JP2526463Y2 - 遊技機における誘導樋の構造 - Google Patents

遊技機における誘導樋の構造

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JP2526463Y2 JP1995009470U JP947095U JP2526463Y2 JP 2526463 Y2 JP2526463 Y2 JP 2526463Y2 JP 1995009470 U JP1995009470 U JP 1995009470U JP 947095 U JP947095 U JP 947095U JP 2526463 Y2 JP2526463 Y2 JP 2526463Y2
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篤 斉藤
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守人 滝
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】この考案は遊技機において、
遊技盤の裏面に装着される誘導樋の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機の遊技盤の裏面に装着される誘導
樋には遊技盤の裏面側へ転動した遊技球を所定位置へ誘
導する機能が付与されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、遊技盤の裏
面に装着される誘導樋に球誘導機能以外の機能を付加し
て誘導樋の機能を高めることを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、遊技盤の裏面
に装着された誘導樋には、コネクタを備えた中継基板を
係脱可能に係止する中継基板係止機構と、遊技盤の裏面
側に配線されるリ−ド線を支持する適数個の配線処理部
材とを設けた構成を有する。
【0005】
【作用】誘導樋に設けた中継基板係止機構によって中継
基板を誘導樋に結合して遊技盤の裏面側に設置し、誘導
樋に設けた各配線処理部材によって遊技盤の裏面側に配
線されたリ−ド線を支持して処理し、中継基板のコネク
タによって中継基板とリ−ド線束とを接続する。
【0006】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明する。パチンコ機の前枠に対し取外し可能に組付け
られた遊技盤1にはランプ2〜2,LED3〜3,近接
スイッチ4〜4等の電気部品が取付けられている。
【0007】遊技盤1の中央部に組付けられた入賞装置
Nにおいて、回転体(役物)が組込まれた角形状の役物
ケース5は、遊技盤1に対しその中央部に開口された窓
部1a内に貫挿された状態で取着されて遊技盤1の裏面
1bの後方へ突出されている。
【0008】役物ケース5には前記回転体を回転駆動す
るためのモータ50や、ソレノイド51,ランプ52,
LED,近接スイッチ等の電気部品が取付けられるとと
もに、役物ケース5の後端部に垂設された取付板5aの
裏面には長方形板状の第1中継基板6が垂直状に並着さ
れている。
【0009】第1中継基板6には複数個の第1コネクタ
端子7〜7が取付けられ、この第1コネクタ端子7には
入賞装置Nの電気部品にそれぞれ結線されたリード線束
の接続端子、および、第1中継基板6の電気回路と第1
中継基板6外のコネクタ端子とを接続するリード線束の
接続端子がそれぞれ脱着可能に繋着されている。
【0010】遊技盤1の前面から裏面1bへ転動した遊
技球を誘導通過させるために設けた誘導樋11は遊技盤
の裏面1bに役物ケース5を包囲した状態で取着されて
いる。この誘導樋11は透明の合成樹脂材で成形され、
上下の横樋部12,12と、左右の縦樋部13,13と
がほぼ方形枠状に連設されている。
【0011】ほぼ門形状に連接された上側の横樋部12
および両縦樋部13はそれぞれ断面がコ形状に形成さ
れ、下側の横樋部12は垂直状の後樋板12aと、この
後樋板12aの下端縁に連接された底板12bと、後樋
板12aの前面に連接された傾斜板12cとによって形
成され、後樋板12aは両縦樋部13の後樋板13aの
下部に連接されて直立状態で横架されている。
【0012】両縦樋部13の外側樋板13bの上部,中
央部付近,下部,および、上側の横樋部12の上樋板1
2dの中央部にそれぞれ突設された突片11a〜11a
にはそれぞれ通し孔14が貫設され、各突片11aは遊
技盤1の裏面1bに打込まれた門形状の押え釘9によっ
て遊技盤1の裏面1bに止着されている。
【0013】誘導樋11の両縦樋部13の後樋板13a の裏面
下部には、それぞれほぼL形状に曲折された側面形状を
有し、遊技盤1の裏面1b側に配線されるリ−ド線束を挿
通および支持して処理し、リ−ド線束の分散および移動
を阻止するリ−ド線処理用の上下各1対の抱持片(配線
処理部材)15〜15がそれぞれ切起し状に突出して連接
れている。
【0014】長方形板状の中継基板16を遊技盤1の裏面
1b側で係脱可能に係止して誘導樋11に結合する中継基板
係止機構において、誘導樋11の下側の横樋部12の後樋板
12aの裏面には、それぞれ後方へ水平状に突出され
継基板16を遊技盤1の裏面1bから後方へ離れた位置に垂
直状に設置させる第1〜第5取付部材17,18,19,20,
21が連接されている。
【0015】ほぼ各筒状に形成された左右1対の第1取
付部材17は後樋板12aの上部の左右端部付近に配設
され、その各後端には第2中継基板16の上側コーナー
部を係入保持して同コーナー部の上方,一方側および後
方への変位を規制する係合部17aがそれぞれ形成され
ている。
【0016】断面が門形状に形成された第2取付部材1
8は両第1取付部材17の中間部に配設され、その後端
には第2中継基板16の上端縁の中央部を係入保持して
同上端縁の上方および後方への変位を規制する係合部1
8aが形成されている。
【0017】それぞれ断面が長方形状で左右方向への弾
性変形可能に形成された左右1対の第3取付部材19は
両第1取付部材17の下方にそれぞれ配設され、その各
後端には第2中継基板16の両側縁を掛止して同基板1
6の後方への離脱を規制する係止爪19aがそれぞれ形
成されている。
【0018】それぞれ丸棒状に形成された左右1対の第
4取付部材20は両第3取付部材19の斜め下方にそれ
ぞれ配設され、その後端には第2中継基板16の下部両
側にそれぞれ貫設された小孔16a内にそれぞれ係入さ
れて第2中継基板16を位置決めおよび支持する挿入ピ
ン20aがそれぞれ段差状に形成されている。丸棒状の
第5取付部材21は両第4取付部材20の中間部に配設
され、その後端面に第2中継基板16が当接して前方へ
の同基板16の変位が規制される。
【0019】そして、第2中継基板16はその上側の両
コーナー部が両第1取付部材17の係合部17a内にそ
れぞれ係入され、上端縁が第2取付部材18の係合部1
8a内に係入され、両側縁が両第3取付部材19の掛止
爪に掛止され、中継基板16の両小孔16a内に第4取
付部材20の挿入ピン20aがそれぞれ挿入された状態
で、各取付部材17〜20に対し取外し可能に係着さ
れ、第1中継基板6の前下方に配設されている。
【0020】第2中継基板16には複数個の第2コネク
タ端子22〜22が取付けられ、この第2コネクタ端子
22には第1コネクタ端子7に接続されたリード線束の
接続端子、遊技盤1に取付けられた電気部品と第2コネ
クタ端子22とを接続するリード線束の接続端子、第2
コネクタ端子22と第2中継基板16の外部のコネクタ
端子とを接続するリード線束の接続端子、等がそれぞれ
脱着可能に繋着されている。
【0021】遊技盤1の裏面1bの上下方向の中央部付
近で片側の側縁の若干内方にはこの側縁に沿って縦長状
の支持部材23が取付けられ、この支持部材23の基板
23aの上下端部裏面には基板23aを遊技盤1の裏面
1bから離隔した状態で縦設するためにそれぞれ脚片2
3bが突設され、支持部材23は両脚片23bに挿通さ
れたビスを介して遊技盤1の裏面1bに締着されてい
る。
【0022】基板23aの後面側に形成されたリブ23
cの上下端部にはそれぞれ突片23dが連設され、この
両突片23dにはそれぞれ上端開放の軸受孔24,24
が凹設されている。
【0023】遊技盤1の裏面1bの上下方向の中央部付
近で他方側の側縁の内方にはほぼ円筒状の係止部材25
が、この係止部材25に挿通されたビス2を介して回動
可能に取着されている。
【0024】係止部材25の胴部25aの中央部付近に
は支承縁25bが周方向に沿って突設されるとともに、
胴部25aの先端部には係止部材25を回動操作するた
めに相反方向へ突出された1対のつまみ25c,25c
が形成されている。
【0025】遊技盤1の裏面1bの中央部付近を開閉可
能に覆蓋する裏カバー26は合成樹脂材で前方開放のほ
ぼ方形箱形状に成形されたメインカバー27と、入賞装
置Nを覆蓋するためにメインカバー27より縮小された
前方開放の方形箱形状に成形されたサブカバー28とが
分離可能に組付けられて形成されている。
【0026】メインカバー27の後壁板27aの中央部
にはほぼ方形状の通し窓27dが後壁板27aの上端か
ら下端にわたって開口される一方、メインカバー27の
両側前端縁にはそれぞれ張出板27b,27cが側方へ
突出形成されている。
【0027】片側の張出板27bの上部および下部にそ
れぞれ突設された上下1対の突片29,29の下面には
支持部材23の両軸受孔24内に対しそれぞれ回動可能
で上方への脱抜可能に挿入するための上下1対の支持ピ
ン30がそれぞれ垂下されている。
【0028】他方側の張出板27cの中央部には丸孔状
の中孔31aと、中孔31aの上下方にそれぞれ形成さ
れた角孔状の上孔31bおよび下孔31cとが連設され
た挿入孔31が貫設されている。
【0029】張出板27cの裏面で中孔31aの孔縁に
は同孔縁に沿って湾曲されて上孔31bおよび下孔31
cで分断された掛止縁32が突設され、この掛止縁32
の上下部には1対の円弧突縁状のストッパ32a,32
aがそれぞれ突出形成されて180°の回転対称状に配
設されている。
【0030】メインカバー27は両支持ピン30が支持
部材23の両軸受孔24内に挿入された状態で支持部材
23に対し片持状で水平方向への回動可能に装着支持さ
れるとともに、メインカバー27を若干持ち上げて両支
持ピン30を両軸受孔24内から脱抜し、メインカバー
27を支持部材23から取外すことができる。
【0031】また、前記係止部材25の両つまみ25c
を垂直方向へ指向させた状態で係止部材25を挿入孔3
1内に挿入すると、挿入孔31の中孔31aの孔縁が係
止部材25の支承縁25bに当接してメインカバー27
の張出板27cが掛止縁32に掛止されて係止部材25
が両つまみ25cで抜け止めされ、メインカバー27は
所定の間隙を隔てて遊技盤1の裏面1aを覆蓋した閉止
状態でロックされる。
【0032】また、この状態で両つまみ25cを逆方向
へ90°回動して垂直方向へ指向させると、係止部材2
5の抜け止め状態が解除されて張出板27cが解放さ
れ、メインカバー27を回動操作して遊技盤1の裏面1
bを開放することができ、また、この状態でメインカバ
ー27を支持部材23から取外すことができる。
【0033】メインカバー27の両張出板27b,27
cの下端付近には上下直列状に配列されてメインカバー
27の両側壁板の下端付近に連接された各1対の縦長状
の突条33,33がそれぞれ若干離隔して突設され、こ
の両突条33にはそれぞれ縦長状で後方開放の係合溝3
3aが凹設される一方、両張出縁27b,27cの下端
付近で両突条33間にはそれぞれ係合孔34が貫設され
ている。
【0034】サブカバー28の両側板28aのの両側端
縁の上下部にはそれぞれ先端に鉤形状の突起35aを有
する上下各1対の掛止爪35が突設され、サブカバー2
8は各掛止爪35がメインカバー27の通し窓27dの
両側窓縁に対しそれぞれ弾性的に掛止されてメインカバ
ー27の後端面上部に対しメインカバー27の後方へ突
出されて入賞装置Nを覆蓋した状態で脱着可能に係着さ
れている。
【0035】左右1対の支持プレート36,36はメイ
ンカバー27の両張出板27b,27cの下部に対しそ
れぞれ垂直状に取付けられてメインカバー27の下部に
並設されている。
【0036】両支持プレート36の前端縁付近で上下方
向の中央部にはそれぞれ水平状に切欠き形成された上下
各1対のスリット36a,36aが若干離隔してそれぞ
れ並設され、この両スリット36aの上方および下方に
はそれぞれ挿入縁36b,36bが形成されるととも
に、両スリット36a間には先端に鉤形状の突起を有す
る係止爪36cがそれぞれ弾性変形可能に形成されてい
る。
【0037】両支持プレート36の内側面の後端部の上
下両端にはそれぞれ円錐状の上下突部37,37がそれ
ぞれ突設され、この両突部37にはそれぞれ内方開放の
上下軸受孔37aが横状に凹設され、また、両支持プレ
ート36の内側面で両突部37間には縦長状の突条38
がそれぞれ突設され、この突条38にはそれぞれ内方開
放の軸受溝38aが垂直方向に沿って凹設されている。
【0038】両支持プレート36は両挿入縁36bがメ
インカバー27の両係合溝33a内にそれぞれ挿入され
かつ係止爪36cがメインカバー27の係合孔34の孔
縁に弾性係止され、また、両支持プレート36の上下の
軸受孔37aおよび軸受溝38aがそれぞれ相対向した
状態でメインカバーの両側下部に対しそれぞれ取外し可
能で後端部付近の左右方向への弾性傾動が許容されるよ
うに取付けられている。
【0039】制御基板収納ボックス41は、入賞装置N
等を電気的に制御する制御回路が印刷されて方形板状に
成形された制御基板40を収納するために裏カバー26
の下部に対し入賞装置Nおよびサブカバー28を回避し
た状態で取外し可能に組付けられ、制御基板40が後側
に並着された台板42と、制御基板40を覆蓋するカバ
ー43とを備えている。
【0040】台板42は導電材が混入された導電性合成
樹脂材で横長の方形皿形状に形成されて台板42には導
電性が付与され、台板42内には制御基板40がその後
側面と、台板41の上下壁板42a,42aおよび左右
壁板42b,42bの各後端面とが整合されるように密
嵌されてビス着されている。
【0041】台板42の上下壁板42aの左右端部の若
干内方にはそれぞれ左右1対の切欠部44がほぼ偏平溝
型状に凹設される一方、台板42の左右壁板42bの外
側面の上端部および中央部付近にはそれぞれ外方へ横出
された上下各1対の円柱状の支軸45A,45Bがそれ
ぞれ突設されている。
【0042】台板42は両支持プレート36をそれぞれ
外方へ若干傾倒した状態で両支持プレート36間へ挿入
され、両上支軸45Aが両支持プレート36上軸受孔3
7a内にそれぞれ嵌挿され、かつ両下支軸45Bが両支
持プレート36の軸受溝38a内の下端に嵌挿された状
態で、両支持プレート36に対し直立姿勢で両持状に支
持されて両支持プレート36間に対し脱着可能に橋架さ
れ、台板42内に嵌装された制御基板40は、第2中継
基板16の後方に配設されている。
【0043】なお、台板42の内側面には台板42と制
御基板40との間に介装されたノイズシールド用(静電
気および磁気)の金属箔48が全面にわたって添設され
ている。
【0044】そして、より大きな外形寸法を有する入賞
装置Nおよびサブカバー28が着用されている場合には
台板42は両上支軸45Aが両支持プレート36の軸受
溝38a内の上端に嵌挿されかつ両下支軸45Bが両下
軸受孔37a内に嵌挿されて取付位置が下方へ変位した
状態で両支持プレート36に支持される。
【0045】制御基板収納ボックス41のカバー43は
導電材を混入した導電性合成樹脂材でほぼ方形箱形状に
形成されてカバー43には導電性が付与され、その上下
壁板43aの前端縁にはそれぞれ前方へ突出されて先端
に鉤形状の突起をそれぞれ有する左右1対の係止爪46
が上下方向への弾性変形可能に形成され、カバー43は
各係止爪46が台板42の各切欠部44にそれぞれ弾性
係止された状態で台板42に対し脱着可能に係着されて
いる。
【0046】制御基板40の左右両端部付近には上下方
向へ配列された第3コネクタ端子47〜47がそれぞれ
取付けられ、制御基板40は両側の各第3コネクタ端子
47が露出された状態でカバー43によって覆蓋されて
いる。
【0047】第3コネクタ端子47には第1コネクタ端
子7と制御基板40の制御回路とを接続するリード線束
の接続端子、および、第2コネクタ端子22と制御基板
40の制御回路とを接続するリード線束の接続端子等が
それぞれ脱着可能に繋着されている。
【0048】続いて、上記した構成を有する実施例の作
用と効果を説明する。本例では、遊技盤1の裏面1bに装
着され、遊技球を誘導する横樋部12および縦樋部13を有
する合成樹脂製の誘導樋11の横樋部12には、複数個のコ
ネクタ端子22を備えた中継基板16の端縁が脱出可能に係
合される係合部17a ,18a をそれぞれ有し、中継基板16
と横樋部12の後面との間隔を規定する複数個の位置決め
用の取付部材17,18と、弾性曲げ変形可能に形成されて
中継基板16の端縁が解離可能に掛止される適数個の掛止
用の取付部材19とを一体状に連接し、誘導樋11の縦樋部
13にはコネクタ端子22から引出されたリ−ド線束が挿通
および支持される複数個の抱持片15を一体状に連接して
ある。
【0049】上記実施例によれば、誘導樋11に対して球
誘導機能に加え、遊技盤1の裏面1b側での基板保持機能
および配線処理機能を付加して誘導樋11の機能を高める
ことができるとともに、中継基板16を遊技盤1の裏面1b
側に取付ける専用の取付部材や、リ−ド線束を抱持する
専用の部材が不要となるので、遊技盤1の裏面1b側での
電気配線構造を簡略化することができる。
【0050】また、遊技盤1の電気部品や電気回路用の
各リード線束を全て第1,第2中継基板6,16および
制御基板40にそれぞれコネクタ端子7,22,47を
介して集合させてあるため、各リード線を遊技盤1の裏
面に対し整然と配線しうるとともに、遊技盤1の裏側に
おける電気的接続のための手数を簡易化することができ
る。
【0051】さらに、制御基板収納ボックス41の台板
42およびカバー43を導電性合成樹脂で形成して制御
基板40を導電性の制御基板収納ボックス41内に保護
収容する構成にしてあるため、制御基板40の制御回路
を静電気や電磁波による障害から防護しうる効果があ
る。
【0052】
【考案の効果】本考案によれば、誘導樋に対して球誘導
機能に加え、遊技盤の裏面側での基板保持機能および配
線処理機能を付加して誘導樋の機能を高めることができ
るとともに、中継基板を遊技盤の裏面側に取付ける専用
の取付部材や、リ−ド線束を抱持する専用の部材が不要
となるので、遊技盤の裏面側での電気配線構造を簡略化
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す要部の縦断面図であ
る。
【図2】遊技盤の裏面図である。
【図3】裏カバー付近及び制御基板収納ボックスの背面
図である。
【図4】裏カバー及び制御基板収納ボックスの分解斜視
図である。
【図5】誘導樋の下部付近及び第2中継基板の分解斜視
図である。
【図6】第2中継基板の取付状態を説明する拡大斜視図
である。
【図7】図1のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 5 役物ケース 6,16 中継基板 7,22,47 コネクタ端子 11 誘導樋 26 裏カバー 40 制御基板 41 制御基板収納ボックス 47 コネクタ端子 N 入賞装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 滝 守人 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番 地 株式会社大一商会内 (72)考案者 田中 友和 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番 地 株式会社大一商会内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の裏面に装着された誘導樋には、
    コネクタを備えた中継基板を係脱可能に係止する中継基
    板係止機構と、遊技盤の裏面側に配線されるリ−ド線を
    支持する適数個の配線処理部材とを設けたことを特徴と
    する遊技機における誘導樋の構造。
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