JP2525114Y2 - メガネフレーム用型板 - Google Patents

メガネフレーム用型板

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JP2525114Y2
JP2525114Y2 JP1990068938U JP6893890U JP2525114Y2 JP 2525114 Y2 JP2525114 Y2 JP 2525114Y2 JP 1990068938 U JP1990068938 U JP 1990068938U JP 6893890 U JP6893890 U JP 6893890U JP 2525114 Y2 JP2525114 Y2 JP 2525114Y2
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Japan
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eyeglass frame
frame
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JP1990068938U
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JPH0427423U (ja
Inventor
勝朗 峯
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タキロン・ローランド株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はメガネフレームの色相や柄や模様を選定する
際に用いるメガネフレーム用型板に関する。
〔従来の技術〕
メガネフレーム製作の一つの方法として、単色又は多
色の模様付や柄付プラスチック板から削り出して作る方
法があるが、従来、メガネフレームの色相や柄や模様を
選定するのに、材料のメガネフレーム原板を見ただけで
はメガネフレームに仕上がった時の印象が相当変わるた
め、勘と経験に頼ったり、或いは各メガネフレーム原板
をメガネフレーム形状に削り出して実物サンプルを作成
し、これらにより柄等を検討選定していた。また、同じ
色柄でも、メガネフレーム形状により印象が全く異なる
場合もあるので、同一のメガネフレーム原板から形状の
異なる複数種の実物サンプルを作成し、色柄等に合った
形状を決定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような勘と経験による場合は個人差により判断が
異なり客観的な見方ができず、さらに熟練を要するもの
であった。また実物サンプルを作成する場合は多数のサ
ンプルを作らねばならず、手間と時間と費用を要するも
のであった。そして、この実物サンプルは次の柄や形状
を選定する時のサンプルとなりえず、全量廃棄という多
大な無駄となっていた。
本考案は、上記欠点を解消するためになされたもの
で、勘と経験に頼らず、実物サンプルを作成することも
なく、メガネフレーム原板のままでメガネフレームにし
た場合と同様な印象を具現できるメガネフレーム用型板
を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の請求項1のメガ
ネフレーム用型板は、0.3〜2.0mmの無色透明な補強板
に、メガネフレームを象った透視部を有する黒色又は灰
色の不透明な遮蔽層を設け、透視部と補強板を通してメ
ガネフレーム原板が視認されることを特徴としている。
〔作用〕
これらの構成を有するメガネフレーム用型板をメガネ
フレーム原板の上に載置すれば、透視部以外は黒色又は
灰色の遮蔽層であるから、該透視部を通してメガネフレ
ーム形状のみを視認でき、実際にメガネフレームを作成
したときと同様の印象を具現化できる。特に遮蔽層が黒
色又は灰色であるから、型板の存在を認識せずにメガネ
フレーム形状のメガネフレーム原板を視認できる。これ
により、メガネフレーム原板が何種類あっても型板を重
ね合わせるだけで、それぞれのメガネフレームとしての
印象を具現化することができ、速やかに柄や模様や色相
の選定或いはフレーム形状の決定を行うことができる。
また、無色透明な補強板に遮蔽層を設けるので、透視部
の内と外に遮蔽層があるメガネフレーム形状であって
も、容易に製作でき、また取扱いも容易である。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて、本考案の好ましい実施例を詳
述する。
第1図は本考案のメガネフレーム用型板の平面図、第
2図は第1図のII−II線断面図、第3図は使用状態を示
す説明図である。
Aはメガネフレーム用型板であって、1は透明な補強
板であり、ガラスやプラスチックの無色透明な基材より
なり、その厚みは約0.3〜2mm程度である。上記プラスチ
ックとしてはポリ塩化ビニル系樹脂やアクリル系樹脂や
ポリカーボネート樹脂やポリスチレン樹脂等の透明なも
のが使用される。有色な透明は後述するメガネフレーム
原板も着色されるので好ましくなく、無色透明のものが
採用される。2は補強板1に積層された遮蔽層であり、
その一部に第1図に示すようにメガネフレームのフロン
ト部の形状をなした透視部21が形成されている。本実施
例では、補強板1に黒色塗料を塗布して遮蔽層2を形成
しているが、この際、透視部21には上記黒色塗料を塗布
せずにメガネフレームのフロント部形状となしている。
このような塗布はスクリーン印刷等の公知の方法を採用
すれば容易に行える。この遮蔽層2としては、この他に
も非透視性のフィルムやシートや紙等を接着、粘着、熱
圧着或いは重ね合わせにより形成してもよく、その場
合、当然透視部21には上記接着をせずに遮蔽を行わな
い。また、遮蔽層2は黒色又は灰色の無彩色の不透明に
して、メガネフレーム原板を効果的に視認できるように
している。なお、透視部21のメガネフレームフロント部
の形状の大きさは、実物のメガネフレームのフロント部
の大きさにしてある。
このようなメガネフレーム用型板Aは、第3図に示す
ように、メガネフレーム原板3の上に載置される。この
状態で上方より観察すると、透視部21と補強板1を通し
てメガネフレーム形状のメガネフレーム原板のみが視認
され、他は遮蔽層2により視認できない。従って、実際
のメガネフレームを作成して正面より見た時と同じ状態
になり、メガネフレーム原板3のままでメガネフレーム
の仕上がりの印象をつかむことができ、これにより流行
やフレーム形状に合致した柄や模様や色調等を選択する
ことができる。また、これとは逆にフレーム形状を決定
する場合にも、数種類のメガネフレーム用型板Aを作成
し、種々のメガネフレーム原板に適用して、その柄や色
調等とメガネフレーム形状との組合わせを適宜行い、最
適のメガネフレーム形状を容易に決定することが可能と
なる。このことはサングラス等の流行のはげしいメガネ
フレーム等を決定する際には特に有効である。このよう
に、本考案のメガネフレーム用型板Aを用いると時間や
費用をロスすることなく、柄等の選定、フレーム形状の
決定等を効率よく行うことができる。
上記メガネフレーム原板3としては、アセテート樹
脂、プロピオネート樹脂、セルロイド等のメガネフレー
ムに使用されている樹脂が使用され、これらを押出、共
押出、プレス等により3〜8mmの厚さに成形された単色
板や多色板や流れ模様板や柄板等が用いられる。
上記の実施例は、メガネフレームのフロント部に関す
るものであるが、テンプル部についても該テンプル形状
を透視部とする型板を作り、テンプル部の色柄や形状を
選定することができる。
又、上記の実施例ではメガネフレーム用型板には一つ
のメガネフレームを象った透視部が設けられていたが、
これより大きな型板を用い複数個のフロント部、テンプ
ル部或いは双方の透視部を形成させておくこともでき、
これを用いると同時に複数個のメガネフレーム原板から
メガネフレームの印象を具現できるので、比較検討する
ことが容易となる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案のメガネフレーム用型板によれ
ば、メガネフレームを象った透視部以外は黒色又は灰色
の遮蔽層であるので、この型板をメガネフレーム原板に
載置するだけでメガネフレーム形状を視認でき、メガネ
フレーム原板から仕上がった実際のメガネフレームとほ
ぼ同じ印象を具現することができ、勘や経験のみに頼る
ことなく、また実物サンプルを作ることなく、柄や模様
の色相の選定が可能となる。また、メガネフレーム形状
と柄や模様や色相との組合わせも自由にでき、実物サン
プルを作ることなく容易に且つ速やかにメガネフレーム
を決定を行うことができる。また、遮蔽層を黒色又は灰
色の不透明となしているので、型板の色相に影響される
ことなく透視部を通してメガネフレーム形状を効果的に
視認することができる。さらに、0.3〜2.0mmの無色透明
な補強板に遮蔽層を設けるので、メガネフレームの内と
外に遮蔽層がある形状であつても、透視部を容易に製作
することができるうえに、取扱いも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のメガネフレーム用型板の平面図、第2
図は第1図のII−II線断面図、第3図は使用状態を示す
説明図である。 A,B…メガネフレーム用型板、1…補強板、2…遮蔽
層、21…透視部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】0.3〜2.0mmの無色透明な補強板に、メガネ
    フレームを象った透視部を有する黒色又は灰色の不透明
    な遮蔽層を設け、透視部と補強板を通してメガネフレー
    ム原板が視認されることを特徴とするメガネフレーム用
    型板。
JP1990068938U 1990-06-27 1990-06-27 メガネフレーム用型板 Expired - Lifetime JP2525114Y2 (ja)

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JPH0427423U JPH0427423U (ja) 1992-03-04
JP2525114Y2 true JP2525114Y2 (ja) 1997-02-05

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ID=31603817

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Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499326U (ja) * 1972-04-25 1974-01-26
JPS5664058U (ja) * 1979-10-20 1981-05-29
JPS56153969U (ja) * 1980-04-17 1981-11-17
JPS5927575U (ja) * 1982-08-11 1984-02-21 渋谷 邦彦 型板台版
JPS638921U (ja) * 1986-07-07 1988-01-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0427423U (ja) 1992-03-04

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