JP2526771B2 - 材料試験機 - Google Patents

材料試験機

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JP2526771B2
JP2526771B2 JP4320773A JP32077392A JP2526771B2 JP 2526771 B2 JP2526771 B2 JP 2526771B2 JP 4320773 A JP4320773 A JP 4320773A JP 32077392 A JP32077392 A JP 32077392A JP 2526771 B2 JP2526771 B2 JP 2526771B2
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housing
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登 若林
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジング内に電気部
品を内蔵した材料試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】試料の物理特性を測定する材料試験機と
して、試料の引張り、圧縮あるいは曲げを試料が破断す
るまで継続して破断点に至るまでの歪量や負荷の変化を
測定するものがある。このような装置では、試験機の制
御回路に代表される電気部品を、試験機本体や試験機本
体と別に設けた計測制御装置のハウジング内に適宜分け
て収容している。これら試験機本体や計測制御装置のハ
ウジングは、複数の鋼板類をボルト等の締結手段で締結
して構成されることが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した装置で炭素繊
維や炭素繊維強化プラスチック製の試料の破断試験を行
なうと、試料の破断部分から飛散した炭素繊維の粉塵が
試験機本体や計測制御装置のハウジングの隙間から内部
に侵入し、ICやLSI等の電気部品に付着してこれら
の故障原因となることがあった。かかる問題は、炭素繊
維の粉塵に限らず導電性を有する異物が試験機周囲に飛
散する場合、同様に生じ得る。
【0004】本発明の目的は、異物の付着による電気部
品の故障を防止できる材料試験機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ハウジング内
に電気部品を内蔵した材料試験機に適用される。そし
て、ハウジング内に空気を送り込んでハウジングの内圧
を外気圧よりも高くする送風手段を設けるとともに、ハ
ウジングからの空気の漏れ量を低減すべくハウジングの
隙間に部分的にシール部材を装着し、これにより上記問
題点を解決する。
【0006】
【作用】ハウジングの隙間から外部へ向って空気が噴出
し、炭素繊維の粉塵等がハウジング内へ侵入するのを防
止する。その際、シール部材によりハウジングからの空
気の漏れ量が低減されるので、風量が少なくてもハウジ
ング内の圧力つまり外部へ噴出される空気の勢いを高め
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の一実施
例を説明する。図1〜図3において1は試験機本体、2
は計測制御装置である。試験機本体1は、門型のロード
フレーム10のビーム11とクロスヘッド12に取り付
けられた一対のつかみ具13,14で試料TPの両端を
把持しつつ、クロスヘッド12を上下方向に移動させて
試料TPの引張試験や疲労試験等を行なうもので、その
ハウジング15の内部には、クロスヘッド12を駆動す
るモータおよびその駆動回路や試料TPの荷重、変位を
検出する計測器等の電気部品(不図示)が収容されてい
る。計測制御装置2は試験機本体1の動作を指令しかつ
試験機本体1で測定したデータを処理して目的とする物
理量を演算するもので、そのハウジング20の内部には
動作制御およびデータ処理用のCPUやプログラムを内
蔵するメモリ等の電気部品(不図示)が収容されてい
る。なお、21は入力手段としてのキーボード、22は
出力手段としてのCRTである。
【0008】ハウジング15,20は溶接構造のフレー
ム(不図示)に複数枚の鋼板を取り付けて構成されたも
ので、それぞれの背面側には送風機3が送風ホース3
0,31を介して接続されている。送風機3は、吸入ホ
ース32から取り込まれる空気を送風ホース30,31
を介してハウジング15,20に送り込むもので、吸入
ホース32の先端の取込口32aは当該材料試験機が設
置される試験室の隔壁Wを貫いて別室に配設される。こ
れは、試験室内に浮遊する塵埃の送風機3への侵入を阻
止するためである。また、ハウジング15,20へ送り
込まれる空気中の塵埃や水分を除去するため、送風機3
の内部にはエアードライヤ33が設けられる。
【0009】図4に一例を示すように、ハウジング1
5,20の鋼板100,101の継ぎ目部分には、鋼板
100,101の継ぎ目部分からの空気の漏れ量を低減
するシール部材102が介装されている。シール部材1
02としては、公知のゴムパッキンや液体シール材が使
用箇所に応じて適宜使用される。なお、図4において1
03は鋼板100,101を締結するボルトである。
【0010】以上の構成の材料試験機では、送風機3を
継続的に駆動してハウジング15,20の内部へ空気を
絶えず送り込む。これにより、送風機3から送り込まれ
る空気がハウジング15,20内で適度に圧縮されてハ
ウジング15,20の内圧が外気圧(図示例では材料試
験機の設置される試験室の圧力)よりも高くなる。この
ため、図3に矢印で示すごとくハウジング15,20の
隙間から絶えず空気が噴出してハウジング15,20内
への粉塵の侵入が阻止され、ハウジング15,20に内
蔵された電気部品に炭素繊維等の導電性の異物が付着し
てこれらが故障するおそれがなくなる。ハウジング1
5,20の隙間部分をシール材で塞いで空気の漏れ量を
低減しているので、送風機3からの送風量が少なくても
十分に内圧を高め得る。
【0011】本実施例では試料TPをつかみ具13,1
4で把持する材料試験機を例に挙げたが、本発明はこれ
に限るものではなく、ビーム11とクロスヘッド12と
の間で試料TPを挟持して圧縮試験や曲げ試験を行なう
ものにも適用される。また、計測制御装置2のハウジン
グ20のみに電気部品が収容され、あるいは試験機本体
1と計測制御装置2とが一体化された材料試験機にも適
用される。
【0012】以上の実施例と請求項との対応において、
送風機3が送風手段を構成する。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、ハウジングの隙間から
外部へ向って空気が噴出することにより炭素繊維の粉塵
等がハウジング内へ侵入するのが阻止されるので、粉塵
等の付着による電気部品の故障が防止できる。また、ハ
ウジングの隙間を部分的にシール部材で塞いで空気の漏
れ量を低減しているので、送風手段からの送風量が少な
くても十分にハウジングの内圧を高めることができ、さ
ほど強力な送風手段を用いなくても十分な防塵効果が得
られ、以てコストダウンに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る材料試験機の平面図。
【図2】図1の材料試験機を同図の矢印II方向からみた
図。
【図3】図1の材料試験機を図2の矢印III方向からみ
た図。
【図4】図1の材料試験機におけるハウジングの鋼板の
継ぎ目部分を示す図。
【符号の説明】
1 試験機本体 2 計測制御装置 3 送風機 15,20 ハウジング

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に電気部品を内蔵した材料
    試験機において、前記ハウジング内に空気を送り込んで
    該ハウジングの内圧を外気圧よりも高くする送風手段を
    設けるとともに、ハウジングからの空気の漏れ量を低減
    すべく前記ハウジングの隙間に部分的にシール部材を装
    着したことを特徴とする材料試験機。
JP4320773A 1992-11-30 1992-11-30 材料試験機 Expired - Lifetime JP2526771B2 (ja)

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JP4320773A JP2526771B2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 材料試験機

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JPH06167432A JPH06167432A (ja) 1994-06-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856825A (ja) * 1981-09-30 1983-04-04 Mitsubishi Gas Chem Co Inc ポリフェニレンエーテル系樹脂フィルム及びその製造法

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JPH06167432A (ja) 1994-06-14

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