JP2524089Y2 - 缶詰の集積包装具 - Google Patents
缶詰の集積包装具Info
- Publication number
- JP2524089Y2 JP2524089Y2 JP1991010603U JP1060391U JP2524089Y2 JP 2524089 Y2 JP2524089 Y2 JP 2524089Y2 JP 1991010603 U JP1991010603 U JP 1991010603U JP 1060391 U JP1060391 U JP 1060391U JP 2524089 Y2 JP2524089 Y2 JP 2524089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- short side
- ruled line
- cans
- short
- folded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、缶ジュース、缶ビール
等の缶詰を数本まとめて持ち帰るのに適した集積包装具
に関する。
等の缶詰を数本まとめて持ち帰るのに適した集積包装具
に関する。
【０００２】
【従来の技術】酒屋で缶ビール、缶ジュースを数本まと
めて買った場合、ばらばらでは持ち帰り難いため、例え
ば図４に示すプラスチック製の手提げ袋、又は図５に示
すように把手の付いた成形容器に入れて販売しているも
のもある。このような持ち帰り用容器は、再使用が可能
なので消費者の購買意欲をかもし出すものであった。し
かし、上記持ち帰り用容器は、いずれもプラスチック材
料を用いて成形したものであるので、構造に手間がかか
るためコストが高くつくため、もっと安価で簡単な構造
のものが望まれていた。
めて買った場合、ばらばらでは持ち帰り難いため、例え
ば図４に示すプラスチック製の手提げ袋、又は図５に示
すように把手の付いた成形容器に入れて販売しているも
のもある。このような持ち帰り用容器は、再使用が可能
なので消費者の購買意欲をかもし出すものであった。し
かし、上記持ち帰り用容器は、いずれもプラスチック材
料を用いて成形したものであるので、構造に手間がかか
るためコストが高くつくため、もっと安価で簡単な構造
のものが望まれていた。
【０００３】このようなプラスチック容器ではなく、紙
製の容器で前述の目的と同じ目的の容器は古くから知ら
れ、用いられている。例えば、図６および図７（実公昭
４１−１０１４５号公報）に示されたように厚手の紙を
所定の形状に切封し、折線から折り曲げ、半円状折返し
係止片を内側に折り曲げ、缶詰の頂部と底部の凹部に嵌
合させて保持するものであった。 しかし、この折返片
を用いた固定方式であるため、折返片と缶詰とを嵌合す
るのに手間がかかる不都合であった。
製の容器で前述の目的と同じ目的の容器は古くから知ら
れ、用いられている。例えば、図６および図７（実公昭
４１−１０１４５号公報）に示されたように厚手の紙を
所定の形状に切封し、折線から折り曲げ、半円状折返し
係止片を内側に折り曲げ、缶詰の頂部と底部の凹部に嵌
合させて保持するものであった。 しかし、この折返片
を用いた固定方式であるため、折返片と缶詰とを嵌合す
るのに手間がかかる不都合であった。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】このように紙製の持ち
帰り用の包装容器は実公昭４１−１０１４５号公報に示
されるように多数存在していたが、いずれの半円状の折
返片を用いた構成であるため、店頭で組立て、包装する
のに手間取っていたのを解決し、簡単に組立て、缶詰を
包装するのに適した集積包装具を提供することを目的と
する。
帰り用の包装容器は実公昭４１−１０１４５号公報に示
されるように多数存在していたが、いずれの半円状の折
返片を用いた構成であるため、店頭で組立て、包装する
のに手間取っていたのを解決し、簡単に組立て、缶詰を
包装するのに適した集積包装具を提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、底部がロック
ボトム式の箱形状の包装具で、側壁が上辺が収納する缶
詰の略直径の長さの短側部と下辺が収納する缶詰の略合
計の長さの長側部を交互に２つずつ設けてなり、前記短
側部は、台形状だ、中央に罫線が設けられ、また長側部
は、凸形状で、凸部の上方には折線を介してそれぞれ天
部が設けられ、さらに前記短側部を長側部の境界には、
底辺から上方途中まで延びる罫線が設けられており、前
記側壁の両端を接着固定すると共に、短側部に設けた罫
線により２つ折りしてなることを特徴とする缶詰の集積
包装具である。
ボトム式の箱形状の包装具で、側壁が上辺が収納する缶
詰の略直径の長さの短側部と下辺が収納する缶詰の略合
計の長さの長側部を交互に２つずつ設けてなり、前記短
側部は、台形状だ、中央に罫線が設けられ、また長側部
は、凸形状で、凸部の上方には折線を介してそれぞれ天
部が設けられ、さらに前記短側部を長側部の境界には、
底辺から上方途中まで延びる罫線が設けられており、前
記側壁の両端を接着固定すると共に、短側部に設けた罫
線により２つ折りしてなることを特徴とする缶詰の集積
包装具である。
【０００６】
【作用】２つ折りされた包装具を起こし底部をロック
し、上方から所定数の缶ビール、缶ジュース等の缶詰を
収納すると、両側端の短側部上辺により缶詰を保持固定
することができる。そして、長側部の凸部の先端に設け
た天部同士を係止することにより、簡単に数個の缶詰を
集積包装することができる。この時、短側部と長側部の
境界には、底辺から上方途中まで延びる罫線が設けられ
ているので、組み立てた際、底部が四角形で、短側部上
辺を円弧状とすることができ、円筒状の缶詰を確実に保
持することができる。
し、上方から所定数の缶ビール、缶ジュース等の缶詰を
収納すると、両側端の短側部上辺により缶詰を保持固定
することができる。そして、長側部の凸部の先端に設け
た天部同士を係止することにより、簡単に数個の缶詰を
集積包装することができる。この時、短側部と長側部の
境界には、底辺から上方途中まで延びる罫線が設けられ
ているので、組み立てた際、底部が四角形で、短側部上
辺を円弧状とすることができ、円筒状の缶詰を確実に保
持することができる。
【０００７】
【実施例】図１は、集積包装具を組立てる前の展開図で
ある。本考案の包装具は、底部Ａが、４つの底板１、
２、３、４からロックボトム式の箱形状の包装具で、側
壁Ｂは、上辺５が収納する缶詰の長さの短側部６と下辺
７が、収納する缶詰の略合計の長さの長側部８を交互に
２つずつ設けてなり、一側端に貼着片９からなり、さら
に前記短側部６は、台形状で、中央に罫線１０が設けら
れ、また長側部８は、凸形状で、凸部１１の上方に係止
用差込片１２、または切込み１３を設けた天部１４、１
５を設けてなるものである。
ある。本考案の包装具は、底部Ａが、４つの底板１、
２、３、４からロックボトム式の箱形状の包装具で、側
壁Ｂは、上辺５が収納する缶詰の長さの短側部６と下辺
７が、収納する缶詰の略合計の長さの長側部８を交互に
２つずつ設けてなり、一側端に貼着片９からなり、さら
に前記短側部６は、台形状で、中央に罫線１０が設けら
れ、また長側部８は、凸形状で、凸部１１の上方に係止
用差込片１２、または切込み１３を設けた天部１４、１
５を設けてなるものである。
【０００８】そして、前記短側部６と長側部８の境界に
は、底辺から上方途中まで延びる罫線１６が設けてあ
り、また長側部８の２つの肩辺１７と短側部６の上方５
の合計の長さが、収納する缶詰の円周の約半分の長さと
したものである。
は、底辺から上方途中まで延びる罫線１６が設けてあ
り、また長側部８の２つの肩辺１７と短側部６の上方５
の合計の長さが、収納する缶詰の円周の約半分の長さと
したものである。
【０００９】次に、図２に示すように、貼着片９を短側
部６の内面に貼り合せ、罫線１０から２つ折りにし、折
り畳んだ状態とする。
部６の内面に貼り合せ、罫線１０から２つ折りにし、折
り畳んだ状態とする。
【００１０】店頭で実際に使用する際は、２つ折り状態
の包装具を起こし、底板１、２、３、４を互いにロック
し底部を形成し、所定の数の缶ビール等の缶詰を収納し
た後、天部１４、１５を折線から折り曲げ、差込片１２
を切込み１３に差込むことにより図３に示すように集積
包装具は完了する。
の包装具を起こし、底板１、２、３、４を互いにロック
し底部を形成し、所定の数の缶ビール等の缶詰を収納し
た後、天部１４、１５を折線から折り曲げ、差込片１２
を切込み１３に差込むことにより図３に示すように集積
包装具は完了する。
【００１１】
【考案の効果】本考案の包装具は以上の構造であるの
で、店頭での組立てが簡単であり、従来の半円状の折返
片を用いた構成の包装具に比較して、上方から缶詰を挿
入するだけで包装が完了できる。また、幅が缶詰の直径
であるので手で持ち運び易く、消費者の取り扱いが容易
である。缶詰の数に応じて長側部の長さを変えるだけで
対応することができ、複数の缶詰をまとめて販売するの
に適している。
で、店頭での組立てが簡単であり、従来の半円状の折返
片を用いた構成の包装具に比較して、上方から缶詰を挿
入するだけで包装が完了できる。また、幅が缶詰の直径
であるので手で持ち運び易く、消費者の取り扱いが容易
である。缶詰の数に応じて長側部の長さを変えるだけで
対応することができ、複数の缶詰をまとめて販売するの
に適している。
【図１】集積包装具を示す展開図である。
【図２】図１に示した展開図を組立てた状態を示す説明
図である。
図である。
【図３】集積包装具の使用正体を示す説明図である。
【図４】プラスチック製の手提げ袋の説明図である。
【図５】把手の付いた成形容器の説明図である。
【図６】従来の包装容器の説明図である。
【図７】図６を包装容器を組立てる前の展開図である。
Ａ──底部 Ｂ──側壁 １、２、３、４──底板 ５──上辺 ６──短側部 ７──下辺 ８──長側部 １０──罫線 １１──凸部 １２──差込片 １３──切込み １４、１５──天部 １６──罫線 １７──肩辺
Claims (1)
- 【請求項１】底部がロックボトム式の箱型状の包装具
で、側壁が上辺が収納する缶詰の略直径の長さの短側部
と下辺が収納する缶詰の略合計の長さの長側部を交互に
２つずつ設けてなり、前記短側部は、台形状で、中央に
罫線が設けられ、また長側部は、凸形状で、凸部の上方
には折線を介してそれぞれ天部が設けられ、さらに前記
短側部と長側部の境界には、底辺から上方途中まで延び
る罫線が設けており、前記側壁の両端を接着固定すると
共に、短側部に設けた罫線により２つ折りしてなること
を特徴とする缶詰の集積包装具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991010603U JP2524089Y2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 缶詰の集積包装具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991010603U JP2524089Y2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 缶詰の集積包装具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100465U JPH04100465U (ja) | 1992-08-31 |
| JP2524089Y2 true JP2524089Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31743787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991010603U Expired - Fee Related JP2524089Y2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 缶詰の集積包装具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2524089Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5646529A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-27 | Citizen Watch Co Ltd | Wafer chuck |
| JPS5844437A (ja) * | 1982-08-09 | 1983-03-15 | Konishiroku Photo Ind Co Ltd | 色素画像形成方法 |
-
1991
- 1991-02-04 JP JP1991010603U patent/JP2524089Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100465U (ja) | 1992-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5813540A (en) | Shrink film-encased double-tiered package | |
| US4605128A (en) | Dispensing carrier box and blank | |
| US3186545A (en) | Fully enclosed bottle package | |
| US4930633A (en) | Multiple pack for a plurality of cylindrical containers | |
| US5060850A (en) | Bag-like folding carton | |
| JPH0776362A (ja) | 飲物用缶のためのクリップ−オンシート、該シートを用いたパッケージ、およびそのパッケージ組立て方法 | |
| GB2279065A (en) | Carrier for bottles or the like | |
| US4993547A (en) | Stackable piggy-back carton for basketball backboard and rim | |
| JP2524089Y2 (ja) | 缶詰の集積包装具 | |
| IL103509A (en) | A cardboard box with a reinforcing collar board | |
| JPH03148459A (ja) | パッケージ | |
| HU222279B1 (hu) | Összefogó csomagolás dobozcsoportok hordozható egységbe fogására, valamint hordozó | |
| JPH0627540Y2 (ja) | 包装箱 | |
| JP2003200967A (ja) | 缶用包装体 | |
| US4616751A (en) | Sleeve for promotional products | |
| JP3032750B1 (ja) | ボトル用梱包体 | |
| JP3820214B2 (ja) | マルチパック用包装箱 | |
| WO2000064759A1 (en) | Tray-like container | |
| JP2004149183A (ja) | 紙製マルチパック | |
| JPH0333616Y2 (ja) | ||
| JPH079812Y2 (ja) | 取手付き包装具 | |
| JPH078217U (ja) | 瓶類の包装用箱 | |
| JPH031408Y2 (ja) | ||
| US20020030090A1 (en) | Convertible bread packaging product for loaf bread | |
| JP2588730Y2 (ja) | 巻付け式の集積カートン |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |