JP2526749B2 - フォ―クリフトの荷積落下警報装置 - Google Patents
フォ―クリフトの荷積落下警報装置Info
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- JP2526749B2 JP2526749B2 JP3179954A JP17995491A JP2526749B2 JP 2526749 B2 JP2526749 B2 JP 2526749B2 JP 3179954 A JP3179954 A JP 3179954A JP 17995491 A JP17995491 A JP 17995491A JP 2526749 B2 JP2526749 B2 JP 2526749B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフォークリフトの荷積
落下警報装置に係り、詳しくは荷の異常を検出して荷の
落下を防止するフォークリフトの荷積落下警報装置に関
するものである。
落下警報装置に係り、詳しくは荷の異常を検出して荷の
落下を防止するフォークリフトの荷積落下警報装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にフォークリフトの荷役作業
は、フォークを荷が載置されたパレットと同じ高さまで
昇降させ、その位置でフォークの昇降動作を停止させ、
車両を前方に移動させる。そして、フォーク先端部をパ
レットに挿入し、リフトレバーを操作して荷が載置され
たパレットを持ち上げ、車両を所定の位置まで移動さ
せ、そこでフォークを昇降させ、載置されている荷を置
くという操作を各々繰り返されて行われている。
は、フォークを荷が載置されたパレットと同じ高さまで
昇降させ、その位置でフォークの昇降動作を停止させ、
車両を前方に移動させる。そして、フォーク先端部をパ
レットに挿入し、リフトレバーを操作して荷が載置され
たパレットを持ち上げ、車両を所定の位置まで移動さ
せ、そこでフォークを昇降させ、載置されている荷を置
くという操作を各々繰り返されて行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フォー
クリフトによる荷役作業おいて、荷取り、荷置き作業後
に車両をバックさせる場合、作業者は後方の安全を確認
しなければならず、フォークに差し込まれたパレットの
状態を把握することができない。そのため、例えば荷を
持ち上げた後、車両を後進させた場合、パレットが倉庫
の棚や他の荷に引っ掛かっても、そのことに気付かない
で車両をさらに後進させると、パレットの積荷が崩れて
しまうという問題があった。
クリフトによる荷役作業おいて、荷取り、荷置き作業後
に車両をバックさせる場合、作業者は後方の安全を確認
しなければならず、フォークに差し込まれたパレットの
状態を把握することができない。そのため、例えば荷を
持ち上げた後、車両を後進させた場合、パレットが倉庫
の棚や他の荷に引っ掛かっても、そのことに気付かない
で車両をさらに後進させると、パレットの積荷が崩れて
しまうという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、荷取り、荷置き後に、
作業者が後方を確認しながら車両を後進させても荷崩れ
や荷を引きずることを防止するフォークリフトの荷積落
下警報装置を提供することにある。
れたものであって、その目的は、荷取り、荷置き後に、
作業者が後方を確認しながら車両を後進させても荷崩れ
や荷を引きずることを防止するフォークリフトの荷積落
下警報装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、フォークにより荷取り又は荷置をその荷重
にて検出する荷検出手段と、前記フォークに対する荷の
位置を検出する荷確認手段と、前記荷の状態を知らせる
報知手段と、前記フォークにより荷取りが行われた後、
荷取り位置から後進すべく車両が後進している状態にお
いて、前記荷検出手段が荷を検出し、前記荷確認手段が
荷を検出をしなくなったとき、前記報知手段を動作させ
る第1の報知制御手段と、前記フォークにより荷置きが
行われた後、フォークを荷から引き抜くべく、車両が後
進している状態において、前記荷検出手段が荷を検出せ
ず、前記荷確認手段が荷を引き続き検出しているとき、
前記報知手段を動作させる第2の報知制御手段とを備え
たをその要旨とする。
決するため、フォークにより荷取り又は荷置をその荷重
にて検出する荷検出手段と、前記フォークに対する荷の
位置を検出する荷確認手段と、前記荷の状態を知らせる
報知手段と、前記フォークにより荷取りが行われた後、
荷取り位置から後進すべく車両が後進している状態にお
いて、前記荷検出手段が荷を検出し、前記荷確認手段が
荷を検出をしなくなったとき、前記報知手段を動作させ
る第1の報知制御手段と、前記フォークにより荷置きが
行われた後、フォークを荷から引き抜くべく、車両が後
進している状態において、前記荷検出手段が荷を検出せ
ず、前記荷確認手段が荷を引き続き検出しているとき、
前記報知手段を動作させる第2の報知制御手段とを備え
たをその要旨とする。
【0006】
【作用】フォークによって荷取りを行うと、荷の荷重に
より荷検出手段が荷を検出し、荷確認手段によりフォー
クに対する荷を検出する。この状態で、車両を後進させ
たとき、荷確認手段が荷の検出を行わなくなると、第1
の報知制御手段がフォークによって持ち上げられた荷が
フォークの先端側に移動した状態だと判断し、報知手段
を動作させる。
より荷検出手段が荷を検出し、荷確認手段によりフォー
クに対する荷を検出する。この状態で、車両を後進させ
たとき、荷確認手段が荷の検出を行わなくなると、第1
の報知制御手段がフォークによって持ち上げられた荷が
フォークの先端側に移動した状態だと判断し、報知手段
を動作させる。
【0007】又、フォークによって荷置きを行うと、荷
の荷重が荷検出手段にかからなくなるため、荷検出手段
が荷の検出を行わなくなり、荷確認手段はフォークに対
する荷の検出を行う。この状態で、荷からフォークを抜
き取るべく、車両を後進させたとき、荷確認手段が荷の
検出を引き続きおこなっているとき、第2の報知制御手
段がフォークによって置かれた荷がフォークによって引
きずられている状態だと判断し、報知手段を動作させ
る。
の荷重が荷検出手段にかからなくなるため、荷検出手段
が荷の検出を行わなくなり、荷確認手段はフォークに対
する荷の検出を行う。この状態で、荷からフォークを抜
き取るべく、車両を後進させたとき、荷確認手段が荷の
検出を引き続きおこなっているとき、第2の報知制御手
段がフォークによって置かれた荷がフォークによって引
きずられている状態だと判断し、報知手段を動作させ
る。
【0008】従って、荷の状態を早期に作業者が知るこ
とができ、荷崩れや荷を引きづることを防止することが
できる。
とができ、荷崩れや荷を引きづることを防止することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図4に従って説明する。図2に示すように、フォークリ
フトの車両1の前部には該車両の車幅方向に左右一対の
アウターマスト2が立設されている。このアウターマス
ト2の内側にはインナーマスト3が上下方向に摺動可能
に設けられている。前記インナーマスト3の上端は連結
板4によって連結され、前記インナーマスト3にそれぞ
れ対応して配設された一対のリフトシリンダ5のロッド
6の上端が前記連結板4に固着されている。前記一対の
リフトシリンダ5によって連結板4を介してインナーマ
スト3が上下動するようになっている。
図4に従って説明する。図2に示すように、フォークリ
フトの車両1の前部には該車両の車幅方向に左右一対の
アウターマスト2が立設されている。このアウターマス
ト2の内側にはインナーマスト3が上下方向に摺動可能
に設けられている。前記インナーマスト3の上端は連結
板4によって連結され、前記インナーマスト3にそれぞ
れ対応して配設された一対のリフトシリンダ5のロッド
6の上端が前記連結板4に固着されている。前記一対の
リフトシリンダ5によって連結板4を介してインナーマ
スト3が上下動するようになっている。
【0010】又、インナーマスト3の間には該インナー
マスト3に沿って上下動するフォークブラケット7が配
設さ、該フォークブラケット7には車両1の幅方向に左
右一対のフォーク8が設けられている。そして、前記リ
フトシリンダ5のロッド6が上下動することによりイン
ナーマスト3が上下動し、このインナーマスト3の上下
動に伴って図示しないチェーンを介して前記フォークブ
ラケット7及びフォーク8を上下動させるようになって
いる。
マスト3に沿って上下動するフォークブラケット7が配
設さ、該フォークブラケット7には車両1の幅方向に左
右一対のフォーク8が設けられている。そして、前記リ
フトシリンダ5のロッド6が上下動することによりイン
ナーマスト3が上下動し、このインナーマスト3の上下
動に伴って図示しないチェーンを介して前記フォークブ
ラケット7及びフォーク8を上下動させるようになって
いる。
【0011】前記左右一対のフォーク8の上面には、荷
検出手段としての荷検出センサ9がそれぞれ設けられて
いる。前記荷検出センサ9はレバースイッチ式となって
おり、前記フォーク8によって持ち上げられた荷の荷重
によってオンし、荷を置いて荷の荷重から開放されたと
きオフするようになっている。
検出手段としての荷検出センサ9がそれぞれ設けられて
いる。前記荷検出センサ9はレバースイッチ式となって
おり、前記フォーク8によって持ち上げられた荷の荷重
によってオンし、荷を置いて荷の荷重から開放されたと
きオフするようになっている。
【0012】又、前記フォーク8の基端フォークブラケ
ット7側には荷確認手段としての荷確認センサ10が設
けられている。前記荷確認センサ10は超音波センサで
あって、前記フォーク8によって持ち上げ又は置かれた
荷に超音波が当たり、その反射波を検出してフォーク8
に対する荷の位置の検出を行うようになっている。
ット7側には荷確認手段としての荷確認センサ10が設
けられている。前記荷確認センサ10は超音波センサで
あって、前記フォーク8によって持ち上げ又は置かれた
荷に超音波が当たり、その反射波を検出してフォーク8
に対する荷の位置の検出を行うようになっている。
【0013】前記車両1の運転席には該車両1を前後進
させる切換えレバー11が設けられている。更に、前記
車両1における運転席のパネル12内には報知手段とし
ての警報ブザー13が設けられ、前記警報ブザー13の
ブザー音は運転席に座る作業者に聞こえるようになって
いる。又、前記車両1の内部には第1,2の報知制御手
段としてのコントローラ14が設けられ、このコントロ
ーラ14によって前記警報ブザー13からブザー音を出
力するようになっている。
させる切換えレバー11が設けられている。更に、前記
車両1における運転席のパネル12内には報知手段とし
ての警報ブザー13が設けられ、前記警報ブザー13の
ブザー音は運転席に座る作業者に聞こえるようになって
いる。又、前記車両1の内部には第1,2の報知制御手
段としてのコントローラ14が設けられ、このコントロ
ーラ14によって前記警報ブザー13からブザー音を出
力するようになっている。
【0014】次に、上記の前記コントローラ14の電気
的構成について説明する。図1に示すように、コントロ
ーラ14には前記荷検出センサ9、前記荷確認センサ1
0がそれぞれ接続されている。そして、この荷検出セン
サ9、前記荷確認センサ10からの検出信号がコントロ
ーラ14に出力されるようになっている。
的構成について説明する。図1に示すように、コントロ
ーラ14には前記荷検出センサ9、前記荷確認センサ1
0がそれぞれ接続されている。そして、この荷検出セン
サ9、前記荷確認センサ10からの検出信号がコントロ
ーラ14に出力されるようになっている。
【0015】又、前記コントローラ14には後進検出ス
イッチ17が接続されている。この後進検出スイッチ1
7は切換レバー11が後進状態に設定されたとき、オン
するようになっている。
イッチ17が接続されている。この後進検出スイッチ1
7は切換レバー11が後進状態に設定されたとき、オン
するようになっている。
【0016】前記コントローラ14にはパルスカウンタ
15を介してパルスピックアップ16が接続されてい
る。このパルスピックアップ16は、図示は省略するが
例えば図1に示す車両1の後輪18の回転軸に対して対
向するように配設されている。そして、後輪18におけ
る回転軸の回転により、該回転軸の外周面に設けられた
凹凸部又はスリットを前記パルスピックアップ16が検
出すると、方形波となるパルスを前記パルスカウンタ1
5に出力するようになっている。
15を介してパルスピックアップ16が接続されてい
る。このパルスピックアップ16は、図示は省略するが
例えば図1に示す車両1の後輪18の回転軸に対して対
向するように配設されている。そして、後輪18におけ
る回転軸の回転により、該回転軸の外周面に設けられた
凹凸部又はスリットを前記パルスピックアップ16が検
出すると、方形波となるパルスを前記パルスカウンタ1
5に出力するようになっている。
【0017】そして、前記パルスカウンタ15はパルス
ピックアップ16からのパルスの数をカウントして前記
コントローラ14に出力するようになっている。前記コ
ントローラ14はパルスカウンタ15からのカウント数
に基づいて車両1がどれだけ走行したかを演算するよう
になっている。
ピックアップ16からのパルスの数をカウントして前記
コントローラ14に出力するようになっている。前記コ
ントローラ14はパルスカウンタ15からのカウント数
に基づいて車両1がどれだけ走行したかを演算するよう
になっている。
【0018】又、前記コントローラ14演算結果に基づ
いて車両1が所定距離(本実施例においては30cm)
走行し、かつ、前記後進検出スイッチ17がオン(つま
り車両1が後進して30cm移動)したとき、前記荷検
出センサ9及び荷確認センサ10によって荷が異常であ
るか否かを検出するようになっている。
いて車両1が所定距離(本実施例においては30cm)
走行し、かつ、前記後進検出スイッチ17がオン(つま
り車両1が後進して30cm移動)したとき、前記荷検
出センサ9及び荷確認センサ10によって荷が異常であ
るか否かを検出するようになっている。
【0019】次に、前記コントローラ14の判断機能に
ついて説明する。まず、図3に示すように、フォーク8
により荷取り後、前記荷検出センサ9及び荷確認センサ
10が共にオンしているため、これらの検出信号に基づ
いてコントローラ14は後進可能と判断する。そして、
コントローラ14は前記後進検出スイッチ17のオンに
基づいて後進を判断するとともに、パルスカウンタ15
からのカウント数に基づいて車両1が30cm後進した
とき、前記荷検出センサ9及び前記荷確認センサ10の
状態を判断する。
ついて説明する。まず、図3に示すように、フォーク8
により荷取り後、前記荷検出センサ9及び荷確認センサ
10が共にオンしているため、これらの検出信号に基づ
いてコントローラ14は後進可能と判断する。そして、
コントローラ14は前記後進検出スイッチ17のオンに
基づいて後進を判断するとともに、パルスカウンタ15
からのカウント数に基づいて車両1が30cm後進した
とき、前記荷検出センサ9及び前記荷確認センサ10の
状態を判断する。
【0020】前記荷検出センサ9及び荷確認センサ10
がオン状態を継続している場合、コントローラ14はフ
ォーク8によって正常に荷取りが行われていると判断
し、該コントローラ14は前記警報ブザー13からブザ
ー音を出力しない。逆に、検出センサ9がオンし、荷の
位置を検出している荷確認センサ10がオンからオフ状
態に切り換わった場合、前記コントローラ14は車両1
が後進した際、障害物に荷が引っ掛かっり、荷がフォー
ク8の先端側に移動した状態だと判断する。そのため、
コントローラ14は前記警報ブザー13からブザー音を
出力し、荷が障害物に引っ掛かった(異常)状態である
ことを作業者に知らせる。
がオン状態を継続している場合、コントローラ14はフ
ォーク8によって正常に荷取りが行われていると判断
し、該コントローラ14は前記警報ブザー13からブザ
ー音を出力しない。逆に、検出センサ9がオンし、荷の
位置を検出している荷確認センサ10がオンからオフ状
態に切り換わった場合、前記コントローラ14は車両1
が後進した際、障害物に荷が引っ掛かっり、荷がフォー
ク8の先端側に移動した状態だと判断する。そのため、
コントローラ14は前記警報ブザー13からブザー音を
出力し、荷が障害物に引っ掛かった(異常)状態である
ことを作業者に知らせる。
【0021】又、フォーク8によって荷が置かれると、
荷の荷重が荷検出センサ9にかからなくなるため、荷検
出センサ9はオフする。そして、荷確認センサ10は荷
を検出してオンしている。これらの検出信号に基づいて
コントローラ14は荷からフォーク8を抜くことができ
る後進可能な状態と判断する。そして、コントローラ1
4は前記後進検出スイッチ17のオンに基づいて後進を
判断するとともに、パルスカウンタ15からのカウント
数に基づいて車両1が30cm後進したとき、前記荷確
認センサ10の状態を判断する。
荷の荷重が荷検出センサ9にかからなくなるため、荷検
出センサ9はオフする。そして、荷確認センサ10は荷
を検出してオンしている。これらの検出信号に基づいて
コントローラ14は荷からフォーク8を抜くことができ
る後進可能な状態と判断する。そして、コントローラ1
4は前記後進検出スイッチ17のオンに基づいて後進を
判断するとともに、パルスカウンタ15からのカウント
数に基づいて車両1が30cm後進したとき、前記荷確
認センサ10の状態を判断する。
【0022】前記フォーク8によって置かれた荷の位置
を検出していた荷確認センサ10がオフしている場合、
コントローラ14は車両1が後進によって置かれた荷か
ら正常にフォーク8が抜け出たと判断し、該コントロー
ラ14は前記警報ブザー13からブザー音を出力しな
い。逆に、荷検出センサ9がオフ状態であって、フォー
ク8によって置かれた荷を検出していた荷確認センサ1
0が引き続き荷を検出してオン状態を継続している場
合、コントローラ14はフォーク8が置かれた荷を引き
ずっている状態だと判断する。そのため、コントローラ
14は前記警報ブザー13からブザー音を出力し、フォ
ーク8によって荷が引きづられている(異常)状態であ
ることを作業者に知らせる。
を検出していた荷確認センサ10がオフしている場合、
コントローラ14は車両1が後進によって置かれた荷か
ら正常にフォーク8が抜け出たと判断し、該コントロー
ラ14は前記警報ブザー13からブザー音を出力しな
い。逆に、荷検出センサ9がオフ状態であって、フォー
ク8によって置かれた荷を検出していた荷確認センサ1
0が引き続き荷を検出してオン状態を継続している場
合、コントローラ14はフォーク8が置かれた荷を引き
ずっている状態だと判断する。そのため、コントローラ
14は前記警報ブザー13からブザー音を出力し、フォ
ーク8によって荷が引きづられている(異常)状態であ
ることを作業者に知らせる。
【0023】次に、上記のように構成されたフォークリ
フトの荷積落下警報装置の作用を図4に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。キースイッチのオンによりコ
ントローラ14は荷確認センサ10がオンを判断した後
(STEP1、以下STEPをSと言う)、荷検出セン
サ9のオン・オフを判断する(S2)。前記コントロー
ラ14は荷検出センサ9のオフを判断した後、該コント
ローラ14は荷検出センサ9がオンに切り換わったかを
判断する(S3)。そして、コントローラ14は荷検出
センサ9がオンしたとき、荷取りと判断する。
フトの荷積落下警報装置の作用を図4に示すフローチャ
ートに基づいて説明する。キースイッチのオンによりコ
ントローラ14は荷確認センサ10がオンを判断した後
(STEP1、以下STEPをSと言う)、荷検出セン
サ9のオン・オフを判断する(S2)。前記コントロー
ラ14は荷検出センサ9のオフを判断した後、該コント
ローラ14は荷検出センサ9がオンに切り換わったかを
判断する(S3)。そして、コントローラ14は荷検出
センサ9がオンしたとき、荷取りと判断する。
【0024】一方、コントローラ14は荷検出センサ9
のオンを判断した後、該コントローラ14は荷検出セン
サ9がオフに切り換わったかを判断する。そして、コン
トローラ14は荷検出センサ9がオフしたとき、荷置き
と判断する。
のオンを判断した後、該コントローラ14は荷検出セン
サ9がオフに切り換わったかを判断する。そして、コン
トローラ14は荷検出センサ9がオフしたとき、荷置き
と判断する。
【0025】上記のように、荷取り又は荷置きされた状
態で、コントローラ14はパルスカウンタ15のカウン
ト数を0にリセットし、車両1の走行に基づいてパルス
ピックアップ16からのパルス数をカウントする(S
5)。そして、コントローラ14はパルスカウンタ15
からのカウント数に基づいて車両1の走行距離を演算
し、その演算結果に基づいて走行距離が30cm以上で
あるか否かを判断する(S6)。そして、走行距離が3
0cm以上になるとコントローラ14は後進検出スイッ
チ17によって車両1が後進しているかを判断する(S
7)。
態で、コントローラ14はパルスカウンタ15のカウン
ト数を0にリセットし、車両1の走行に基づいてパルス
ピックアップ16からのパルス数をカウントする(S
5)。そして、コントローラ14はパルスカウンタ15
からのカウント数に基づいて車両1の走行距離を演算
し、その演算結果に基づいて走行距離が30cm以上で
あるか否かを判断する(S6)。そして、走行距離が3
0cm以上になるとコントローラ14は後進検出スイッ
チ17によって車両1が後進しているかを判断する(S
7)。
【0026】そして、後進検出スイッチ17がオフして
いるときには、車両1が前進しているため、この場合は
フォーク8によって荷取り、荷置きされた荷の状態の判
断を行わず再びS1に戻る。
いるときには、車両1が前進しているため、この場合は
フォーク8によって荷取り、荷置きされた荷の状態の判
断を行わず再びS1に戻る。
【0027】一方、後進スイッチ17がオンしている場
合、コントローラ14は車両1が後進していると判断す
る(S7)。すると、コントローラ14は荷検出センサ
9のオン・オフの判断を行う(S8)。そして、荷検出
センサ9がオンしたままの状態であれば、コントローラ
14はフォーク8によって荷取りされた状態であると判
断し、荷確認センサ10のオン・オフを判断する(S
9)。前記コントローラ14はフォーク8によって持ち
上げられた荷を荷確認センサ10が検出してオンの状態
を継続していれば、フォーク8によって正常に荷が持ち
上げられていると判断し、警報ブザー13を鳴らさずに
再びS1に戻る。
合、コントローラ14は車両1が後進していると判断す
る(S7)。すると、コントローラ14は荷検出センサ
9のオン・オフの判断を行う(S8)。そして、荷検出
センサ9がオンしたままの状態であれば、コントローラ
14はフォーク8によって荷取りされた状態であると判
断し、荷確認センサ10のオン・オフを判断する(S
9)。前記コントローラ14はフォーク8によって持ち
上げられた荷を荷確認センサ10が検出してオンの状態
を継続していれば、フォーク8によって正常に荷が持ち
上げられていると判断し、警報ブザー13を鳴らさずに
再びS1に戻る。
【0028】しかし、フォーク8によって持ち上げられ
た荷を荷確認センサ10が検出しているオンの状態から
荷を検出していないオフの状態となると、コントローラ
14はフォーク8によって持ち上げられた荷が車両1の
後進のとき、障害物に引っ掛かり、荷がフォーク8の先
端側に移動していると判断する。そのため、コントロー
ラ14は荷の異常を判断して警報ブザー13を鳴らし
(S10)、フォーク8によって積み上げられた荷が異
常状態であることを作業者に知らせて再びS1に戻る。
た荷を荷確認センサ10が検出しているオンの状態から
荷を検出していないオフの状態となると、コントローラ
14はフォーク8によって持ち上げられた荷が車両1の
後進のとき、障害物に引っ掛かり、荷がフォーク8の先
端側に移動していると判断する。そのため、コントロー
ラ14は荷の異常を判断して警報ブザー13を鳴らし
(S10)、フォーク8によって積み上げられた荷が異
常状態であることを作業者に知らせて再びS1に戻る。
【0029】又、フォーク8の荷の荷重によってオンし
ている荷検出センサ9がオフすると(S8)、コントロ
ーラ14はフォーク8によって持ち上げられた荷が置か
れたと判断する。そして、車両1はフォーク8によって
置かれた荷からフォーク8を抜き取るため後進する。そ
のとき、コントローラ14は荷確認センサ10のオン・
オフを判断する(S11)。前記コトローラ14は置か
れた荷を検出してオンしている状態となる荷確認センサ
10が車両1の後進により、荷が検出できなくなってオ
フした状態となると、置かれた荷から車両1の後進によ
りフォーク8が正常に抜き取られたと判断して警報ブザ
ー13を鳴らさずに再びS1に戻る。
ている荷検出センサ9がオフすると(S8)、コントロ
ーラ14はフォーク8によって持ち上げられた荷が置か
れたと判断する。そして、車両1はフォーク8によって
置かれた荷からフォーク8を抜き取るため後進する。そ
のとき、コントローラ14は荷確認センサ10のオン・
オフを判断する(S11)。前記コトローラ14は置か
れた荷を検出してオンしている状態となる荷確認センサ
10が車両1の後進により、荷が検出できなくなってオ
フした状態となると、置かれた荷から車両1の後進によ
りフォーク8が正常に抜き取られたと判断して警報ブザ
ー13を鳴らさずに再びS1に戻る。
【0030】しかし、フォーク8によって置かれた荷を
荷確認センサ10が継続的に検出してオンしている状態
であると、該コントローラ14は車両1が後進している
とき、フォーク8によって荷が引きづられた状態である
と判断する(S11)。これにより、前記コントローラ
14は警報ブザー13を鳴らし、荷が異常状態であるこ
とを作業者に知らせて再びS1に戻る。尚、上記の状態
検出はキースイッチのオフによって終了する。
荷確認センサ10が継続的に検出してオンしている状態
であると、該コントローラ14は車両1が後進している
とき、フォーク8によって荷が引きづられた状態である
と判断する(S11)。これにより、前記コントローラ
14は警報ブザー13を鳴らし、荷が異常状態であるこ
とを作業者に知らせて再びS1に戻る。尚、上記の状態
検出はキースイッチのオフによって終了する。
【0031】従って、荷取り、荷置き作業後に、後方の
安全を確認しながら車両1を後進させている作業者に、
荷が倉庫の棚や他の荷等の障害物に引っ掛かったり、荷
がフォーク8によって引きづられたとき、警報ブザー1
3のブザー音によって荷の異常を知らせることができ
る。この結果、車両1の後進時における荷崩れを防止す
ることができる。
安全を確認しながら車両1を後進させている作業者に、
荷が倉庫の棚や他の荷等の障害物に引っ掛かったり、荷
がフォーク8によって引きづられたとき、警報ブザー1
3のブザー音によって荷の異常を知らせることができ
る。この結果、車両1の後進時における荷崩れを防止す
ることができる。
【0032】尚、本実施例において使用した荷検出セン
サ9及び荷確認センサ10はフォーク8によって荷取
り、荷置きを検出することができればよく、光センサ等
の他のセンサを使用することも可能である。
サ9及び荷確認センサ10はフォーク8によって荷取
り、荷置きを検出することができればよく、光センサ等
の他のセンサを使用することも可能である。
【0033】又、本実施例においては、作業者が操作す
るフォークリフトに具体化したが、無人タイプのフォー
クリフトに具体化することも可能である。
るフォークリフトに具体化したが、無人タイプのフォー
クリフトに具体化することも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、荷
取り、荷置き後に、作業者が後方を確認しながら車両を
後進させても荷崩れや荷を引きずることを防止できる優
れた効果を奏する。
取り、荷置き後に、作業者が後方を確認しながら車両を
後進させても荷崩れや荷を引きずることを防止できる優
れた効果を奏する。
【図1】本発明にかかる積荷落下警報装置の電気的構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】フォークリフトの構成を示す側面図である。
【図3】荷検出センサ、荷確認センサに基づいてコント
ローラが荷の異常を判断する説明図である。
ローラが荷の異常を判断する説明図である。
【図4】積荷落下警報装置によって荷の異常を判断する
フローチャート図である。
フローチャート図である。
1…車両、8…フォーク、9…荷検出手段としての荷検
出センサ、10…荷確認手段としての荷確認センサ、1
1…切換レバー、13…報知手段としての警報ブザー、
14…第1,2の報知制御手段としてのコントローラ
出センサ、10…荷確認手段としての荷確認センサ、1
1…切換レバー、13…報知手段としての警報ブザー、
14…第1,2の報知制御手段としてのコントローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 フォークにより荷取り又は荷置をその荷
重にて検出する荷検出手段と、 前記フォークに対する荷の位置を検出する荷確認手段
と、 前記荷の状態を知らせる報知手段と、 前記フォークにより荷取りが行われた後、荷取り位置か
ら後進すべく車両が後進している状態において、前記荷
検出手段が荷を検出し、前記荷確認手段が荷を検出をし
なくなったとき、前記報知手段を動作させる第1の報知
制御手段と、 前記フォークにより荷置きが行われた後、フォークを荷
から引き抜くべく、車両が後進している状態において、
前記荷検出手段が荷を検出せず、前記荷確認手段が荷を
引き続き検出しているとき、前記報知手段を動作させる
第2の報知制御手段とを備えたフォークリフトの荷積落
下警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179954A JP2526749B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フォ―クリフトの荷積落下警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179954A JP2526749B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フォ―クリフトの荷積落下警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524796A JPH0524796A (ja) | 1993-02-02 |
JP2526749B2 true JP2526749B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=16074867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3179954A Expired - Fee Related JP2526749B2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | フォ―クリフトの荷積落下警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526749B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179954A patent/JP2526749B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524796A (ja) | 1993-02-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |