JP2526212B2 - 自動二,三輪車のライセンスプレ−ト支持構造 - Google Patents
自動二,三輪車のライセンスプレ−ト支持構造Info
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- JP2526212B2 JP2526212B2 JP61098963A JP9896386A JP2526212B2 JP 2526212 B2 JP2526212 B2 JP 2526212B2 JP 61098963 A JP61098963 A JP 61098963A JP 9896386 A JP9896386 A JP 9896386A JP 2526212 B2 JP2526212 B2 JP 2526212B2
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- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動二,三輪車の登録番号を表示するため
のライセンスプレートの支持構造に関する。本発明は、
メインパイプに上方に延びるシートポストを固着し、こ
れに鞍型シートを装着するとともに、後輪廻りのデザイ
ンを簡素化した自動二輪車に最適であるので、以下、主
として、このようなタイプの自動二輪車の一例としてペ
ダル付自動二輪車を例にとって説明する。
のライセンスプレートの支持構造に関する。本発明は、
メインパイプに上方に延びるシートポストを固着し、こ
れに鞍型シートを装着するとともに、後輪廻りのデザイ
ンを簡素化した自動二輪車に最適であるので、以下、主
として、このようなタイプの自動二輪車の一例としてペ
ダル付自動二輪車を例にとって説明する。
従来、自動二輪車では、登録番号を表示するためのラ
イセンスプレートを車体の後方から確認し易い位置に取
り付ける必要がある。このライセンスプレートを支持す
るための支持構造として、従来例えば、後フェンダの上
方に、荷物を搭載するためのキャリアを装着し、これの
後端部にライセンスブラケットを形成し、該ブラケット
の上部に尾灯を、下部にライセンスプレートを取り付け
た構造がある。
イセンスプレートを車体の後方から確認し易い位置に取
り付ける必要がある。このライセンスプレートを支持す
るための支持構造として、従来例えば、後フェンダの上
方に、荷物を搭載するためのキャリアを装着し、これの
後端部にライセンスブラケットを形成し、該ブラケット
の上部に尾灯を、下部にライセンスプレートを取り付け
た構造がある。
ところで、自動二輪車にはメインパイプにシートポス
ト位を立設し、該ポストの上端に鞍型シートを取り付け
るとともに、足踏ペダルを備えたペダル付自動二輪車が
あるが、このようなタイプの自動二輪車には、デザイン
上の要請から、上記キャリアを取り外し、後輪と略同心
円弧状の後フェンダだけを装着して、後輪廻りを簡素化
し、これにより軽快なイメージが得られるようにしたも
のがある。このような自動二輪車では、キャリアはない
から、ライセンスプレートは、例えば上記後フェンダの
後部付近に装着することとなる。
ト位を立設し、該ポストの上端に鞍型シートを取り付け
るとともに、足踏ペダルを備えたペダル付自動二輪車が
あるが、このようなタイプの自動二輪車には、デザイン
上の要請から、上記キャリアを取り外し、後輪と略同心
円弧状の後フェンダだけを装着して、後輪廻りを簡素化
し、これにより軽快なイメージが得られるようにしたも
のがある。このような自動二輪車では、キャリアはない
から、ライセンスプレートは、例えば上記後フェンダの
後部付近に装着することとなる。
ところが上記後フェンダにライセンスプレートを取り
付ける構造では、ライセンスブラケットには尾灯も取り
付けるのが一般的であるから、後フェンダ廻りが煩雑化
するのは避け得ず、結局上記後輪廻りを簡素化し軽快な
イメージを得たいというデザイン上の要請には応え難
い。またこの場合、後フェンダ又はそのステーにライセ
ンスプレート等を取り付けるには、これらの重量を支持
するための剛性を確保できる形状にする必要あるから、
それだけデザイン上の自由度が低いという問題がある。
付ける構造では、ライセンスブラケットには尾灯も取り
付けるのが一般的であるから、後フェンダ廻りが煩雑化
するのは避け得ず、結局上記後輪廻りを簡素化し軽快な
イメージを得たいというデザイン上の要請には応え難
い。またこの場合、後フェンダ又はそのステーにライセ
ンスプレート等を取り付けるには、これらの重量を支持
するための剛性を確保できる形状にする必要あるから、
それだけデザイン上の自由度が低いという問題がある。
そこで、本発明の目的は後輪廻りを簡素化でき、デザ
イン上の自由度を向上できる自動二,三輪車のライセン
スプレート支持構造を提供する点にある。
イン上の自由度を向上できる自動二,三輪車のライセン
スプレート支持構造を提供する点にある。
本発明は、車体フレームの前端部に前フォークを支持
する操舵軸筒を固着し、該操舵軸筒からメインパイプを
後斜め下方に延長し、該メインパイプの後端部に上方に
伸びる一本のシートポストを立設し、該シートポストに
挿入された筒状のシートチューブの上部に鞍形シートを
装着した自動二,三輪車において、上記シートチューブ
の上端に平面視略三角形の平板状で中央に開口を有し、
周縁に下方に屈曲するフランジを設けたシートブラケッ
トを三角形の頂点が前方を向き、かつ上記開口がシート
チューブ内に連通するように固着し、上記鞍形シートの
シート底板に平坦部を設け、該平坦部に溝部をシート内
に突出し、かつシート底板後方に抜けるよう設け、上記
シート底板の後端縁より前側に平面視コ字形で略垂直下
方に延びる支持ブラケット部を、該コ字形の開口が前方
に向くよう一体形成し、上記シート底板の左,右両側縁
に左,右の側壁を、前後方向から見て略ハ字状をなすよ
うに下方に折り曲げ形成し、上記支持ブラケット部の後
面に、ライセンスプレート及び尾灯を取り付けるための
ライセンスブラケットを固定し、上記シートブラケット
の上面に上記シート底板の平坦部を載置し、シートブラ
ケットの三角形の各頂点部をシート底板に立設されたボ
ルトによりシート底板に固定し、上記尾灯に接続された
ワイヤハーネスを上記シートブラケットと上記溝部との
間を通ってチューブ内に配線したことを特徴としてい
る。
する操舵軸筒を固着し、該操舵軸筒からメインパイプを
後斜め下方に延長し、該メインパイプの後端部に上方に
伸びる一本のシートポストを立設し、該シートポストに
挿入された筒状のシートチューブの上部に鞍形シートを
装着した自動二,三輪車において、上記シートチューブ
の上端に平面視略三角形の平板状で中央に開口を有し、
周縁に下方に屈曲するフランジを設けたシートブラケッ
トを三角形の頂点が前方を向き、かつ上記開口がシート
チューブ内に連通するように固着し、上記鞍形シートの
シート底板に平坦部を設け、該平坦部に溝部をシート内
に突出し、かつシート底板後方に抜けるよう設け、上記
シート底板の後端縁より前側に平面視コ字形で略垂直下
方に延びる支持ブラケット部を、該コ字形の開口が前方
に向くよう一体形成し、上記シート底板の左,右両側縁
に左,右の側壁を、前後方向から見て略ハ字状をなすよ
うに下方に折り曲げ形成し、上記支持ブラケット部の後
面に、ライセンスプレート及び尾灯を取り付けるための
ライセンスブラケットを固定し、上記シートブラケット
の上面に上記シート底板の平坦部を載置し、シートブラ
ケットの三角形の各頂点部をシート底板に立設されたボ
ルトによりシート底板に固定し、上記尾灯に接続された
ワイヤハーネスを上記シートブラケットと上記溝部との
間を通ってチューブ内に配線したことを特徴としてい
る。
本発明に係る自動二,三輪車のライセンスプレート支
持構造によれば、支持ブラケット部をシート底板の後端
縁より前側部分から垂直下方に延びるように一体形成
し、またシート底板の左,右両側縁に続いて形成された
側壁を車両前後方向に見てハ字状をなすようにしたの
で、シート底板に、支持ブラケット部,左,右側壁を例
えば樹脂の射出成形で一体成形する場合に、型の大型
化,複雑化を招くことがなく、成形が容易であり、コス
トダウンを図ることができる。
持構造によれば、支持ブラケット部をシート底板の後端
縁より前側部分から垂直下方に延びるように一体形成
し、またシート底板の左,右両側縁に続いて形成された
側壁を車両前後方向に見てハ字状をなすようにしたの
で、シート底板に、支持ブラケット部,左,右側壁を例
えば樹脂の射出成形で一体成形する場合に、型の大型
化,複雑化を招くことがなく、成形が容易であり、コス
トダウンを図ることができる。
またシート底板に、溝部を形成し、平面視コ字形の支
持ブラケット部を一体形成し、シート底板の左,右両縁
に続いて側面視略三角形状の側壁部を一体形成したの
で、上記溝部,支持ブラケット部,側壁部がシート底板
の補強部材として機能し、シート底板の剛性が向上し、
乗員の体重を支持しながらシート底板を薄肉にできる。
持ブラケット部を一体形成し、シート底板の左,右両縁
に続いて側面視略三角形状の側壁部を一体形成したの
で、上記溝部,支持ブラケット部,側壁部がシート底板
の補強部材として機能し、シート底板の剛性が向上し、
乗員の体重を支持しながらシート底板を薄肉にできる。
さらにまたシート底板にシート内方に突出するととも
に後方に連なる溝部を形成し、該溝部とシートブラケッ
トとの隙間をシートポスト内に連通する配線通路とした
ので、シート底板後部のライセンスブラケットに取り付
けられた尾灯へのワイヤハーネスを上記シートポスト内
から上記配向通路に通すことができ、該シートポストが
ワイヤハーネスの保護管となるとともに、ワイヤハーネ
スのクランプが不要であり、また外方に露出しないので
外観の向上を図ることができる。
に後方に連なる溝部を形成し、該溝部とシートブラケッ
トとの隙間をシートポスト内に連通する配線通路とした
ので、シート底板後部のライセンスブラケットに取り付
けられた尾灯へのワイヤハーネスを上記シートポスト内
から上記配向通路に通すことができ、該シートポストが
ワイヤハーネスの保護管となるとともに、ワイヤハーネ
スのクランプが不要であり、また外方に露出しないので
外観の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例によるペダル
付自動二輪車におけるライセンスプレート支持構造を説
明するための図である。図において、1はペダル付自動
二輪車であり、該自動二輪車1の車体フレーム2は、角
形鋼管製のメインパイプ3の前端部に操舵軸筒4を固着
し、後端部に上方に延びる丸形鋼管製のシートポスト5
を立設し、該シートポスト5の上部に左,右一対のバッ
クステー6の上端を固着し、該ステー6の下端をリヤア
ーム6aの後端に固着して構成されている。
付自動二輪車におけるライセンスプレート支持構造を説
明するための図である。図において、1はペダル付自動
二輪車であり、該自動二輪車1の車体フレーム2は、角
形鋼管製のメインパイプ3の前端部に操舵軸筒4を固着
し、後端部に上方に延びる丸形鋼管製のシートポスト5
を立設し、該シートポスト5の上部に左,右一対のバッ
クステー6の上端を固着し、該ステー6の下端をリヤア
ーム6aの後端に固着して構成されている。
また、上記操舵軸筒4に回動自在に支持された前フォ
ーク7の下端には前輪8が、上端には操向ハンドル9が
それぞれ装着されている。また、上記リヤアーム6aには
後輪12が回転自在に支持されている。これらの後輪12,
前輪8には同心円弧状の後フェンダ12a,前フェンダ8aが
ステー12b,8bによって配設支持されている。さらにまた
上記メインパイプ3の後部下方にはエンジン10が吊設さ
れ、該エンジン10のクランクケース10aには上記リヤア
ーム6aの前端が固着され、これにより上記後輪12を支持
するリヤーフレームが構成されている。また、上記クラ
ンクケース10aには左右一対の足踏ペダル11が装着さ
れ、該ペダル11の回転軸は上記リヤアーム6a内の駆動シ
ャフトと連結されている。なお、10bは排気管,10cは気
化器である。
ーク7の下端には前輪8が、上端には操向ハンドル9が
それぞれ装着されている。また、上記リヤアーム6aには
後輪12が回転自在に支持されている。これらの後輪12,
前輪8には同心円弧状の後フェンダ12a,前フェンダ8aが
ステー12b,8bによって配設支持されている。さらにまた
上記メインパイプ3の後部下方にはエンジン10が吊設さ
れ、該エンジン10のクランクケース10aには上記リヤア
ーム6aの前端が固着され、これにより上記後輪12を支持
するリヤーフレームが構成されている。また、上記クラ
ンクケース10aには左右一対の足踏ペダル11が装着さ
れ、該ペダル11の回転軸は上記リヤアーム6a内の駆動シ
ャフトと連結されている。なお、10bは排気管,10cは気
化器である。
そして、上記メインパイプ3とシートポスト5との接
続部上側には燃料タンク13が装着されている。この燃料
タンク13は鋼板製で潤滑油収容部14を内蔵する形式のも
ので、上半部13aと、下半部13bとからなり、それぞれの
開口周縁に外方に折り曲げ形成されたフランジ部13c同
志が溶接接合されている。そして、このフランジ部13c
には装飾用モール16が装着され、また燃料タンク13の後
側壁部は前方に凹設され、この凹部に位置するフランジ
部は後側支持部13dとなっており、また、下半部13bの底
面の前側中央には前側支持ブラケット13eが固着されて
いる。この前側支持ブラケット13eはメインパイプ3の
上面に嵌着されたグロメット3aに嵌合され、また上記後
側支持部13dはシートポスト5の前面に固着された支持
ブラケット5a上に載置され、取付ボルト5bで固定されて
いる。なお、15aは燃料供給口用キャップ,15bは潤滑油
供給口用キャップである。
続部上側には燃料タンク13が装着されている。この燃料
タンク13は鋼板製で潤滑油収容部14を内蔵する形式のも
ので、上半部13aと、下半部13bとからなり、それぞれの
開口周縁に外方に折り曲げ形成されたフランジ部13c同
志が溶接接合されている。そして、このフランジ部13c
には装飾用モール16が装着され、また燃料タンク13の後
側壁部は前方に凹設され、この凹部に位置するフランジ
部は後側支持部13dとなっており、また、下半部13bの底
面の前側中央には前側支持ブラケット13eが固着されて
いる。この前側支持ブラケット13eはメインパイプ3の
上面に嵌着されたグロメット3aに嵌合され、また上記後
側支持部13dはシートポスト5の前面に固着された支持
ブラケット5a上に載置され、取付ボルト5bで固定されて
いる。なお、15aは燃料供給口用キャップ,15bは潤滑油
供給口用キャップである。
また、上記シートポスト5内には可動チューブ17が挿
入され、図示しない緩衝スプリングで上方に付勢されて
いる。この可動チューブ17の上端には、大略三角形で平
板状のシートブラケット17aが溶接固着されており、該
シートブラケット17a上には鞍型シート18のシート底板1
9の平坦部19aが載置されている。この平坦部19aの中央
には溝部19bが凹設され、また、上記シートブラケット1
7aのコーナに対応する部分には取付ボルト20が埋設され
ており、シート底板19は該取付ボルト20によってシート
ブラケット17aに固定されている。
入され、図示しない緩衝スプリングで上方に付勢されて
いる。この可動チューブ17の上端には、大略三角形で平
板状のシートブラケット17aが溶接固着されており、該
シートブラケット17a上には鞍型シート18のシート底板1
9の平坦部19aが載置されている。この平坦部19aの中央
には溝部19bが凹設され、また、上記シートブラケット1
7aのコーナに対応する部分には取付ボルト20が埋設され
ており、シート底板19は該取付ボルト20によってシート
ブラケット17aに固定されている。
そして、上記シート底板19の下面の後端部には、支持
ブラケット部19cが一体形成されている。この支持ブラ
ケット部19cは平面視コ字状のもので下方に延長され、
その左,右の横辺部19d,19eには左,右方向指示灯21a,2
1bがボルト締めにより取り付けられており、また縦辺部
19fにはライセンスブラケット22がボルト締め固定され
ている。このライセンスブラケット22は垂直の尾灯支持
部22aと、これに続いて略30°後方に折り曲げて一体形
成されたライセンス支持部22bとからなる。このライセ
ンス支持部22bにはボルト孔22cが形成され、該ボルト孔
22cを利用してライセンスプレートが取り付けられる。
また上記尾灯支持部22aにはテールランプ23が取り付け
られており、このテールランプ23及び上記左,右方向指
示灯21a,21bにはワイヤハーネス24が接続されている。
このワイヤハーネス24は上記シート底板19の溝部19bを
通って可動チューブ17内に配線されている。
ブラケット部19cが一体形成されている。この支持ブラ
ケット部19cは平面視コ字状のもので下方に延長され、
その左,右の横辺部19d,19eには左,右方向指示灯21a,2
1bがボルト締めにより取り付けられており、また縦辺部
19fにはライセンスブラケット22がボルト締め固定され
ている。このライセンスブラケット22は垂直の尾灯支持
部22aと、これに続いて略30°後方に折り曲げて一体形
成されたライセンス支持部22bとからなる。このライセ
ンス支持部22bにはボルト孔22cが形成され、該ボルト孔
22cを利用してライセンスプレートが取り付けられる。
また上記尾灯支持部22aにはテールランプ23が取り付け
られており、このテールランプ23及び上記左,右方向指
示灯21a,21bにはワイヤハーネス24が接続されている。
このワイヤハーネス24は上記シート底板19の溝部19bを
通って可動チューブ17内に配線されている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例では、シート18の後部にライセンスプレー
ト,尾灯23,及び方向支持灯21a,21bを装着したので、従
来の後フェンダにライセンスプレート等を装着した場合
に比較して、フェンダステー12bを細いものにすること
ができるとともに、後輪12廻りからデザイン上煩雑とな
る物を取り除くことができ、後輪廻りを簡素化して軽快
なイメージを与えるというデザイン上の要請に応えるこ
とができる。また、上記尾灯23等へのワイヤハーネス24
を可動チューブ17,シート底板19内を通って配線したの
で、ワイヤハーネスのクランプが不要となるとともに、
外方に露出することがなくなって外観を向上できる。
ト,尾灯23,及び方向支持灯21a,21bを装着したので、従
来の後フェンダにライセンスプレート等を装着した場合
に比較して、フェンダステー12bを細いものにすること
ができるとともに、後輪12廻りからデザイン上煩雑とな
る物を取り除くことができ、後輪廻りを簡素化して軽快
なイメージを与えるというデザイン上の要請に応えるこ
とができる。また、上記尾灯23等へのワイヤハーネス24
を可動チューブ17,シート底板19内を通って配線したの
で、ワイヤハーネスのクランプが不要となるとともに、
外方に露出することがなくなって外観を向上できる。
また、シート18を平坦部を有するシート底板19,シー
トブラケット17aで支持するようにしたので、より確実
に支持できるとともに、シート支持部を小型化,軽量化
できる。
トブラケット17aで支持するようにしたので、より確実
に支持できるとともに、シート支持部を小型化,軽量化
できる。
また、メインパイプ3とシートポスト5との接続部に
燃料タンクを取り付けるにあたって、本実施例は、タン
ク13の支持部13d,13eをブラケット5a,メインパイプ3の
上面に載置する構造であるから、取付ボルト5bに剪断力
は作用せず、強度上有利であり、またボルトが緩んでも
脱落しにくく、さらにフランジ部16が補強部材として作
用することから、車両転倒時に大きな衝撃が作用しても
破損することはほとんどない。
燃料タンクを取り付けるにあたって、本実施例は、タン
ク13の支持部13d,13eをブラケット5a,メインパイプ3の
上面に載置する構造であるから、取付ボルト5bに剪断力
は作用せず、強度上有利であり、またボルトが緩んでも
脱落しにくく、さらにフランジ部16が補強部材として作
用することから、車両転倒時に大きな衝撃が作用しても
破損することはほとんどない。
なお、上記実施例では、ライセンスブラケット22をシ
ート底板19と別体に形成したが、このライセンスブラケ
ット22はシート底板19と一体形成してもよい。また、上
記実施例では、後フェンダ12a上にキャリアが備えられ
ていない場合について説明したが、本発明はキャリアを
備えている場合にも勿論適用できる。
ート底板19と別体に形成したが、このライセンスブラケ
ット22はシート底板19と一体形成してもよい。また、上
記実施例では、後フェンダ12a上にキャリアが備えられ
ていない場合について説明したが、本発明はキャリアを
備えている場合にも勿論適用できる。
また、上記実施例では、ペダル付自動二輪車について
説明したが、本発明は他の型式の自動二輪車、らには前
1輪,後2輪の自動三輪車等、要はメインパイプに立設
されたシートポスト上にシートを搭載したものであれば
どのような車両にも適用できる。
説明したが、本発明は他の型式の自動二輪車、らには前
1輪,後2輪の自動三輪車等、要はメインパイプに立設
されたシートポスト上にシートを搭載したものであれば
どのような車両にも適用できる。
以上のように本発明に係る自動二,三輪車のライセン
スプレート支持構造によれば、支持ブラケット部をシー
ト底部の後端縁より前側部分から垂直下方に延びるよう
に一体形成するとともにシート底板の左,右側壁をハ字
状をなすようにしたので、シート底板に、支持ブラケッ
ト部,左,右側壁を例えば樹脂の射出成形で一体成形す
る場合に、型の大型化,複雑化を招くことがなく、成形
が容易であり、コストダウンを図ることができる効果が
ある。
スプレート支持構造によれば、支持ブラケット部をシー
ト底部の後端縁より前側部分から垂直下方に延びるよう
に一体形成するとともにシート底板の左,右側壁をハ字
状をなすようにしたので、シート底板に、支持ブラケッ
ト部,左,右側壁を例えば樹脂の射出成形で一体成形す
る場合に、型の大型化,複雑化を招くことがなく、成形
が容易であり、コストダウンを図ることができる効果が
ある。
またシート底板に形成された溝部,支持ブラケット
部,側壁部がシート底板の補強部材として機能し、シー
ト底板の剛性が向上し、乗員の体重を支持しながらシー
ト底板を薄肉にできる効果がある。
部,側壁部がシート底板の補強部材として機能し、シー
ト底板の剛性が向上し、乗員の体重を支持しながらシー
ト底板を薄肉にできる効果がある。
さらにまた溝部とシートブラケットとの隙間をシート
ポスト内に連通する配線通路としたので、ワイヤハーネ
スを保護できるとともに、ワイヤハーネスのクランプが
不要であり、また外方に露出しないので外観の向上を図
ることができる効果がある。
ポスト内に連通する配線通路としたので、ワイヤハーネ
スを保護できるとともに、ワイヤハーネスのクランプが
不要であり、また外方に露出しないので外観の向上を図
ることができる効果がある。
第1図ないし第7図は本発明の一実施例によるライセン
スプレート支持構造を説明するための図であり、第1図
はライセンスブラケット部分の平面図、第2図はその側
面図、第3図はシート支持部の断面背面図、第4図は上
記ライセンスブラケット部分の背面図、第5図は燃料タ
ンク部分の平面図、第6図はその断面側面図、第7図は
上記実施例が適用されたペダル付自動二輪車の側面図で
ある。 図において、1はペダル付自動二輪車、3はメインパイ
プ、5はシートポスト、18はシート、19はシート底板、
22はライセンスブラケットである。
スプレート支持構造を説明するための図であり、第1図
はライセンスブラケット部分の平面図、第2図はその側
面図、第3図はシート支持部の断面背面図、第4図は上
記ライセンスブラケット部分の背面図、第5図は燃料タ
ンク部分の平面図、第6図はその断面側面図、第7図は
上記実施例が適用されたペダル付自動二輪車の側面図で
ある。 図において、1はペダル付自動二輪車、3はメインパイ
プ、5はシートポスト、18はシート、19はシート底板、
22はライセンスブラケットである。
Claims (1)
- 【請求項1】車体フレームの前端部に前フォークを支持
する操舵軸筒を固着し、該操舵軸筒からメインパイプを
後斜め下方に延長し、該メインパイプの後端部に上方に
伸びる一本のシートポストを立設し、該シートポストに
挿入された筒状のシートチューブの上部に鞍形シートを
装着した自動二,三輪車において、上記シートチューブ
の上端に平面視略三角形の平板状で中央に開口を有し、
周縁に下方に屈曲するフランジを設けたシートブラケッ
トを三角形の頂点が前方を向き、かつ上記開口がシート
チューブ内に連通するように固着し、上記鞍形シートの
シート底板に平坦部を設け、該平坦部に溝部をシート内
に突出し、かつシート底板後方に抜けるよう設け、上記
シート底板の後端縁より前側に平面視コ字形で略垂直下
方に延びる支持ブラケット部を、該コ字形の開口が前方
に向くよう一体形成し、上記シート底板の左,右両側縁
に左,右の側壁を、前後方向から見て略ハ字状をなすよ
うに下方に折り曲げ形成し、上記支持ブラケット部の後
面に、ライセンスプレート及び尾灯を取り付けるための
ライセンスブラケットを固定し、上記シートブラケット
の上面に上記シート底板の平坦部を載置し、シートブラ
ケットの三角形の各頂点部をシート底板に立設されたボ
ルトによりシート底板に固定し、上記尾灯に接続された
ワイヤハーネスを上記シートブラケットと上記溝部との
間を通ってチューブ内に配線したことを特徴とする自動
二、三輪車のライセンスプレート支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61098963A JP2526212B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 自動二,三輪車のライセンスプレ−ト支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61098963A JP2526212B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 自動二,三輪車のライセンスプレ−ト支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62253574A JPS62253574A (ja) | 1987-11-05 |
JP2526212B2 true JP2526212B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=14233721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61098963A Expired - Fee Related JP2526212B2 (ja) | 1986-04-28 | 1986-04-28 | 自動二,三輪車のライセンスプレ−ト支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2526212B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5338988Y2 (ja) * | 1975-12-15 | 1978-09-21 | ||
JPS5759425Y2 (ja) * | 1977-10-31 | 1982-12-18 | ||
JPS54112263U (ja) * | 1978-01-27 | 1979-08-07 |
-
1986
- 1986-04-28 JP JP61098963A patent/JP2526212B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
実願昭52−145087号(実開昭54−71979号)の願書に添付した明細書及び図面の内容を撮影したマイクロフィルム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62253574A (ja) | 1987-11-05 |
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