JP2525024B2 - ポ―リング通信方法 - Google Patents
ポ―リング通信方法Info
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- JP2525024B2 JP2525024B2 JP63003524A JP352488A JP2525024B2 JP 2525024 B2 JP2525024 B2 JP 2525024B2 JP 63003524 A JP63003524 A JP 63003524A JP 352488 A JP352488 A JP 352488A JP 2525024 B2 JP2525024 B2 JP 2525024B2
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Description
【発明の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本発明は共通の信号伝送路(通信線)を介して相互に
接続されたセンタと各端末と相対関係において、センタ
が端末のそれぞれにリクエストがあるか否かを質問し、
特に端末相互でリクエストの衝突が生じたとき、リクエ
ストある端末の一つを短時間に特定して、所定のデータ
交換を行うポーリング通信方法に関する。
接続されたセンタと各端末と相対関係において、センタ
が端末のそれぞれにリクエストがあるか否かを質問し、
特に端末相互でリクエストの衝突が生じたとき、リクエ
ストある端末の一つを短時間に特定して、所定のデータ
交換を行うポーリング通信方法に関する。
『従来の技術』 一般に、ワイドサービスのCATVシステムには、地域社
会の情報を目的とした通信システム、学校教育のように
広く教育を目的とした通信システム、室内サービスを主
体にした通信システム、その他、種々のものがある。
会の情報を目的とした通信システム、学校教育のように
広く教育を目的とした通信システム、室内サービスを主
体にした通信システム、その他、種々のものがある。
第4図は案内サービスを主体にしたビデオテックスシ
ステムの一例を略示したものであり、かかる通信システ
ムは、所定の情報が蓄積されたセンタAと多数の各端末
C1〜Cnとが、それぞれ信号伝送路Bにより相互に接続さ
れて構成されたものである。
ステムの一例を略示したものであり、かかる通信システ
ムは、所定の情報が蓄積されたセンタAと多数の各端末
C1〜Cnとが、それぞれ信号伝送路Bにより相互に接続さ
れて構成されたものである。
第4図の通信システムにおいて、端末C1がセンタAに
対し、制止画番号NO.Xの制止画をリクエストしたとき、
センタAはその端末C1と制止画番号NO.Xとを知得した
後、当該端末にC1に制止画番号NO.Xの制止画を伝送す
る。
対し、制止画番号NO.Xの制止画をリクエストしたとき、
センタAはその端末C1と制止画番号NO.Xとを知得した
後、当該端末にC1に制止画番号NO.Xの制止画を伝送す
る。
したがって、第4図の通信システムにおいて、各端末
C1〜Cnのいずれかが、信号伝送路Bを通じてセンサAに
所望のサービスをリクエストし、センタAがそのリクエ
ストに応じたサービスを行なおうとするとき、当該セン
タAは、いずれの端末がどのような内容のサービスをリ
クエストしているかを知らねばならない。
C1〜Cnのいずれかが、信号伝送路Bを通じてセンサAに
所望のサービスをリクエストし、センタAがそのリクエ
ストに応じたサービスを行なおうとするとき、当該セン
タAは、いずれの端末がどのような内容のサービスをリ
クエストしているかを知らねばならない。
通信システムのポーリングでは、センタAが各端末C1
〜Cnに対して、どのようなサービスをリクエストしてい
るか否かを質問し、リクエストのある端末とそのリクエ
スト内容とを特定するので、上述したリクエストに対処
することができる。
〜Cnに対して、どのようなサービスをリクエストしてい
るか否かを質問し、リクエストのある端末とそのリクエ
スト内容とを特定するので、上述したリクエストに対処
することができる。
このようなポーリング法において、最も簡単なもの
は、順次ポーリング法である。
は、順次ポーリング法である。
順次ポーリング法によるとき、センタAから各端末C1
〜Cnに一つずつ順番にリクエスト内容を聞いていく。
〜Cnに一つずつ順番にリクエスト内容を聞いていく。
他のポーリング法として、第5図に示すごとく上りア
ドレス無しの二分法によるポーリング法がある。
ドレス無しの二分法によるポーリング法がある。
第5図のポーリング法は、はじめ、センタから全範囲
L1の端末C1〜Cnに対し、リクエストがあるか否かを質問
し、かかる質問においてリクエストのあることが判明し
た場合は、範囲L2=1/2xL1の端末にリクエストがあるか
否かを質問し、かかる範囲L2のリクエストした端末がな
いときは、残る範囲L2′に当該リクエストした端末があ
ると判断する。
L1の端末C1〜Cnに対し、リクエストがあるか否かを質問
し、かかる質問においてリクエストのあることが判明し
た場合は、範囲L2=1/2xL1の端末にリクエストがあるか
否かを質問し、かかる範囲L2のリクエストした端末がな
いときは、残る範囲L2′に当該リクエストした端末があ
ると判断する。
このようにして、リクエストの有無を質問する端末の
範囲をL3、L4……Lnのごとく順次半分に狭め、リクエス
トした端末が特定できるまで、ポーリングを続行する。
範囲をL3、L4……Lnのごとく順次半分に狭め、リクエス
トした端末が特定できるまで、ポーリングを続行する。
なお、第5図において、○印は「リクエストあり」を
示し、×印は「リクエストなし」を示す。
示し、×印は「リクエストなし」を示す。
第5図のポーリング法におけるポーリング回数nは、
次式の通りである。
次式の通りである。
n=1+log2N N:端末数 ちなみに、Nが大きいとき、例えばN=100000のと
き、n=18回でリクエストのある端末を特定することが
できる。
き、n=18回でリクエストのある端末を特定することが
できる。
したがって、第5図のポーリング法では、一回ごとの
手続が複雑化するが、必要なポーリング回数を減らすこ
とができ、トータルのリクエスト処理時間を短縮するこ
とができる。
手続が複雑化するが、必要なポーリング回数を減らすこ
とができ、トータルのリクエスト処理時間を短縮するこ
とができる。
ポーリングのさらなる高速化をはかったのが、上りア
ドレス付き二分法によるポーリング方法である。
ドレス付き二分法によるポーリング方法である。
かかるオーリング方法の場合、端末は、単にリクエス
トがあるか否かだけでなく、自己アドレスをも付してセ
ンタにリクエストのあることを返答するので、リクエス
トのある端末が一つになった瞬間、センタは、いずれの
端末がリクエストしたかを特定することができる。
トがあるか否かだけでなく、自己アドレスをも付してセ
ンタにリクエストのあることを返答するので、リクエス
トのある端末が一つになった瞬間、センタは、いずれの
端末がリクエストしたかを特定することができる。
例えば、100000ある端末のうち、アドレスNO.1の端
末、アドレスNO.50000の端末にそれぞれリクエストがあ
ると仮定すると、以下のようになる。一回目のポーリン
グのとき、センタは全端末にリクエストがあるか否かを
質問する。
末、アドレスNO.50000の端末にそれぞれリクエストがあ
ると仮定すると、以下のようになる。一回目のポーリン
グのとき、センタは全端末にリクエストがあるか否かを
質問する。
この場合、NO.1とNO.50000の端末とがリクエストあり
とセンタに返答するが、これらの二つのリクエストが衝
突するので、当該センタは、リクエストのあることが判
明しても、いずれの端末がリクエストしているかを知る
ことができない。
とセンタに返答するが、これらの二つのリクエストが衝
突するので、当該センタは、リクエストのあることが判
明しても、いずれの端末がリクエストしているかを知る
ことができない。
二回目のポーリングに際して、センタはNO.1〜NO.500
00の範囲の端末にリクエストの有無を質問する。
00の範囲の端末にリクエストの有無を質問する。
この時点でも、センタはリクエストがあることだけが
わかる。
わかる。
3回目のポーリングのとき、センタはNO.1〜NO.25000
の範囲の端末にリクエストの有無を質問する。
の範囲の端末にリクエストの有無を質問する。
このとき、リクエストしている端末がNO.1だけである
ので、リクエスト(返答データ)の衝突が生ぜず、かく
してセンタは、アドレスNO.1の端末がリクエストしてい
ることを知る。
ので、リクエスト(返答データ)の衝突が生ぜず、かく
してセンタは、アドレスNO.1の端末がリクエストしてい
ることを知る。
上記のようにしてリクエストした端末が特定できたと
き、センタからそのリクエスト端末へと所定の情報が送
られる。
き、センタからそのリクエスト端末へと所定の情報が送
られる。
『発明が解決しようとする課題』 しかし、前述した各ポーリング法には、つぎのような
問題点がある。
問題点がある。
例えば、前記従来技術において最も簡単な順次ポーリ
ング法は、端末数に対応したポーリング回数を要するの
で、端末数が多いとき、リクエストのある端末を特定す
るのに長時間かかる。
ング法は、端末数に対応したポーリング回数を要するの
で、端末数が多いとき、リクエストのある端末を特定す
るのに長時間かかる。
上記順次ポーリング法よりも望ましい第5図のポーリ
ング法は、上りアドレスがないので、リクエストのある
端末を特定するのに時間がかかる。
ング法は、上りアドレスがないので、リクエストのある
端末を特定するのに時間がかかる。
前記従来技術において最も望ましい上りアドレス付き
二分法ポーリング法は、リクエスト率が低いとき、高速
にリクエスト端末を特定することができるが、リクエス
トする端末の発生率が高くなり、これら端末からのリク
エストが煩雑に衝突しだすと、一回当りのポーリング時
間が長くなり、その分だけ、ポーリングのトータル時間
が長くなる。
二分法ポーリング法は、リクエスト率が低いとき、高速
にリクエスト端末を特定することができるが、リクエス
トする端末の発生率が高くなり、これら端末からのリク
エストが煩雑に衝突しだすと、一回当りのポーリング時
間が長くなり、その分だけ、ポーリングのトータル時間
が長くなる。
本発明は、各端末によるリクエスト率が低い場合はも
ちろんのこと、そのリクエスト率が高くなり、リクエス
ト衝突が煩雑に生ずる場合でも、高速にてリクエスト処
理することのできるポーリング通信方法を提供しょうと
するものである。
ちろんのこと、そのリクエスト率が高くなり、リクエス
ト衝突が煩雑に生ずる場合でも、高速にてリクエスト処
理することのできるポーリング通信方法を提供しょうと
するものである。
『課題を解決するための手段』 本発明に係るポーリング通信方法は、所期の目的を達
成するため、以下の構成を特徴とする。
成するため、以下の構成を特徴とする。
すなわち、共通の信号伝送路を介して相互に接続され
たセンタと各端末との相対関係において、センタは各端
末に対して、二分法により決定された返答要求端末範囲
のデータを付してリクエストがあるか否かを質問し、そ
の返答要求端末範囲に該当する各端末のうち、リクエス
トのある端末は、上記質問に対して、かつ、自己アドレ
スを付してセンタにリクエストのあることを返答し、当
該返答時において各端末相互でリクエストの衝突が生じ
たときは、順次二分法により決定される返答要求端末範
囲をさらに絞って、リクエストした端末の一つを特定
し、その後、センタが、上記特定の端末にリクエストの
内容を質問することを特徴とする。
たセンタと各端末との相対関係において、センタは各端
末に対して、二分法により決定された返答要求端末範囲
のデータを付してリクエストがあるか否かを質問し、そ
の返答要求端末範囲に該当する各端末のうち、リクエス
トのある端末は、上記質問に対して、かつ、自己アドレ
スを付してセンタにリクエストのあることを返答し、当
該返答時において各端末相互でリクエストの衝突が生じ
たときは、順次二分法により決定される返答要求端末範
囲をさらに絞って、リクエストした端末の一つを特定
し、その後、センタが、上記特定の端末にリクエストの
内容を質問することを特徴とする。
『作 用』 本発明方法の場合、センタが各端末に対し、二分法に
より決定された返答要求端末範囲のデータを付してリク
エストがあるか否かを質問し、その返答要求端末範囲に
該当する各端末のうち、リクエストのある端末が、上記
質問に対して、かつ、自己アドレスを付してセンタにリ
クエストのあることを返答する。
より決定された返答要求端末範囲のデータを付してリク
エストがあるか否かを質問し、その返答要求端末範囲に
該当する各端末のうち、リクエストのある端末が、上記
質問に対して、かつ、自己アドレスを付してセンタにリ
クエストのあることを返答する。
上記返答時において、リクエストしている端末がある
ものの、リクエスト衝突がないとき、当該リクエスト端
末を、その自己アドレスより直ちに特定することができ
る。
ものの、リクエスト衝突がないとき、当該リクエスト端
末を、その自己アドレスより直ちに特定することができ
る。
上記当該返答時において、各端末相互でリクエストの
衝突が生じたときは、順次二分法により決定される返答
要求端末範囲をさらに絞って、リクエストした端末の一
つを特定するから、かかる場合も無駄なくリクエスト端
末を特定することができる。
衝突が生じたときは、順次二分法により決定される返答
要求端末範囲をさらに絞って、リクエストした端末の一
つを特定するから、かかる場合も無駄なくリクエスト端
末を特定することができる。
ここで、ポーリング通信のトータルの通信データ量Z
に関する式を示すと、本発明方法では下記(1)式のよ
うになり、従来方法では下記(2)式のようになる。
に関する式を示すと、本発明方法では下記(1)式のよ
うになり、従来方法では下記(2)式のようになる。
「本発明方法の場合」 (Xdn+Xup)x(y+y′)+(Xdn+Xup+Δup)xy =Z+(Xdn+Xup)x y−Δupx y′ ……(1) 「従来方法の場合」 (Xdn+Xup+Δup)x(y+y′)=Z ……(2) 上記(1)(2)式中の各項は、以下の意味をあらわ
す。
す。
Xdn:センタから端末への下り通信に必要なデータフォー
マット長。
マット長。
Xup:端末からセンタへの上り通信に必要なデータフォー
マット長。(ただしリクエストを含まないとき)。
マット長。(ただしリクエストを含まないとき)。
Xup+Δup:上り通信にリクエスト内容が含まれたデータ
フォーマット長。
フォーマット長。
y+y′:上りアドレス付き二分法ポーリングで必要な
ポーリング通信回数。
ポーリング通信回数。
y:リクエストの有る端末数。
y′:リクエストの衝突回数。
上記(1)式で明らかな通り、本発明方法では、
〔(Xdn+Xup)xy〕<〔Δupx y′〕のとき、すなわち
リクエスト内容を示すデータ量が、他のデータ量に比し
て多いとき、あるいは、衝突が煩雑に生じるとき、通信
データ量が少なくなり、高速化をはかることができる。
〔(Xdn+Xup)xy〕<〔Δupx y′〕のとき、すなわち
リクエスト内容を示すデータ量が、他のデータ量に比し
て多いとき、あるいは、衝突が煩雑に生じるとき、通信
データ量が少なくなり、高速化をはかることができる。
それに対し、従来方法(前記従来技術において最も望
ましいポーリング法)の場合は、上記(2)を参照して
明らかな通り、端末からのリクエストが煩雑に衝突する
ことにより、(y+y′)の値が大きくなり、ポーリン
グのトータル時間が長くなる。
ましいポーリング法)の場合は、上記(2)を参照して
明らかな通り、端末からのリクエストが煩雑に衝突する
ことにより、(y+y′)の値が大きくなり、ポーリン
グのトータル時間が長くなる。
『実 施 例』 以下、本発明方法の具体的実施例につき、図面を参照
して説明する。
して説明する。
端末数30000の利用者末端から、センタの画面ソース
(ソース画面数100000)へのリクエストを処理するシス
テムをスーパーミニコンにより構成し、ポーリングのデ
ータフォーマットをXdn=8バイト(第1図)、Xup=6
バイト(第2図)、Δup=10バイト(第3図)のように
設定した。
(ソース画面数100000)へのリクエストを処理するシス
テムをスーパーミニコンにより構成し、ポーリングのデ
ータフォーマットをXdn=8バイト(第1図)、Xup=6
バイト(第2図)、Δup=10バイト(第3図)のように
設定した。
上記において、端末からのリクエスト発生率が0.1%
(発生数30)のとき、シュミレーションの結果は、y=
30、y′=54であった。
(発生数30)のとき、シュミレーションの結果は、y=
30、y′=54であった。
この場合、本件発明方法のポーリング通信データ量
は、前記(1)式より1896バイトとなり、バイト数が少
ないが、従来技術のポーリング通信データ量は、前記
(2)式より2016バイトにもなってしまい、バイト数が
多くなってしまった。
は、前記(1)式より1896バイトとなり、バイト数が少
ないが、従来技術のポーリング通信データ量は、前記
(2)式より2016バイトにもなってしまい、バイト数が
多くなってしまった。
本発明方法におけるポーリングのデータフォーマット
として、各種のものが考えられるが、その一例として、
つぎの要求条件を満足させるように設定することができ
る。
として、各種のものが考えられるが、その一例として、
つぎの要求条件を満足させるように設定することができ
る。
「要求条件」 a) 30のリクエストを処理する時間を約0.4秒以下に
する。
する。
b) エラー対策(運送または再送)をとる。
c) 64Kbpsの回線1CHを使用する。
上り:PSK−NRZI符号、下り:FSK−NRZ符号。
d) 端末数30000をカバーする。
216=65000端末:16ビットを必要とする。
e) 画面数100000をカバーする。
217=130000端末:17ビットを必要とする。
前述した第1図は、かかる要求条件下における下りデ
ータフォーマットの一例である。
ータフォーマットの一例である。
第1図において、各フォーマットの上に表示されてい
る数字はバイト数を示す。
る数字はバイト数を示す。
第1図のSYNは同期信号であり、ACC(信号処理回路用
の自動利得制御)、STX(Start of test)などの機能も
有する。
の自動利得制御)、STX(Start of test)などの機能も
有する。
第1図のMODEはコマンドモードであり、サーチモード
は0、リクエストは1である。
は0、リクエストは1である。
第1図において、RANCE(Addressing Range)は、つ
ぎに続くアドレスフィールド(Address)のLSB(Least
Significant Bit)より、何ビットをアクセス可能なア
ドレスとするかを示すものである。
ぎに続くアドレスフィールド(Address)のLSB(Least
Significant Bit)より、何ビットをアクセス可能なア
ドレスとするかを示すものである。
すなわち、RANGEは0〜15の数字を示すことができ
る。
る。
仮に、RANGE=0のときは、アドレスフィールド(Add
resa)の20の桁、すなわち、LSBのビットのみが有効で
あることを示し、RANGE=5のときは、アドレスフィー
ルドの20〜25の桁が有効であることを示す。
resa)の20の桁、すなわち、LSBのビットのみが有効で
あることを示し、RANGE=5のときは、アドレスフィー
ルドの20〜25の桁が有効であることを示す。
上記に基づき、二分法ポーリングを行うとき、はじ
め、アドレスフィールド(Address)のLSB(Least Sign
ificnt Bit)に論理1または0、RANGEを0にした符号
をセンタから送出することにより、端末アドレスのLSB
が前記アドレスフィールドのLSBに一致する端末だけ、
応答(返答)が許される。
め、アドレスフィールド(Address)のLSB(Least Sign
ificnt Bit)に論理1または0、RANGEを0にした符号
をセンタから送出することにより、端末アドレスのLSB
が前記アドレスフィールドのLSBに一致する端末だけ、
応答(返答)が許される。
このとき応答できる端末は、全端末数の1/2になる。
この際、各端末間でリクエストの衝突を起さなけれ
ば、センタは応答した端末を検知することができ、仮に
応答する端末が全く存在しなければ、端末アドレスのLS
Bのうち、他方の論理の方に応答した端末があるとみな
して、アドレスフィールドのLSB論理を反転させ、さら
に、RANGEを1にした符号をセンタから反転領域の各端
末に送出する。
ば、センタは応答した端末を検知することができ、仮に
応答する端末が全く存在しなければ、端末アドレスのLS
Bのうち、他方の論理の方に応答した端末があるとみな
して、アドレスフィールドのLSB論理を反転させ、さら
に、RANGEを1にした符号をセンタから反転領域の各端
末に送出する。
この際、自己端末アドレスのLSBから2桁と、前記ア
ドレスフィールドのLSBから2桁とが一致する端末のみ
が応答を許可され、それ以外の端末は応答することがで
きない。
ドレスフィールドのLSBから2桁とが一致する端末のみ
が応答を許可され、それ以外の端末は応答することがで
きない。
このとき応答できる端末は、全端末数の1/4に絞られ
る。
る。
このようにして、RANGEを1ずつ増やすことにより、
順次応答させる端末を絞り、応答した端末の一つをセン
サが検出することができる。
順次応答させる端末を絞り、応答した端末の一つをセン
サが検出することができる。
第1図のアドレスフィールド(Address)は、2バイ
トで構成されているので、約65000の端末までをカバー
することができる。
トで構成されているので、約65000の端末までをカバー
することができる。
上記のように、二分法により決定される返答要求端末
範囲のデータを付して行なう応答要求、すなわち、リク
エストがあるか否かの質問は、センタが常時行ない、ま
たは、各端末間のリクエスト衝突時のみ行なう。
範囲のデータを付して行なう応答要求、すなわち、リク
エストがあるか否かの質問は、センタが常時行ない、ま
たは、各端末間のリクエスト衝突時のみ行なう。
第1図のOP(Operation Code)において、0はセンタ
から末端に対して、リクエストがあるか否かの質問(EN
Q:enquiry)を意味し、1はリクエストが受け入れられ
たとき、センタから端末へ伝送される確認応答(ACK:ac
knowlodg character)を意味する。
から末端に対して、リクエストがあるか否かの質問(EN
Q:enquiry)を意味し、1はリクエストが受け入れられ
たとき、センタから端末へ伝送される確認応答(ACK:ac
knowlodg character)を意味する。
第1図において,2〜255の他のサービスのために使用
できるコードである。
できるコードである。
第1図のLNG(Length)はデータ長であり、かかるLNG
は、つぎに続くデータフィールドの長さ(2〜255)を
示している。
は、つぎに続くデータフィールドの長さ(2〜255)を
示している。
上記LNGにより、データフィールドの終了が明確とな
るため、その終了を意味するETX(end of text)は不要
となる。
るため、その終了を意味するETX(end of text)は不要
となる。
第1図のDATAは、将来の機能追加(データのダウンロ
ード、画像リクエスト要求のエコーバックによるデータ
の信頼性のアップなど)に使用される。
ード、画像リクエスト要求のエコーバックによるデータ
の信頼性のアップなど)に使用される。
本発明方法におけるポーリングでは、差し当りは0バ
イトにしてある。
イトにしてある。
第1図のBCC(Block Check Code)は、センタから端
末に送信される下りコマンドの誤りを端末で検知するた
めのものである。
末に送信される下りコマンドの誤りを端末で検知するた
めのものである。
第2図は上りデータのショートフォーマットの一例、
第3図は上りデータのロングフォーマットの一例であ
る。
第3図は上りデータのロングフォーマットの一例であ
る。
ショートフォーマットは、リクエストのあることだけ
(何をリクエストしているかは含まない)をセンタに確
認応答する場合に使用され、ロングフォーマットは、セ
ンタからのモード=1、オペレーションコード(OP)=
0に対して、画像要求データを返送する場合に使用され
る。
(何をリクエストしているかは含まない)をセンタに確
認応答する場合に使用され、ロングフォーマットは、セ
ンタからのモード=1、オペレーションコード(OP)=
0に対して、画像要求データを返送する場合に使用され
る。
このように、ショートフォーマットとロングフォーマ
ットとを使い分ければ、リクエストのある端末をサーチ
するのに時間がかからない。
ットとを使い分ければ、リクエストのある端末をサーチ
するのに時間がかからない。
第2図、第3図のSYN、MODE、ADDRESS、BCCは、それ
ぞれ第1図で説明したと同じであり、第3図のLNG、DAT
Aも、第1図で説明したと同じである。
ぞれ第1図で説明したと同じであり、第3図のLNG、DAT
Aも、第1図で説明したと同じである。
第2図のANS′CODE(Answer Code)は、将来、下りコ
マンドでデータのダウンロードを行なう場合のACK、NAK
を示すためのフィールドである。
マンドでデータのダウンロードを行なう場合のACK、NAK
を示すためのフィールドである。
第3図のREQ CODE(Request Code)は、データ信頼性
向上のため、端末からセンタに対してセンタで受けとっ
たデータのエコーを要求するものである。
向上のため、端末からセンタに対してセンタで受けとっ
たデータのエコーを要求するものである。
第3図のDATAは、画面番号、暗唱番号、その他を含む
ものであり、DATAは一例として10バイトに設定されてい
る。
ものであり、DATAは一例として10バイトに設定されてい
る。
『発明の効果』 以上説明した通り、本発明に係るポーリング通信方法
は、所定のポーリング手段によりセンタがリクエストの
ある端末を特定し、その後、センタが当該特定の端末に
リクエストの内容を質問するから、リクエストのある端
末をサーチするとき、ショートフォーマットの上りデー
タを使用して高速通信を行うことができ、したがって、
リクエストのある端末を高速度で特定することができ
る。
は、所定のポーリング手段によりセンタがリクエストの
ある端末を特定し、その後、センタが当該特定の端末に
リクエストの内容を質問するから、リクエストのある端
末をサーチするとき、ショートフォーマットの上りデー
タを使用して高速通信を行うことができ、したがって、
リクエストのある端末を高速度で特定することができ
る。
特に、多数の端末から高いリクエスト率でリクエスト
が生じて衝突が多いとき、より高速度にリクエスト端末
とそのリクエストの内容を特定することができる。
が生じて衝突が多いとき、より高速度にリクエスト端末
とそのリクエストの内容を特定することができる。
第1図、第2図、第3図は、本発明に係るポーリング通
信方法の各種手段を略示した説明図、第4図は信号伝送
路を介して相互に接続されたセンタと各端末とを略示し
た説明図、第5図は従来のポーリング法の一例を略示し
た説明図である。
信方法の各種手段を略示した説明図、第4図は信号伝送
路を介して相互に接続されたセンタと各端末とを略示し
た説明図、第5図は従来のポーリング法の一例を略示し
た説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 功作 神奈川県平塚市東八幡5―1―9 古河 電気工業株式会社平塚電線製造所内 (72)発明者 稲尾 勝三 神奈川県平塚市東八幡5―1―9 古河 電気工業株式会社平塚電線製造所内 (72)発明者 市ノ渡 浩 東京都千代田区丸の内2―6―1 古河 電気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−148452(JP,A) 特開 昭59−104844(JP,A) 特開 昭63−65731(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】共通の信号伝送路を介して相互に接続され
たセンタと各端末との相対関係において、センタは各端
末に対して、二分法により決定された返答要求端末範囲
のデータを付してリクエストがあるか否かを質問し、そ
の返答要求端末範囲に該当する各端末のうち、リクエス
トのある端末は、上記質問に対して、かつ、自己アドレ
スを付してセンタにリクエストのあることを返答し、当
該返答時において各端末相互でリクエストの衝突が生じ
たときは、順次二分法により決定される返答要求端末範
囲をさらに絞って、リクエストした端末の一つを特定
し、その後、センタが、上記特定の端末にリクエストの
内容を質問することを特徴とするポーリング通信方法。 - 【請求項2】センタが、各端末に対する所定の質問を常
時行う請求項1記載のポーリング通信方法。 - 【請求項3】センタが、各端末に対する所定の質問を各
端末間のリクエスト衝突時のみ行う請求項1記載のポー
リング通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63003524A JP2525024B2 (ja) | 1987-01-12 | 1988-01-11 | ポ―リング通信方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62-4457 | 1987-01-12 | ||
JP445787 | 1987-01-12 | ||
JP63003524A JP2525024B2 (ja) | 1987-01-12 | 1988-01-11 | ポ―リング通信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63301641A JPS63301641A (ja) | 1988-12-08 |
JP2525024B2 true JP2525024B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=26337124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63003524A Expired - Lifetime JP2525024B2 (ja) | 1987-01-12 | 1988-01-11 | ポ―リング通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525024B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2683405B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1997-11-26 | 富士通株式会社 | 通信ネットワークのアクセス制御方式 |
-
1988
- 1988-01-11 JP JP63003524A patent/JP2525024B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63301641A (ja) | 1988-12-08 |
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