JP2524763Y2 - 転倒防止装置 - Google Patents

転倒防止装置

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JP2524763Y2
JP2524763Y2 JP1993019382U JP1938293U JP2524763Y2 JP 2524763 Y2 JP2524763 Y2 JP 2524763Y2 JP 1993019382 U JP1993019382 U JP 1993019382U JP 1938293 U JP1938293 U JP 1938293U JP 2524763 Y2 JP2524763 Y2 JP 2524763Y2
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JP
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support rod
fitting groove
base plate
container body
water
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親 中矢
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親 中矢
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、植木鉢、花瓶、ウイス
キー瓶等に外力を加えても転倒しないようにした転倒防
止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】植木鉢、花瓶、ウイスキー瓶等の装飾を
目的とする容器は、一般に底面積の割合に高さが高く、
重心が上方に位置し、安定性に欠け、僅かな外力によっ
ても転倒し易いという問題点があった。この問題点を防
止するために、従来、重心を下方に移動させるべく、容
器の下方を上方に比較して厚くしたもの等が提案されて
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の技術で述べた転倒防止装置であると、容器の重量が著
しく重くなり取り扱いが不便であるという問題点があっ
た。
【0004】そこで本考案は、前記従来の技術の有する
欠点を除去するために、台板上面に支持棒を立設し、該
支持棒を容器本体底面の外壁に設けた嵌合溝内に嵌め込
むことにより、容器本体の転倒を防止することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の転倒防止装置は、台板の上面に支持棒を立設
し、容器本体の底面外壁に嵌合溝を設け、前記支持棒を
前記嵌合溝内に嵌め込んで形成している。
【0006】又、嵌合溝に少なくとも1以上の透孔を穿
設し、中空に形成した支持捧の壁面に複数の通水孔を穿
設して形成すると、植木鉢等の通水性が良好になり好適
である。
【0007】
【作用】嵌合溝に支持棒を嵌め込むと、支持棒が嵌合溝
の壁面に引っ掛かり、容器の転倒を防止する作用をな
す。
【0008】又、嵌合溝に少なくとも1以上の透孔を設
けると共に、中空に形成した支持棒の壁面に通水孔を穿
設すると、容器内において流下した水が嵌合溝の透孔を
通過し、支持棒の通水孔を通って支持棒の中空部へ入っ
た後、さらに支持棒の通水孔より支持棒の外側方へ排水
される。
【0009】
【実施例】以下、図を参照にして本考案の好適な実施例
について説明する。
【0010】図1〜図3に示される実施例において、容
器本体1は底面2を他の部分よりも肉厚に形成し、該底
面2の略中央部に嵌合溝3を凹設している。台板4の上
面5の略中央部に支持棒6を、前記嵌合溝3に合致する
ように立設している。台板4の下面7には脚8を設けて
いる。
【0011】本実施例においては、花瓶等の容器本体1
の底面2に形成した嵌合溝3に支持棒6を嵌合して使用
するものである。容器本体1が外力を受けても、台板4
の重心位置が著しく低く、支持棒6が嵌合溝3に引っ掛
かり容器本体1は転倒しない。
【0012】図4に示される実施例においては、植木鉢
の容器本体1の底面2に嵌合溝3を凹設し、該嵌合溝3
に支持棒6を嵌入している。植木鉢の容器本体1の底面
には排水孔9を穿設している。台板4の周縁には、水受
け10を立設している。
【0013】本実施例においては、植木鉢内の土に灌水
した水が排水孔9より台板4の上面5に排水される。排
水された水は、水受け10により、台板上面5の内側に
溜まり、台板4の外側方に洩れることがない。
【0014】図5に示される実施例においては、容器本
体1の底面2に、嵌合溝3を紡錘形状に形成し、容器本
体1の内側に貫通するように形成している。台板4の支
持捧6は前記嵌合溝3の形状に対応した紡錘形状に形成
している。
【0015】図6に示される実施例においては、嵌合溝
3を紡錘形状に形成し、台板4に支持棒6の形状に対応
した支持穴14を穿設し、該支持穴14に支持棒6を挿
脱自在に形成している。
【0016】本実施例においては、単数の支持棒6につ
いて説明したが、台板4に複数の支持穴14を穿設し複
数の支持棒6を挿入することも考えられる。
【0017】図7及び図8に示される実施例において
は、容器本体1の底面2に嵌合溝3を凹設し、該嵌合溝
3の上端面を開口している。台板4の上面5の略中央部
に立設した支持棒6は内部を中空に形成すると共に上面
を開口し、周壁には複数の通水孔11を穿設している。
【0018】本実施例においては、植木鉢の容器本体1
の底面2に嵌合溝3を形成し、該嵌合溝3内に支持棒6
を嵌合して使用するものである。植木鉢の容器本体1内
に充填した土に灌水すると水は流下し、嵌合溝3の上端
面開口部より嵌合溝3内に排水される。排出された水は
支持捧6の上端面開口部を通過し、通水孔11より台板
4の上面5に排水される。
【0019】図9及び図10に示される実施例において
は、容器本体1の底面2に支持棒6を嵌挿する挿通孔1
2を穿設している。支持棒6は中空に形成し、壁面に複
数の通水孔11を穿設している。
【0020】本実施例においては、容器本体1内に土を
入れ灌水すると、流下した水は上方に位置する通水孔1
1より、下方に位置する通水孔11を通過して台板4の
上面5に排水される。
【0021】図11に示される実施例においては、内部
を中空に形成し、壁面には複数の通水孔11を穿設する
と共に下端を尖鋭に形成した支持捧6の一部を土13に
埋め込んで、直接支持棒6を地表面より立設したもので
ある。この支持棒6に使用する植木鉢は、図5、図7、
図9に示されるように容器本体1の内側に貫通する孔を
底面に設けているものが好適である。
【0022】図12に示される実施例においては、支持
棒6は中空三角柱状に形成され、周壁に複数の通水孔1
1を穿設している。下端は土に埋め込み容易なように尖
鋭に形成している。本実施例に使用される容器本体の嵌
合溝は、該溝内に支持棒6が挿入可能であれば足りる。
本実施例において中空三角柱状の支持棒について説明し
たが支持棒の形状は限定しない。
【0023】
【考案の効果】請求項1記載の考案は、嵌合溝に支持棒
を嵌入して外力を加えても溝内壁面に支持棒が引っ掛か
り転倒を防止するように構成されているので、軽量且つ
簡便な転倒防止装置を提供し得る効果がある。
【0024】請求項2記載の考案は、嵌合溝及び支持棒
に通水孔を設けているので、植木鉢に使用すると灌水し
た水が植木鉢の外部へ円滑に排水されると共に転倒防止
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の容器本体の底面図である。
【図2】本考案の台板の平面図である。
【図3】容器本体に台板を取り付けた状態を示す縦断面
図である。
【図4】容器本体に台板を取り付けた状態を示す縦断面
図である。
【図5】容器本体に台板を取り付けた状態を示す縦断面
図である。
【図6】容器本体に台板を取り付けた状態を示す縦断面
図である。
【図7】容器本体に台板を取り付けた状態を示す縦断面
図である。
【図8】図7に示される台板の拡大斜視図である。
【図9】容器本体に台板を取り付けた状態を示す縦断面
図である。
【図10】図9に示される台板の拡大斜視図である。
【図11】支持棒を土中に取り付けた状態を示す説明図
である。
【図12】支持棒を土中に取り付けた状態を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 底面 3 嵌合溝 4 台板 5 上面 6 支持棒 7 下面 8 脚 9 排水孔 10 水受け 11 通水孔 12 挿通孔 13 土 14 支持穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台板4の上面5に支持棒6を立設し、容
    器本体1の底面2の外壁には、前面支持棒6を嵌入可能
    に凹設した嵌合溝3を形成した転倒防止装置において、
    前記嵌合溝3に少なくとも1以上の透孔を穿設し、中空
    に形成した支持棒6の壁面に複数の通水孔9を穿設した
    ことを特徴とする転倒防止装置。
JP1993019382U 1993-03-09 1993-03-09 転倒防止装置 Expired - Lifetime JP2524763Y2 (ja)

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JPH0666435U JPH0666435U (ja) 1994-09-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5435361B2 (ja) * 2010-05-27 2014-03-05 株式会社吉野工業所 転倒防止具付容器
JP7197429B2 (ja) * 2019-05-17 2022-12-27 三菱重工業株式会社 放射性物質収納容器の転倒防止構造および転倒防止方法

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