JP2528398B2 - 無線通信の方式 - Google Patents

無線通信の方式

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JP2528398B2
JP2528398B2 JP3194962A JP19496291A JP2528398B2 JP 2528398 B2 JP2528398 B2 JP 2528398B2 JP 3194962 A JP3194962 A JP 3194962A JP 19496291 A JP19496291 A JP 19496291A JP 2528398 B2 JP2528398 B2 JP 2528398B2
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広司 尾木
秀雄 武居
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八重洲無線株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無線通信機において、
特に個別選択通信方式における運用上の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信機における個別選択通信方式の
主な機能につき述べる。アマチュア無線通信は不特定多
数局間での交信でスタートしたが、便宜上から特定局間
で周波数と時間を定めたスケジュール通信が発生した。
【0003】その後アマチュア無線局数の増大と携帯形
機器の小形・軽量化で無線通信を連絡等の実用通信に利
用する用途が急速に拡がって来ている。その際に限られ
た周波数帯内に多数の運用局が存在するため、希望する
相手局以外に多くの不要な呼び出しを聞くことになり、
煩わしいという欠点があった。
【0004】その対策として個別選択通信方式が発達し
たのであり、個別呼出し方式と個別応答方式とから成っ
ている。その為の関連技術として〈個別コード〉個々の
無線局を識別するためのコードである。元来無線局は国
際的に定めたコールサインにより識別して来たが、機械
による自動判定には困難があり、かつ局地用途の無線機
には必然性が無いので、コールサインに代えて識別用の
コードを使用するのである。このコードは電話器のプッ
シュダイアルと同様に数字をトーンエンコーダにより特
定のトーンに変換して発信し、トーンデコーダにより受
信するのである。
【0005】〈グループコード〉グループ通信の際に使
用するので、グループ全体で同一の個別コードを使用す
るのであって、個別とグループのコードを両有すること
も出来る。
【0006】〈特定トーンスケルチ運用〉最も簡単な個
別コードである特定のトーン周波数信号を含む受信波に
対してのみスケルチ回路を開き、また送信時には相手局
設定のトーン信号を乗せて送信する。
【0007】〈ベル運用〉と〈着呼表示〉待機状態の通
信機が電波を受信したことを電子音により知らせ、表示
器に相手局の個別コードを表示する。ただし受信波が自
局の個別コードを指示しない場合はベルは動作せず、着
呼表示のみは動作するものもある。
【0008】〈コールチャンネル〉パーソナル無線機の
ように、多数の通信機が多数の通話チャンネルを共用す
る通信システムでは混信を避けて確実な通信を行うため
に、最初に呼出し専用のコールチャンネルで相手局と自
局の個別コードを含む呼発信を行い、連絡後は空きチャ
ンネルに移行して通話をする方式を採っている。
【0009】割当周波数帯域内での運用の比較的自由な
アマチュア無線においても、特に移動通信に多用される
周波数帯ではコールチャンネルの設定と個別選択呼出し
機能の採用により、業務用無線機と同様の実用的目的に
使用される用途が拡大している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】最も簡単な無線通信機
としては「ポケットベル」があるが、呼び出しだけで、
通話は有線電話で行うことになり、その不便を補うため
に「パーソナル無線機」が開発されたが、ハンディ形と
するために小電力形であり、近距離以外は中継局を経由
する必要があり、利用範囲が制限される問題がある。
【0011】アマチュア無線では運用資格が必要な代
り、据置形やモービル機のように外部電源が利用できる
場合には資格に応じて大きな送信電力が使えるし、効率
の良い外部アンテナを使用できるのと相まって、これを
親機とすればハンディ形の子機との通信範囲も拡大でき
ることは当然である。
【0012】この種の機器では、アマチュア用であって
も業務用と同様に個別選択呼出し機能を備えるのが普通
になって来て居るが、ハンディ機と異って近くにオペレ
ータが居るとは限らないので、個別呼出しがあってベル
が動作しても直ちに応答が出来ず、後刻に着呼表示を見
て応答連絡をしても緊急時の間には合わず、実用性にお
いては必ずしも十分といえない面があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明においては、親機
となる据置形やモービル形の主通信機とハンディ形の子
機とを組合わせ、親機が自局に対する呼出し信号を受信
しても直ちに応答の操作がなされない場合には、その呼
出し信号を子機である自局附属のハンディ機に転送する
構成とすることにより、オペレータが親機から離れる場
合にはハンディ形の子機を持参して居れば、子機は呼出
しのベル信号により直接に応答できるし、直接の交信が
出来ない場合にも直ぐに親機に戻って応答できる便宜が
ある。
【0014】その動作の順序を図1に図示する。は自
局主機(親機)、′は自局ハンディ機(子機)、
相手局で複数でもよい。 〈第1段〉局は局の個別コードと自局の個別コード
を含む個別呼出し信号21を送信し、親機はベル動作
により告知すると共に着呼表示を行う。 〈第2段〉呼出し信号21が停止するまでに応答動作が
行なわれない場合には親機は「着呼」を子機′に転
送する。子機′の個別コードは親機と別個でも良い
が、同一に設定してあれば転送信号11は呼出し信号2
1をそのまま転送すれば良い。これを受けて子機′は
ベル動作と着呼表示により呼出しを告知する。 〈第3段〉子機′を操作して応答信号11′を相手局
に送り、コールチャンネルの場合は通話チャンネルに
移る。 〈第4段〉子機′と相手局との間で直接に通話を行
う。
【0015】
【実施例】本発明の実施態様を説明するにあたり、まず
〈個別の呼出機能〉としての〈ページャ(pager)
運用〉の1つである特定局に限定して呼出しを行う“個
別呼出”動作について説明する。
【0016】(1)ページャ動作には各局ごとに別個の
ページャコードを設定する。このコードは000から9
99までの3桁の数字で表わされるDTMF(Dual
Tone Multi Frequency)信号の
組み合わせで構成される。
【0017】(2)A局の個別コードをPa1・Pa2
・Pa3とし、B局の個別コードをPb1・Pb2・P
b3とすると、A局がB局を呼出す場合の送信フォーマ
ットは図2のページャ信号の信号構成図に示される
(A)のようになり、B局がA局に応答する場合の送信
フォーマットは(B)のようになっている。さらに詳し
いページャ動作の送信タイミングを(C)に、受信タイ
ミングを(D)に示す。
【0018】(3)B局は受信した呼出しコードを、呼
出し信号デコード回路部で予めコードメモリに記入して
あるB局の個別コードと比較して、同一コードであれば
ベルを鳴らして着信を知らせると共に、スケルチを開い
て呼出し信号をCPUで構成する制御回路部に送り込
み、制御回路では図2(A)の呼出し信号を一応コード
メモリに記憶し着信表示器にA局のコードナンバーを表
示する。
【0019】(4)B局のオペレータが応答のために送
信ボタンを押すと前記の表示は消えて、図2(C)のフ
ォーマットの電波が発射され、A局がこれを受信すれば
B局よりの送信であることが判り、以後は通常に交信を
行うことが出来るのである。
【0020】(5)B局のオペレータが不在の場合は後
で表示器の着信表示を見て、改めて連絡を取ることにな
る。
【0021】本発明の実施のためには図3のように転送
スイッチ301を設けて、これがOFFの場合は従来と
全く相違ないが、これをONにした場合には次の如く動
作する。図3において、 (1)受信回路部100は電波を受信した際は〈キャリ
ア有り信号101〉を制御回路部300に送出する。
【0022】(2)〈受信信号102〉は呼出し信号デ
コード回路200で自局の呼出しコードと比較して、一
致して居れば〈呼出し信号有り201〉と〈呼出し信号
202〉を制御回路部300に送出する。
【0023】(3)制御回路部300では図2(B)に
相当する〈呼出し信号202〉を読み込み、コードメモ
リに記憶する。(その他の通常動作は省略)
【0024】(4)転送スイッチ301がONの場合に
は制御回路部300は、〈キャリア有り信号101〉の
消失を待って〈受信回路制御信号302〉と〈送信回路
制御信号303〉を送出して送信状態とする。この際に
送信電力は〈LOW〉に切換える事も望ましい操作であ
るから、転送スイッチ301のON時に低電力設定を連
動しても良い。さらに〈転送信号304〉はコードメモ
リに一時記憶した〈呼出し信号202〉をそのまま出力
すれば良く、送信信号エンコード回路部400にて〈送
信信号401〉に変換して、送信回路部500にて変調
送信を行うのであって、これが転送信号となるのであ
る。
【0025】(5)転送送信信号を受信するには、オペ
レータが席を離れる場合には〈親機〉と同一バンドの携
帯形の〈子機〉を〈親機〉の送信周波数及び個別コード
に合わせて〈待受信〉状態で持参し、転送送信信号によ
り着信ベルが鳴れば、そのまま応答操作により直ちにA
局と交信が出来るのである。A局の電波が十分に強い場
合には〈子機〉は〈転送〉以前に直接に〈着信〉を知る
ことになるが、〈転送〉は至近距離で行なわれるので確
実性が高い。なお、ここで使用する〈子機〉には〈親
機〉と同一のページャ機能を有するものであれば良い。
【0026】(6)転送スイッチ301はON操作を忘
れると本機能は動作しないので、〈常時転送〉にして置
いても〈転送信号〉の送信時間は極めて短かいので、他
局の障害となることは殆んど考えられないが、その際に
〈送信回路制御信号303〉の発生と同時に送信電力を
〈LOW〉に制御することにより、さらに安全性を高め
ることが出来る。
【0027】(7)以上の機能操作のための制御回路部
300を構成するCPUの動作プログラムの概略のフロ
ーチャートを図4に示す。
【0028】
【発明の効果】本発明は前記各項にて詳述したように、
個別呼出し通信方式により(待受信)中の自局親機より
オペレータが離れなければならない場合にも、携帯に便
利な子機を持参して居ることにより、オペレータの所在
場所が室内やビル蔭等の受信条件の悪い時でも、〈転送
信号〉により着呼があったことを知り、直ちに交信可能
な場所に移動して持参の子機にて応答するか、親機に戻
って応答することが出来るので、オペレータは安心して
親機から離れて用事をすることが出来、ページャ機能を
十分に発揮する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転送動作の説明図
【図2】ページャ信号の信号構成図
【図3】呼出し信号転送回路のブロック図
【図4】制御回路部プログラムの概略フローチャート
【符号の説明】 自局主機(親機) ′ 自局ハンディ機(子機) 相手局 100 受信回路部 101 キャリア有り信号 102 受信信号 200 呼出し信号デコード回路 202 呼出し信号 300 制御回路部 301 転送スイッチ 302 受信回路制御信号 303 送信回路制御信号 304 転送信号 400 送信信号エンコード回路 401 送信信号 500 送信回路部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別選択通信機能を有する無線通信機に
    おいて、受信波に自局の識別コードを検知した際に、相
    手局の識別コードを含む呼出し信号を親機と同一周波数
    に設定した子機に転送する手段と、子機が親機より転送
    された相手局の識別コードを取り込む手段と、その識別
    コードを用いて子機より直接に相手局に応答する手段と
    より成り、親機のオペレータが不在時には子機より直接
    に応答交信することを可能とした無線通信の方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6112136A (ja) * 1984-06-28 1986-01-20 Clarion Co Ltd 車載用移動無線装置

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