JP2526633Y2 - ポケット付きシート・バック・ガーニッシュ - Google Patents
ポケット付きシート・バック・ガーニッシュInfo
- Publication number
- JP2526633Y2 JP2526633Y2 JP1990110790U JP11079090U JP2526633Y2 JP 2526633 Y2 JP2526633 Y2 JP 2526633Y2 JP 1990110790 U JP1990110790 U JP 1990110790U JP 11079090 U JP11079090 U JP 11079090U JP 2526633 Y2 JP2526633 Y2 JP 2526633Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- garnish
- leaf spring
- core
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の関係する分野 この考案は、自動車シートに使用されるポケット付き
シート・バック・ガーニッシュに関する。
シート・バック・ガーニッシュに関する。
背景技術 この種のポケット付きシート・バック・ガーニッシュ
では、板状ポケット心材は、その下端が板ばねヒンジで
ガーニッシュ・ボードの下方に結合されてそのガーニッ
シュ・ボードに支持され、そして、ポケット表皮は、そ
のポケット心材の両側にポケット蛇腹部分を形成してそ
のポケット心材の表面およびガーニッシュ・ボードに接
着および止められ、そして、そのポケットが形成される
ので、そのポケットが開かれた際に、その板ばねヒンジ
が見え、また、そのポケットに入れた物がそのヒンジに
しばしば引っ掛かって物の出し入れが厄介であった。
では、板状ポケット心材は、その下端が板ばねヒンジで
ガーニッシュ・ボードの下方に結合されてそのガーニッ
シュ・ボードに支持され、そして、ポケット表皮は、そ
のポケット心材の両側にポケット蛇腹部分を形成してそ
のポケット心材の表面およびガーニッシュ・ボードに接
着および止められ、そして、そのポケットが形成される
ので、そのポケットが開かれた際に、その板ばねヒンジ
が見え、また、そのポケットに入れた物がそのヒンジに
しばしば引っ掛かって物の出し入れが厄介であった。
考案の課題 この考案の課題は、ポケットが開かれた状態で板ばね
ヒンジを見えなくし、そのポケットに物の出し入れを容
易にするところのポケット付きシート・バック・ガーニ
ッシュの提供にある。
ヒンジを見えなくし、そのポケットに物の出し入れを容
易にするところのポケット付きシート・バック・ガーニ
ッシュの提供にある。
具体例の説明 以下、特定されて図面に示された具体例に基づいて、
この考案のポケット付きシート・バック・ガーニッシュ
を説明するに、第1および2図は、乗用車のドライバ・
シートに適用されたこの考案のポケット付きシート・バ
ック・ガーニッシュの具体例10を示し、このポケット付
きシート・バック・ガーニッシュ10では、板状ポケット
心材14が、複数の板ばねヒンジ15を用いて下端をガーニ
ッシュ・ボード12の下方に結合し、また、ポケット表皮
16が、そのポケット心材14の両側に伸長されてそのポケ
ット心材14の表面に接着され、そして、その両伸長端を
そのガーニッシュ・ボード12に固定的に接合してそのポ
ケット心材14の両側にポケット蛇腹部分17,17を形成
し、さらに、ヒンジ・カバー18が、そのガーニッシュ・
ボード12の下方に固定的に接合されてポケット内張り19
の下端に伸長され、その複数の板ばねヒンジ15の上方で
その伸長端をそのポケット心材14の裏面に固定的に止
め、そして、その複数の板ばねヒンジ15から上方に離れ
てポケット底部を形成する。
この考案のポケット付きシート・バック・ガーニッシュ
を説明するに、第1および2図は、乗用車のドライバ・
シートに適用されたこの考案のポケット付きシート・バ
ック・ガーニッシュの具体例10を示し、このポケット付
きシート・バック・ガーニッシュ10では、板状ポケット
心材14が、複数の板ばねヒンジ15を用いて下端をガーニ
ッシュ・ボード12の下方に結合し、また、ポケット表皮
16が、そのポケット心材14の両側に伸長されてそのポケ
ット心材14の表面に接着され、そして、その両伸長端を
そのガーニッシュ・ボード12に固定的に接合してそのポ
ケット心材14の両側にポケット蛇腹部分17,17を形成
し、さらに、ヒンジ・カバー18が、そのガーニッシュ・
ボード12の下方に固定的に接合されてポケット内張り19
の下端に伸長され、その複数の板ばねヒンジ15の上方で
その伸長端をそのポケット心材14の裏面に固定的に止
め、そして、その複数の板ばねヒンジ15から上方に離れ
てポケット底部を形成する。
特に、そのヒンジ・カバー18は、一端がそのガーニッ
シュ・ボード12とそのポケット内張り19との間に挟まれ
てそのガーニッシュ・ボード12に接合され、他端がその
ポケット心材14とその複数の板ばねヒンジ15との間に挟
まれてその複数の板ばねヒンジ15と一緒にそのポケット
心材14に共締めされ、そして、その他端を除いてその複
数の板ばねヒンジ15の上方に離間してそのガーニッシュ
・ボード12とそのポケット心材14との間に配置される。
シュ・ボード12とそのポケット内張り19との間に挟まれ
てそのガーニッシュ・ボード12に接合され、他端がその
ポケット心材14とその複数の板ばねヒンジ15との間に挟
まれてその複数の板ばねヒンジ15と一緒にそのポケット
心材14に共締めされ、そして、その他端を除いてその複
数の板ばねヒンジ15の上方に離間してそのガーニッシュ
・ボード12とそのポケット心材14との間に配置される。
また、そのポケット内張り19は、ガーニッシュ表皮13
の伸長部分である。
の伸長部分である。
したがって、ポケット11の底部が、そのヒンジ・カバ
ー18によってその複数の板ばねヒンジ15の上方に離れて
形成され、そして、その複数の板ばねヒンジ15がそのヒ
ンジ・カバー18で隠れ、そのポケット11に入れた物がそ
の複数の板ばねヒンジ15に引っ掛かるのが防止されて物
の出し入れが円滑になる。勿論、物がそのポケット11に
多量に入れられたりあるいはそのポケット11が強く引っ
張られて開かれる際、その大きな力がその複数の板ばね
ヒンジ15に受けられてそのヒンジ・カバー18の接合部分
および共締め部分が切断され、また、引き裂かれる恐れ
が未然に回避される。
ー18によってその複数の板ばねヒンジ15の上方に離れて
形成され、そして、その複数の板ばねヒンジ15がそのヒ
ンジ・カバー18で隠れ、そのポケット11に入れた物がそ
の複数の板ばねヒンジ15に引っ掛かるのが防止されて物
の出し入れが円滑になる。勿論、物がそのポケット11に
多量に入れられたりあるいはそのポケット11が強く引っ
張られて開かれる際、その大きな力がその複数の板ばね
ヒンジ15に受けられてそのヒンジ・カバー18の接合部分
および共締め部分が切断され、また、引き裂かれる恐れ
が未然に回避される。
先に図面を参照して説明されたところのこの考案の特
定された具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の性質(nature)およ
び本質(substance)に由来し、そして、それらを内在
させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化さ
れる。勿論、この考案の内容は、その考案の課題に相応
し(be commensurate with)、そして、その考案の成
立に必須である。
定された具体例から明らかであるように、この考案の属
する技術の分野における通常の知識を有する者にとっ
て、この考案の内容は、その考案の性質(nature)およ
び本質(substance)に由来し、そして、それらを内在
させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化さ
れる。勿論、この考案の内容は、その考案の課題に相応
し(be commensurate with)、そして、その考案の成
立に必須である。
考案の便益 上述から理解されるように、この考案のポケット付き
シート・バック・ガーニッシュは、下端が板ばねヒンジ
でガーニッシュ・ボードの下方に結合される板状ポケッ
ト心材と、そのポケット心材の両側に伸長されてそのポ
ケット心材の表面に接着され、そして、その両伸長端を
そのガーニッシュ・ボードに固定的に結合して、そのポ
ケット心材の両側にポケット蛇腹部分を形成するポケッ
ト表皮と、そのガーニッシュ・ボードの下方に固定的に
結合されてポケット内張りの下端に伸長され、その板ば
ねヒンジの上方でその伸長端をそのポケット心材の裏面
に固定的に結合し、そして、その板ばねヒンジから上方
に離れてポケット底部を形成するヒンジ・カバーとを備
えるので、この考案のポケット付きシート・バック・ガ
ーニッシュでは、ポケットの底部が、そのヒンジ・カバ
ーによってその板ばねヒンジの上方に離れて形成され、
そのポケットが開かれた状態でその板ばねヒンジがその
ヒンジ・カバーで隠され、見えなくなって見栄えが向上
され、そのポケットに入れた物がその板ばねヒンジに引
っ掛かるのが防止されてそのポケットに物の出し入れが
容易になり、また、物がそのポケットに多量に入れられ
たりあるいはそのポケットが強く引っ張られて開かれる
際、その大きな力がその板ばねヒンジに受けられてその
ヒンジ・カバーの結合部分が切断され、また、引き裂か
れる恐れが未然に回避され、その結果、自動車シートに
とって非常に有用で実用的である。
シート・バック・ガーニッシュは、下端が板ばねヒンジ
でガーニッシュ・ボードの下方に結合される板状ポケッ
ト心材と、そのポケット心材の両側に伸長されてそのポ
ケット心材の表面に接着され、そして、その両伸長端を
そのガーニッシュ・ボードに固定的に結合して、そのポ
ケット心材の両側にポケット蛇腹部分を形成するポケッ
ト表皮と、そのガーニッシュ・ボードの下方に固定的に
結合されてポケット内張りの下端に伸長され、その板ば
ねヒンジの上方でその伸長端をそのポケット心材の裏面
に固定的に結合し、そして、その板ばねヒンジから上方
に離れてポケット底部を形成するヒンジ・カバーとを備
えるので、この考案のポケット付きシート・バック・ガ
ーニッシュでは、ポケットの底部が、そのヒンジ・カバ
ーによってその板ばねヒンジの上方に離れて形成され、
そのポケットが開かれた状態でその板ばねヒンジがその
ヒンジ・カバーで隠され、見えなくなって見栄えが向上
され、そのポケットに入れた物がその板ばねヒンジに引
っ掛かるのが防止されてそのポケットに物の出し入れが
容易になり、また、物がそのポケットに多量に入れられ
たりあるいはそのポケットが強く引っ張られて開かれる
際、その大きな力がその板ばねヒンジに受けられてその
ヒンジ・カバーの結合部分が切断され、また、引き裂か
れる恐れが未然に回避され、その結果、自動車シートに
とって非常に有用で実用的である。
第1図は、乗用車のドライバ・シートに適用されるこの
考案のポケット付きシート・バック・ガーニッシュの具
体例を示した斜視図、および第2図は、第1図の2−2
線に沿って示した断面図である。 12…ガーニッシュ・ボード、14…板状ポケット心材、15
…板ばねヒンジ、17…ポケット蛇腹部分、18…ヒンジ・
カバー、19…ポケット内張り。
考案のポケット付きシート・バック・ガーニッシュの具
体例を示した斜視図、および第2図は、第1図の2−2
線に沿って示した断面図である。 12…ガーニッシュ・ボード、14…板状ポケット心材、15
…板ばねヒンジ、17…ポケット蛇腹部分、18…ヒンジ・
カバー、19…ポケット内張り。
Claims (1)
- 【請求項1】下端が板ばねヒンジでガーニッシュ・ボー
ドの下方に結合される板状ポケット心材と、 そのポケット心材の両側に伸長されてそのポケット心材
の表面に接着され、そして、その両伸長端をそのガーニ
ッシュ・ボードに固定的に結合してそのポケット心材の
両側にポケット蛇腹部分を形成するポケット表皮と、 そのガーニッシュ・ボードの下方に固定的に結合されて
ポケット内張りの下端に伸長され、その板ばねヒンジの
上方でその伸長端をそのポケット心材の裏面に固定的に
結合し、そして、その板ばねヒンジから上方に離れてポ
ケット底部を形成するヒンジ・カバー とを備えるポケット付きシート・バック・ガーニッシ
ュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990110790U JP2526633Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | ポケット付きシート・バック・ガーニッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990110790U JP2526633Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | ポケット付きシート・バック・ガーニッシュ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469249U JPH0469249U (ja) | 1992-06-18 |
JP2526633Y2 true JP2526633Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31858183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990110790U Expired - Lifetime JP2526633Y2 (ja) | 1990-10-23 | 1990-10-23 | ポケット付きシート・バック・ガーニッシュ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526633Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5751153B2 (ja) * | 2011-12-09 | 2015-07-22 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シートのポケット取付け構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58184355U (ja) * | 1982-06-02 | 1983-12-08 | 加藤発条株式会社 | 自動車座席ポケツトの装着構造 |
JPS63193950U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-14 |
-
1990
- 1990-10-23 JP JP1990110790U patent/JP2526633Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0469249U (ja) | 1992-06-18 |
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