JP2526953Y2 - ポケット収納物の抜落防止具 - Google Patents
ポケット収納物の抜落防止具Info
- Publication number
- JP2526953Y2 JP2526953Y2 JP1990081784U JP8178490U JP2526953Y2 JP 2526953 Y2 JP2526953 Y2 JP 2526953Y2 JP 1990081784 U JP1990081784 U JP 1990081784U JP 8178490 U JP8178490 U JP 8178490U JP 2526953 Y2 JP2526953 Y2 JP 2526953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- clip
- elastic
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はポケット収納物の抜落防止具に関するもので
ある。
ある。
(従来の技術) ワイシャツ等の被服のポケット、特に胸ポケットに
は、ポケットの開口部を閉じるボタンや蓋が設けられて
いるものと設けられていない形態がある。
は、ポケットの開口部を閉じるボタンや蓋が設けられて
いるものと設けられていない形態がある。
(考案が解決しようとする課題) ボタンや蓋が設けられていないポケットは、その開口
部が常時開いているので、ポケット内に物を入れた状態
で走ったり上半身を曲げたりすると、その収納物が滑り
やすい、又は重たい物の場合は、ポケットから落下して
しまう。
部が常時開いているので、ポケット内に物を入れた状態
で走ったり上半身を曲げたりすると、その収納物が滑り
やすい、又は重たい物の場合は、ポケットから落下して
しまう。
また、開口部にボタンや蓋を追加加工するのは面倒で
あり、また美観も損なわれてしまう。
あり、また美観も損なわれてしまう。
本考案は、ポケットにボタンや蓋が設けられていない
被服に、追加加工することなく簡単に着脱でき、しかも
安価で構造の簡単なポケット内の収納物抜落防止具を提
供することを目的としている。
被服に、追加加工することなく簡単に着脱でき、しかも
安価で構造の簡単なポケット内の収納物抜落防止具を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本考案は、胸ポケットに落し込むプレートであって胸
ポケットに落し込まれたときの上端部に孔を有するプレ
ートと、胸ポケットに落し込まれた上記プレートの下端
部に基端が固定され、自由端が上記プレートの裏面に沿
って上方に延びて上記孔に挿通された弾性紐と、上記孔
に挿通された弾性紐の先端に設けられた胸ポケットの上
端縁を挟持するクリップとを有するポケット収納物の抜
落防止具にある。
ポケットに落し込まれたときの上端部に孔を有するプレ
ートと、胸ポケットに落し込まれた上記プレートの下端
部に基端が固定され、自由端が上記プレートの裏面に沿
って上方に延びて上記孔に挿通された弾性紐と、上記孔
に挿通された弾性紐の先端に設けられた胸ポケットの上
端縁を挟持するクリップとを有するポケット収納物の抜
落防止具にある。
弾性紐やクリップは、ポケットなどの大きさなど、必
要に応じて数を増やしたり、あるいは大型のものにした
り、強力なものに変更したり、または、プレート自体が
カード収納体を構成したり、プレートの一側面に摩擦部
材を設け、前記一側面を摩擦抵抗面とすることができ
る。
要に応じて数を増やしたり、あるいは大型のものにした
り、強力なものに変更したり、または、プレート自体が
カード収納体を構成したり、プレートの一側面に摩擦部
材を設け、前記一側面を摩擦抵抗面とすることができ
る。
(作用) ポケットに落とし込んだ抜落防止具のプレートとポケ
ット前面部との間に物を入れ、弾性紐を伸ばしてクリッ
プでポケット前面部の上縁を挟持すると、弾性紐の収縮
によりポケット前面部がプレート側へ引き寄せられ、プ
レートとポケット前面部との間に収納物が保持される。
ット前面部との間に物を入れ、弾性紐を伸ばしてクリッ
プでポケット前面部の上縁を挟持すると、弾性紐の収縮
によりポケット前面部がプレート側へ引き寄せられ、プ
レートとポケット前面部との間に収納物が保持される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を用いて説明する。第1
図において、符号1は、抜落防止具を示していて、この
抜落防止具1は、合成樹脂製の比較的薄いプレート2と
ゴム紐などの弾性紐3とクリップ4とから主に構成され
ている。
図において、符号1は、抜落防止具を示していて、この
抜落防止具1は、合成樹脂製の比較的薄いプレート2と
ゴム紐などの弾性紐3とクリップ4とから主に構成され
ている。
プレート2は、その使用時には胸ポケットに落し込ま
れる。弾性紐3の基端は、胸ポケットに落し込まれたプ
レート2の下端部に固定具12により固定され、弾性紐3
の自由端は、プレート2の裏面に沿って上方に延びて、
プレート2に設けられたガイド孔11に挿通され、その先
端に胸ポケットの上端縁を挟持するクリップ4が設けら
れている。
れる。弾性紐3の基端は、胸ポケットに落し込まれたプ
レート2の下端部に固定具12により固定され、弾性紐3
の自由端は、プレート2の裏面に沿って上方に延びて、
プレート2に設けられたガイド孔11に挿通され、その先
端に胸ポケットの上端縁を挟持するクリップ4が設けら
れている。
固定具12は、第2図に示すように、一端12aが外方向
へ突出したU字型で、プレート2の下端をはさみ込んで
おり、突出した一端12aに弾性紐3の基端が連結されて
いる。
へ突出したU字型で、プレート2の下端をはさみ込んで
おり、突出した一端12aに弾性紐3の基端が連結されて
いる。
弾性紐3は、基端をガイド孔11に通し、プレート2の
裏側に沿ってプレート2の下端に引っ張りぎみに固定さ
れるので、クリップ4は弾性紐3の収縮力によってプレ
ート2の上端に密着する。弾性紐3はプレート2の裏面
に沿っているので、弾性紐3がプレート2とポケット5
との間の摩擦体として働き、ポケット5とプレート2と
の間の滑りが防止される。
裏側に沿ってプレート2の下端に引っ張りぎみに固定さ
れるので、クリップ4は弾性紐3の収縮力によってプレ
ート2の上端に密着する。弾性紐3はプレート2の裏面
に沿っているので、弾性紐3がプレート2とポケット5
との間の摩擦体として働き、ポケット5とプレート2と
の間の滑りが防止される。
この実施例ではガイド孔11をプレート2の上端に穿設
し、固定具12を下端に設けているが、特にこれらに限定
されるものではなく、第3図に示すように、パイプ111
をプレート2の上端に形成し、プレート2の下端に孔11
2を穿設して、パイプ111に弾性紐3を通してその基端を
孔112に結んで固定することも考えられる。
し、固定具12を下端に設けているが、特にこれらに限定
されるものではなく、第3図に示すように、パイプ111
をプレート2の上端に形成し、プレート2の下端に孔11
2を穿設して、パイプ111に弾性紐3を通してその基端を
孔112に結んで固定することも考えられる。
収納物抜落防止具の使用態様を示す第4図において、
プレート2をポケット5に収納されている小物6とポケ
ット5の身体側との間に挟み込み、弾性紐3を伸ばしク
リップ4でポケット前面部5aの上端縁を挟持する。
プレート2をポケット5に収納されている小物6とポケ
ット5の身体側との間に挟み込み、弾性紐3を伸ばしク
リップ4でポケット前面部5aの上端縁を挟持する。
このようにすると、プレート2の上端とポケット5の
上端縁とが弾性紐3で連結されることになるので、プレ
ート2はポケット5から抜脱することはできず、小物の
抜け落ちも弾性紐3によって防止される。
上端縁とが弾性紐3で連結されることになるので、プレ
ート2はポケット5から抜脱することはできず、小物の
抜け落ちも弾性紐3によって防止される。
プレート2の両面または片面を摩擦抵抗面とすると、
この摩擦抵抗面と収納物6との摩擦係合により収納物6
のずれ動きを規制できる。摩擦抵抗面としては、プレー
ト2に、布7との間の摩擦抵抗の大きい生地、例えばフ
ェルトを貼付ける。
この摩擦抵抗面と収納物6との摩擦係合により収納物6
のずれ動きを規制できる。摩擦抵抗面としては、プレー
ト2に、布7との間の摩擦抵抗の大きい生地、例えばフ
ェルトを貼付ける。
摩擦抵抗面は、プレート2の面全体に設けても部分的
に設けても構わない。
に設けても構わない。
次に第5図に示す実施例は、プレート2に透明で薄い
ビニール材33を貼り付けカード収納体34を構成したもの
である。
ビニール材33を貼り付けカード収納体34を構成したもの
である。
上着を脱ぐ機会の多い夏などは使用できるポケットの
数が減るので、シャツなどの胸ポケットにサイフやパス
ケースをいれて歩く人が多く、このカード収納体34に定
期券やお札などを入れると便利である。
数が減るので、シャツなどの胸ポケットにサイフやパス
ケースをいれて歩く人が多く、このカード収納体34に定
期券やお札などを入れると便利である。
第6図に示す実施例は、弾性紐3の本数を増やし、そ
れぞれにクリップ4を設けたものである。
れぞれにクリップ4を設けたものである。
弾性紐3の数が増えるということは、第7図に示すよ
うに、弾性紐3によって分けられるポケット5の開口の
左右方向への開口間隔が、第4図に示す弾性紐3が一本
の場合よりも狭まくなり、比較的小さな収納物6の抜落
防止に効果がある。
うに、弾性紐3によって分けられるポケット5の開口の
左右方向への開口間隔が、第4図に示す弾性紐3が一本
の場合よりも狭まくなり、比較的小さな収納物6の抜落
防止に効果がある。
第8図は示す実施例は、複数の弾性紐3に大型のクリ
ップ4aを設けたものである。
ップ4aを設けたものである。
(考案の効果) 本考案によれば、プレートをポケットに差し入れ、プ
レートに弾性紐を介してプレートに設けられたクリップ
でポケットの前面部上端縁を挟持するだけで、走った
り、上半身を曲げたりしてもポケット内の小物などがポ
ケットから抜け落ちなくなる。
レートに弾性紐を介してプレートに設けられたクリップ
でポケットの前面部上端縁を挟持するだけで、走った
り、上半身を曲げたりしてもポケット内の小物などがポ
ケットから抜け落ちなくなる。
また、抜落防止具により、今までの被服に追加加工を
施さずに済むので、コストも低く、美観を損なうことも
ない。
施さずに済むので、コストも低く、美観を損なうことも
ない。
さらに、弾性紐をプレートの裏面に沿わせることによ
り、弾性紐を長くできるので、弾性紐の伸縮に余裕をも
たせることができる。
り、弾性紐を長くできるので、弾性紐の伸縮に余裕をも
たせることができる。
第1図は、本考案の実施例を示す抜落防止具の斜視図、
第2図は、固定部材の側面断面図、第3図は、本考案の
別の実施例を示す抜落防止具の斜視図、第4図は、抜落
防止具の使用状態を示す斜視図、第5図は、プレートに
設けられるカード収納体を示す斜視図、第6図は、二つ
のクリップを有する実施例を示す斜視図、第7図は、二
つのクリップを有する抜落防止具の使用状態を示す斜視
図、第8図は、幅広のクリップを有する実施例を示す斜
視図である。 1…抜落防止具、2…プレート、3…弾性紐、4…クリ
ップ、5…ポケット、6…収納物、11、111…ガイド
孔、12…固定具、34…カード収納体
第2図は、固定部材の側面断面図、第3図は、本考案の
別の実施例を示す抜落防止具の斜視図、第4図は、抜落
防止具の使用状態を示す斜視図、第5図は、プレートに
設けられるカード収納体を示す斜視図、第6図は、二つ
のクリップを有する実施例を示す斜視図、第7図は、二
つのクリップを有する抜落防止具の使用状態を示す斜視
図、第8図は、幅広のクリップを有する実施例を示す斜
視図である。 1…抜落防止具、2…プレート、3…弾性紐、4…クリ
ップ、5…ポケット、6…収納物、11、111…ガイド
孔、12…固定具、34…カード収納体
Claims (1)
- 【請求項1】胸ポケットに落し込むプレートであって胸
ポケットに落し込まれたときの上端部に孔を有するプレ
ートと、 胸ポケットに落し込まれた上記プレートの下端部に基端
が固定され、自由端が上記プレートの裏面に沿って上方
に延び上記孔に挿通された弾性紐と、 上記孔に挿通された弾性紐の先端に設けられた胸ポケッ
トの上端縁を挟持するクリップと を有するポケット収納物の抜落防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990081784U JP2526953Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | ポケット収納物の抜落防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990081784U JP2526953Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | ポケット収納物の抜落防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0440717U JPH0440717U (ja) | 1992-04-07 |
JP2526953Y2 true JP2526953Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31628029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990081784U Expired - Lifetime JP2526953Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | ポケット収納物の抜落防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526953Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615731U (ja) * | 1979-07-12 | 1981-02-10 | ||
JPS6322884Y2 (ja) * | 1980-06-13 | 1988-06-23 | ||
JP3063518U (ja) * | 1999-04-28 | 1999-11-09 | 株式会社東京センサ | 長尺スイッチ |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP1990081784U patent/JP2526953Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0440717U (ja) | 1992-04-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3051130A (en) | Cases | |
US4558807A (en) | Umbrella holder | |
JPS61199804A (ja) | 親子バック | |
WO2004021825A1 (en) | Double clamp card attachment | |
JP4734536B2 (ja) | クリップ及びクリップケース | |
US4877163A (en) | Garment hanger accessory | |
JP2526953Y2 (ja) | ポケット収納物の抜落防止具 | |
US2400626A (en) | Carrying pocket for hearing aids | |
JP4937282B2 (ja) | 吊下げ装置 | |
TW200938114A (en) | Clasp | |
KR200459429Y1 (ko) | 학습지 가방 | |
JP2019064215A (ja) | クリップ | |
JP3068435U (ja) | 折り畳み紙面用ホルダ― | |
JP2002142811A (ja) | 係止具 | |
JP3789990B2 (ja) | 名札保持部付き衣服 | |
JP4777212B2 (ja) | テーブルポケット | |
JP3098963U (ja) | 縫いぐるみ形定期券入れ | |
JP4744361B2 (ja) | イヤホンコード保持具 | |
JP3001091U (ja) | クリップつきゴム手袋 | |
JPH083319Y2 (ja) | 衣服吊下げ用のハンガー | |
JPH0428467Y2 (ja) | ||
JP2001131815A (ja) | ポケット付き衣類 | |
JP3019658U (ja) | 旅行用小物入れ | |
KR200281614Y1 (ko) | 옷걸이용 옷 슬립방지장치 | |
JP3067397U (ja) | テ―ラ―バッグ |