JP2523878Y2 - 車載用ナビゲーション装置 - Google Patents
車載用ナビゲーション装置Info
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- JP2523878Y2 JP2523878Y2 JP5162491U JP5162491U JP2523878Y2 JP 2523878 Y2 JP2523878 Y2 JP 2523878Y2 JP 5162491 U JP5162491 U JP 5162491U JP 5162491 U JP5162491 U JP 5162491U JP 2523878 Y2 JP2523878 Y2 JP 2523878Y2
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- Japan
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- map
- vehicle
- display
- displayed
- monitor
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、車載用ナビゲーショ
ン装置に関し、特に表示地図の変化時の表示を改良した
車載用ナビゲーション装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】近年、コンピュータによる信号処理によ
り自車位置を地図とともにモニタ上に表示させる車載用
ナビゲーション装置が注目を集め、実用化されている。
従来の車載用ナビゲーションシステムにおいては、地図
データを予めＣＤＲＯＭディスクに記憶させておき、現
在表示すべき地図に相当する地図データをこのＲＡＭか
ら読み出して、ＶＲＡＭに記憶し、ＶＲＡＭから読み出
した地図データに基づいて地図がモニタ上に表示され
る。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】上述のように、従来の
車載用ナビゲーションシステムでは、ＣＤＲＯＭに格納
されている地図データのうち、現在の表示範囲の地図デ
ータを読み出し表示している。そして、自車が移動し、
他の範囲の地図データの表示が必要になったときには、
ＣＤＲＯＭディスクから、次に必要な地図データを読み
出し、ＶＲＡＭに描画する（書き込む）。ＶＲＡＭから
読み出した地図データは、モニタに送出され、表示され
る。この一連の処理、作業の間、地図上で自車の位置を
示す自車マークは、モニタ画面上で静止位置にあり、地
図が切り換わっても、そのまま表示地図上に現れる。し
たがって、モニタ表示画面が新たな地図画面に切り換っ
たときに自車マークの確認が困難となり、確認に神経を
集中してしまうと、運転中には事故につながりかねない
という問題があった。 【０００４】そこで、この考案の目的は、モニタ上の表
示地図の表示切り換え時における自車位置の確認を容易
とする車載用ナビゲーション装置を提供することにあ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、この考案による車載用ナビゲーション装置は、地図
データベースが格納されているメモリから読み出した地
図データに基づいて前記地図と自車位置データに基づく
自車位置マークとをモニタ画面上に表示する車載用ナビ
ゲーション装置において、前記自車位置が前記モニタ画
面上に表示する地図の端部近傍にあるか否かを判断し、
他の地図に切り換え表示すべきか否かを判断する判断手
段と、この判断手段により切り換え表示すべきであると
判断されたとき、前記他の地図への表示切り換えの前後
の所定時間、前記自車位置マークを所定時間点滅表示さ
せる制御手段と、を備えて構成される。 【０００６】 【作用】この考案では、自車位置に基づいてモニタに表
示される地図を切り換え、更新すべきか否かを判断し、
更新すべきときには、現在表示地図端部位置にある自車
位置マークの表示を所定時間点滅し、新しい地図を表示
することにより、表示地図の切り換えの際に自車位置の
迅速な確認を可能とする。 【０００７】 【実施例】次に、この考案について図面を参照しながら
説明する。図１は、この考案による車載用ナビゲーショ
ン装置の一実施例を示す構成ブロック図である。車に取
り付けられているアンテナＡＮＴで受信した各種データ
（衛星等からのデータ）に基づいて、位置検出装置１０
は自車位置を検出し、検出された自車位置データを信号
処理装置（ＣＰＵ）１に送出する。ＣＤＲＯＭディスク
９には、地図データ情報が地図データベースとして格納
されている。ＣＤＲＯＭプレーヤ８は、ＣＤＲＯＭディ
スク９を再生して所望の地図データを読み出してＣＰＵ
１に送出する。 【０００８】ＣＰＵ１は、ＣＤプレーヤ８に対して表示
すべき地図の地図データをＣＤＲＯＭディスク９から読
み出すような制御信号を送出する。こうして読み出され
た地図データは、制御装置２を介してＶＲＡＭ３に記憶
させる。ＶＲＡＭ３から読み出された地図データは、モ
ニタ４に送られ、表示される。制御装置２は、ＣＰＵ１
の制御を受けて、モニタ４への表示を制御するものであ
る。タイマー７は、後述するような表示制御を行う時間
を設定するタイマーである。また、ＲＡＭ６は、ＣＰＵ
１による信号処理に伴い、必要な地図画像データを一時
記憶する作業用メモリであり、ＲＯＭ５は、ＣＰＵ１に
おける処理手順プログラムを格納するメモリである。 【０００９】さて、この実施例におけるモニタ４上に表
示される地図および自車位置マークの変化は、図２のＡ
〜Ｅに示されている。図中、矢印部分が自車位置マーク
を示す。モニタ表示画面Ａでは、左下にある自車位置マ
ークは、所定時間経過後、Ｂのように右側位置に至り、
右端近傍に達すると（図２のＣ）、自車位置マークの点
滅を開始させ、次に表示すべき新しい地図データをＣＤ
ＲＯＭ９から読み込む。ＣＤＲＯＭプレーヤ８を介して
読み出した新しい地図データをＶＲＡＭ３に記録し、モ
ニタ上に表示させ、Ｄに示す如く、点滅開始から所定時
間（例えば、５秒間）経過するまで、自車位置マークを
点滅させ、５秒経過後はＥに示す如く、点滅を停止さ
せ、新地図についての通常の表示を行う。この自車位置
マークの点滅時間（５秒間）の制御が図１におけるタイ
マー７で行われる。 【００１０】図３には、上記実施例における動作処理手
順を示すフローチャートが示されている。先ず、ステッ
プＳ１において、システムの初期化が行われた後、位置
検出装置１０からの自車の現在位置データを取り込む
（ステップＳ２）。必要な地図を選択して（ステップＳ
３）、当該地図データをＣＤＲＯＭプレーヤ８を介して
ＣＤＲＯＭディスク９から読み込み（ステップＳ４）、
ステップＳ５において、読み込んだ地データをＶＲＡＭ
３に描画する（書き込む）。その後、位置検出装置１０
からの現在位置データを取り込み（ステップＳ６）、モ
ニタ上の表示地図の自車位置マークの座標を計算し（ス
テップＳ７）、得られた自車位置の座標に基づいて、モ
ニタ表示地図が現在の地図のままで良いか否か、つまり
地図を取り換えるべきか否かを判断する（ステップＳ
８）。現在の表示地図で良いと判断されれば、自車位置
マークをそのまま表示させて（ステップＳ９）、ステッ
プＳ６の処理に戻る。ステップＳ８において、新しい地
図への表示切換が必要と判断されると、自車位置マーク
の点滅を開始し（ステップＳ１０）、新しい地図に関す
る地図のデータをＣＤＲＯＭディスク９から読み込み
（ステップＳ１１）、当該読み込んだ地図データをＶＲ
ＡＭ３に描画する（ステップＳ１２）。同時にタイマー
７を動作させて、５秒間のタイマー設定をスタートさせ
（ステップＳ１３）、再び、ステップＳ６の自車の現在
位置を取り込む処理に戻る。上記タイマー動作時（自車
位置マークの点滅表示）に、割込み動作させるときに
は、タイマーストップ割込み操作が考えられると（ステ
ップＳ１４）、自車位置マークの点滅を終了させる（ス
テップＳ１５）こともできる。 【００１１】 【考案の効果】以上説明したように、この考案による車
載用ナビゲーション装置は、自車位置に基づいてモニタ
に表示される地図を更新すべきか否かを判断し、更新す
べきときには、現在表示地図端部位置にある自車位置マ
ークの表示を所定時間点滅し、新しい地図を表示するよ
うにしているので、表示地図の切り換えの際に自車位置
の迅速な確認が可能となり、車運転時の安全性が向上さ
れる。
ン装置に関し、特に表示地図の変化時の表示を改良した
車載用ナビゲーション装置に関する。 【０００２】 【従来の技術】近年、コンピュータによる信号処理によ
り自車位置を地図とともにモニタ上に表示させる車載用
ナビゲーション装置が注目を集め、実用化されている。
従来の車載用ナビゲーションシステムにおいては、地図
データを予めＣＤＲＯＭディスクに記憶させておき、現
在表示すべき地図に相当する地図データをこのＲＡＭか
ら読み出して、ＶＲＡＭに記憶し、ＶＲＡＭから読み出
した地図データに基づいて地図がモニタ上に表示され
る。 【０００３】 【考案が解決しようとする課題】上述のように、従来の
車載用ナビゲーションシステムでは、ＣＤＲＯＭに格納
されている地図データのうち、現在の表示範囲の地図デ
ータを読み出し表示している。そして、自車が移動し、
他の範囲の地図データの表示が必要になったときには、
ＣＤＲＯＭディスクから、次に必要な地図データを読み
出し、ＶＲＡＭに描画する（書き込む）。ＶＲＡＭから
読み出した地図データは、モニタに送出され、表示され
る。この一連の処理、作業の間、地図上で自車の位置を
示す自車マークは、モニタ画面上で静止位置にあり、地
図が切り換わっても、そのまま表示地図上に現れる。し
たがって、モニタ表示画面が新たな地図画面に切り換っ
たときに自車マークの確認が困難となり、確認に神経を
集中してしまうと、運転中には事故につながりかねない
という問題があった。 【０００４】そこで、この考案の目的は、モニタ上の表
示地図の表示切り換え時における自車位置の確認を容易
とする車載用ナビゲーション装置を提供することにあ
る。 【０００５】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、この考案による車載用ナビゲーション装置は、地図
データベースが格納されているメモリから読み出した地
図データに基づいて前記地図と自車位置データに基づく
自車位置マークとをモニタ画面上に表示する車載用ナビ
ゲーション装置において、前記自車位置が前記モニタ画
面上に表示する地図の端部近傍にあるか否かを判断し、
他の地図に切り換え表示すべきか否かを判断する判断手
段と、この判断手段により切り換え表示すべきであると
判断されたとき、前記他の地図への表示切り換えの前後
の所定時間、前記自車位置マークを所定時間点滅表示さ
せる制御手段と、を備えて構成される。 【０００６】 【作用】この考案では、自車位置に基づいてモニタに表
示される地図を切り換え、更新すべきか否かを判断し、
更新すべきときには、現在表示地図端部位置にある自車
位置マークの表示を所定時間点滅し、新しい地図を表示
することにより、表示地図の切り換えの際に自車位置の
迅速な確認を可能とする。 【０００７】 【実施例】次に、この考案について図面を参照しながら
説明する。図１は、この考案による車載用ナビゲーショ
ン装置の一実施例を示す構成ブロック図である。車に取
り付けられているアンテナＡＮＴで受信した各種データ
（衛星等からのデータ）に基づいて、位置検出装置１０
は自車位置を検出し、検出された自車位置データを信号
処理装置（ＣＰＵ）１に送出する。ＣＤＲＯＭディスク
９には、地図データ情報が地図データベースとして格納
されている。ＣＤＲＯＭプレーヤ８は、ＣＤＲＯＭディ
スク９を再生して所望の地図データを読み出してＣＰＵ
１に送出する。 【０００８】ＣＰＵ１は、ＣＤプレーヤ８に対して表示
すべき地図の地図データをＣＤＲＯＭディスク９から読
み出すような制御信号を送出する。こうして読み出され
た地図データは、制御装置２を介してＶＲＡＭ３に記憶
させる。ＶＲＡＭ３から読み出された地図データは、モ
ニタ４に送られ、表示される。制御装置２は、ＣＰＵ１
の制御を受けて、モニタ４への表示を制御するものであ
る。タイマー７は、後述するような表示制御を行う時間
を設定するタイマーである。また、ＲＡＭ６は、ＣＰＵ
１による信号処理に伴い、必要な地図画像データを一時
記憶する作業用メモリであり、ＲＯＭ５は、ＣＰＵ１に
おける処理手順プログラムを格納するメモリである。 【０００９】さて、この実施例におけるモニタ４上に表
示される地図および自車位置マークの変化は、図２のＡ
〜Ｅに示されている。図中、矢印部分が自車位置マーク
を示す。モニタ表示画面Ａでは、左下にある自車位置マ
ークは、所定時間経過後、Ｂのように右側位置に至り、
右端近傍に達すると（図２のＣ）、自車位置マークの点
滅を開始させ、次に表示すべき新しい地図データをＣＤ
ＲＯＭ９から読み込む。ＣＤＲＯＭプレーヤ８を介して
読み出した新しい地図データをＶＲＡＭ３に記録し、モ
ニタ上に表示させ、Ｄに示す如く、点滅開始から所定時
間（例えば、５秒間）経過するまで、自車位置マークを
点滅させ、５秒経過後はＥに示す如く、点滅を停止さ
せ、新地図についての通常の表示を行う。この自車位置
マークの点滅時間（５秒間）の制御が図１におけるタイ
マー７で行われる。 【００１０】図３には、上記実施例における動作処理手
順を示すフローチャートが示されている。先ず、ステッ
プＳ１において、システムの初期化が行われた後、位置
検出装置１０からの自車の現在位置データを取り込む
（ステップＳ２）。必要な地図を選択して（ステップＳ
３）、当該地図データをＣＤＲＯＭプレーヤ８を介して
ＣＤＲＯＭディスク９から読み込み（ステップＳ４）、
ステップＳ５において、読み込んだ地データをＶＲＡＭ
３に描画する（書き込む）。その後、位置検出装置１０
からの現在位置データを取り込み（ステップＳ６）、モ
ニタ上の表示地図の自車位置マークの座標を計算し（ス
テップＳ７）、得られた自車位置の座標に基づいて、モ
ニタ表示地図が現在の地図のままで良いか否か、つまり
地図を取り換えるべきか否かを判断する（ステップＳ
８）。現在の表示地図で良いと判断されれば、自車位置
マークをそのまま表示させて（ステップＳ９）、ステッ
プＳ６の処理に戻る。ステップＳ８において、新しい地
図への表示切換が必要と判断されると、自車位置マーク
の点滅を開始し（ステップＳ１０）、新しい地図に関す
る地図のデータをＣＤＲＯＭディスク９から読み込み
（ステップＳ１１）、当該読み込んだ地図データをＶＲ
ＡＭ３に描画する（ステップＳ１２）。同時にタイマー
７を動作させて、５秒間のタイマー設定をスタートさせ
（ステップＳ１３）、再び、ステップＳ６の自車の現在
位置を取り込む処理に戻る。上記タイマー動作時（自車
位置マークの点滅表示）に、割込み動作させるときに
は、タイマーストップ割込み操作が考えられると（ステ
ップＳ１４）、自車位置マークの点滅を終了させる（ス
テップＳ１５）こともできる。 【００１１】 【考案の効果】以上説明したように、この考案による車
載用ナビゲーション装置は、自車位置に基づいてモニタ
に表示される地図を更新すべきか否かを判断し、更新す
べきときには、現在表示地図端部位置にある自車位置マ
ークの表示を所定時間点滅し、新しい地図を表示するよ
うにしているので、表示地図の切り換えの際に自車位置
の迅速な確認が可能となり、車運転時の安全性が向上さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この考案による車載用ナビゲーション装置の一
実施例を示す構成ブロック図である。 【図２】この考案による実施例におけるモニタ表示画面
の変化を示す図である。 【図３】この考案による実施例における動作処理手順を
示すフローチャートである。 【符号の説明】 １ 信号処理装置（ＣＰＵ） ２ 制
御装置（ＣＲＴＣ） ３ ＶＲＡＭ ４ モ
ニタ ５ ＲＯＭ ６ Ｒ
ＡＭ ７ タイマー ８ Ｃ
ＤＲＯＭプレーヤ ９ ＣＤＲＯＭディスク １０ 位
置検出装置
実施例を示す構成ブロック図である。 【図２】この考案による実施例におけるモニタ表示画面
の変化を示す図である。 【図３】この考案による実施例における動作処理手順を
示すフローチャートである。 【符号の説明】 １ 信号処理装置（ＣＰＵ） ２ 制
御装置（ＣＲＴＣ） ３ ＶＲＡＭ ４ モ
ニタ ５ ＲＯＭ ６ Ｒ
ＡＭ ７ タイマー ８ Ｃ
ＤＲＯＭプレーヤ ９ ＣＤＲＯＭディスク １０ 位
置検出装置
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 地図データベースが格納されているメモリから読み出し
た地図データに基づいて前記地図と自車位置データに基
づく自車位置マークとをモニタ画面上に表示する車載用
ナビゲーション装置において、前記自車位置が前記モニ
タ画面上に表示する地図の端部近傍にあるか否かを判断
し、他の地図に切り換え表示すべきか否かを判断する判
断手段と、この判断手段により切り換え表示すべきであ
ると判断されたとき、前記他の地図への表示切り換えの
前後の所定時間、前記自車位置マークを所定時間点滅表
示させる制御手段と、を備えて成ることを特徴とする車
載用ナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162491U JP2523878Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 車載用ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162491U JP2523878Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 車載用ナビゲーション装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04135769U JPH04135769U (ja) | 1992-12-17 |
| JP2523878Y2 true JP2523878Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31928486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5162491U Expired - Lifetime JP2523878Y2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 車載用ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523878Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109901591A (zh) * | 2019-04-02 | 2019-06-18 | 天津清智科技有限公司 | 一种无人驾驶车辆多地图路径选择控制系统及方法 |
-
1991
- 1991-06-07 JP JP5162491U patent/JP2523878Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04135769U (ja) | 1992-12-17 |
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