JP2525643B2 - 消臭性繊維の製造方法 - Google Patents
消臭性繊維の製造方法Info
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- JP2525643B2 JP2525643B2 JP63153471A JP15347188A JP2525643B2 JP 2525643 B2 JP2525643 B2 JP 2525643B2 JP 63153471 A JP63153471 A JP 63153471A JP 15347188 A JP15347188 A JP 15347188A JP 2525643 B2 JP2525643 B2 JP 2525643B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は室内、冷蔵庫内、或は種々の環境内に存在す
る悪臭成分を除去するための消臭材料に関するものであ
る。
る悪臭成分を除去するための消臭材料に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、室内及び冷蔵庫内等の悪臭成分を除去するため
に活性炭を主成分とする消臭剤等が使用されている。
に活性炭を主成分とする消臭剤等が使用されている。
これらの悪臭成分としてはアンモニア、メチルメルカ
プタン、硫化メチル、二硫化メチル、硫化水素、トリメ
チルアミン及びアセトアルデヒドが挙げられる。
プタン、硫化メチル、二硫化メチル、硫化水素、トリメ
チルアミン及びアセトアルデヒドが挙げられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記の活性炭を主成分とする消臭剤は
活性炭が粒状で、且つ黒色であるため、外観の良い容器
に格納して利用する必要があり、かさ高くなるため利用
する際にも種々の制約があった。このため、自由な形状
に成形が可能な消臭材料が望まれており、使用後の処理
が容易であり、且つ環境汚染がないセルロース系繊維を
基材とする消臭材料が特に望まれていた。
活性炭が粒状で、且つ黒色であるため、外観の良い容器
に格納して利用する必要があり、かさ高くなるため利用
する際にも種々の制約があった。このため、自由な形状
に成形が可能な消臭材料が望まれており、使用後の処理
が容易であり、且つ環境汚染がないセルロース系繊維を
基材とする消臭材料が特に望まれていた。
更に、単一の悪臭成分のみでなく幅広い悪臭成分に対
して有効に作用する消臭材料が求められていた。
して有効に作用する消臭材料が求められていた。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは鋭意検討した結果、特定の製造条件によ
りセルロース系繊維にCu(OH)2を効率よく付着させて
固定化することができ、Cu(OH)2を固定化してなる消
臭性繊維が幅広い悪臭成分に対して有効に作用すること
を見いだし本発明を完成するに至ったものである。
りセルロース系繊維にCu(OH)2を効率よく付着させて
固定化することができ、Cu(OH)2を固定化してなる消
臭性繊維が幅広い悪臭成分に対して有効に作用すること
を見いだし本発明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明は 1) セルロース系繊維と、水可溶性の銅化合物の水溶
液から生成させたCu(OH)2コロイドとを、水中で接触
させて、Cu(OH)2を固定化することを特徴とする消臭
性繊維の製造方法。
液から生成させたCu(OH)2コロイドとを、水中で接触
させて、Cu(OH)2を固定化することを特徴とする消臭
性繊維の製造方法。
2) セルロース系繊維を分散した水可溶性の銅化合物
の水溶液にアルカリ性物質を添加してpH4.5〜12にする
ことによりCu(OH)2コロイドを生じせしめ、該コロイ
ドとセルロース系繊維を接触させることにより、Cu(O
H)2を固定化することを特徴とする消臭性繊維の製造
方法。
の水溶液にアルカリ性物質を添加してpH4.5〜12にする
ことによりCu(OH)2コロイドを生じせしめ、該コロイ
ドとセルロース系繊維を接触させることにより、Cu(O
H)2を固定化することを特徴とする消臭性繊維の製造
方法。
3) pH9.5以下のアルカリ性水溶液にセルロース系繊
維を加えた後、水可溶性の銅化合物の水溶液を添加し、
アルカリ性水溶液を添加してpH4.5〜12にすることによ
り、Cu(OH)2コロイドを生じせしめ、該コロイドとセ
ルロース系繊維を接触させることにより、Cu(OH)2を
固定化することを特徴とする消臭性繊維の製造方法。
維を加えた後、水可溶性の銅化合物の水溶液を添加し、
アルカリ性水溶液を添加してpH4.5〜12にすることによ
り、Cu(OH)2コロイドを生じせしめ、該コロイドとセ
ルロース系繊維を接触させることにより、Cu(OH)2を
固定化することを特徴とする消臭性繊維の製造方法。
4) 水可溶性の銅化合物が硫酸銅、塩化銅、硝酸銅か
ら選ばれる銅化合物であることを特徴とする請求項1〜
3記載の消臭性繊維の製造方法。
ら選ばれる銅化合物であることを特徴とする請求項1〜
3記載の消臭性繊維の製造方法。
5) セルロース系繊維がパルプ繊維であることを特徴
とする請求項1〜3記載の消臭性繊維の製造方法。
とする請求項1〜3記載の消臭性繊維の製造方法。
に関するものである。
本発明に用いられるセルロース系繊維としては、晒サ
ルファイトパルプ(NBSP、LBSP、NDSP及びLDSP等)及び
晒クラフトパルプ(NBKP、LBKP等)等のパルプ繊維、マ
ニラ麻及びジュート等の麻、脱脂綿等の木綿、コットン
リンター、コウゾ及びミツマタ等の天然繊維及びそのパ
ルプ化物、或はレーヨンが挙げられる。これらのセルロ
ース系繊維は2種以上併用しても良い。
ルファイトパルプ(NBSP、LBSP、NDSP及びLDSP等)及び
晒クラフトパルプ(NBKP、LBKP等)等のパルプ繊維、マ
ニラ麻及びジュート等の麻、脱脂綿等の木綿、コットン
リンター、コウゾ及びミツマタ等の天然繊維及びそのパ
ルプ化物、或はレーヨンが挙げられる。これらのセルロ
ース系繊維は2種以上併用しても良い。
本発明において上記のセルロース系繊維にCu(OH)2
を固定化して消臭性繊維とするには、Cu(OH)2コロイ
ドを生じせしめ、該コロイドをセルロース系繊維に付着
させて固定化する。
を固定化して消臭性繊維とするには、Cu(OH)2コロイ
ドを生じせしめ、該コロイドをセルロース系繊維に付着
させて固定化する。
コロイド状態以外の固体状態のCu(OH)2を付着させ
てもセルロース系繊維に固定化されず消臭性繊維にはな
りえない。
てもセルロース系繊維に固定化されず消臭性繊維にはな
りえない。
Cu(OH)2をコロイド状態で付着させて固定化する方
法としては、例えば次の様な方法が挙げられる。
法としては、例えば次の様な方法が挙げられる。
製法1 セルロース系繊維を分散した水可溶性の銅化合物の水
溶液にアルカリ性物質を添加してpH4.5〜12、より好ま
しくはpH6.0〜9.5にすることによりCu(OH)2コロイド
を生じせしめ、該コロイドをセルロース系繊維に付着さ
せて固定化する。pH4.5〜12の範囲でないとCu(OH)2
コロイドを生じない。また、pH6.0より低いpHで固定化
すると固定量、固定率が低くなり、pH9.5より高いpHで
固定化するとセルロース系繊維が脆くなりやすいためpH
6.0〜9.5の範囲がより好ましい。pHが高い場合は固定化
後に水洗した方がより好ましい。
溶液にアルカリ性物質を添加してpH4.5〜12、より好ま
しくはpH6.0〜9.5にすることによりCu(OH)2コロイド
を生じせしめ、該コロイドをセルロース系繊維に付着さ
せて固定化する。pH4.5〜12の範囲でないとCu(OH)2
コロイドを生じない。また、pH6.0より低いpHで固定化
すると固定量、固定率が低くなり、pH9.5より高いpHで
固定化するとセルロース系繊維が脆くなりやすいためpH
6.0〜9.5の範囲がより好ましい。pHが高い場合は固定化
後に水洗した方がより好ましい。
また、セルロース系繊維を水可溶性の銅化合物の水溶
液に分散する前に、セルロース系繊維を塩酸、硫酸、亜
硫酸、硝酸等の酸により酸処理すると消臭性繊維の色が
鮮やかになるため商品外観の点でより好ましい。
液に分散する前に、セルロース系繊維を塩酸、硫酸、亜
硫酸、硝酸等の酸により酸処理すると消臭性繊維の色が
鮮やかになるため商品外観の点でより好ましい。
製法2 pH9.5以下のアルカリ性水溶液にセルロース系繊維を
加えた後、水可溶性の銅化合物の水溶液を添加し、更に
必要に応じてアルカリ性水溶液を添加してpH4.5〜12、
より好ましくはpH6.0〜9.5にすることにより、Cu(OH)
2コロイドを生じせしめ、該コロイドをセルロース系繊
維に付着させて固定化する。
加えた後、水可溶性の銅化合物の水溶液を添加し、更に
必要に応じてアルカリ性水溶液を添加してpH4.5〜12、
より好ましくはpH6.0〜9.5にすることにより、Cu(OH)
2コロイドを生じせしめ、該コロイドをセルロース系繊
維に付着させて固定化する。
この際pH9.5を超えるアルカリ性水溶液にセルロース
系繊維を加えると脆くなるため好ましくない。また、固
定化する際のpHは前記の製法1と同じ理由による。
系繊維を加えると脆くなるため好ましくない。また、固
定化する際のpHは前記の製法1と同じ理由による。
本発明に用いられる水可溶性の銅化合物としては特に
限定されるものではなく、水に溶解しうるものであれば
よく、例えば硫酸銅、塩化銅、硝酸銅、酢酸銅等が挙げ
られる。
限定されるものではなく、水に溶解しうるものであれば
よく、例えば硫酸銅、塩化銅、硝酸銅、酢酸銅等が挙げ
られる。
本発明に用いられるアルカリ性を与えるアルカリ性物
質としては前記の銅化合物と反応してCu(OH)2コロイ
ドを生成しうるものであれば良く、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム等
が例示されるが、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが
pH調整しやすいためより好ましい。
質としては前記の銅化合物と反応してCu(OH)2コロイ
ドを生成しうるものであれば良く、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム等
が例示されるが、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが
pH調整しやすいためより好ましい。
以上の様にして得られた消臭性繊維をそのまま消臭材
料としても良く、或は、更に公知の抄紙法によりシート
状又は立体状の成形体に加工して消臭材料としても良
い。
料としても良く、或は、更に公知の抄紙法によりシート
状又は立体状の成形体に加工して消臭材料としても良
い。
成形体に加工する際には、Cu(OH)2を固定化したセ
ルロース系繊維を2種以上併用しても良く、また必要な
消臭性能を満足する範囲内でCu(OH)2を固定化してい
ないセルロース系繊維又は他の種類の繊維を混合しても
良い。
ルロース系繊維を2種以上併用しても良く、また必要な
消臭性能を満足する範囲内でCu(OH)2を固定化してい
ないセルロース系繊維又は他の種類の繊維を混合しても
良い。
また、成形体に加工する際には、成形体の消臭性能を
損なわない範囲内で、通常使用される湿潤紙力増強剤、
高分子凝集剤等の抄紙用助剤を添加しても良い。
損なわない範囲内で、通常使用される湿潤紙力増強剤、
高分子凝集剤等の抄紙用助剤を添加しても良い。
更に、以上のようにして得られた成形体を二次加工し
て消臭材料としても良い。
て消臭材料としても良い。
(発明の効果) 本発明の製造方法、即ちセルロース系繊維にCu(OH)
2をコロイド状態で付着させることによりCu(OH)2を
セルロース系繊維に固定化することができる。
2をコロイド状態で付着させることによりCu(OH)2を
セルロース系繊維に固定化することができる。
この様にしてセルロース系繊維に固定化されたCu(O
H)2はアンモニア、メチルメルカプタン、硫化メチ
ル、二硫化メチル、硫化水素、トリメチルアミン及びア
セトアルデヒドの悪臭ガス成分等、或は水溶液中のアン
モニア、硫化水素に作用し消臭性能を示し、中でもアン
モニア、メチルメルカプタン、硫化水素等には特に優れ
た消臭性能を示す。
H)2はアンモニア、メチルメルカプタン、硫化メチ
ル、二硫化メチル、硫化水素、トリメチルアミン及びア
セトアルデヒドの悪臭ガス成分等、或は水溶液中のアン
モニア、硫化水素に作用し消臭性能を示し、中でもアン
モニア、メチルメルカプタン、硫化水素等には特に優れ
た消臭性能を示す。
更に、本発明のCu(OH)2を固定化した消臭性繊維
は、繊維単体としても優れた消臭材であるが、繊維状の
ため加工性に優れており、シート状等の任意の形状の成
形体に加工して消臭材料とすることができ、幅広い消臭
分野に適用できる。
は、繊維単体としても優れた消臭材であるが、繊維状の
ため加工性に優れており、シート状等の任意の形状の成
形体に加工して消臭材料とすることができ、幅広い消臭
分野に適用できる。
(実施例) 以下に本発明を実施例により具体的に説明するが、本
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
尚、実施例の測定値は以下の方法により測定した。
(1)銅の濃度 原子吸光光度法により測定した。
(2)測定試料の水分(%) JIS P8203による。
(3)消臭性能 テスト法1 1.5L容のビニール袋に測定試料1gをいれ、所定濃度の
悪臭ガス(いずれの場合も100ppm)1.5Lをいれて密封し
た後、所定時間後の密封袋内の残存している悪臭ガスの
濃度をガス検知管により測定し残留率(%)を求めた。
悪臭ガス(いずれの場合も100ppm)1.5Lをいれて密封し
た後、所定時間後の密封袋内の残存している悪臭ガスの
濃度をガス検知管により測定し残留率(%)を求めた。
テスト法2 測定試料0.5gをガラス管(長さ13cm、内径1.5cm)に
いれ、その一端のガス導入口へ悪臭ガス(NH3の場合は
初期濃度1000ppm、H2Sの場合は初期濃度500ppm、アセト
アルデヒドの場合は初期濃度250ppm)を含有する空気約
5Lを0.2L/分で導入し、その他端の出口より出た空気の
悪臭ガス濃度をガス検知管により測定する操作を繰り返
し、初期濃度からの悪臭ガス濃度の残留率(%)をそれ
ぞれ算出した。
いれ、その一端のガス導入口へ悪臭ガス(NH3の場合は
初期濃度1000ppm、H2Sの場合は初期濃度500ppm、アセト
アルデヒドの場合は初期濃度250ppm)を含有する空気約
5Lを0.2L/分で導入し、その他端の出口より出た空気の
悪臭ガス濃度をガス検知管により測定する操作を繰り返
し、初期濃度からの悪臭ガス濃度の残留率(%)をそれ
ぞれ算出した。
実施例1〜3 20Lの水にセルロース系繊維としてNBSP1000gを加え離
解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてpH3.3
とし酸処理をおこなった。次いで、硫酸銅水溶液(CuSO
4・5H2Oとして200g/L)を用いて硫酸銅をNBSPに対して
銅換算で3W/W%添加した。更に水酸化ナトリウム水溶液
(120g/L)を用いてpH5.0,6.0,9.5にそれぞれ調整してC
u(OH)2コロイドを生じせしめ、該コロイドをNBSP繊
維に付着させて固定化し消臭性繊維としたものを実施例
1〜3とした。更に、それぞれシートマシンを用いてシ
ート化し乾燥して約410g/m2のシートを得た。
解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてpH3.3
とし酸処理をおこなった。次いで、硫酸銅水溶液(CuSO
4・5H2Oとして200g/L)を用いて硫酸銅をNBSPに対して
銅換算で3W/W%添加した。更に水酸化ナトリウム水溶液
(120g/L)を用いてpH5.0,6.0,9.5にそれぞれ調整してC
u(OH)2コロイドを生じせしめ、該コロイドをNBSP繊
維に付着させて固定化し消臭性繊維としたものを実施例
1〜3とした。更に、それぞれシートマシンを用いてシ
ート化し乾燥して約410g/m2のシートを得た。
それぞれのシートについてCu(OH)2のNBSPに対する
銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量に対する
固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−1に示
す。
銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量に対する
固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−1に示
す。
表−1の結果から、固定量、固定率はpH6.0以上の範
囲が優れていることが明らかである。
囲が優れていることが明らかである。
実施例4〜7 20Lの水にセルロース系繊維としてNBSP1000gを加え離
解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてpH3.3
とし酸処理をおこなった。次いで、硫酸銅水溶液(CuSO
4・5H2Oとして200g/L)のNBSPに対する銅換算での添加
量を表−2に示す様に変えたものをそれぞれ実施例4〜
7とした。次に、各々水酸化ナトリウム水溶液(120g/
L)を添加してpH8に調整してCu(OH)2コロイドを生じ
せしめ、該コロイドをNBSP繊維に付着させて固定化し消
臭性繊維とした。
解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてpH3.3
とし酸処理をおこなった。次いで、硫酸銅水溶液(CuSO
4・5H2Oとして200g/L)のNBSPに対する銅換算での添加
量を表−2に示す様に変えたものをそれぞれ実施例4〜
7とした。次に、各々水酸化ナトリウム水溶液(120g/
L)を添加してpH8に調整してCu(OH)2コロイドを生じ
せしめ、該コロイドをNBSP繊維に付着させて固定化し消
臭性繊維とした。
更に、それぞれシートマシンを用いてシート化し乾燥
して約410g/m2のシートを得た。
して約410g/m2のシートを得た。
次に、それぞれのシートについてCu(OH)2のNBSPに
対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量に
対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−2
に示す。
対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量に
対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−2
に示す。
実施例8〜11 水酸化ナトリウムを加えてpH9.5としたアルカリ性水
溶液20Lに、セルロース系繊維NBSP1000gを加え、離解機
にてスラリー状に離解した。更に、硫酸銅水溶液(CuSO
4・5H2Oとして200g/L)を用いて硫酸銅をNBSPに対して
銅換算で表−3に示す様に変化させて添加したものをそ
れぞれ実施例8〜11とした。更に、それぞれ水酸化ナト
リウム水溶液(120g/L)にてpH8に調整しCu(OH)2コ
ロイドを生じせしめ、該コロイドをNBSPに付着させて固
定化し消臭性繊維とした。
溶液20Lに、セルロース系繊維NBSP1000gを加え、離解機
にてスラリー状に離解した。更に、硫酸銅水溶液(CuSO
4・5H2Oとして200g/L)を用いて硫酸銅をNBSPに対して
銅換算で表−3に示す様に変化させて添加したものをそ
れぞれ実施例8〜11とした。更に、それぞれ水酸化ナト
リウム水溶液(120g/L)にてpH8に調整しCu(OH)2コ
ロイドを生じせしめ、該コロイドをNBSPに付着させて固
定化し消臭性繊維とした。
更に、それぞれシートマシンを用いてシート化し乾燥
して約410g/m2のシートを得た。
して約410g/m2のシートを得た。
次に、それぞれのシートについてCu(OH)2のNBSPに
対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量に
対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−3
に示す。
対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量に
対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−3
に示す。
次に、実施例4〜11について前記のテスト法1によ
り、H2Sガス及びNH3ガスに対する消臭性能をそれぞれテ
ストした。得られた結果をまとめて表−4〜5に示す。
実施例4〜7について前記のテスト法1によりメチルメ
ルカプタンガスに対する消臭性能をそれぞれテストし
た。得られた結果をまとめて表−6に示す。実施例6〜
7について前記のテスト法1により、アセトアルデヒド
ガスに対する消臭性能をテストそれぞれテストした。得
られた結果をまとめて表−7に示す。
り、H2Sガス及びNH3ガスに対する消臭性能をそれぞれテ
ストした。得られた結果をまとめて表−4〜5に示す。
実施例4〜7について前記のテスト法1によりメチルメ
ルカプタンガスに対する消臭性能をそれぞれテストし
た。得られた結果をまとめて表−6に示す。実施例6〜
7について前記のテスト法1により、アセトアルデヒド
ガスに対する消臭性能をテストそれぞれテストした。得
られた結果をまとめて表−7に示す。
また、実施例4〜7について前記のテスト法2によ
り、H2Sガス及びNH3ガスに対する消臭性能をそれぞれテ
ストした。得られた結果をまとめて表−8〜9に示す。
実施例6〜7について前記ノテスト法2により、アセト
アルデヒドガスに対する消臭性能をそれぞれテストし
た。得られた結果をまとめて表−10に示す。
り、H2Sガス及びNH3ガスに対する消臭性能をそれぞれテ
ストした。得られた結果をまとめて表−8〜9に示す。
実施例6〜7について前記ノテスト法2により、アセト
アルデヒドガスに対する消臭性能をそれぞれテストし
た。得られた結果をまとめて表−10に示す。
以上、表−4〜10の結果より本発明の消臭材料がH2S
ガス、NH3ガス、アセトアルデヒドガス及びメチルメル
カプタンガスの各悪臭ガス成分に対して有効に作用する
ことが明らかである。
ガス、NH3ガス、アセトアルデヒドガス及びメチルメル
カプタンガスの各悪臭ガス成分に対して有効に作用する
ことが明らかである。
比較例1〜3 20Lの水にセルロース系繊維NBSP1000gを加え離解機に
てスラリー状に離解した後、市販のCu(OH)2微粉末の
4W/W%分散液をパルプに対して銅換算での重量比でNBSP
/Cu=98/2、96/4及び94/6添加したものをそれぞれ比較
例1〜3とした。更に、各々を30分間混合した後、シー
トマシンを用いてシート化し乾燥して約410g/m2のシー
トを得た。何れのシートも手でこするとCu(OH)2粉末
が脱落しCu(OH)2は固定化されていなかった。
てスラリー状に離解した後、市販のCu(OH)2微粉末の
4W/W%分散液をパルプに対して銅換算での重量比でNBSP
/Cu=98/2、96/4及び94/6添加したものをそれぞれ比較
例1〜3とした。更に、各々を30分間混合した後、シー
トマシンを用いてシート化し乾燥して約410g/m2のシー
トを得た。何れのシートも手でこするとCu(OH)2粉末
が脱落しCu(OH)2は固定化されていなかった。
実施例12〜14 20Lの水にセルロース系繊維としてNDSP1000gを加え離
解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてpH3.3
とし酸処理をおこなった。次いで、塩化銅水溶液(CuCl
2・2H2O)を用いて塩化銅をNDSPに対して銅換算で2、
4、6W/W%添加したものをそれぞれ実施例12〜14とし
た。次に、各々水酸化ナトリウム水溶液(120g/L)を添
加してpH8に調整してCu(OH)2コロイドを生じせし
め、該コロイドをNDSP繊維に付着させて固定化し消臭性
繊維とした。
解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてpH3.3
とし酸処理をおこなった。次いで、塩化銅水溶液(CuCl
2・2H2O)を用いて塩化銅をNDSPに対して銅換算で2、
4、6W/W%添加したものをそれぞれ実施例12〜14とし
た。次に、各々水酸化ナトリウム水溶液(120g/L)を添
加してpH8に調整してCu(OH)2コロイドを生じせし
め、該コロイドをNDSP繊維に付着させて固定化し消臭性
繊維とした。
更に、それぞれシートマシンを用いてシート化し乾燥
して約410g/m2のシートを得た。
して約410g/m2のシートを得た。
次に、それぞれのシートについてCu(OH)2のNDSPに
対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量に
対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−11
に示す。
対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量に
対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−11
に示す。
次に、それぞれのシートについて前記のテスト法1に
てH2Sガス及びNH3ガスに対する消臭性能テストを行っ
た。得られた結果を表−12及び表−13に示す。
てH2Sガス及びNH3ガスに対する消臭性能テストを行っ
た。得られた結果を表−12及び表−13に示す。
表−11〜13の結果より、塩化銅を用いてCu(OH)2コ
ロイドを生じせしめても本発明の目的が達成されること
が明らかである。
ロイドを生じせしめても本発明の目的が達成されること
が明らかである。
実施例15〜17 20Lの水にセルロース系繊維として脱脂綿1000gを加え
離解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてpH
3.3とし酸処理をおこなった。次いで、硫酸銅水溶液(C
uSO4・5H2Oとして200g/L)を脱脂綿に対して銅換算で
2、4、6W/W%添加したものをそれぞれ実施例15〜17と
した。次に、各々水酸化ナトリウム水溶液(120g/L)を
添加してpH8に調整してCu(OH)2コロイドを生じせし
め、該コロイドを脱脂綿に付着させて固定化し消臭性繊
維とした。
離解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてpH
3.3とし酸処理をおこなった。次いで、硫酸銅水溶液(C
uSO4・5H2Oとして200g/L)を脱脂綿に対して銅換算で
2、4、6W/W%添加したものをそれぞれ実施例15〜17と
した。次に、各々水酸化ナトリウム水溶液(120g/L)を
添加してpH8に調整してCu(OH)2コロイドを生じせし
め、該コロイドを脱脂綿に付着させて固定化し消臭性繊
維とした。
更に、それぞれシートマシンを用いてシート化し乾燥
して約410g/m2のシートを得た。
して約410g/m2のシートを得た。
次に、それぞれのシートについてCu(OH)2の脱脂綿
に対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量
に対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−
14に示す。
に対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加量
に対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表−
14に示す。
次に、それぞれのシートについてテスト法1にてH2S
ガス及びNH3ガスに対する消臭性能テストをおこなっ
た。得られた結果を表−15及び16に示す。
ガス及びNH3ガスに対する消臭性能テストをおこなっ
た。得られた結果を表−15及び16に示す。
表−14〜16の結果より、脱脂綿を用いても本発明の目
的が達成されることが明らかである。
的が達成されることが明らかである。
実施例18〜20 20Lの水にセルロース系繊維としてレーヨン1000gを加
え離解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてp
H3.3とし酸処理をおこなった。次いで、硫酸銅水溶液
(CuSO4・5H2Oとして200g/L)をレーヨンに対して銅換
算で2、4、6W/W%添加したものをそれぞれ実施例18〜
20とした。次に、各々水酸化ナトリウム水溶液(120g/
L)を添加してpH8に調整してCu(OH)2コロイドを生じ
せしめ、該コロイドをレーヨンに付着させて固定化し消
臭性繊維とした。
え離解機にてスラリー状に離解した後、SO2水を加えてp
H3.3とし酸処理をおこなった。次いで、硫酸銅水溶液
(CuSO4・5H2Oとして200g/L)をレーヨンに対して銅換
算で2、4、6W/W%添加したものをそれぞれ実施例18〜
20とした。次に、各々水酸化ナトリウム水溶液(120g/
L)を添加してpH8に調整してCu(OH)2コロイドを生じ
せしめ、該コロイドをレーヨンに付着させて固定化し消
臭性繊維とした。
更に、それぞれシートマシンを用いてシート化し乾燥
して約410g/m2のシートを得た。
して約410g/m2のシートを得た。
次に、それぞれのシートについてCu(OH)2のレーヨ
ンに対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加
量に対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表
−17に示す。
ンに対する銅換算の固定量(W/W%)を測定し、銅添加
量に対する固定率(%)を算出した。結果をまとめて表
−17に示す。
次に、それぞれのシートについてテスト法1にてH2S
ガス及びNH3ガスに対する消臭性能テストをおこなっ
た。得られた結果を表−18及び19に示す。
ガス及びNH3ガスに対する消臭性能テストをおこなっ
た。得られた結果を表−18及び19に示す。
表−17〜19の結果より、レーヨンを用いても本発明の
目的が達成されることが明らかである。
目的が達成されることが明らかである。
実施例21及び22 セルロース系繊維としてNBKPを用い、NBKP100gを水30
0gに浸漬した後、粉砕機により粉砕した。
0gに浸漬した後、粉砕機により粉砕した。
次に、SO2水を添加してpH3とし、更に混和した後、NB
KPに対して硫酸銅水溶液(CuSO4・5H2Oとして200g/L)
を銅換算で4W/W%添加して混和した。次に、水酸化ナト
リウム水溶液(120g/L)を添加してpH8とし、更に混和
した。
KPに対して硫酸銅水溶液(CuSO4・5H2Oとして200g/L)
を銅換算で4W/W%添加して混和した。次に、水酸化ナト
リウム水溶液(120g/L)を添加してpH8とし、更に混和
した。
次に、シートマシンを用いてシート化し乾燥して約41
0g/m2のシートとしたものを実施例21とした。
0g/m2のシートとしたものを実施例21とした。
また、pH8とするまでは実施例21と同様に処理したも
のを、一旦脱水後、未処理のNBKPをスラリー状に離解し
たものと固形分で1:1に混合した後、シートマシンを用
いてシート化し乾燥して約410g/m2のシートとしたもの
を実施例22とした。
のを、一旦脱水後、未処理のNBKPをスラリー状に離解し
たものと固形分で1:1に混合した後、シートマシンを用
いてシート化し乾燥して約410g/m2のシートとしたもの
を実施例22とした。
これらについてテスト法1にてH2Sガス及びNH3ガスに
対する消臭性能テストをおこなった。得られた結果を表
−20〜21に示す。
対する消臭性能テストをおこなった。得られた結果を表
−20〜21に示す。
実施例23 実施例13と同様にして作製したシート5gを希アンモニ
ア水溶液(濃度2000ppm)50mlに浸漬して撹拌した後、
1時間放置した後に該水溶液のアンモニア臭をかいでみ
たところ、アンモニア臭は感じなかった。
ア水溶液(濃度2000ppm)50mlに浸漬して撹拌した後、
1時間放置した後に該水溶液のアンモニア臭をかいでみ
たところ、アンモニア臭は感じなかった。
実施例24 実施例13と同様にして作製したシート5gを希H2S水溶
液(濃度4000ppm)50mlに浸漬して撹拌した後、1時間
放置した後に該水溶液のH2S臭をかいでみたところ、H2S
臭は感じなかった。
液(濃度4000ppm)50mlに浸漬して撹拌した後、1時間
放置した後に該水溶液のH2S臭をかいでみたところ、H2S
臭は感じなかった。
Claims (5)
- 【請求項1】セルロース系繊維と、水可溶性の銅化合物
の水溶液から生成させたCu(OH)2コロイドとを、水中
で接触させて、Cu(OH)2を固定化することを特徴とす
る消臭性繊維の製造方法。 - 【請求項2】セルロース系繊維を分散した水可溶性の銅
化合物の水溶液にアルカリ性物質を添加してpH4.5〜12
にすることによりCu(OH)2コロイドを生じせしめ、該
コロイドとセルロース系繊維を接触させることにより、
Cu(OH)2を固定化することを特徴とする消臭性繊維の
製造方法。 - 【請求項3】pH9.5以下のアルカリ性水溶液にセルロー
ス系繊維を加えた後、水可溶性の銅化合物の水溶液を添
加し、アルカリ性水溶液を添加してpH4.5〜12にするこ
とにより、Cu(OH)2コロイドを生じせしめ、該コロイ
ドとセルロース系繊維を接触させることにより、Cu(O
H)2を固定化することを特徴とする消臭性繊維の製造
方法。 - 【請求項4】水可溶性の銅化合物が硫酸銅、塩化銅、硝
酸銅から選ばれる銅化合物であることを特徴とする請求
項1〜3記載の消臭性繊維の製造方法。 - 【請求項5】セルロース系繊維がパルプ繊維であること
を特徴とする請求項1〜3記載の消臭性繊維の製造方
法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63153471A JP2525643B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 消臭性繊維の製造方法 |
AU35490/89A AU632048B2 (en) | 1988-06-23 | 1989-04-27 | Deodorant material and process for its production |
KR1019900700334A KR920008582B1 (ko) | 1988-06-23 | 1989-04-27 | 탈취재료 및 그 제조방법 |
PCT/JP1989/000443 WO1989012713A1 (en) | 1988-06-23 | 1989-04-27 | Deodorant material and process for its production |
DE68917457T DE68917457T2 (de) | 1988-06-23 | 1989-04-27 | Deodorant und verfahren zur herstellung. |
US07/449,924 US5049159A (en) | 1988-06-23 | 1989-04-27 | Deodorizing material and process for producing the same: cellulose fibers treated with copper hydroxide or zinc hydroxide colloid solution |
EP89905193A EP0379581B1 (en) | 1988-06-23 | 1989-04-27 | Deodorant material and process for its production |
CA000603534A CA1333687C (en) | 1988-06-23 | 1989-06-21 | Deodorizing material and process for producing the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63153471A JP2525643B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 消臭性繊維の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01320059A JPH01320059A (ja) | 1989-12-26 |
JP2525643B2 true JP2525643B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=15563296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63153471A Expired - Fee Related JP2525643B2 (ja) | 1988-06-23 | 1988-06-23 | 消臭性繊維の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525643B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007069018A (ja) * | 2006-11-27 | 2007-03-22 | Kohjin Co Ltd | 消臭機能を有する材料及びその製造方法 |
CN113893679B (zh) * | 2021-10-28 | 2023-07-21 | 中建材玻璃新材料研究院集团有限公司 | 一种cigs薄膜电池尾气用净化剂及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54160900A (en) * | 1978-06-02 | 1979-12-19 | Nippon Oil Co Ltd | Production of fiber with sterilizing property |
JPS63235571A (ja) * | 1987-03-24 | 1988-09-30 | 大和紡績株式会社 | 消臭性セルロ−ス繊維の製造方法 |
-
1988
- 1988-06-23 JP JP63153471A patent/JP2525643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01320059A (ja) | 1989-12-26 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |