JP2527605Y2 - カードリーダのカード寄せ装置 - Google Patents

カードリーダのカード寄せ装置

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JP2527605Y2
JP2527605Y2 JP1988145000U JP14500088U JP2527605Y2 JP 2527605 Y2 JP2527605 Y2 JP 2527605Y2 JP 1988145000 U JP1988145000 U JP 1988145000U JP 14500088 U JP14500088 U JP 14500088U JP 2527605 Y2 JP2527605 Y2 JP 2527605Y2
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Japan
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card
card reader
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magnetic
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JP1988145000U
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JPH0267457U (ja
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順一 矢崎
隆治 松野
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Nidec Sankyo Corp
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Nidec Sankyo Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、不正使用カード等をカード通路奥側のキャ
プチャ部に取り込むカードリーダにおいて、走行する磁
気カードを走行基準面に確実に寄せるカード寄せ装置に
関する。
〔従来の技術〕
通常カードリーダは、確実に情報の授受を行うために
走行カードを基準面側に寄せる寄せ板を基準面と対向さ
せて設けており、第7図のように磁気ヘッドの奥に位置
する送りローラ27がほぼカード長だけ磁気ヘッドから離
れ、寄せ板25もその長さになっている。したがって、磁
気ヘッドとカードが摺接している間は寄せ板25がカード
に作用し、カード寄せを行っている。
しかし、寄せ板が長いため、磁気ヘッドでの情報授受
によりカードをキャプチャ部に取り込む場合、例えば不
正カード等が使用された時に磁気ヘッドを通過したカー
ドをキャプチャ部に自然落下させてカードを返却しない
ようにする場合には、カードが寄せ板で押圧されている
と落下しないのでカード寄せ板の先にキャプチャ部を配
置しなければならず、カードリーダの長さが長くなって
しまうという欠点がある。
一方、実公昭62−10844号公報の第5、6図示例のよ
うに磁気ヘッドと奥側のカード送りローラとの間隔をカ
ード長よりも大幅に短くし、寄せ板を奥側のローラより
も先まで設けたものであるが、これでは奥側の送りロー
ラをカードが通過してもカードは寄せ板で押さえられて
いて、カードが落下させられず、さらに奥にカード取り
込み手段を別に設けなければならなかった。
ところで、コンパクトサイズのカードリーダは寸法の
制限から磁気ヘッドと奥側のローラとの間隔をカード長
の半分以下にする必要があり、かつその奥にキャプチャ
部を配置する場合には、寄せ板を奥側ローラの横までに
短くしないと通過カードの落下がさせられず、寄せ板が
短くなるとカードへの寄せ圧が半分以下しかかからなく
なるので、カードを完全に走行基準面に押圧できず、カ
ードが斜めに走行してしまうという欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記欠点に鑑み、カードリーダの長さが短く
ても磁気ヘッドを通過したカードをキャプチャ部に落下
させられ、カードの斜め走行を防いだカードリーダを得
ることである。
〔考案の構成〕
本考案は、ローラ等のカード送り手段によりカードを
搬送し、カード通路に臨ませた磁気ヘッドで情報の授受
を行い不正使用等のカードを奥に配置したキャプチャ部
に取り込むカードリーダにおいて、磁気ヘッドよりも奥
側のカード送り手段の長さをカード長の半分以下にする
と共に、カード送り手段の奥に落下カードを収容するキ
ャプチャ部を設け、カード通路の片側を走行基準面と
し、他側にカードを走行基準面に押圧するカード寄せ部
材を設け、該カード寄せ部材は磁気ヘッドよりも奥側の
長さをカード長の半分以上にし、カード寄せ部材をカー
ド押圧位置と、カードを押圧しない退避位置とに切り換
える切り換え手段を設けたことにある。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。カードリ
ーダのカード寄せ装置は第1図から第3図で両側のフレ
ーム1、2が複数本の支柱3で保持され、フレーム1、
2間に磁気カード4のカード通路が形成されている。カ
ード通路の片側のフレーム1が走行基準面Aで、他側の
フレーム2側には磁気カード4を走行基準面Aに押圧す
るカード寄せ部材5が設けてある。
磁気カード4は第1図で右側からカード通路に挿入
し、左側に搬送されて、不正使用カード等の場合はキャ
プチャ部に取り込み、正しいカードの場合は往復搬送し
て右側に戻すようになっている。
カード寄せ部材5は、第4図、第5図の地板6と板バ
ネ7を第1図から第3図のようにネジ10で結合して構成
されている。
フレーム1には、保持板11、12が固定されて磁気ヘッ
ド13、14、15が夫々保持されている。
フレーム2には、カード送り手段となる送りローラ1
6、17、18の軸が軸承されている。送りローラの軸にプ
ーリが固定してあって、各プーリ間および第3図に示す
モータ19側のプーリとの間にかけたベルトにより送りロ
ーラが回転駆動される。各送りローラ16、17、18にはカ
ードを挟持・搬送するためのパットローラが対向してお
り、正しいカードの場合はモータ19を正逆転させて磁気
ヘッド13、14、15に摺接する磁気カード4を往復走行さ
せ、不正使用カードの場合はモータを正転させて磁気カ
ード4をローラ18の奥まで送って、キャプチャ部上に導
く。
地板6のカード走行方向両側には折曲部を設けると共
に軸孔6a、6bが穿設され、フレーム2に固定された軸2
0、21が挿入されて回動自在に保持され、ネジリコイル
バネ22、23により第3図で時計方向に回動付勢されてい
る。地板6にはネジ10のネジ孔6cと複数の逃げ孔6dが穿
設されている。地板6の下側には折曲部6eが形成され
て、折曲部6eに長孔6fが穿設されている。長孔6fにはソ
レノイド8のプランジャ9に固定されたピン9aが挿入さ
れており、ソレノイド8の非動作時にはカード寄せ部材
5で自由にカード寄せができるようになっていて、ソレ
ノイド8の動作時にプランジャ9の作動ストロークの途
中でピン9aが長孔6f端と係合してカード寄せ部材5を逃
がす。プランジャ9はコイルバネ24で非動作時に復帰す
るようになっている。
板バネ7にはネジ10を通す孔7aと複数の逃げ孔7bが穿
設されている。逃げ孔6d、7bにはローラ軸等が通され
る。板バネ7には磁気カード4を走行基準面Aに押圧す
るカード寄せ板7cが折曲形成されている。カード寄せ板
7cは最終の送りローラ18より奥側のキャプチャ部中間ま
で長く伸びている。
送りローラ16、17、18はコンパクト化のため間隔を狭
くしてある。特に磁気ヘッド14の横に位置する送りロー
ラ17と奥の送りローラ18の間隔は、カード長の半分以下
にしてある。
第6図は、送りローラ18を不正使用等の磁気カード4
が通過したことを図示しない検知手段で検知してソレノ
イド8に通電された作動状態を示し、カード寄せ部材5
は軸20、21を支点に反時計方向に回動され、カード寄せ
板7cはカード押圧位置からカードを押圧しない退避位置
に切り換えられて磁気カード4にかかる寄せ圧が解除さ
れている。
上記のようにカードリーダのカード寄せ装置が構成さ
れると、カード寄せ部材5のカード寄せ板7cを磁気ヘッ
ド13位置から奥にカード長の半分以上の長さにしてキャ
プチャ部中間まで伸ばしたので、磁気ヘッド13と奥の送
りローラ18の間隔をカード長の半分以下にしても磁気ヘ
ッド13に摺接して情報の授受を行うカード走行状態で
は、寄せ圧が少なくとも磁気カード4のカード長の半分
以上に加わり、磁気カード4を十分に走行基準面に寄せ
て走行させられる。
従って磁気カード4が斜め走行することがなく正確な
情報の授受ができる。
又、ソレノイド8のプランジャ9でカード寄せ部材5
を第3図、第6図で右方向に引っ張ることにより、カー
ド寄せ部材5が軸20、21を支点に反時計方向に回動さ
れ、カード寄せ板7cによる磁気カード4の寄せ圧が解除
されて磁気カード4にかかる力は、送りローラ18を通過
した走行力だけになるので、取り込む磁気カード4は容
易にキャプチャ部に自然落下させられる。
更に、この機構はカード送りローラ18のすぐ奥にキャ
プチャ部を配置でき、情報の授受を行うカード走行スペ
ース+αでカードの落下が行え、カードリーダがコンパ
クトにできる。
〔変更例〕
上記実施例では、カード送り手段としてローラを用い
たがベルトのような他の送り手段も用いられる。
又、カード寄せ部材5の切り換え駆動源としてソレノ
イドを用いたが、他の切り換え駆動源を用いることもで
きる。
更に、ネジリコイルバネ22、23の代わりにソレノイド
8のバネ24を兼用して用いることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成されたから、カードリーダ
のカード走行方向長さが短くてキャプチャ部を有するカ
ードリーダが実現でき、カードリーダの長さが短くても
磁気カードを確実に走行基準面に寄せて走行させられて
正確な情報の授受ができると共にキャプチャ部への落下
による取り込みも容易かつ確実にできるという実用上優
れた作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はカードリーダ
のカード寄せ装置の平面図、第2図は同要部拡大平面
図、第3図はカードリーダの正面図、第4図はカード寄
せ部材の分解平面図、第5図はカード寄せ部材の分解斜
視図、第6図はカード寄せ部材の退避位置の正面図、第
7図は従来の寄せ板を用いたカードリーダの平面図であ
る。 4…磁気カード、5…カード寄せ部材、16、17、18…送
りローラ、A…走行基準面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラ等のカード送り手段によりカードを
    搬送し、カード通路に臨ませた磁気ヘッドで情報の授受
    を行うカードリーダに於いて、 上記磁気ヘッドよりも奥側のカード送り手段の長さをカ
    ード長の半分以下にすると共に、カード送り手段の奥に
    落下カードを収容するキャプチャ部を設け、カード通路
    の片側を走行基準面とし、他側にカードを走行基準面に
    押圧するカード寄せ部材を設け、該カード寄せ部材は磁
    気ヘッドよりも奥側の長さをカード長の半分以上にし、
    カード寄せ部材をカード押圧位置と、カードを押圧しな
    い退避位置とに切り換える切り換え手段を設けたカード
    リーダのカード寄せ装置。
JP1988145000U 1988-11-08 1988-11-08 カードリーダのカード寄せ装置 Expired - Lifetime JP2527605Y2 (ja)

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JPH0267457U JPH0267457U (ja) 1990-05-22
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JPS5397498A (en) * 1977-02-04 1978-08-25 Canon Inc Magnetic card conveying apparatus
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