位4aには、第
6図に示すように、浮水手段としての発泡ウレタン8が
高発泡で注入されている。リヤバンパー4のスクリュー
3に対応する部位4b(板状部材)は板状となっており、
部位4a,4bは一体に形成されて車幅方向内側に連続し、
部位4bは排気口5とスクリュー3の間に配されている。
部位4bは板状となっているので、スクリュー3によって
車両1が水上を走行する時にスタビライザとして作用し
て車両1の走行が安定する。また、部位4bにより排気口
5への水の浸入が阻止されている。リヤバンパー4の上
面には、第4図に示すように、ステップラバー9が設け
られ、リヤバンパー4はステップ機構としても作用す
る。尚、第4図乃至第6図には一方側(左側)のリヤバ
ンパー4を示したが、他方側のリヤバンパー4も同一構
成となっている。
上記構成のリヤバンパー4を備えた車両1はスクリュ
ー3によって推進力を生じさせて水上を走行する。車両
1が水上を走行した場合、リヤバンパー4の部位4bがス
タビライザとして作用して走行が安定し、車両1の前方
の浮き上りが防止される。また、スクリュー3によって
生じる水流発生部と排気口5の間にリヤバンパー4の部
位4bが配されるため、排気口5内への水の浸入が防止さ
れる。また、後部車輪2に対応したリヤバンパー4の部
位4bに発泡ウレタン8が注入されているため、リヤバン
パー4によって浮力が生じると共に緩衝力が向上し、車
両1の後部側の浮力及び緩衝力を増加させることができ
る。
上記一実施例のリヤバンパー4は車幅方向で二つに分
割したものを示したが、第7図に示すように、部位4a同
士を一つの板状の部位4cで連結して一体構造とすること
も可能である。リヤバンパーを一体構造にすることで、
水上走行時のスタビライザ効果が強固になり車両1の安
定性がより向上すると共に排気口5への水の浸入が極少
になり水上走破性が向上する。また、車両1の後部が車
幅方向全てに亘って覆われるため、車両1の後部の緩衝
性が向上する。
〈考案の効果〉 本考案の水陸両用車は、後部車輪の内側に推進手段を
設け、推進手段と排気口との間に設けられた板状部材
と、後部車輪の後方に配置された浮水手段とを備えたリ
ヤバンパーを有するので、水上走行時に車両後部の浮力
が増加すると共にリヤバンパーがスタビライザとして作
用し、車両の走行を安定させることができると共に、排
気口への水の浸入を阻止することができる。また、リヤ
バンパーがカーボンファイバ製でしかも内部に発砲ウレ
タンが注入されているので、車両後部の緩衝力を増加さ
せることができる。この結果、水上走行時に後部の浮力
を増加させて前方の浮き上がりを防止することが可能に
なると共に車両後部の緩衝力を向上させることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るリヤバンパーを備えた
水陸両用車の斜視図、第2図はその後面図、第3図はそ
のリヤバンパー取付部の断面平面図、第4図はリヤバン
パーの平面図、第5図はその正面図、第6図は第5図中
のVI-VI線矢視図、第7図は本考案の第二実施例に係る
リヤバンパーの斜視図である。 図面中、 1は水陸両用車、2は後部車輪、3はウォータージェッ
トスクリュー(スクリュー)、4はリヤバンパー、4a,4
b,4cは部位である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−192603(JP,A) 実開 昭57−66996(JP,U) 実開 昭63−43805(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】陸上走行用の車輪を有する自動車におい
    て、後部車輪の内側に設けられ水上走行を行うための推
    進手段と、該推進手段の上方部に配置される排気口と、
    前記後部車輪の後方に配設され、発砲ウレタンを内装し
    たカーボンファイバ製の浮水手段、及び、該浮水手段か
    ら車両の車幅方向内側へ連続すると共に該推進手段と該
    排気口との間に略水平方向に設けられ、かつ前記推進手
    段による水上走行時に該自動車を安定させる板状部材を
    備えたリヤバンパーとからなることを特徴とする水陸両
    用車。
JP1988137762U 1988-10-24 1988-10-24 水陸両用車 Expired - Lifetime JP2528850Y2 (ja)

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JPH0259055U JPH0259055U (ja) 1990-04-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5844077Y2 (ja) * 1980-10-08 1983-10-05 日産自動車株式会社 船舶のトリムタブ構造
JPS63192603A (ja) * 1987-02-05 1988-08-10 Sadanobu Hiraoka 水陸を駆動輪で走行する水陸両用自動車装置

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JPH0259055U (ja) 1990-04-27

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