JP2524318B2 - 灸よもぎの製造方法 - Google Patents

灸よもぎの製造方法

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JP2524318B2 JP6270586A JP27058694A JP2524318B2 JP 2524318 B2 JP2524318 B2 JP 2524318B2 JP 6270586 A JP6270586 A JP 6270586A JP 27058694 A JP27058694 A JP 27058694A JP 2524318 B2 JP2524318 B2 JP 2524318B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は灸よもぎの製造方法に関
するものである。詳しくは、よもぎの燃焼時の煙および
臭いの発生を防止し、且つ灸効果が高められた、新規な
灸よもぎの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】漢方において、よもぎは傅統的に疾病の
治療に使用されている。従来の固形のよもぎは人体の経
穴部位に置いて燃焼させるにつれて、灸効果を得てい
た。しかし、この方法ではよもぎは固形の所定のサイズ
で使用されるので、便利であるけれども治療効果が低い
という欠点があった。
【0003】また、乾燥させたよもぎを粉砕し、たばこ
のように薄紙でくるみ、所定の寸法にカットし、そして
中央に通孔が有る円板紙に固定することにより製造され
る灸具を使用する方法がある。この方法では、灸具を人
体の経穴部位で燃焼させて、熱気が通孔を通じて皮膚に
触れるにつれて、灸効果を得ることができる。しかし、
この方法にも欠点があった。即ち、棒状に作るために薄
紙でくるむので、燃焼時に有害なけむりが発生する。そ
して、多数の経穴部位に灸する場合には、けむりが多量
発生するので、自家だけでなく第三者にも被害を与える
こととなった。
【0004】上記の二つの場合において、よもぎの成分
であるテレピン油、すなわちよもぎ脂が除去されなかっ
たので、灸をする際に悪臭及びけむりが発生した。従っ
て、極端な場合には視力障害だけでなくて呼吸器の疾病
が発生することもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みて成されたもので、よもぎを粉砕してるつぼ内に密封
した後、高温で加熱してよもぎ脂を除去し、炭化よもぎ
自体の凝集力により固化させて、におい及びけむりが発
生しない灸具を製造する方法を提供することを目的とす
る。 本発明の別の目的は、セラミックから放射される
遠赤外線による湿布効果及び熱効率増大効果と、セラミ
ックと香木粉末とによる脱臭効果を備え、さらに灸具の
強度を増加させた灸具の製造方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、よもぎを300−330メッシュに粉砕
しそして加熱して炭化させた炭化よもぎ粉末86〜94
重量%に、セラミック粉末3−7重量%と香木(Sab
ina Chinensis)粉末3−7重量%とを混
合して灸よもぎを製造する方法を提供することである。
【0007】上記セラミックとは、韓国特許出願公告9
3−3記載の、下記の組成を有するものである:組成比
(重量%);SiO2 :75−40%,Fe2 3
1.5−0.2%,Al2 3 :5−38%,C:4−
7.7%,MgO:1−12.7%,CaO:0.4−
2.0%,K2 O:0.1−0.5%,FeO:0.1
−0.5%,Na2 O:0.5−2.0%,TiO2
0.1−0.5%,BeO:2−4%
【0008】
【実施例】以下、本発明の製造工程を説明する。
【0009】第1工程 乾燥されたよもぎを約300−330メッシュに粉砕す
る。
【0010】第2工程 第1工程で得られた粉砕よもぎを耐高温性のるつぼ内に
密封する。
【0011】第3工程 上記のるつぼをオーブンに入れて温度約500−700
℃に約2時間加熱して、よもぎ脂が除去された炭化よも
ぎ粉末を得る。
【0012】第4工程 第3工程で得れらた炭化よもぎ粉末86〜94重量%、
好ましくは88〜92重量%、代表的には約90重量%
に、香木3−7重量%、好ましくは4−6重量%、代表
的には約5重量%と、セラミック粉末3−7重量%、好
ましくは4−6重量%、代表的には約5重量%とを混合
する。さらに、棒状に作る際に粘性を高めるために、上
記の混合物に小量の糊を添加してもよい。
【0013】第5工程 第4工程で得られた混合物を用いて、灸具を作る。
【0014】
【発明の効果】以上の発明のように、セラミック粉末の
添加は灸具の強度を高め、また、人体に有用な遠赤外線
が放射されて湿布効果及び熱効率が増大されるから、灸
効果が倍加される。さらに、セラミック及び香木粉末を
添加することにより、脱臭効果が得られるので、悪いに
おいが発生しなくなり、しかも炭化されたよもぎを使用
し、灸具をくるむための薄紙を使用しないので、けむり
も殆ど発生しない。したがって、場所または使用量に関
係なく、第3者に害を与えない。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化されたよもぎ粉末86〜94重量%
    に、セラミック粉末3−7重量%と香木粉末3−7重量
    %とを混合することを特徴とする、灸よもぎの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記炭化よもぎ粉末は、よもぎを300
    −330メッシュで粉砕し、るつぼ内に密閉してオーブ
    ンで加熱して調製することを特徴とする、請求項1記載
    の灸よもぎの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記のよもぎの加熱温度は500−70
    0℃であることを特徴とする、請求項2記載の灸よもぎ
    の製造方法。
JP6270586A 1993-10-07 1994-10-07 灸よもぎの製造方法 Expired - Lifetime JP2524318B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
KR930020681 1993-10-07
KR93-26782 1993-12-08
KR93-20681 1993-12-08
KR1019930026782A KR0153428B1 (ko) 1993-12-08 1993-12-08 뜸쑥 제조 방법

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KR100714371B1 (ko) * 2006-06-07 2007-05-04 김근식 증기를 이용한 쑥봉 제조방법.

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