JP2524966B2 - 橋梁用床版の架設構造 - Google Patents

橋梁用床版の架設構造

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JP2524966B2
JP2524966B2 JP6654194A JP6654194A JP2524966B2 JP 2524966 B2 JP2524966 B2 JP 2524966B2 JP 6654194 A JP6654194 A JP 6654194A JP 6654194 A JP6654194 A JP 6654194A JP 2524966 B2 JP2524966 B2 JP 2524966B2
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律 中川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋梁用床版の架設構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、橋梁用床版としては、多数の4角
形床版を支持梁の上に載置してボルト等により固定した
構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の橋梁用床版
の架設構造の場合は、橋梁の長手方向および巾方向に隣
り合う床版を密着させることができないという欠点があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の橋梁用床版の架設構造において
は、4つの斜辺1を有する平行四辺形の床版2を、一対
の頂部3を橋梁巾方向の中央部付近に配置し、橋梁長手
方向に隣り合う前記平行四辺形の床版2の間に、ほぼ2
等辺3角形の床版4を嵌入し、橋梁巾方向に隣り合う床
版2,4にわたって横締めPC鋼材5を挿通し、その横
締めPC鋼材5により、橋梁巾方向に隣り合う平行四辺
形の床版2と2等辺3角形の床版4とを結合する。また
4つの斜辺1を有する平行四辺形の床版2を、一対の頂
部3を橋梁長手方向に向くようにすると共に橋梁巾方向
に複数列並ぶようにして複数の支持梁6の上に載置し、
橋梁巾方向に隣り合う平行四辺形の床版2の斜辺1を接
合させ、橋梁巾方向の両端に形成された橋梁巾方向に隣
り合う平行四辺形の床版2の斜辺1の間に、2等辺3角
形の床版4を嵌入し、橋梁巾方向に隣り合う床版2,4
にわたって横締めPC鋼材5を挿通し、その横締めPC
鋼材5により、橋梁巾方向に隣り合う平行四辺形の床版
2と2等辺3角形の床版4とを結合することによって
も、前述の問題を有利に解決することができる。
【0005】
【実施例】図7ないし図9は本発明の第1実施例におい
て用いられる平行四辺形の床版2を示すものであって、
鉄筋コンクリート製の平行四辺形の床版本体7に主桁か
らなる支持梁6に載置される部分において、ずれ止め部
材8を挿入するための係止孔9が設けられ、かつ前記各
斜辺1の長手方向の中央部を通る位置に、横締めPC鋼
材5を挿通するためのPC鋼材挿通孔10が設けられ、
かつ平行四辺形の床版2の後部斜辺に、凹状円弧面11
が設けられると共に、平行四辺形の床版2の前部斜辺
に、凸状円弧面12が設けられている。
【0006】図10ないし図12は本発明の第1実施例
において用いられる2等辺3角形の床版4を示すもので
あって、鉄筋コンクリート製の2等辺3角形の床版本体
13に、主桁からなる支持梁6に載置される部分におい
て、ずれ止め部材8を挿入するための係止孔9が設けら
れ、かつ前記2等辺3角形の床版本体13における各斜
辺14の長手方向の中央部を通る位置に、横締めPC鋼
材5を挿通するためのPC鋼材挿通孔15が設けられ、
かつ2等辺3角形の床版本体13の後部斜辺に、凹状円
弧面11が設けられると共に、2等辺3角形の床版本体
13の前部斜辺に、凸状円弧面12が設けられ、橋梁長
手方向に隣り合う2等辺3角形の床版本体13の凹状円
弧面11と凸状円弧面12とは相互に嵌合される。また
前記2等辺3角形の床版本体13における一対の斜辺の
間の広巾側の端部に歩道16が一体に連設されている。
【0007】図1ないし図6は、図7ないし図9に示す
平行四辺形の床版2と図10ないし図12に示す2等辺
3角形の床版4とを使用した橋梁を示すものであって、
主桁からなる数本の支持梁6が、それぞれ前後方向に延
長するように配置されて、橋台または橋脚に架設され、
前記支持梁6における上部フランジ17の上面に、係止
孔9に挿入される位置において、上端に頭部18を備え
ているずれ止め部材8が溶接により固定され、さらに前
記上部フランジ17の上面に、超速硬化ファバーモルタ
ルからなる高さ調整用モルタル19が塗布される。
【0008】次に多数の2等辺3角形の床版4における
鈍角の頂部が橋梁の巾方向の中央部付近に位置するよう
にして、前記高さ調整用モルタル19に載置され、かつ
前記係止孔9内に非収縮性のモルタル20が充填され、
かつ橋梁長手方向に隣り合う平行四辺形の床版2におけ
るV字状間隙に2等辺3角形の床版4を嵌合する。
【0009】次に各床版2,4における橋梁巾方向に直
列に並ぶPC鋼材挿通孔10,15にわたって、横締め
PC鋼材5を挿通し、その横締めPC鋼材5に螺合した
ナット21により、橋梁巾方向に隣り合う各床版2,4
を横締めし、かつ橋梁長手方向に隣り合う床版2,4を
も、前記各斜辺1,14の斜面を利用して圧接させる。
【0010】なお、図3および図4において、支持梁6
は、橋台または橋脚22にわたって架設され、かつ隣り
合う支持梁6は下部連結材23およびブレース24を介
して連結されている。
【0011】図13ないし図16は本発明の第2実施例
に係る橋梁用床版の架設構造を示すものであって、3列
の平行四辺形の床版2における鈍角の頂部が橋梁長手方
向の両側を向くように配置されると共に、中央の列の各
2等辺3角形の床版4の4つの斜辺1が、左右の列の平
行四辺形の床版2の一対の斜辺1に接合するように配置
され、橋梁巾方向の両側に設けられた多数のV字状凹部
に、それぞれ2等辺3角形の床版4が嵌合され、橋梁巾
方向に隣り合う各平行四辺形の床版2と各2等辺3角形
の床版4とにわたって、横締めPC鋼材5が挿通され、
その横締めPC鋼材5により橋梁の巾方向に隣り合う各
平行四辺形の床版2および2等辺3角形の床版4と、橋
梁長手方向に隣り合う平行四辺形の床版2および2等辺
3角形の床版4とは、前記横締めPC鋼材5の締付力に
より締付け結合されているが、その他の構成は前記第1
実施例の場合と同様である。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、4つの斜辺1を有する
平行四辺形の床版2を、一対の頂部3を橋梁巾方向の中
央部付近に配置し、橋梁長手方向に隣り合う前記平行四
辺形の床版2の間に、ほぼ2等辺3角形の床版4を嵌入
し、橋梁巾方向に隣り合う床版2,4にわたって横締め
PC鋼材5を挿通し、その横締めPC鋼材5により、橋
梁巾方向に隣り合う平行四辺形の床版2と2等辺3角形
の床版4とを結合するか、あるいは4つの斜辺1を有す
る平行四辺形の床版2を、一対の頂部3を橋梁長手方向
に向くようにすると共に橋梁巾方向に複数列並ぶように
して複数の支持梁6の上に載置し、橋梁巾方向に隣り合
う平行四辺形の床版2の斜辺1を接合させ、橋梁巾方向
の両端に形成された橋梁巾方向に隣り合う平行四辺形の
床版2の斜辺1の間に、2等辺3角形の床版4を嵌入
し、橋梁巾方向に隣り合う床版2,4にわたって横締め
PC鋼材5を挿通し、その横締めPC鋼材5により、橋
梁巾方向に隣り合う平行四辺形の床版2と2等辺3角形
の床版4とを結合するので、橋梁巾方向に隣り合う床版
2,4と橋梁巾方向に隣り合う床版2,4とを、簡単な
手段によって、強固に結合することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る橋梁用床版の架設構
造の一部を示す平面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す平面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る橋梁用床版の架設構
造を示す縦断正面図である。
【図4】図3の左端部を拡大して示す縦断正面図であ
る。
【図5】横締めPC鋼材の挿通部および橋梁用床版のず
れ止め部を示す縦断正面図である。
【図6】図5に示す部分の平面図である。
【図7】平行四辺形の床版を示す平面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】橋梁長手方向に隣り合う平行四辺形の床版を相
互に嵌合させた状態を示す縦断側面図である。
【図10】2等辺3角形の床版を示す平面図である。
【図11】図10のB−B線断面図である。
【図12】橋梁長手方向に隣り合う平行四辺形の床版と
2等辺3角形の床版を相互に嵌合させた状態を示す縦断
側面図である。
【図13】本発明の第2実施例に係る橋梁用床版の架設
構造を示す平面図である。
【図14】図13の一部を拡大して示す平面図である。
【図15】本発明の第2実施例に係る橋梁用床版の架設
構造を示す縦断正面図である。
【図16】図15の一部を拡大して示す縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1 斜辺 2 平行四辺形の床版 3 頂部 4 2等辺3角形の床版 5 横締めPC鋼材 6 支持梁 7 平行四辺形の床版本体 8 ずれ止め部材 9 係止孔 10 PC鋼材挿通孔 11 凹状円弧面 12 凸状円弧面 13 2等辺3角形の床版本体 14 斜辺 15 PC鋼材挿通孔 16 歩道 17 上部フランジ 18 頭部 19 高さ調整用モルタル 20 モルタル 21 ナット 22 橋台または橋脚 23 下部連結材 24 ブレース

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4つの斜辺1を有する平行四辺形の床版
    2を、一対の頂部3を橋梁巾方向の中央部付近に配置
    し、橋梁長手方向に隣り合う前記平行四辺形の床版2の
    間に、ほぼ2等辺3角形の床版4を嵌入し、橋梁巾方向
    に隣り合う床版2,4にわたって横締めPC鋼材5を挿
    通し、その横締めPC鋼材5により、橋梁巾方向に隣り
    合う平行四辺形の床版2と2等辺3角形の床版4とを結
    合した橋梁用床版の架設構造。
  2. 【請求項2】 4つの斜辺1を有する平行四辺形の床版
    2を、一対の頂部3を橋梁長手方向に向くようにすると
    共に橋梁巾方向に複数列並ぶようにして複数の支持梁6
    の上に載置し、橋梁巾方向に隣り合う平行四辺形の床版
    2の斜辺1を接合させ、橋梁巾方向の両端に形成された
    橋梁巾方向に隣り合う平行四辺形の床版2の斜辺1の間
    に、2等辺3角形の床版4を嵌入し、橋梁巾方向に隣り
    合う床版2,4にわたって横締めPC鋼材5を挿通し、
    その横締めPC鋼材5により、橋梁巾方向に隣り合う平
    行四辺形の床版2と2等辺3角形の床版4とを結合した
    橋梁用床版の架設構造。
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JP6414686B2 (ja) * 2014-12-26 2018-10-31 清水建設株式会社 プレキャストコンクリート床板における接合構造

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