JP2627347B2 - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents
車両用ナビゲーション装置Info
- Publication number
- JP2627347B2 JP2627347B2 JP2052831A JP5283190A JP2627347B2 JP 2627347 B2 JP2627347 B2 JP 2627347B2 JP 2052831 A JP2052831 A JP 2052831A JP 5283190 A JP5283190 A JP 5283190A JP 2627347 B2 JP2627347 B2 JP 2627347B2
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- Navigation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、測位手段としてGPS（Global Positionin
g System）受信機を用い、現在位置や走行軌跡などの測
位結果に基づく情報を表示部に表示する車両用ナビゲー
ション装置に関するものである。
g System）受信機を用い、現在位置や走行軌跡などの測
位結果に基づく情報を表示部に表示する車両用ナビゲー
ション装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、この種の車両用ナビゲーション装置において
は、GPS受信機による測位結果に基づいた現在位置や走
行軌跡などの情報を、表示部の表示画面上に表示した地
図上に所定のマーカー、所定の輝線を用いる表示形態で
表示している。
は、GPS受信機による測位結果に基づいた現在位置や走
行軌跡などの情報を、表示部の表示画面上に表示した地
図上に所定のマーカー、所定の輝線を用いる表示形態で
表示している。
ところで、人工衛星からの電波を受信することのでき
ないビルの谷間やトンネルなどを車両が通過する場合、
GPS受信機は、測位が不可能な状態になる。
ないビルの谷間やトンネルなどを車両が通過する場合、
GPS受信機は、測位が不可能な状態になる。
このような場合、表示部に測位できた最終現在位置を
同一の表示形態で表示し続けることになる。
同一の表示形態で表示し続けることになる。
従来の車両用ナビゲーション装置においては、GPS受
信機が人工衛星からの電波を受信できずに測位が不可能
な状態になった場合、表示部に測位できた最終現在位置
を同一の表示形態で表示し続けるので、利用者は表示部
の現在位置の表示が停止していることに気付きにくいた
め、実際の走行位置を見誤ることがあり、利用者に対し
て必ずしも適切な（充分な）走行ガイドを与えることが
できないという不都合があった。
信機が人工衛星からの電波を受信できずに測位が不可能
な状態になった場合、表示部に測位できた最終現在位置
を同一の表示形態で表示し続けるので、利用者は表示部
の現在位置の表示が停止していることに気付きにくいた
め、実際の走行位置を見誤ることがあり、利用者に対し
て必ずしも適切な（充分な）走行ガイドを与えることが
できないという不都合があった。
特に、この種の車両用ナビゲーション装置は比較的小
さな表示画面の表示部を用いているため、車両が通常の
走行速度で走行している場合、表示部の現在位置を表示
する表示点が移動しても、即座に表示点の移動を認識す
ることができず、かなりの時間が経過してから実際の走
行位置と表示部に表示された現在位置の相違に気付くこ
とになる。
さな表示画面の表示部を用いているため、車両が通常の
走行速度で走行している場合、表示部の現在位置を表示
する表示点が移動しても、即座に表示点の移動を認識す
ることができず、かなりの時間が経過してから実際の走
行位置と表示部に表示された現在位置の相違に気付くこ
とになる。
この発明は、上記したような不都合を解消するために
なされたもので、表示部の現在位置の表示状態の変化に
基づいて現在位置の移動が停止したことを即座に確認す
ることができ、実際に走行している現在位置を誤認する
ことの防止できる車両用ナビゲーション装置を提供する
ものである。
なされたもので、表示部の現在位置の表示状態の変化に
基づいて現在位置の移動が停止したことを即座に確認す
ることができ、実際に走行している現在位置を誤認する
ことの防止できる車両用ナビゲーション装置を提供する
ものである。
この発明にかかる車両用ナビゲーション装置は、GPS
受信機が人工衛星からの電波を受信できずに測位が不可
能になった場合、測位できた最終現在地を走行軌跡の表
示形態と異ならせて表示するものである。
受信機が人工衛星からの電波を受信できずに測位が不可
能になった場合、測位できた最終現在地を走行軌跡の表
示形態と異ならせて表示するものである。
この発明にかかる車両用ナビゲーション装置は、GPS
受信機が人工衛星からの電波を受信できずに測位が不可
能になった場合、測位できた最終現在地を走行軌跡の表
示形態と異ならせて表示する。
受信機が人工衛星からの電波を受信できずに測位が不可
能になった場合、測位できた最終現在地を走行軌跡の表
示形態と異ならせて表示する。
したがって、表示形態の変化に基づいて現在位置の移
動が停止したことを即座に確認することができ、実際に
走行している現在位置を誤認することを防止できる。
動が停止したことを即座に確認することができ、実際に
走行している現在位置を誤認することを防止できる。
さらに、今まで表示されている走行軌跡と最終現在位
置とが区別され、利用者は最後に測位された地点を見極
めることにより車両の現在位置を大まかに推測すること
ができる。
置とが区別され、利用者は最後に測位された地点を見極
めることにより車両の現在位置を大まかに推測すること
ができる。
以下、この発明の実施例を図に基づいて説明する。
第１図はこの発明の一実施例による車両用ナビゲーシ
ョン装置の構成を示すブロック図であり、１はMPUを示
し、ROM2に格納されているシステムプログラムを実行す
ることにより、RAM3をワークエリアなどとして必要な各
種の機能を実現するものである。
ョン装置の構成を示すブロック図であり、１はMPUを示
し、ROM2に格納されているシステムプログラムを実行す
ることにより、RAM3をワークエリアなどとして必要な各
種の機能を実現するものである。
そして、MPU1〜RAM3で構成されるマイクロコンピュー
タにより、車両用ナビゲーション装置は制御される。
タにより、車両用ナビゲーション装置は制御される。
４は必要な入力を与えるためのテンキー、ファンクシ
ョンキー、タッチパネルなどを備えた操作部、５はCRT7
の表示画面上に表示する１画面分の画像データを記憶す
るビデオRAMを示し、このビデオRAM5が記憶した画面デ
ータは、MPU1の作用によってCRTコントローラ６に送出
され、CRTコントローラ６に接続されたCRT7の表示画面
上に地図が表示される。
ョンキー、タッチパネルなどを備えた操作部、５はCRT7
の表示画面上に表示する１画面分の画像データを記憶す
るビデオRAMを示し、このビデオRAM5が記憶した画面デ
ータは、MPU1の作用によってCRTコントローラ６に送出
され、CRTコントローラ６に接続されたCRT7の表示画面
上に地図が表示される。
８はGPS受信機を示し、周知のように、複数の人工衛
星からの電波を受信して測位を行なうものであり、現在
位置を測位するためには少なくとも３個以上の人工衛星
からの電波を受信する必要がある。
星からの電波を受信して測位を行なうものであり、現在
位置を測位するためには少なくとも３個以上の人工衛星
からの電波を受信する必要がある。
なお、このGPS受信機８で測位された現在位置のデー
タは、磁系列的に記憶保持され、この記憶保持したデー
タに基づいて走行軌跡をCRT7の表示画面上に表示した地
図上に表示することができる。
タは、磁系列的に記憶保持され、この記憶保持したデー
タに基づいて走行軌跡をCRT7の表示画面上に表示した地
図上に表示することができる。
９はCRT7の表示画面上に表示す地図データを記憶して
いるCD−ROMを示し、MPU1の作用によって適宜に編集し
た地図データをビデオRAM5に送出する。
いるCD−ROMを示し、MPU1の作用によって適宜に編集し
た地図データをビデオRAM5に送出する。
10はシステムバスを示し、MPU1〜CRTコントローラ
６、GPS受信機８およびCD−ROM9が接続されている。
６、GPS受信機８およびCD−ROM9が接続されている。
第２図は動作を説明するためのフローチャートであ
り、ST1〜ST5は各ステップを示す。
り、ST1〜ST5は各ステップを示す。
第３図は表示形態を変化させる一例を示す説明図であ
り、7aはCRT7の表示画面、9aは表示画面7a上に表示され
た地図、11は点滅点で示される測位できた最終現在位
置、12は測位した現在位置に基づく走行軌跡、13は連続
点灯する輝点で示される再度測位可能になった地点の新
たな現在位置、14は測位が不可能であった測位不能区間
を示す。
り、7aはCRT7の表示画面、9aは表示画面7a上に表示され
た地図、11は点滅点で示される測位できた最終現在位
置、12は測位した現在位置に基づく走行軌跡、13は連続
点灯する輝点で示される再度測位可能になった地点の新
たな現在位置、14は測位が不可能であった測位不能区間
を示す。
次に、動作について説明する。
まず、CRT7の表示画面7a上に地図9aを表示した状態
で、この地図9a上に現在位置および走行軌跡を表示する
処理を開始すると、電波を受信できる人工衛星が３つ以
上であるかを判定し（ステップST1）、人工衛星が３つ
以上であれば、第３図に示すように、現在位置を新たな
現在位置13のように連続点灯する輝点として表示すると
ともに、この現在位置データを記憶保持したデータに基
づいて走行軌跡12として表示する（ステップST2）。
で、この地図9a上に現在位置および走行軌跡を表示する
処理を開始すると、電波を受信できる人工衛星が３つ以
上であるかを判定し（ステップST1）、人工衛星が３つ
以上であれば、第３図に示すように、現在位置を新たな
現在位置13のように連続点灯する輝点として表示すると
ともに、この現在位置データを記憶保持したデータに基
づいて走行軌跡12として表示する（ステップST2）。
また、ステップST1の判定で電波を受信できる人工衛
星が３つ未満であれば、車両がビルの谷間やトンネルな
どを通過している状態なので、第３図に示すように、測
位できた最終現在位置11を点滅点として表示させた後
（ステップST3）、電波を受信できる人工衛星が３つ以
上であるかを判定する（ステップST4）。
星が３つ未満であれば、車両がビルの谷間やトンネルな
どを通過している状態なので、第３図に示すように、測
位できた最終現在位置11を点滅点として表示させた後
（ステップST3）、電波を受信できる人工衛星が３つ以
上であるかを判定する（ステップST4）。
そして、ステップST4の判定で、電波を受信できる人
工衛星が３つ未満であれば、ステップST3に進み、電波
を受信できる人工衛星が３つ以上であれば、測位ができ
るので、測位が再開された地点を、第３図に示すよう
に、新たな現在位置13として表示するとともに、この現
在位置データを記憶保持したデータに基づいて走行軌跡
を走行軌跡12のように表示する（ステップST5）。
工衛星が３つ未満であれば、ステップST3に進み、電波
を受信できる人工衛星が３つ以上であれば、測位ができ
るので、測位が再開された地点を、第３図に示すよう
に、新たな現在位置13として表示するとともに、この現
在位置データを記憶保持したデータに基づいて走行軌跡
を走行軌跡12のように表示する（ステップST5）。
なお、ステップST2,ST5の後はステップST1に進む。
したがって、この実施例によれば、GPS受信機による
測位が不可能な状態になった場合、CRT7の表示画面7a上
に表示させた地図9a上に測位できた最終現在位置11を連
続点灯状態から点滅状態に変化させて表示するので、利
用者は表示画面7aの現在位置の表示状態の変化に基づい
て現在位置の移動が停止したことを即座に確認すること
ができ、実際に走行している現在位置を誤認することが
防止できる。
測位が不可能な状態になった場合、CRT7の表示画面7a上
に表示させた地図9a上に測位できた最終現在位置11を連
続点灯状態から点滅状態に変化させて表示するので、利
用者は表示画面7aの現在位置の表示状態の変化に基づい
て現在位置の移動が停止したことを即座に確認すること
ができ、実際に走行している現在位置を誤認することが
防止できる。
なお、上記した実施例では、表示形態を連続点灯状態
か点滅状態に変化させる例で説明したが、表示の色を変
化させたり、輝度を変化させてもよいことは言うまでも
ない。
か点滅状態に変化させる例で説明したが、表示の色を変
化させたり、輝度を変化させてもよいことは言うまでも
ない。
以上のように、この発明によれば、GPS受信機が人工
衛星からの電波を受信できずに測位が不可能な状態にな
った場合、測位できた最終現在位置を走行軌跡の表示形
態と異ならせて表示する構成としたので、実際に走行し
ている現在位置を誤認することを防止できるばかりでな
く、今まで表示されている走行軌跡と最終現在位置とが
区別され、利用者は最後に測位された地点を見極めるこ
とにより車両の現在位置を大まかに推測することができ
る。
衛星からの電波を受信できずに測位が不可能な状態にな
った場合、測位できた最終現在位置を走行軌跡の表示形
態と異ならせて表示する構成としたので、実際に走行し
ている現在位置を誤認することを防止できるばかりでな
く、今まで表示されている走行軌跡と最終現在位置とが
区別され、利用者は最後に測位された地点を見極めるこ
とにより車両の現在位置を大まかに推測することができ
る。
第１図はこの発明の一実施例による車両用ナビゲーショ
ン装置の構成を示すブロック図、 第２図は動作を説明するためのフローチャート、 第３図は表示形態を変化させる一例を示す説明図であ
る。 １……MPU、２……ROM、３……RAM、４……操作部、５
……ビデオRAM、６……CRTコントローラ、７……CRT、
８……GPS受信機、９……CD−ROM、11……最終現在位
置、12……走行軌跡、13……新たな現在位置、14……測
位不能区間。
ン装置の構成を示すブロック図、 第２図は動作を説明するためのフローチャート、 第３図は表示形態を変化させる一例を示す説明図であ
る。 １……MPU、２……ROM、３……RAM、４……操作部、５
……ビデオRAM、６……CRTコントローラ、７……CRT、
８……GPS受信機、９……CD−ROM、11……最終現在位
置、12……走行軌跡、13……新たな現在位置、14……測
位不能区間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−131714（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−6313（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−255310（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−226610（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−60414（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−67887（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】測位手段としてGPS受信機を用い、測位結
果に基づく車両の走行軌跡を所定の表示形態で表示部に
表示する車両用ナビゲーション装置において、 前記GPS受信機が人工衛星からの電波を受信できずに測
位が不可能な状態になった場合、測位できた最終現在位
置を、前記走行軌跡の表示形態と異ならせて表示するこ
とを特徴とする車両用ナビゲーション装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2052831A JP2627347B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 車両用ナビゲーション装置 |
| EP91103291A EP0450325B1 (en) | 1990-03-06 | 1991-03-05 | Navigation apparatus for vehicles |
| DE69126630T DE69126630T2 (de) | 1990-03-06 | 1991-03-05 | Navigationsgerät für Fahrzeuge |
| US08/352,816 US5598339A (en) | 1990-03-06 | 1994-12-01 | Navigation apparatus for vehicles |
| US08/786,442 US5752219A (en) | 1990-03-06 | 1997-01-21 | Navigation apparatus for vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2052831A JP2627347B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 車両用ナビゲーション装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3282096A Division JP2891919B2 (ja) | 1996-01-26 | 1996-01-26 | 車両用ナビゲーション装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03255311A JPH03255311A (ja) | 1991-11-14 |
| JP2627347B2 true JP2627347B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=12925790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2052831A Expired - Fee Related JP2627347B2 (ja) | 1990-03-06 | 1990-03-06 | 車両用ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2627347B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH064685U (ja) * | 1992-06-25 | 1994-01-21 | 株式会社ケンウッド | 衛星航法表示装置 |
| JP5176440B2 (ja) * | 2007-09-04 | 2013-04-03 | ソニー株式会社 | 移動情報表示装置、移動情報表示方法、及びプログラム |
| JP5587810B2 (ja) * | 2010-06-01 | 2014-09-10 | 日本光電工業株式会社 | 患者位置表示システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2885849B2 (ja) * | 1989-10-17 | 1999-04-26 | マツダ株式会社 | 車両の走行誘導装置 |
-
1990
- 1990-03-06 JP JP2052831A patent/JP2627347B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03255311A (ja) | 1991-11-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |