JP2019064215A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 1個のクリップに2つの挟持部を持ち、挟む、吊るす、掛ける、付ける、合わす、押さえる、吸着する、引き寄せるなどの機能を備え、使う人の工夫で利用方法は無限にあるクリップを提供する。【解決手段】 支持基板と該支持基板の一端から湾曲連結部を介して挟持溝を形成する挟持板を備えた第一挟持部と、該支持基板の他端から同じく湾曲連結部を介して挟持溝を形成する挟持板を備えた第二挟持部の2つの挟持部を持つ側面視Z字状のクリップ本体と、Z字状に折り畳まれたクリップ本体の対向する面同士にそれぞれ吸着し合う磁性体を取り付けたクリップ。また、他の実施の形態のクリップとして、前記クリップ本体を第一本体と第二本体とに分け、2つを留め具で結合し、留め具と中心に回転し、挟持する向きを自由に変えられる側面視Z字状のクリップ。【選択図】 図3

Description

本発明は、挟む、吊るす、掛ける、付ける、合わす、押さえる、吸着する、引き寄せるL字状にして使用できるなどの機能を持つ2つの挟み部分があるクリップに関するものである。
従来、クリップには、2個のマグネットを使って、挟み部分が1つだけのものがある。(例えば、特許文献1参照。)
また、3個のマグネットを使っているものがある。(例えば、非特許文献1参照。)
実用新案登録第3085461号公報
サンエース株式会社のトリプルマグネットクリップ(2017、9、15)heep://www.novelty.tokyo/
特許文献1のように2個の磁石を互いに吸着させて被挟持物を挟持する。
挟持したまま置いたり、スチール黒板・冷蔵庫など鉄系の金属板に吸着させて置いたりするなどの使い方が知られているが、使い方に限りがあり、使う人の工夫で使えるような機能が少なかった。
非特許文献1のように3個の磁石を使って、中央に位置した磁石に、両端に設けた磁石を吸着させて挟持することが知られているが、挟持力が弱く、挟持する長さも幅も狭い、挟持するスペースのわりにクリップの長さが長い、2つの被挟持物を挟持すると被挟持物が横にずれた位置になり重ねた状態にできない、コンパクトさに欠けコンパクトにすれば挟持のスペースが大幅に小さくなるという欠点があり、機能面で様々な使い方ができず、応用範囲の狭いものであった。
2個や3個の磁石を使ったクリップであっても、鉄系の金属板に吸着させるには、1個分の磁力だけのため、吸着力が弱く、ずり落ちたり、外れたりしやすい。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
請求項1に記載の発明は、側面視において、Z字状に折り畳み可能なクリップ本体のZ字状に折り畳まれた時に、互いに対向する面にそれぞれ吸着し合う磁性体を取り付けたクリップである。
請求項2に記載の発明は、前記クリップ本体は、V字状の第一本体とV字状の第二本体から構成され、前記第一本体の前記V字状の一辺と前記第二本体の前記V字状の一辺とが結合されて、前記Z字状を形成する請求項1に記載のクリップである。
請求項3に記載の発明は、前記第一本体と前記第二本体は、前記第一本体の前記V字状の一辺と前記第二本体の前記V字状の一辺とが中央部を中心として回転可能に連結されている請求項2に記載のクリップである。
請求項4に記載の発明は、前記磁性体は、それぞれ磁石である。或いは、一方が磁石、他方が鉄系の金属である請求項1から3のいずれかに記載のクリップである。
本発明のクリップは、上記のように構成されていて、挟持部が2つあり、同時に2種類の被挟持物が挟持でき、更に、鉄系の金属板である冷蔵庫やボードなどに吸着しておくことができる。
磁石が4個あることで、1個のクリップで挟む、吊るす、掛ける、付ける、合わす、押さえる、支える、吸着する、引き寄せるなどができ、使う人の工夫で使い方が無限に実現できる。
図11と図13に示すように、互いに隣接する2つの対向した被挟持物を挟持して引き寄せて留めることができる。
クリップが小さくても、図22、23に示すように、クリップをL字状にして、重いものなどもずり落ちることなく利用することができる。
小さくて細いため、図11、図15のような使い方もでき、従来、他の用具を使っていたことも可能になった。
図23に示すように、スチールの棚など側面が狭くて、側面に磁石を吸着させることができないときや側面が鉄系の金属でできていない時にも利用できる。
次に、本発明の第2の発明の効果について説明する。
本クリップの機能に加えて、第一本体と第二本体が結合されている留め具を中心に360度自由に回転することができるため、図31、図32に示すように第一本体と第二本体の角度を変えて挟持できることで、使い道が増え、利便性があるクリップになった。
本発明のクリップの被挟持物を挟持するために開いた斜視図である。 本発明のクリップの開いた斜視図である。 本発明のクリップの被挟持物を挟持した斜視図である。 本発明のクリップの被挟持物を挟持した断面図である。 本発明のクリップの開いた側面の断面図である。 本発明のクリップの閉じ側面の断面図である。 本発明のクリップの閉じた側面の断面図である。 本発明のクリップの閉じた側面の断面図である。 本発明のクリップの開いた側面の断面図である。 本発明のクリップの開いた側面の断面図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 図13A−A線断面図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 図15B−B線断面図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明のクリップの使用方法の説明図である。 本発明の他の実施の形態のクリップの開いた斜視図である。 本発明の他の実施の形態のクリップの開いた側面の断面図である。 本発明の他の実施の形態のクリップの閉じた側面の断面図である。 本発明の他の実施の形態のクリップの閉じた側面の断面図である。 本発明の他の実施の形態のクリップの閉じた側面の断面図である。 本発明の他の実施の形態のクリップの使用方法の説明図である。 本発明の他の実施の形態のクリップの使用方法の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
支持基板5と、支持基板5の一端から湾曲連結部7aを介して挟持溝8aを形成する挟持板6aを備えた第一挟持部3と支持基板5の他端から同じく湾曲連結部7bを介して挟持溝8bを形成する挟持板6bを備えた第二挟持部4とでなる側面視Z字状のクリップ本体2とZ字状に折り畳まれたクリップ本体2の対向する面同士にそれぞれ吸着し合う磁性体を取り付ける。
磁石は、挟持板6aの湾曲連結部7aとは逆の端部と支持基板5の湾曲連結部7aとは逆の端部を互いに吸着させるため一対の磁石を、挟持板6aの湾曲連結部7aとは逆の端部と支持基板5の湾曲連結部7aとは逆の端部に設けるとともに、挟持板6bの湾曲連結部7bとは逆の端部と支持基板5の湾曲連結部7bとは逆の端部を互いに吸着させるため一対の磁石を、挟持板6bの湾曲連結部7bとは逆の端部と支持基板5の湾曲連結部7bとは逆の端部に設ける
第一挟持部3の支持基板5と第二挟持部4の支持基板5は共用である。
湾曲連結部7a、湾曲連結部7bは、湾曲にするため、成形時に図2に示す程度に湾曲にしておくか、湾曲にしないで平面状にした時には、湾曲連結部7a、湾曲連結部7bできれいに湾曲する為に、湾曲連結部7a、湾曲連結部7bの中央部分にそれぞれ溝36a、溝36bを設けたり、湾曲連結部7a、湾曲連結部7bの中央部分にそれぞれ支持基板5や挟持板6a、挟持板6bよりも厚みを薄くしたり、湾曲連結部7a、湾曲連結部7bの中央にそれぞれ折り目を付けたりするなど、クリップ本体2の材質によって最適な方法で湾曲にして開閉が楽にできるようにする。
クリップ本体2は、支持基板5、湾曲連結部7a、湾曲連結部7b、挟持板6a、挟持板6bから構成され、同じ材質で、連結したものである。
クリップ本体2は、軽量で硬質でありながら折り曲げに対しては非常に強い、また柔軟性があり引っ張りに対しても強さがあり、耐久性のよいポリプロピレンが最適である。
しかし、クリップ本体2と磁石との接着力、製造方法、デザイン、採算性等の関係で、他の樹脂の選択も十分に考える。
クリップ本体2の材質は、軟質・硬質のどちらでもよいが、少し硬い目の柔軟性のある方が、少し大きい被挟持物を挟持するときには反ったりするので最適である。
また、クリップ全体を自由に曲げたり折ったりする必要があるときには、柔軟な材質を使う。
支持基板5と挟持板6a、挟持板6bのそれぞれを開閉するとき、力が要らないように湾曲連結部7a、7bに工夫をするかクリップ本体2の材質を柔軟なものにする。
支持基板5に取り付けた磁石9bと挟持板6aに取り付けた磁石9a、磁石9dと挟持板6bに取り付けた磁石9cとは正確に対向させ、対向する面の極は異極にして、引き合うようにする。吸着した時は正確に重合するようにする。
支持基板5の一方の端から湾曲連結部7aを介して挟持溝8aを形成するように挟持板6aを設け、他方の端から湾曲連結部7bを介して挟持溝8bを形成するように挟持板6bを設ける。
こうして、第一挟持部3と第二挟持部4の2つの挟持部を作り、2つ同時に被挟持物を挟持することができるようにする。
磁石は、対向する磁石が、吸着し合う力よりも強い接着力のある接着剤等で取り付ける。
磁石には、ネオジム磁石・アルニコ磁石・フェライト磁石・サマリウムコバルト磁石など各種あるが、クリップの大きさ、磁力の強さ、磁石の大きさなどの関係を考慮し、適切なものを使う。
磁石9a、磁石9b、磁石9c、磁石6dに代わる鉄系金属板11a、鉄系金属板11b、鉄系金属板11c、鉄系金属板11dは、強力な接着剤で支持基板5や挟持板6a、挟持板6bに固定する。両面テープを使うことも可能である。
第一挟持部3、第二挟持部4の各挟持板6a、挟持板6bの先端にそれぞれ磁石9a、磁石9cを取り付けるが、支持基板5から挟持板6a、挟持板6bを離す時、挟持板6a、挟持板6bの先端に指をかけて持ち上げるため、指がかけやすいように先端部10a、先端部10bを設ける。
第一挟持部3の支持基板5と挟持板6aの間には挟持溝8a、第二挟持部4の支持基板5と挟持板6bの間には挟持溝8bを形成して、被挟持物を挟持する。
被挟持物によっては、磁石に直接触れないで、挟持溝8a、挟持溝8bだけで挟持したり、湾曲連結部7a、湾曲連結部7bで吊るしたりすることもできる。
図6のクリップは、磁石9a、磁石9b、磁石9c、磁石6dとシリコンや合成樹脂35を一体成形する。支持基板5と、支持基板5の一端から湾曲連結部7aを介して挟持溝8aを形成する挟持板6aを備えた第一挟持部3と支持基板5の他端から同じく湾曲連結部7bを介して挟持溝8bを形成する挟持板6bを備えた第二挟持部4とでなる側面視Z字状のクリップ本体2とZ字状に折り畳まれたクリップ本体2の対向する面同士にそれぞれ吸着し合う磁性体を一体成型する。
磁石に対して、シリコンや合成樹脂で防水加工ができるため、防錆加工が施されることになり、水分の多いところや水中で使うことも可能になる。
シリコンや合成樹脂35の厚みは、すべて同じ厚みでもよいが、磁石9a、磁石9b、磁石9c、磁石6dの磁力が弱い時、磁石9a、磁石9b、磁石9c、磁石9dの周りを薄くし、磁石9a、磁石9b、磁石9c、磁石6dの磁力が弱まらないようにする。
成形するとき、湾曲連絡部7a、湾曲連絡部7bの部分を少し湾曲にして成形するか、平面状にする。平面状にしたときは、湾曲連絡部7a、湾曲連絡部7bの厚みを少し薄くしたり、湾曲連絡部7a、湾曲連絡部7bに折り目の溝36a 、溝36bを設けたりして、湾曲になるようにする。
自由に変形できる材質のときは、何も施さない平面状で良い。上記などの方法で湾曲連絡部7a、湾曲連絡部7bが湾曲しやすいようにする。
シリコンで、一体成型すると摩擦力が強くなり、吸着力が高まる。
また、自由自在に屈曲でき、自由に形が変えられるため、用途が更に広がる。手触りも良い。
図7に示す磁石カバー12a、磁石カバー12bは、挟持板6a、挟持板6bに取り付けた磁石9a、磁石9cには磁石9a、9cと先端部10a、先端部10bを被った磁石カバー12aを、支持基板5の磁石9b、磁石9dには、磁石周辺を被った磁石カバー12bを設ける。
磁石カバーを設けることによって、クリップ本体2と磁石との接着力を補強するとともに磁石の防錆加工が施される。
また、磁石カバーには、滑り止め加工を施す。摩擦力の強い滑り止め効果のある材質を使うなどの滑り止めによって、被挟持物を滑らずにしっかり挟持し保持力が強くなる。
支持基板と挟持部を離す時などに指がかけやすく、更に扱いやすいクリップとなる。
磁石カバー12a、磁石カバー12bは、シリコンや合成樹脂等を塗布、被嵌などの方法で行う。
図8のクリップは、クリップ本体2と磁石9a、磁石9b、磁石9c、磁石9dをシリコンや合成樹脂35などで全体をコーティングしたものである。
クリップ本体2の材質は、少し硬い目の柔軟性のある樹脂や柔らかめの金属が最適である。シリコンや合成樹脂35によってクリップ本体2と磁石9a、磁石9b、磁石9c、磁石9dを完全に被うため、磁石の防錆加工が施されることになり、水分に強く、水分の多いところや水中でも利用できる。
シリコンは特に摩擦力があり、滑りにくいため吸着力を高める。
図9のクリップは、支持基板5に取り付けている磁石9b、磁石9dを鉄系の金属板11a、鉄系の金属板11bに変えたものである。
図10のクリップは、挟持板6a、挟持板6bに取り付けている磁石9a、磁石9cを鉄系の金属板11c、鉄系の金属板11dに変えたものである。
磁石の代わりに鉄系の金属板に変えたことによって、クリップを軽くし、操作するとき、軽く感じるし、経費も節約できる。
鉄系の金属板を設けるにあたっての接着剤は、両面テープでも可能であるが、磁石の磁力の強さでクリップ本体からはなれないような方法で付ける。
鉄系の金属板に変えても、磁石を磁力の強いものにすると、強力に挟持する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本クリップは、一辺39aと、一辺39aの一端から湾曲連結部41aを介して挟持溝42aを形成する挟持板40aを備えた側面視V字状の第一本体37と、一辺39bと、一辺39bの一端から湾曲連結部41bを介して挟持溝42bを形成する挟持板40bを備えた側面視V字状の第二本体38から構成され、前記第一本体37の前記V字状の一辺39aと、前記V字状の前記第二本体38の一辺39bとが留め具48によって結合されて、前記Z字状を形成する。
第一本体37の対向する面同士に、それぞれ吸着し合う磁性体を取り付け、第二本体38の対向する面同士にも、それぞれ吸着し合う磁性体を取り付ける。
第一本体37の磁石は、挟持部40aの湾曲連結部41aとは逆の端部と一辺39aの湾曲連結部41aとは逆の端部を互いに吸着させるため一対の磁石を、挟持部40aの湾曲連結部41aとは逆の端部と一辺39aの湾曲連結部41aとは逆の端部に設ける。
第二本体38の磁石は、挟持部40bの湾曲連結部41bとは逆の端部と一辺39bの湾曲連結部41bとは逆の端部を互いに吸着させるため一対の磁石を、挟持部40bの湾曲連結部41bとは逆の端部と一辺39bの湾曲連結部41bとは逆の端部に設ける。
第一本体37と第二本体38が結合されている留め具48を中心に360度自由に回転することができる。
図28、図29に示す、第一本体37と第二本体38の結合の方法は、第一本体37の一辺39aに穴47aを、第二本体38の一辺39bに穴47bをあけ、カシメやリベットのような、又合成樹脂などで作った留め具48を穴47a、47bに通して、第一本体37と第二本体38を結合し、留め具48を中心に360度自由に回転できるようにする。
図29は、図28の第二本体38を固定したまま、留め具48を中心に第一本体37を180度回転して、逆向きだった第一本体37と第二本体38を同じ向きにしたものである。
図30に示す、第一本体37と第二本体38の向かい合った一辺39a、39bの対向する面に、一体成型で、一方にスナップ状の凸45と他方にスナップ状の凹46を作り結合する。
また、スナップロックやホック鋲などのような凸と凹を作り埋め込んだり、貼ったりして、第一本体37と第二本体38とを結合する。
図30は、磁石43a、磁石43b、磁石43c、磁石43dとシリコンや合成樹脂を一体成型し、第一本体37の一辺に凸45を第二本体38の一辺に凹46を作って、凸45と凹46とが結合することによって、側面視Z字状のクリップが形成される。
第一本体37と第二本体38の結合の方法は、第一本体37の一辺39aと第二本体38の一辺39bにそれぞれ穴47a、47bを設け、ホック鋲・ピン・スナップボタン・スナップロックなどのようなもので留めたり、一体成型時に同時にスナップ状の凸45と凹46を作ったり、又は別にスナップ状の凸と凹を作り、埋め込んだり貼ったりする。
第一本体37と第二本体38を、それぞれにシリコンや合成樹脂で磁石43a、磁石43b、磁石43c、磁石43dと磁石43a、磁石43b、磁石43c、磁石43dの周辺、又は全体を塗布、被嵌などをしたり、磁石43a、磁石43b、磁石43c、磁石43dとシリコンや合成樹脂を一体成型したりする方法がある。
第一本体37と第二本体38の材質と磁石43a、磁石43b、磁石43c、磁石43d、湾曲連結部41a、41bについては、請求項1のクリップと同様。
本発明は以上のような構成である。
本発明の使い方を説明する。
図1に示すのは、一方の手で第二挟持部4を持って、他方の手で第一挟持部3の挟持板6aの先端部10aに指をかけて持ち上げて、支持基板5から挟持板6aを離した時のクリップの様子。
指で先端部10aを持ち上げて、支持基板5から挟持板6aを引き離すと吸着していた支持基板5の磁石9bと挟持板6aの磁石9aが離れ、被挟持物が入るスペースができる。
被挟持物を入れて、指で支持基板5の方に押し戻すと、挟持板6aの磁石9aが支持基板5の磁石9bと磁力によって吸着し合い重合する。
重なり合った磁石9aと9bの磁力によって吸着し合って被挟持物を強力に挟持する。
図3に示すのは、第二挟持部4で用紙31を挟持し、第一挟持部3は何も挟持していないで開いたままの状態。
第一挟持部3で被挟持物を挟むには、上の挟持板6aを支持基板5から離して、開いたスペースに湾曲連結部7aの近くまで被挟持物を入れ、挟持板6aを支持基板5の方に押し戻すと、支持基板5の磁石9bと挟持板6aの磁石9aが磁力によって吸着し合って閉じて挟持する。
図4のように、第一挟持部3と第二挟持部4の両方で被挟持物を挟持することができる。
被挟持物は、直接磁石に触れて挟まれるもの、直接磁石に触れることなく挟持溝の中で支持基板と挟持板で挟まれるもの、挟持溝に入って湾曲連結部で支えられるものなどがある。
図11に示すのは、ワイシャツ14の台衿15a、台衿15bの型崩れを防ぐためにボタンの代わりに、ボタンのついている台衿15aとボタンの穴のある台衿15bを引き寄せてボタンの代わり利用した図である。
洗濯後干す時には、生地がぬれているためボタンを留めるのに苦労する。
乾燥後、取り入れる時や着衣するときボタンを外すが、くっついた状態で取り外しにくくなっている。
本クリップを使うと、すぐに外せて上記のような問題は起こらない。
使い方は、第一挟持部3の支持基板5から挟持板6aを離して、第一ボタンのある台衿15aに差し込んで挟持板6aを押し戻すと支持基板5の磁石9bと挟持板6aの磁石9aが引き合い台衿15aを留める。
次にボタン穴のある台衿15bの方を引き寄せて、第二挟持部4の挟持板6bを支持基板5から離して、第一ボタン穴のある台衿15bを差し込んで挟持板6bを離すと、支持基板5の磁石9dと挟持板6bの磁石9cが引き合い台衿15bを留める。
こうして、隣り合い対向した台衿15aと台衿15bを引き寄せてボタン代わりに留める。
ここでは、水分に強い図6、図7、図8に示すクリップを使う。
ボタンを留める時とは比べることができないほど、簡単に取り付けや取り外しができる。
図12に示すのは、ケース16に値札や商品名札、名前札などを表示するカード17をつける。
また、家庭においては物の整理するときに利用すると便利である。
クリップの第一挟持部3でケース16の縁を挟んで湾曲連結部7aに触れるまで入れる。第二挟持部4で表示するカード17を挟んで湾曲連結部7bに触れるまで入れて挟持する。
この方法は、ケースが布、段ボール、プラスチック、木など何でも磁力の働く範囲であれば同じ方法で使える。
図13に示すのは、互いに隣接する2つのカーテン18aとカーテン18bの対向する各側端を引き寄せて、カーテン18aとカーテン18bの隙間を防止するためにクリップを使っている様子。
図14に示すのは、図13を上面からの断面図で示したものである。
第一挟持部3で一方のカーテン18aを挟み、第二挟持部4で他方のカーテン18bを挟む。
引き寄せることによって、互いに隣接する2つの対向したカーテン18aとカーテン18bとの隙間がなくなる。
強力に挟持しているため、横に引っ張っても引き離れることはない。
カーテン18a、カーテン18bの形状が崩れていても、挟持することができ隙間を防止することができる。
また、カーテン18a、18bの形状の崩れを修正することもできる。
図15、図16が示すのは、名札ケース19を服のポケット20に付ける。
取り付け方は、第一挟持部3の挟持板6aを名札ケース19の上部の穴21に差し込んで、名札ケース19を第一挟持部3に取り付ける。
次に、第二挟持部4の挟持板6bを支持基板5から離して、開けたところをポケット20に上から挟み込み湾曲連結部7bに当たるまで差し込む。
ポケットのない服でも、首周りにポケットに差し込むようにして取り付けることができる。
図17に示すのは、第一挟持部3で、キーケース22のリング23を挟持板6aに通し、挟持溝8aに入れる。
入れた後は、湾曲連結部7aで吊るした状態に。
それを第二挟持部4の磁石9cと第一挟持部3の磁石9bの磁力によって冷蔵庫などの鉄系金属板に吸着させる。
図18に示すのは、第一挟持部3の支持基板5と挟持板6aで束ねたコード24を挟む。
同時に第二挟持部4で別のコードを挟むこともでき、2本のコードが絡まらず整理することができる。
鉄系の金属板に吸着させて整理することもできるし、そのままで収納ケースなどに入れておくこともできる。
図19に示すのは、鉄系の金属ではない小物入れや筆記用具入れなどの蓋なしの箱25の縁を第二挟持部4で挟んで、第一挟持部3の挟持溝8aに輪ゴム27を湾曲連結部7aに吊るし、第一挟持部3の磁石の磁力によって、はさみ26などの金属製のものを吸着する。
普段よく使うものや挟んでおくと便利なものを吸着させると便利である。
輪ゴム27を取り出すときは、はさみ26を外して、挟持板6aを支持基板5から離して取り出す。
図20に示すのは、ノート28を第一挟持部3で挟持し、第二挟持部4でペン29を挟持する。
ノート28とペン29がセットになり、使い勝手がよくなる。
ノート28も全体を挟むことができるので、開いたりせず携帯しやすい。
ノート28とペン29のどちらから挟んでもよい。
図21に示すのは、2個のクリップ1を使って、棒30を支える。
棒30の両端を2個のクリップ1の第一挟持部3で挟み、2個とも第二挟持部4で鉄系金属に吸着させて固定する。
第二挟持部4と鉄系金属の間に用紙などを挟むことができる。
図21に示すのは、棒30にぶら下げたクリップ1である。
挟持溝があるので、棒30にぶら下げることができる。
細い棒の時は、挟持溝に入り、湾曲連結部でぶら下がった状態になるが、太い棒の時は、支持基板と挟持板の間の挟持溝が膨らみ、押さえることになる。
柔軟性のある材質を使った場合には、このように応用範囲が増える。
図22に示すのは、冷蔵庫やロッカー33など鉄系金属でできていて、上面と側面が角になっている場合。
クリップの第一挟持部3の挟持板6aを支持基板5から引き離して、挟持板6aの磁石9aで上面に吸着させ、対向していた支持基板5の磁石9bを側面に吸着させる。
第二挟持部4の支持基板5の磁石9dも吸着している。3点で吸着していることになる。第二挟持部4で被挟持物を挟持する。
また、側面が磁石9b、磁石9dが吸着できない木やプラスチックなどのときは、上面で吸着している磁石9aだけで支えられる。
L字状で支えているため、力学的にもずり落ちることなくしっかり固定される。
図23に示すのは、図22と同じ使い方であるが、台、テーブルやスチールの棚34などのように厚みがなく側面に磁石9b、9dが吸着するものがない時、第一挟持部3の挟持板6aの磁石9aだけで上面に吸着し、第二挟持板4の挟持板6bと支持基板5はぶら下がった状態で、被挟持物を挟持する。
L字状で上面に吸着しているため、被挟持物の重みで落ちることなく吊り下げることができる。
L字状にならないクリップのときは、使用ができない。
図24に示すのは、ベルト32など幅のあるものを吊り下げるには、クリップ1を横向けにして使用する。
鉄系の金属に磁石9cが吸着し、磁石9bが直接ではないが磁力の力が働いて吸着している。2個の磁石9b、9cで吸着しているため、クリップがずり落ちることもなく吊るすことができる。
クリップ1には、第一挟持部3と第二挟持部4があり、2本分吊り下げることができる。ベルト32は挟持溝8aの中を通っているが、細くて挟持できずに抜けるものは、支持基板5の磁石9bと挟持板6aの磁石9aで直接挟むようにすると固定できる。
本クリップ1は厚みがないのでスチール製のロッカーで使うと邪魔にならず、簡単に取り外しもでき便利。
また、物差しなど長くて横向けにして置けなときにも利用できる。
図25に示すのは、第一挟持部3はコード24を挟み、第二挟持部4は挟持板6bを支持基板5から離して、伸ばして、3個の磁石9b、磁石9c、磁石9dが鉄系の金属に吸着する。
3点で磁石が吸着をしているため、2つの磁石で吸着するよりも強く吸着し、重いものでも矜持することができる。
次に、本発明の第2の使い方について説明する。
図31に示すのは、第一本体37と第二本体38との角度を90度にして、縦と横に挟持できるようにして、第一本体37でメモ用紙49を挟持し、次に横に向いた第二本体38でカレンダー50の端を挟持し固定する。
横しか挟めない時には、このように使うことができる。
図32に示すのは、V首の服51に名札ケース52を付けたい時、第一本体37で名札ケース52を挟持し、第二本体38でV首の服51の斜めになっている所を挟持し、名札ケースが水平になるように第一本体37を回転させる。
本発明は以上のような構成である。
1 クリップ
2 クリップ本体
3 第一挟持部
4 第二挟持部
5 支持基板
6a、6b 挟持板
7a、7b 湾曲連結部
8a、8b 挟持溝
9a、9b 9c、9d 磁石
10a、10b 先端部
11a、11b、11c、11d 鉄系金属板
12a、12b 磁石カバー
13a、13b 被挟持物
14 ワイシャツ
15a,15b 台衿
16 ケース
17 カード
18a、18b カーテン
19 名札ケース
20 服の胸ポケット
21 穴
22 キーケース
23 リング
24 コード
25 箱
26 はさみ
27 輪ゴム
28 ノート
29 ペン
30 棒
31 用紙
32 ベルト
33 ロッカー
34 棚
35 シリコンや合成樹脂
36a、36b 溝
37 第一本体
38 第二本体
39a、39b 一辺
40a、40b 挟持板
41a、41b 湾曲連結部
42a、42b 挟持溝
43a、43b 43c、43d 磁石
44a、44b 先端部
45 凸
46 凹
47a、47b 穴
48 留め具
49 メモ用紙
50 カレンダー
51 V首の服
52 名札ケース










Claims (4)

  1. 側面視において、Z字状に折り畳み可能なクリップ本体のZ字状に折り畳まれた時に、互いに対向する面にそれぞれ吸着し合う磁性体を取り付けたクリップ。
  2. 前記クリップ本体は、V字状の第一本体とV字状の第二本体から構成され、前記第一本体の前記V字状の一辺と前記第二本体の前記V字状の一辺とが結合されて、前記Z字状を形成する請求項1に記載のクリップ。
  3. 前記第一本体と前記第二本体は、前記第一本体の前記V字状の一辺と前記第二本体の前記V字状の一辺とが中央部を中心として回転可能に連結されている請求項2に記載のクリップ。
  4. 前記磁性体は、それぞれ磁石である。或いは、一方が磁石、他方が鉄系の金属である請求項1から3のいずれかに記載のクリップ。


































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