JP2515708Y2 - 遊技機における制御基板の取付装置 - Google Patents

遊技機における制御基板の取付装置

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JP2515708Y2
JP2515708Y2 JP1988078121U JP7812188U JP2515708Y2 JP 2515708 Y2 JP2515708 Y2 JP 2515708Y2 JP 1988078121 U JP1988078121 U JP 1988078121U JP 7812188 U JP7812188 U JP 7812188U JP 2515708 Y2 JP2515708 Y2 JP 2515708Y2
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篤 斉藤
明 服部
守人 滝
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はパチンコ機等の遊技機において、入賞装置
等を電気的に制御する制御回路が印刷された制御基板を
遊技盤の裏カバーに取付けるための取付装置に関する。
(従来の技術) 従来のパチンコ機では、入賞装置等を電気的に制御す
る制御基板はその入賞装置等を避けるように成形された
取付部材によって裏カバーに固定されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、スペース上の問題から入賞装置と制御
基板とは接近しており、前記入賞装置を大型のものに更
新する場合にはその入賞装置と制御基板との干渉を避け
るため、前記取付部材も新たな入賞装置に応じたものを
使用しなければならない。このため、前記入賞装置を更
新する際のコストが高くなるという問題がある。
さらに、前記制御基板は、遊技盤に装着されている電
気部品等から発せられるノイズの影響により誤動作が生
じ易いという問題もある。
本発明の技術的課題は、取付装置に制御基板の位置を
容易に変更できる機能を持たせることにより、入賞装置
を大型のものに更新する場合にもその取付装置を変更す
ることなく入賞装置と制御基板との干渉を避けられるよ
うにすること、さらに、前記取付装置に静電気や電磁気
によるノイズを抑制する機能を付加しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 上記した課題は、以下の各部構造を有する遊技機にお
ける制御基板の取付装置によって解決される。
即ち、本発明に係る遊技機における制御基板の取付装
置は、遊技機を電気的に制御する制御基板をその遊技盤
の裏カバーに取付けるための遊技機における制御基板の
取付装置において、 制御基板収納ボックスと、シールド板と、ボックス取
付け機構とを有しており、 前記制御基板収納ボックスは、前記制御基板を収納す
るためのボックスで、導電材が混入された導電性合成樹
脂材て箱形状に形成された台板とカバーとから構成さ
れ、 前記シールド板は、前記制御基板が前記制御基板収納
ボックス内に収納されたときに、その制御基板の制御回
路を覆う導電性の板であり、 前記ボックス取付け機構は、入賞装置の下側で前記裏
カバーに取付けられる取付け手段を備えており、その取
付け手段により前記制御基板収納ボックスの台板を裏カ
バーの定位置あるいはその定位置よりも所定寸法だけ下
の位置で支持することを特徴とする。
(作用) 本発明によると、ボックス取付け機構の取付け手段に
より制御基板収納ボックスの台板を裏カバーの定位置あ
るいはその定位置よりも所定寸法だけ下の位置で支持で
きるようになる。このため、例えば、入賞装置を大型の
ものに更新する場合にも、前記入賞装置と制御基板収納
ボックスとの干渉を容易に避けることができるようにな
る。
また、前記制御基板の制御回路は前記制御基板収納ボ
ックスとシールド板とによって二重にシールドされるた
めに、静電気や電磁波によるノイズの影響を受け難い。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
パチンコ機の前枠に対し取外し可能に組付けられた遊
技盤1にはランプ2〜2,LED3〜3,近接スイッチ4〜4等
の電気部品が取付けられている。
遊技盤1の中央部に組付けられた入賞装置Nにおい
て、回転体(役物)が組込まれた角形状の役物ケース5
は、遊技盤1に対しその中央部に開口された窓部1a内に
貫挿された状態で取着されて遊技盤1の裏面1bの後方へ
突出されている。役物ケース5には前記回転体を回転駆
動するためのモータ50や,ソレノイド51,ランプ52,LED,
近接スイッチ等の電気部品が取付けられるとともに、役
物ケース5の後端部に垂設された取付板5aの裏面には長
方形板状の第1中継基板6が垂直状に並着されている。
第1中継基板6には複数個の第1コネクタ端子7〜7が
取付けられ、この第1コネクタ端子7には入賞装置Nの
電気部品にそれぞれ結線されたリード線束の接続端子、
および、第1中継基板6の電気回路と第1中継基板6外
のコネクタ端子とを接続するリード線束の接続端子がそ
れぞれ脱着可能に繋着されている。
遊技盤1の前面から裏面1bへ転動した遊技球を誘導通
過させるために設けた誘導樋11は遊技盤の裏面1bに役物
ケース5を包囲した状態で取着されている。この誘導樋
11は透明の合成樹脂材で成形され、上下の横樋部12,12
と、左右の縦樋部13,13とがほぼ方形枠状に連設されて
いる。ほぼ形状に連接された上側の横樋部12および両
縦樋部13はそれぞれ断面がコ形状に形成され、下側の横
樋部12は垂直状の後樋板12aと、この後樋板12aの下端縁
に連接された底板12bと、後樋板12aの前面に連接された
傾斜板12cとによって形成され、後樋板12aは両縦樋部13
の後樋板13aの下部に連接されて直立状態で横架されて
いる。両縦樋部13の外側樋板13bの上部,中央部付近,
下部,および、上側の横樋部12の上樋板12dの中央部に
それぞれ突設された突片11a〜11aにはそれぞれ通し孔14
が貫設され、各突片11aは遊技盤1の裏面1bに打込まれ
た形状の押え釘9によって遊技盤1の裏面1bに止着さ
れている。
両縦樋部13の後樋板13aの下端付近にはリード線束の
一部を挿通掛装してリード線束の分散および移動を阻止
するためにほぼL形状に曲折さけた上下各1対の抱持片
15〜15がそれぞれ切起し状に突設されている。下側の横
樋部12の後樋板12aの裏面には長方形板状の第2中継基
板16を後樋板12aの裏面から後方へ離隔した位置で垂直
状に取付けるために並設された第1〜第5取付部材17,1
8,19,20,21がそれぞれ後方へ水平状に突出されている。
ほぼ各筒状に形成された左右1対の第1取付部材17は後
樋板12aの上部の左右端部付近に配設され、その各後端
には第2中継基板16の上側コーナー部を係入保持して同
コーナー部の上方,一方側および後方への変位を規制す
る係合部17aがそれぞれ形成されている。断面が形状
に形成された第2取付部材18は両第1取付部材17の中間
部に配設され、その後端には第2中継基板16の上端縁の
中央部を係入保持して同上端縁の上方および後方への変
位を規制する係合部18aが形成されている。それぞれ断
面が長方形状で左右方向への弾性変形可能に形成された
左右1対の第3取付部材19は両第1取付部材17の下方に
それぞれ配設され、その各後端には第2中継基板16の両
側縁を掛止して同基板16の後方への離脱を規制する係止
爪19aがそれぞれ形成されている。それぞれ丸棒状に形
成された左右1対の第4取付部材20は両第3取付部材19
の斜め下方にそれぞれ配設され、その後端には第2中継
基板16の下部両側にそれぞれ貫設された小孔16a内にそ
れぞれ係入されて第2中継基板16を位置決めおよび支持
する挿入ピン20aがそれぞれ段差状に形成されている。
丸棒状の第5取付部材21は両第4取付部材20の中間部に
配設され、その後端面に第2中継基板16が当接して前方
への同基板16の変位が規制される。
そして、第2中継基板16はその上側の両コーナー部が
両第1取付部材17の係合部7a内にそれぞれ係入され、上
端縁が第2取付部材18の係合部18a内に係入され、両側
縁が両第3取付部材19の掛止爪に掛止され、中継基板16
の両小孔16a内に第4取付部材20の挿入ピン20aがそれぞ
れ挿入された状態で、各取付部材17〜20に対し取外し可
能に係着され、第1中継基板6の前下方に配設されてい
る。
第2中継基板16には複数個の第2コネクタ端子22〜22
が取付けられ、この第2コネクタ端子22には第1コネク
タ端子7に接続されたリード線束の接続端子、遊技盤1
に取付けられた電気部品と第2コネクタ端子22とを接続
するリード線束の接続端子、第2コネクタ端子22と第2
中継基板16の外部のコネクタ端子とを接続するリード線
束の接続端子、等がそれぞれ脱着可能に繋着されてい
る。
遊技盤1の裏面1bの上下方向の中央部付近で片側の側
縁の若干内方にはこの側縁に沿って縦長状の支持部材23
が取付けられ、この支持部材23の基板23aの上下端部裏
面には基板23aを遊技盤1の裏面1bから離隔した状態で
縦設するためにそれぞれ脚片23bが突設され、支持部材2
3は両脚片23bに挿通されたビスを介して遊技盤1の裏面
1bに締着されている。基板23aの後面側に形成されたリ
ブ23cの上下端部にはそれぞれ突片23dが連設され、この
両突片23dにはそれぞれ上端開放の軸受孔24,24が凹設さ
れている。
遊技盤1の裏面1bの上下方向の中央部付近で他方側の
側縁の内方にはほぼ円筒状の係止部材25が、この係止部
材25に挿通されたビス2を介して回動可能に取着されて
いる。係止部材25の胴部25aの中央部付近には支承縁25b
が周方向に沿って突設されるとともに、胴部25aの先端
部には係止部材25を回動操作するために相反方向へ突出
された1対のつまみ25c,25cが形成されている。
遊技盤1の裏面1bの中央部付近を開閉可能に覆蓋する
裏カバー26は合成樹脂材で前方開放のほぼ方形箱形状に
成形されたメインカバー27と、入賞装置Nを覆蓋するた
めにメインカバー27より縮小された前方開放の方形箱形
状に成形されたサブカバー28とが分離可能に組付けられ
て形成されている。メインカバー27の後壁板27aの中央
部にはほぼ方形状の通し窓27dが後壁板27aの上端から下
端にわたって開口される一方、メインカバー27の両側前
端縁にはそれぞれ張出板27b,27cが側方へ突出形成され
ている。片側の張出板27bの上部および下部にそれぞれ
突設された上下1対の突片29,29の下面には支持部材23
の両軸受孔24内に対しそれぞれ回動可能で上方への脱抜
可能に挿入するための上下1対の支持ピン30がそれぞれ
垂下されている。
他方側の張出板27cの中央部には丸孔状の中孔31aと、
中孔31aの上下方にそれぞれ形成された角孔状の上孔31b
および下孔31cとが連設された挿入孔31が貫設されてい
る。張出板27cの裏面で中孔31aの孔縁には同孔縁に沿っ
て湾曲されて上孔31bおよび下孔31cで分断された掛止縁
32が突設され、この掛止縁32の上下部には1対の円弧突
縁状のストッパ32a,32aがそれぞれ突出形成されて180°
の回転対称状に配設されている。メインカバー27は両支
持ピン30が支持部材23の両軸受孔24内に挿入された状態
で支持部材23に対し片持状で水平方向への回動可能に装
着支持されるとともに、メインカバー27を若干持ち上げ
て両支持ピン30を両軸受孔24内から脱抜し、メインカバ
ー27を支持部材23から取外すことができる。
また、前記係止部材25の両つまみ25cを垂直方向へ指
向させた状態で係止部材25を挿入孔31内に挿入すると、
挿入孔31の中孔31aの孔縁が係止部材25の支承縁25bに当
接してメインカバー27の張出板27cが掛止縁32に掛止さ
れて係止部材25が両つまみ25cで抜け止めされ、メイン
カバー27は所定の間隙を隔てて遊技盤1の裏面1aを覆蓋
した閉止状態でロックされる。また、この状態で両つま
み25cを逆方向へ90°回動して垂直方向へ指向させる
と、係止部材25の抜け止め状態が解除されて張出板27c
が解放され、メインカバー27を回動操作して遊技盤1の
裏面1bを開放することができ、また、この状態でメイン
カバー27を支持部材23から取外すことができる。
メインカバー27の両張出板27b,27cの下端付近には上
下直列状に配列されてメインカバー27の両側壁板の下端
付近に連接された各1対の縦長状の突条33,33がそれぞ
れ若干離隔して突設され、この両突条33にはそれぞれ縦
長状で後方開放の係合溝33aが凹設される一方、両張出
縁27b,27cの下端付近で両突条33間にはそれぞれ係合孔3
4が貫設されている。
サブカバー28の両側板28aのの両側端縁の上下部には
それぞれ先端に鉤形状の突起35aを有する上下各1対の
掛止爪35が突設され、サブカバー28は各掛止爪35がメイ
ンカバー27の通し窓27dの両側窓縁に対しそれぞれ弾性
的に掛止されてメインカバー27の後端面上部に対しメイ
ンカバー27の後方へ突出されて入賞装置Nを覆蓋した状
態で脱着可能に係着されている。
左右1対の支持プレート36,36はメインカバー27の両
張出板27b,27cの下部に対しそれぞれ垂直状に取付けら
れてメインカバー27の下部に並設されている。両支持プ
レート36の前端縁付近で上下方向の中央部にはそれぞれ
水平状に切欠き形成された上下各1対のスリット36a,36
aが若干離隔してそれぞれ並設され、この両スリット36a
の上方および下方にはそれぞれ挿入縁36b,36bが形成さ
れるとともに、両スリット36a間には先端に鉤形状の突
起を有する係止爪36cがそれぞれ弾性変形可能に形成さ
れている。両支持プレート36の内側面の後端部の上下両
端にはそれぞれ円錐状の上下突部37,37がそれぞれ突設
され、この両突部37にはそれぞれ内方開放の上下軸受孔
37aが横状に凹設され、また、両支持プレート36の内側
面で両突部37間には縦長状の突条38がそれぞれ突設さ
れ、この突条38にはそれぞれ内方開放の軸受溝38aが垂
直方向に沿って凹設されている。両支持プレート36は両
挿入縁36bがメインカバー27の両係合溝33a内にそれぞれ
挿入されかつ係止爪36cがメインカバーは27の係合孔34
の孔縁に弾性係止され、また、両支持プレート36の上下
の軸受孔37aおよび軸受溝38aがそれぞれ相対向した状態
でメインカバーの両側下部に対しそれぞれ取外し可能で
後端部付近の左右方向への弾性傾動が許容されるように
取付けられている。
制御基板収納ボックス41は、入賞装置N等を電気的に
制御する制御回路が印刷されて方形板状に成形された制
御基板40を収納するために裏カバー26の下部に対し入賞
装置Nおよびサブカバー28を回避した状態で取外し可能
に組付けられ、制御基板40が後側に並着された台板42
と、制御基板40を覆蓋するカバー43とを備えている。
台板42は導電材が混入された導電性合成樹脂材で横長
の方形皿形状に形成されて台板42には導電性が付与さ
れ、台板42内には制御基板40がその後側面と、台板41の
上下壁板42a,42aおよび左右壁板42b,42bの各後端面とが
整合されるように密嵌されてビス着されている。台板42
の上下壁板42aの左右端部の若干内方にはそれぞれ左右
1対の切欠部44がほぼ偏平形状に凹設される一方、台
板42の左右壁板42bの外側面の上端部および中央部付近
にはそれぞれ外方へ横出された上下各1対の円柱状の支
軸45A,45Bがそれぞれ突設されている。
台板42は両支持プレート36をそれぞれ外方へ若干傾倒
した状態で両支持プレート36間へ挿入され、両上支軸45
Aが両支持プレート36上軸受孔37a内にそれぞれ嵌挿さ
れ、かつ両下支軸45Bが両支持プレート36の軸受溝38a内
の下端に嵌挿された状態で、両支持プレート36に対し直
立姿勢で両持状に支持されて両支持プレート36間に対し
脱着可能に橋架され、台板42内に嵌装された制御基板40
は、第2中継基板16の後方に配設されている。制御基板
収納ボックス41の台板42内にはこの台板42の内側面にそ
の全面にわたって添設されて台板42と制御基板40との間
に介装され、金属箔で形成されて導電性を有し、制御基
板40の制御回路を静電気および磁気から防護するノイズ
シールド用のシールド板48が制御基板40に対向して設置
されている。
そして、本実施例の入賞装置Nより大きな外径寸法を
有する入賞装置が遊技盤1に装着され、この入賞装置が
本実施例のサブカバー28より大きな外形寸法を有するサ
ブカバーによって覆われている場合には、制御基板収納
ボックス41は、台板42の両上支軸45Aが両支持プレート3
6の軸受溝38a内の上端に嵌挿されて両下支軸45Bが両下
軸受孔37a内に嵌挿され、裏カバー26への制御基板収納
ボックス41の組付位置が下方位置に変更された状態で、
両支持プレート36によって支持される。これによって、
前記入賞装置と制御基板収納ボックス41との干渉を避け
ることができる。
即ち、両支持プレート36及びその支持プレート36に形
成された上下軸受孔37a、軸受溝38a及び台板42の上支軸
45A、下支軸45Bが本発明のボックス取付け機構の取付け
手段として機能する。
制御基板収納ボックス41のカバー43は導電材を混入た
導電性合成樹脂材でほぼ方形箱形状に形成されてカバー
43には導電性が付与され、その上下壁板43aの前端縁に
はそれぞれ前方へ突出されて先端に鉤形状の突起をそれ
ぞれ有する左右1対の係止爪46が上下方向への弾性変形
可能に形成され、カバー43は各係止爪46が台板42の各切
欠部44にそれぞれ弾性係止された状態で台板42に対し脱
着可能に係着されている。
制御基板40の左右両端部付近には上下方向へ配列され
た第3コネクタ端子47〜47がそれぞれ取付けられ、制御
基板40は両側の各第3コネクタ端子47が露出された状態
でカバーは43によって覆蓋されている。第3コネクタ端
子47には第1コネクタ端子7と制御基板40の制御回路と
を接続するリード線束の接続端子、および、第2コネク
タ端子22と制御基板40の制御回路とを接続するリード線
束の接続端子等がそれぞれ脱着可能に繋着されている。
続いて、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説
明する。
本例では遊技盤1の裏面1bを覆蓋する裏カバー26に対
し入賞装置Nを回避した状態で組付位置の変更可能に組
付けられた制御基板収納ボックス41内には入賞装置N等
を電気的に制御する制御回路が印刷された制御基板40
を、この制御基板40に取付けられて前記制御回路と外部
配線とを接続する第3コネクタ端子47を露出した状態で
収納してある。
このため、入賞装置Nの外形寸法を変更しても、裏カ
バー26への制御基板収納ボックス41の組付位置を上下方
向へ変位することによって、制御基板40を入賞装置Nを
回避した状態で共通の制御基板収納ボックス41を介して
裏カバー26の裏側に取付けることができ、入賞装置Nの
外形寸法差に対して容易に対処しうる効果がある。
また、遊技盤1の電気部品や電気回路用の各リード線
束を全て第1,第2中継基板6,16および制御基板40にそれ
ぞれコネクタ端子7,22,47を介して集合させてあるた
め、各リード線を遊技盤1の裏面に対し整然と配線しう
るとともに、遊技盤1の裏側における電気的接続のため
の手数を簡易化することができる。
さらに、制御基板収納ボックス41の台板42およびカバ
ー43を導電性合成樹脂で形成して制御基板40を導電性の
制御基板収納ボックス41内に保護収容する構成にしてあ
るため、制御基板40の制御回路を静電気や電磁波による
障害から防護しうる効果がある。
(考案の効果) 本考案によると、入賞装置を大型のものに更新する場
合にも、ボックス取付け機構の作用により前記入賞装置
と制御基板収納ボックスとの干渉を容易に避けることが
できる。このため、前記入賞装置の取り替えコストを低
減させることができる。また、前記制御基板は制御基板
収納ボックスとシールド板とによって二重にシールドさ
れるために、静電気や電磁波によるノイズの影響を受け
難く、誤動作等が生じることはほとんどない。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は要部の
縦断面図、第2図は遊技盤の裏面図、第3図は裏カバー
および制御基板収納ボックスの背面図、第4図は同じく
分解斜視図、第5図は誘導樋の下部付近および第2中継
基板の分解斜視図、第6図は第2中継基板の取付状態を
説明する拡大斜視図、第7図は第1図のX−X線断面図
である。 N……入賞装置 1……遊技盤 26……裏カバー 36……支持プレート 37a……上下軸受孔 38a……軸受溝 40……制御基板 42……台板 41……制御基板収納ボックス 45A……上支軸 45B……下支軸 47……コネクタ端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 服部 明 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番 地 株式会社大一商会内 (72)考案者 滝 守人 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番 地 株式会社大一商会内 (72)考案者 田中 友和 愛知県名古屋市中村区鴨付町1丁目22番 地 株式会社大一商会内 (56)参考文献 特開 昭61−29377(JP,A) 実開 昭62−174575(JP,U) 実開 昭62−64579(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機を電気的に制御する制御基板をその
    遊技盤の裏カバーに取付けるための遊技機における制御
    基板の取付装置において、 制御基板収納ボックスと、シールド板と、ボックス取付
    け機構とを有しており、 前記制御基板収納ボックスは、前記制御基板を収納する
    ためのボックスで、導電材が混入された導電性合成樹脂
    材で箱形状に形成された台板とカバーとから構成され、 前記シールド板は、前記制御基板が前記制御基板収納ボ
    ックス内に収納されたときに、その制御基板の制御回路
    を覆う導電性の板であり、 前記ボックス取付け機構は、入賞装置の下側で前記裏カ
    バーに取付けられる取付け手段を備えており、その取付
    け手段により前記制御基板収納ボックスの台板を裏カバ
    ーの定位置あるいはその定位置よりも所定寸法だけ下の
    位置で支持することを特徴とする遊技機における制御基
    板の取付装置。
JP1988078121U 1988-06-13 1988-06-13 遊技機における制御基板の取付装置 Expired - Lifetime JP2515708Y2 (ja)

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JPH05230Y2 (ja) * 1986-04-25 1993-01-06

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