JP2523867B2 - ワイヤレスマイクロホン - Google Patents

ワイヤレスマイクロホン

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JP2523867B2
JP2523867B2 JP1099427A JP9942789A JP2523867B2 JP 2523867 B2 JP2523867 B2 JP 2523867B2 JP 1099427 A JP1099427 A JP 1099427A JP 9942789 A JP9942789 A JP 9942789A JP 2523867 B2 JP2523867 B2 JP 2523867B2
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JP
Japan
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head case
main body
case
antenna
ring
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英明 石川
良隆 藤田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、学校、ホテル宴会場、ホール、劇場等で使
用するワイヤレスマイクロホン、特にそのボディアンテ
ナ装置に関する。
従来の技術 従来、この種のワイヤレスマイクロホンとしては、第
2図(a)、(b)に示す構成が知られている。第2図
(a)、(b)において、21はヘッドケースであり、ボ
ディアンテナのホット側エレメントとなる。22は本体ケ
ースであり、アンテナのアースエレメントとして動作す
る。23はヘッドケース21と本体ケース22を電気的に絶縁
して連結する絶縁リングである。この絶縁リング23は両
側の小径部にねじ24、25が形成され、各ねじ24と25にヘ
ッドケース21の基部内周に形成されたねじ26と本体ケー
ス22の先端部内周に形成されたねじ27がそれぞれ螺合さ
れ、ヘッドケース21の基端と本体ケース22の先端が絶縁
リング23の大径の段部に当接した状態で互いに連結され
ている。28は本体ケース22内に納められた本体送信部、
29は給電用の同軸ケーブルであり、この同軸ケーブル29
により本体送信部28とヘッドケース21および本体送信部
28と本体ケース22とがそれぞれ接続されている。30はヘ
ッドケース21内に納められるマイクロホンユニットであ
る。なお、図示していないが、本体ケース22はアース金
具等により本体送信部28のアースに接続されている。
次に上記従来例の動作について説明する。
送信部28から高周波電力波を発振し、同軸ケーブル29
によりヘッドケース21および本体ケース22に給電し、ヘ
ッドケース21をホットアンテナエレメント、本体ケース
22をアース側アンテナエレメントとして動作させ、電波
を発射させることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のワイヤレスマイクロホンの
ボディアンテナ装置では、給電部の構造が複雑であり、
信頼度に劣るばかりでなく、組立効率が悪い。また、ア
ンテナのマッチングがボディ形状で決まってしまい、ま
た、ボディを持つ手の影響により使用周波数でアンテナ
効率に劣るなどの課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであ
り、構造を簡素化して組立効率等の向上を図ることがで
き、また、ボディの形状に影響を受けることなく、良好
なマッチングを取ることができ、アンテナ効率を向上さ
せ、送信部の省電力化を図ることができるようにしたワ
イヤレスマイクロホンを提供することを目的とするもの
である。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、アンテナのホット側とな
る金属製ヘッドケースと、アンテナのアース側となる本
体金属ボディと、前記ヘッドケースと前記ボディとの間
に挟着され、導電を遮断する絶縁リングと、送信部給電
ケーブルに接続するリング状の電極とを備え、前記リン
グ状の電極は前記金属ヘッドケースと容量結合をなすよ
うに、前記絶縁リングを介して前記金属ヘッドケースと
対向する位置に配置するものである。
作用 本発明は、上記のような構成により次のような作用を
有する。
電極によりヘッドケースに対する容量結合を行ってい
るので、ヘッドケースに対して送信部からの給電ケーブ
ルを直接接続する必要をなくすことができる。また、電
極の形状により容量をコントロールすることができるの
で、良好なマッチングを取ることができ、手持ちの影響
を少なくすることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図(a)ないし(c)は本発明の一実施例におけ
るワイヤレスマイクロホンを示し、第1図(a)は一部
分解斜視図、第1図(b)は組立後の一部破断側面図、
第1図(c)は第1図(b)のIc部の拡大図である。
第1図(a)ないし(c)において、1はヘッドケー
ブルであり、ボディアンテナのホット側エレメントとな
る。2は本体ケースであり、アンテナのアースエレメン
トとして動作する。3はヘッドケース1と本体ケース2
を電気的に絶縁して連結する絶縁リングである。この絶
縁リング3は両側の小径部にねじ4、5が形成され、各
ねじ4と5にヘッドケース1の基部内周に形成されたね
じ6と本体ケース2の先端部内周に形成されたねじ7が
それぞれ螺合され、ヘッドケース1の基端と本体ケース
2の先端が絶縁リング3の大径の段部に当接した状態で
互いに連結されている。絶縁リング3のヘッドケース1
側における内周に溝8が形成され、この溝8に容量給電
のための電極9が取付けられ、短縮コンデンサとしてヘ
ッドケース1と容量結合されている。10は本体ケース2
内に納められた本体送信部、11は給電ケーブルであり、
この給電ケーブル11により本体送信部10と電極9および
本体送信部11と本体ケース2とがそれぞれ接続されてい
る。12はヘッドケース1内に納められるマイクロホンユ
ニットである。なお、図示していないが、本体ケース2
はアース金具等により本体送信部8のアースに接続され
ている。
次に上記実施例の動作について説明する。
送信部10から高周波電力波を発振し、給電ケーブル11
により電極9および本体ケース2に給電し、ヘッドケー
ス1には電極9による容量結合により給電し、ヘッドケ
ース1をホットアンテナエレメント、本体ケース2をア
ース側アンテナエレメントとして動作させ、電波を発射
させることができる。
このように、上記実施例によれば、電極9とヘッドケ
ース1との間の結合距離、面積によって結合容量をコン
トールすることができ、ヘッドケース1の形状が使用周
波数に共振しない場合でも、良好なマッチングを取るこ
とができ、手持ちの変動を少なくしてアンテナ効率を向
上させることができ、電波発射効率を向上させることが
できる。また、ヘッドケース1は電極9と容量結合して
いるので、送信部10と給電ケーブルにより直接接続する
必要がなく、給電部の構造を簡素化することができる。
発明の効果 以上述べたように本発明によれば、電極によりヘッド
ケースに対する容量結合を行っているので、ヘッドケー
スに対して送信部からの給電ケーブルを直接接続する必
要をなくすことができ、給電部の構造を簡素化して組立
効率等の向上を図ることができる。また、電極の形状に
より容量をコントロールすることができるので、良好な
マッチングを取ることができ、手持ちの影響を少なくす
ることができる。したがって、アンテナ効率を向上さ
せ、少ない送信電力で適正な発射電波を得ることがで
き、送信部の省電力化を図ることができ、実使用範囲を
拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないし(c)は本発明の一実施例における
ワイヤレスマイクロホンを示し、第1図(a)は一部分
解斜視図、第1図(b)は組立後の一部破断側面図、第
1図(c)は第1図(b)のIc部の拡大図、第2図
(a)および(b)は従来のワイヤレスマイクロホンを
示し、第2図(a)は一部分解斜視図、第2図(b)は
組立後の一部破断側面図である。 1……ヘッドケース、2……本体ケース、3……絶縁リ
ング、9……電極、10……本体送信部、11……給電ケー
ブル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナのホット側となる金属製ヘッドケ
    ース(1)と、アンテナのアース側となる本体金属ボデ
    ィ(2)と、前記ヘッドケース(1)と前記ボディ
    (2)との間に挟着され、導電を遮断する絶縁リング
    (3)と、送信部給電ケーブルに接続するリング状の電
    極(9)とを備え、前記リング状の電極(9)は前記金
    属ヘッドケース(1)と容量結合をなすように、前記絶
    縁リング(3)を介して前記金属ヘッドケース(1)と
    対向する位置に配置することを特徴とするワイヤレスマ
    イクロホン。
JP1099427A 1989-04-19 1989-04-19 ワイヤレスマイクロホン Expired - Fee Related JP2523867B2 (ja)

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JPH02278996A JPH02278996A (ja) 1990-11-15
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EP1142444B1 (de) * 1999-01-11 2003-10-15 Siemens Aktiengesellschaft Passives mikrofon mit drahtloser übertragung

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