JPH079812Y2 - 取手付き包装具 - Google Patents

取手付き包装具

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JPH079812Y2
JPH079812Y2 JP4208191U JP4208191U JPH079812Y2 JP H079812 Y2 JPH079812 Y2 JP H079812Y2 JP 4208191 U JP4208191 U JP 4208191U JP 4208191 U JP4208191 U JP 4208191U JP H079812 Y2 JPH079812 Y2 JP H079812Y2
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JP
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plate
plates
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surface plate
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JP4208191U
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JPH04135445U (ja
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政徳 林
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、数本の飲料缶や瓶詰
飲料等をコンパクトに収納し、しかも持ち運びに便利な
取手付き包装具に関する。
【0002】
【従来の技術と考案の課題】飲料缶と同様の円柱状の瓶
詰め飲料を数個収納することができる包装具としては、
図13に示すものがある。
【0003】この包装具は、同図に示すように、折目線
を介して順次連設された前面上板91、上面板92、背
面板93、底面板94、前面下板95、枠板96および
連結板97を巻き込み、連結板97を背面板93の内面
に固着したものであり、枠板96に瓶詰め飲料Bを嵌め
込んだ後、前面上板91に連設された舌片91aを前面
下板95に形成した切目95aに差し込んで包装するよ
うになっている。このような包装具を用いて飲料缶や瓶
詰め飲料等を包装すると、個々の状態では取り扱いに困
る複数の飲料缶等を数個単位で取り扱うことができ、し
かも簡易包装であるため、飲料缶自体の出し入れも容易
に行なうことができる。
【0004】しかし、包装状態にあっては、通常角柱状
になるため、片手で持ちにくく、特に、缶ビール等のよ
うなある程度の重量を有する物を包装する場合、女性、
子供のように力のない者は片手で持つことができなくな
る。そこで、この考案の課題は、上記のように複数の飲
料缶等の取り扱いに便利な包装具を改良して、さらに持
ち運び易い形態にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案の取手付き包装具は、底板10の側縁に対
向する一対の側板20a、20bを折目線81a、81
bを介して連設し、この側板20a、20bの上端縁に
折目線82a、82bを介して上面板30a、30bを
連設し、一方の上面板30aの先端には折目線83を介
してその上面板30aの裏面に折り返される内上面板4
0を連設し、この内上面板40の先端には、側板20a
の裏面に折り重ねられた状態で側板20aの途中まで延
びる内側面板50を折目線84を介して連設し、この内
側面板50には、収納物品等の胴部が嵌め込まれる枠板
60を折目線85を介して連設し、この枠板60には、
他方の側板20bに折り重ねられる内側面板70を折目
線86を介して連設し、前記上面板30a、30bおよ
び内上面板40には、取手穴34a、34b、41を形
成し、上面板30bの先端には、舌片36bを折目線3
5bを介して連設し、前記折目線83上にはその舌片3
6bが差し込まれる切目42を形成する構成を採用した
のである。
【0006】
【作用】以上のように構成された取手付き包装具は、収
納物品Aを枠板60に嵌め込んだ状態で底板10上に並
べ、側板20a、20bを起立させて上面板30a、3
0bの先端同士を当接させる。そして、舌片36bを切
目42に挿入すると、取手が形成されると共に包装が完
了する。このとき、収納物品Aは枠板60によって位置
決めされ、取手を持って提げると、収納物品Aは、その
自重により極めて安定した状態で包装具内に固定され
る。
【0007】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1および図2に示すように、この包装具1は、6
本の缶ビールを包装するものである。
【0008】缶ビールAの直径と略同一幅で、6本の缶
ビールAを並べることのできる長さを有する底板10に
は、その長辺に折目線81a、81bを介して缶ビール
Aと略同一高さの側板20a、20bを連設し、この両
側板20a、20bの上端縁には、折目線82a、82
bを介して前記底板10と同一幅の上面板30a、30
bを連設してある。
【0009】この上面板30a、30bには、中央部に
設けた折目線31a、31bと、折目線82a、82b
を経由して折目線31a、31bの両端に至る切目32
a、32bとによって画された舌片33a、33bが形
成されており、この舌片33a、33bを内側に折り曲
げることにより取手穴34a、34bが形成されるよう
になっている。
【0010】一方の上面板30aには、折目線83、8
4、85、86を介して内上面板40、内側面板50、
枠板60および内側面板70が順次連設されている。
【0011】前記内上面板40は、上面板30aと同一
形状であり、上面板30aに折り重ねたときに、その取
手穴34aに一致する取手穴41が形成されている。
【0012】前記内側面板50は、側板20aの上端か
ら中央部付近にわたって折り重ねられるものであり、折
目線84まで延びる平行な切目52によって切り起し部
51が形成されている。この切り起し部51は、図5に
示すように、缶ビールAの上端面に載置するものであ
り、載置状態においてその先端縁が缶ビールAの上端部
に係合するような形状に切り欠かれている。
【0013】前記枠板60は、一列に並べた6個の缶ビ
ールAを全体として嵌め込む穴61を有するものであ
り、下方に折り曲げた内側面板70を他方の側板20b
に重ね合わせ、その先端を底板10に当接させることに
より水平に支持されるようになっている。なお、本実施
例の場合は、内側面板70を側板20bに貼着すること
により、さらに枠板60の支持安定性を高めた形態にな
っている。また、このように内側面板70を側板20b
に固着することにより、枠板60の長手方向のずれも防
止される。
【0014】他方の上面板30bの先端には、折目線3
5bを介して舌片36bが形成されており、この舌片3
6bを差し込むための切目42が折目線83上に形成さ
れている。また、この舌片36bは、図3および図4に
示すように、上面板30a、30bを互いに折り重ねた
ときに、切目32aを通って内側面板50と側板20a
との間に差し込むことができるような形状および位置に
形成されている。
【0015】以上のように構成された包装具1は、図1
に示すように、側板20a、20bを拡げた状態で枠板
60の穴61に缶ビールAを嵌め込み、図2および図3
に示すように、内上面板40を缶ビールAの上端に折り
重ねると共に上面板30aの上に上面板30bを折り重
ね、上述したように舌片36bを側板20bと内側面板
50との間に差し込むと、輸送用の包装体が出来上が
る。なお、舌片36bは、必ずしも側板20bと内側面
板50との間に差し込む必要はなく、折り重ねた上面板
30bをテープ止めすることにより包装体を形成しても
よい。流通段階においては、6本の缶ビールが簡易包装
されたこの包装体を外箱等に詰めて効率よく輸送するこ
とができる。
【0016】一方、販売店等で、この6本入りの缶ビー
ルを購入した一般消費者が持ち帰る場合には、上面板3
0a、30bおよび側板20a、20bを広げて内側面
板50の切り起し部51を起こして図5に示すように缶
ビールAの上に載せる。そして、図6に示すように、上
面板30a、30bの端縁同士を一致させ、切目42に
舌片36bを差し込み、舌片33a、33bを互いに内
側に折り曲げると、取手が出来上る。なお、この包装具
は、図7に示すように、折目線81bで折り畳むことが
できる。
【0017】図8乃至図12は他の実施例を示してい
る。この包装具2は、前記実施例と同様に、底板10の
両側縁に折目線81a、81bおよび82a、82bを
介して順次側板20a、20bおよび上面板30a、3
0bを連設したものであり、一方の上面板30aには、
折目線83、84a、85a、85b、84bを介して
順次内上面板40a、内側面板50a、枠板60、内側
面板50b、内上面板40bが連設されている。
【0018】前記内上面板40a、40bおよび内側面
板50a、50bは、それぞれ上面板30a、30bお
よび側板20a、20bに折り重ねられるようになって
おり、内上面板40aおよび内側面板50aは、上面板
30aおよび側板20aに貼着されている。但し、側板
20aと内側面板50aとは、その間に舌片36bが差
し込まれるため、差し込み代を確保しておく必要があ
る。
【0019】また、内上面板40aには、前実施例と同
様に取手穴41aおよび切目42aが形成されており、
反対側の内上面板40bにも取手穴34aに一致する取
手穴41bが形成されている。さらに、この取手付き包
装具2は、前実施例のように内側面板50aではなく、
反対側の内側面板50bに切目52bによって切り起し
部51bが形成されている。
【0020】以上のように、構成された包装具2は、図
9および図10に示すように、内上面板40a、40b
および内側面板50a、50bをそれぞれ上面板30
a、30bおよび側板20a、20bに重ね合わせた状
態で前実施例と同様に包装すると、枠板60が水平に支
持されると共にその長手方向にずれることがない。ま
た、前実施例と同様に取手を形成する際も、図11に示
すように、舌片33bを折り曲げた状態で差し込むこと
により、内上面板40bと上面板30bとが一体化さ
れ、枠板60のずれが防止される。
【0021】この包装具2も、図12に示すように、折
目線81bによって前実施例の場合と同様に折り畳むこ
とができる。なお、この包装具2は、側板20bおよび
上面板30bと内側面板50bおよび内上面板40bと
を貼着しているが、特に貼着しなくても枠板60の支持
安定性は十分に確保することができる。
【0022】
【効果】以上のように、この考案の包装体は、数本の飲
料缶等を簡易に包装することができ、しかも簡単に取手
を形成することができるので、非常に持ち運び易い。ま
た、流通段階においては、取手を折り畳んでコンパクト
な形状にすることができるので輸送効率もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る一実施例の包装前の状態を示す
斜視図
【図2】同上の包装途中の状態を示す斜視図
【図3】同上の包装完了状態を示す斜視図
【図4】同上の断面図
【図5】同上の取手の形成途中を示す斜視図
【図6】同上の取手を形成した状態を示す斜視図
【図7】同上の折り畳んだ状態を示す斜視図
【図8】他の実施例の包装前の状態を示す斜視図
【図9】同上の包装完了状態を示す斜視図
【図10】同上の断面図
【図11】同上の取手の形成途中を示す斜視図
【図12】同上の折り畳んだ状態を示す斜視図
【図13】従来例を示す一部切り欠き斜視図
【符号の説明】
1、2 取手付き包装具 10 底板 20a、20b 側板 30a、30b 上面板 31a、31b 折目線 32a、32b 切目 33a、33b 舌片 34a、34b、41、41a、41b 取手穴 35b 折目線 36b 舌片 40、40a、40b 内上面板 42、42a 切目 50、50a、50b、70 内側面板 51、51b 切り起し部 52、52b 切目 60 枠板 61 穴 81a、81b、82a、82b、83、84、84
a、84b 折目線 85、85a、85b、86 折目線 A 缶ビール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板10の側縁に対向する一対の側板2
    0a、20bを折目線81a、81bを介して連設し、
    この側板20a、20bの上端縁に折目線82a、82
    bを介して上面板30a、30bを連設し、一方の上面
    板30aの先端には折目線83を介してその上面板30
    aの裏面に折り返される内上面板40を連設し、この内
    上面板40の先端には、側板20aの裏面に折り重ねら
    れた状態で側板20aの途中まで延びる内側面板50を
    折目線84を介して連設し、この内側面板50には、収
    納物品等の胴部が嵌め込まれる枠板60を折目線85を
    介して連設し、この枠板60には、他方の側板20bに
    折り重ねられる内側面板70を折目線86を介して連設
    し、前記上面板30a、30bおよび内上面板40に
    は、取手穴34a、34b、41を形成し、上面板30
    bの先端には、舌片36bを折目線35bを介して連設
    し、前記折目線83上にはその舌片36bが差し込まれ
    る切目42を形成した取手付き包装具。
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JPH04135445U JPH04135445U (ja) 1992-12-16
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