JP2527172Y2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2527172Y2
JP2527172Y2 JP7986190U JP7986190U JP2527172Y2 JP 2527172 Y2 JP2527172 Y2 JP 2527172Y2 JP 7986190 U JP7986190 U JP 7986190U JP 7986190 U JP7986190 U JP 7986190U JP 2527172 Y2 JP2527172 Y2 JP 2527172Y2
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JP
Japan
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louver
glass panel
panel
temperature
periphery
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JP7986190U
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JPH0436712U (ja
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芳和 安達
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、照明器具に関するものである。
〔従来の技術〕
従来例の照明器具について第3図および第4図に基づ
いて説明する。
第3図(a)に従来の照明器具の断面構造を示す第3
図(a)において、1はガラスパネル、3はパネル枠、
4はガラスパネル1をパネル枠3に固定するためのパネ
ル取付金具、5はランプ、6は反射板、7は本体、9,10
は止具、8は本体7を支持するアーム、12はルーバであ
る。
従来の照明器具のルーバ12には、第3図(b)〜
(d)に示すようなルーバ12a,12b,12cを用いていた。
第3図(b)のルーバ12aはピッチが均等な同心円状
であり、第3図(c)のルーバ12bは格子状であり、第
3図(d)のルーバ12cは中心から周辺に向かって密か
ら疎になった同心円状である。
このように従来の照明器具は、ランプ5からの直射光
を直下付近以外は遮るためにルーバ12(12a,12b,12c)
を備えている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の構成によれば、ガラスパネ
ル1の温度はランプ5からの距離等に影響を受ける。す
なわち、ガラスパネル1の中心部は、ランプ5からの直
射光と反射板6からの反射光とにより温度が上昇する
が、ガラスパネル1の周辺部は、ランプ5からの直射光
はほとんど入射せず、反射板6からの反射光により温度
が上昇する。さらに、ランプ5からの距離がガラスパネ
ル1の周辺部よりも中心部の方が短いことと相まって、
ガラスパネル1の周辺部よりも中心部の方が温度が高く
なる。この温度差が大きい程ガラスパネル1は割れやす
くなる。
また、第3図(d)に示すルーバ12cを用いた場合
は、ルーバ12cのピッチによってもガラスパネル1の温
度は影響を受ける。ルーバ12cのピッチがルーバ12cから
ガラスパネル1への熱伝導に影響を与える。ルーバ12c
のピッチの小さい部分(密な部分)が大きい部分(疎な
部分)よりも熱伝導が大きいため、ガラスパネル1の周
辺部より中心部の方がルーバ12cからガラスパネル1へ
の熱伝導が大きくなり、ガラスパネル1の周辺部よりも
中心部の方が温度が一層高くなりやすい。
第4図(a)は第3図(b),(d)に示すルーバ12
a,12cの重量分布を示し、第4図(b)は第3図(c)
に示すルーバ12bの重量分布を示している。また、それ
ぞれ、周辺部に加わる曲げモーメントM2,M3は比較的大
きなものである。このため、パネル取付金具4付近のパ
ネル取付部分に相当する強度が必要となり、そのために
コストも余計にかかる。
この考案の目的は、パネルが割れにくく、パネル取付
金具等の合理化が図れる照明器具を提供することであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の照明器具は、ルーバを中心から周辺に向か
って疎から密にしたことを特徴とする。
〔作用〕
この考案の構成によれば、ルーバを中心から周辺に向
かって疎から密にしたことにより、パネルの中心部と周
辺部との温度差が小さくなり、また、パネルの取付部に
加わるモーメントが小さくなる。
〔実施例〕
この考案の一実施例について第1図および第2図に基
づいて説明する。
第1図(a)にこの考案の一実施例の照明器具の断面
構造を示す。
この照明器具のルーバ2は、第1図(b)に示すよう
に、中心から周辺に向かって疎から密になった同心円状
である。その他の構成は従来例と同じであり、第3図
(a)に対応するものには同一の符号を付してある。な
お、止具9,10は省略している。
ガラスパネル1の温度は、従来例でも述べたように、
ランプ5からの距離等とルーバ2のピッチにより影響を
受ける。
まず、ランプ5からの距離等による影響について述べ
る。ガラスパネル1の中心部は、ランプ5からの直射光
と反射板6からの反射光とにより温度が上昇するのに対
し、ガラスパネル1の周辺部は、ほとんど反射板6から
の反射光だけにより温度が上昇することになる。さら
に、ランプ5からの距離によっても、ガラスパネル1の
周辺部よりも中心部の方が温度が上昇することになる。
つぎに、ルーバ2のピッチによる影響について述べ
る。ルーバ2のピッチの小さい部分(密な部分)が大き
い部分(疎な部分)よりもルーバ2からガラスパネル1
への熱伝導が大きくなる。ルーバ2は中心から周辺に向
かって疎から密になっているため、ガラスパネル1の中
心部(疎な部分)よりも周辺部(密な部分)の方が、ル
ーバ2からガラスパネル1への熱伝導が大きく、温度も
上昇することになる。
すなわち、ランプ5からの距離等による影響では、ガ
ラスパネル1の周辺部よりも中心部の方が温度が上昇
し、ルーバ2のピッチによる影響では、ガラスパネル1
の中心部よりも周辺部の方が温度が上昇することにな
る。この結果、ガラスパネル1の温度が平均化され、中
心部と周辺部との温度差も小さくなり、ガラスパネル1
は割れにくくなる。
第2図は第1図に示するルーバ2の重量分布を示して
いる。
第2図では、ルーバ2の周辺部の重量が中心部より大
きいことを示している。また、ルーバ2の周辺部に加わ
る曲げモーメントM1は、第4図に示す従来例による曲げ
モーメントM2,M3に比べかなり小さくなる。このため、
パネル取付金具4付近のパネル取付部分の強度は、従来
例に比べて小さくてすみ、パネル取付金具4等の合理化
を図ることができる。
〔考案の効果〕
この考案の照明器具は、ルーバを中心から周辺に向か
って疎から密にしたことにより、パネルの中心部と周辺
部との温度差が小さくなるためパネルが割れにくくな
る。また、パネルの取付部に加わるモーメントが小さく
なるため、パネル取付金具等の合理化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの考案の一実施例の照明器具の断面構
造の概略図、第1図(b)はこの考案の一実施例におけ
るルーバの正面図、第2図は第1図に示すルーバの重量
分布を示す図、第3図(a)は従来例の照明器具の断面
構造の概略図、第3図(b)〜(d)は従来例における
ルーバの正面図、第4図は第3図に示すルーバの重量分
布を示す図である。 1……ガラスパネル、2……ルーバ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面にパネルとルーバとを備えた照明器具
    において、前記ルーバを中心から周辺に向かって疎から
    密にしたことを特徴とする照明器具。
JP7986190U 1990-07-25 1990-07-25 照明器具 Expired - Lifetime JP2527172Y2 (ja)

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JPH0436712U JPH0436712U (ja) 1992-03-27
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