JP2523365B2 - デジタル信号記録再生装置 - Google Patents

デジタル信号記録再生装置

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JP2523365B2 JP1050653A JP5065389A JP2523365B2 JP 2523365 B2 JP2523365 B2 JP 2523365B2 JP 1050653 A JP1050653 A JP 1050653A JP 5065389 A JP5065389 A JP 5065389A JP 2523365 B2 JP2523365 B2 JP 2523365B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はデジタル信号の記録再生に関し、特に電子楽
器を制御するためのMIDI信号処理装置に関する。
[従来の技術] 種々の電子楽器を所定のフォーマットに従ったデジタ
ル信号で駆動制御するものとしてMIDI規格がある。この
MIDI規格に従ったキーボード装置、電子楽器等が既に実
用化されており、単一のテーボード装置の操作により、
多数の電子楽器を駆動しえるようになっている。又、本
出願人はMIDI規格に基づく8ビットのデータ(以下MIDI
ワードという)を予め磁気テープに記録しておき、これ
を再生することにより、キーボードの操作なしに1又は
複数の電子楽器を駆動するデジタル情報記録及び記録再
生方式を開発し特許出願している。これは特開昭62−14
6470号公報に示されているように楽器の演奏に関するデ
ジタル情報、すなわち音程、音階及び音の長さ等の楽器
制御情報をMIDIワードとしてヘリカルスキャン方式の磁
気記録再生装置にて予め記録しておき、これを再生して
スタートビットとストップビットを付加して10ビットの
MIDI信号を各楽器に与えて駆動するものである。
[発明が解決しようとする課題] 上記磁気記録再生装置を用いればスタートビットとス
トップビットを含む計10ビットで構成されるMIDI信号か
らスタートビットとストップビットを除いた8ビットか
らなるMIDIワードをそのまま磁気テープに記録、再生で
きるが、コンパクトディスクのサブコードにMIDIワード
を記録しておきコンパクトディスクプレーヤにて再生す
ることができなかった。これは1つのMIDIワードが8ビ
ットで構成されているのに対して、コンパクトディスク
(以下CDという)のサブコードの1フレーム中、タイム
コード等に用いられる2ビットを除いた部分はR,S…W
からなる6ビットで構成されているので、MIDIワードを
そのままCDのサブコードチャンネルに記録するこができ
ないからである。また、伝送レートも3,600BPS(バイト
パーセカンド)、すなわち28,800bpsであり、31,250bps
のMIDI信号をそのまま記録することはできない。
更にMIDI規格ではMIDI信号が電子楽器に与えられてい
る途中で中断した場合を考慮していないので、MIDI信号
再生装置が停止等、再生状態以外の状態とされたり、信
号のドロップアウト等で訂正不能なエラーが発生してMI
DI信号の正確な伝送が行われないと、電子楽器等の音源
から音が出たままとなったり、音程が狂ってしまうとい
う問題があった。
かかる問題を解決すべく本出願人は、本発明に先立っ
てCDのサブコードチャンネルにMIDI信号を記録してお
き、これをCDプレーヤで再生して元のMIDI信号を作るこ
とができると共に、ノートオンされたノート番号に対応
したビットマップをセットし同一のノード番号がオフさ
れる時にリセットするようにして、再生信号の欠落時や
訂正不能なエラー発生時、または通常の再生状態以外の
ストップ操作時等の場合に、前記ビットマップを読出し
てセットされているビットマップに対応したノート番号
のノートオフメッセージを疑似的に送出することにより
音の鳴りっ放しを防止するようにしたMIDI信号復調装置
を開発し、特許出願(特願昭63−294407号)を行ってい
る。
このようにCDやDAT等のデジタル信号記録媒体に予め
記録したMIDI信号をデコードして電子楽器を駆動すると
共に訂正不能なエラー発生時等にノードオフメッセージ
を送出するためのMIDI信号復調装置では、エラー発生に
より本来のノートオフデータが消失されてしまうことに
よる音の鳴りっ放しを防止できるが、1つのノート番号
に対してビットマップのセットは1回だけしかできない
ので、同一のノート番号のノートオンメッセージが2回
再生されてMIDI楽器に送出された時は接続されたMIDI楽
器によっては2回の同一ノート番号のノートオフメッセ
ージを受けないと発音が停止しない場合がある。このよ
うな場合、MIDI規格では同一ノート番号の場合も含めノ
ートオンとノートオフメッセージの数が等しくなければ
ならなく、この場合2回の同一ノート番号のノートオフ
メッセージを送ることを規定している。通常、同一ノー
トのノートオンを2回以上送るようなことはしないが、
CD−MIDIの場合に、ディスクの作成または編集時に同一
ノート番号のノートオンメッセージが重複する可能性も
あるのでMIDI規格に従うことが望まれる。
従って、本発明は、MIDIデータ復調の際に訂正不能な
エラー発生時やストップ、サーチ操作等によりMIDIデー
タの一部が欠落した場合でも音が鳴りっ放しになった
り、各種発音制御が異常になることを防止できるMIDI信
号記録再生装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたもので、
補助信号記録領域にMIDIデータを記録したデジタル信号
記録媒体からの信号を読込みEFM復調する復調手段と、
訂正不能なエラー発生時、非再生状態時または信号欠落
時に制御信号を発生する手段と、異なるMIDIメッセージ
に対し少なくとも1ビット割当てた読書き可能なメモリ
の所定領域を初期値で初期化する手段と、前記復調手段
により再生されたMIDIデータがデフォルトでない状態を
表すメッセージの時に、該メッセージに対応する前記メ
モリの所定領域の所定アドレスの所定ビットを読み、初
期値であれば初期値でない値を書込むと共に再生された
MIDIメッセージを送出し、初期値でなければ再生された
MIDIメッセージの送出を禁止する手段と、前記復調手段
により再生されたMIDIデータがデフォルト状態を表すメ
ッセージの時には、該メッセージに対応する前記メモリ
の所定領域の所定アドレス所定ビットを読み、初期値で
なければ初期値を書込むと共に再生されたMIDIメッセー
ジを送出すると共に、初期値であれば再生されたMIDIメ
ッセージの送出を禁止する手段と、前記制御信号が発生
した時には前記メモリの所定領域を読み初期値でないア
ドレスのビットに対応するMIDIメッセージのデフォルト
状態を表すメッセージを送出すると共に前記アドレスの
ビットに初期値を書込む手段とを有するデジタル信号記
録再生装置が提供される。
[作用] 本発明のMIDI信号記録再生装置は上記の構成となって
いるので、復調手段により再生されたMIDIデータがノー
トオンメッセージの時に、1つのノート番号に対し少な
くとも1ビット割当てた読書き可能なメモリの記録領域
をサーチして同一チャンネルの同一ノート番号のノート
オンメッセージに対応する所定アドレスの所定ビットが
初期値でなければ、既にそのノート番号はノートオンさ
れているので、2回目以降のノートオンメッセージの送
出を禁止し、エラー発生時等において、初期値でない値
にセットされているビットマップに対応するノートオフ
メッセージを1回だけ送出すれば良いことになる。
[実施例] 以下図面と共に本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明のデジタル信号記録再生装置の1実施
例を示すブロック図である。信号記録再生装置は、デジ
タル記録再生媒体としてのCD1からCDデータを読取る光
ピックアップ2、その読取りデータをフォトディテクタ
プリアンプ3を介して増幅して入力し、PLL EFM復調回
路4によりEFM復調して主信号記録領域に記録されたメ
インデータとしてのオーディオデータと補助信号記録領
域に記録されたサブコードデータをそれぞれオーディオ
データ誤り訂正、補間回路5の出力をオーディオデータ
バッファ6を介したオーディオデータをデジタル・アナ
ログ(D/A)変換して出力するD/A変換回路7、前記サブ
コードデータ誤り訂正回路8を介したサブコードデータ
からビット変換してMIDIデータを復調するサブコード信
号処理回路9、復調されたMIDIデータをMIDIデータバッ
ファ10を介して受け、MIDI出力を送出するMIDI変調回路
11、ストップ、サーチ、早送り、プレイ等の操作スイッ
チ12、この操作スイッチ12からの操作指令に基づいて制
御動作すると共に、バス13を介して前記オーディオデー
タバッファ6、サブコードデータ誤り訂正回路8、サブ
コード信号処理回路9、MIDIデータバッファ10、及びMI
DI変調回路11に接続され、データ授受に基づいた処理を
実行し、かつ訂正不能なエラー発生時やストップ、サー
チ等の操作によりMIDIデータの一部が欠落して音が鳴り
っ放しになったり、リズムが止まらなかったりまたはリ
ズムの同期がずれたり、各種発音制御が異常になったり
する場合にこれを防止すべく制御動作を行うマイクロコ
ンピュータ14を有する。
前記MIDI変調回路11からのMIDI出力は、MIDI楽器15を
介してオーディオ出力に変換されて前記D/A変換回路7
を介したオーディオ出力と共にオーディオミキサ16に入
力され、その後オーディオアンプ17を介してスピーカ18
により出力される。
第2図はCDのサブコードチャンネルの1パック分、す
なわちフレーム0からフレーム23までのデータの格納状
況を示す図である。各フレームについてRからWまでの
6ビットのデータが格納されるようになっており、MIDI
データはフレーム4からフレーム19までにわたって格納
されている。各フレームは6ビット構成であり、上記の
ように格納されているMIDIデータはバイト、すなわち8
ビット単位である。1バイトのMIDIデータは例えばフレ
ーム4のR〜Wのa0で示される6ビットとフレーム5の
R,Sにa0′で示される2ビットの計8ビットからなって
いる。以下同様にフレーム5の残りのT〜Wに4ビット
のb0とフレーム6のR〜Uに4ビットのb0′の組合せに
より1バイトのデータが構成されるという態様で、フレ
ーム4からフレーム19までの16フレームにわたって12バ
イトのMIDIデータが格納されている。
第3図は最終的に送り出されるべくMIDIデータの1バ
イト分の信号波形図であり、8ビットのMIDIデータの先
頭に論理0のスタートビットと末尾に論理1のストップ
ビットが加えられている。
第4図は、送り出されるべき1パック中のMIDIデータ
の構成を示している。第4図中のa0,a0′,b0等は、第
2図のサブコード内のデータとの対応を示すものであ
る。ここでMIDI規格について簡単に説明するとMIDIデー
タは1秒当り3125バイトの速度で送信される。又第2図
のサブコートは24フレームからなる1パックを示してい
るがCDからは1秒当り300パックが再生されるので、MID
Iデータは6ビット×16フレーム×300パック=28800bps
で再生される。これをバイト単位で表すと28800bps/8=
3600BPSとなりMIDIデータの3125BPS(バイトパーセカン
ド)を上回ってしまう。従って全てのパックについて1
パック当り12バイトのMIDIデータを格納しておくことは
MIDI規格上許されない。
そこでその対策として300パックで3125バイトとなる
ように予めCDのサブコードに記録するときに工夫してお
くことが必要である。例えば300パックを12パック毎に2
5分割し、各12パックのグループ毎にMIDIデータが最大1
1バイト入っているものを5パック、MIDIデータが最大1
0バイト入っているものを7パックとすれば、このグル
ープのMIDIバイトの総計は最大125バイトとなり、300パ
ック全体で3125バイト以下とすることができる。
しかし、MIDIデータの多くはノートオンコマンドとノ
ートオフコマンドであり、これらは各々3バイトからな
っているので3の倍数の12バイトを基準に考えた方がよ
い。そこで上記各グループにおいていくつかのパックに
は12バイトを入れ、残りのパックには11バイト以下のデ
ータを入れて全体として125バイト以下となるようにす
ることが好ましい。
第5図ないし第10図は第1図のマイクロコンピュータ
14のCPUによる処理フローを説明するもので、第5図
(a)は再生されたMIDIデータがノートオンまたはノー
トオフメッセージの時に、1つのノート番号に対し1ビ
ット割当てた読書き可能なメモリ(RAM)の所定の記憶
領域への書込、読出及び送出処理を説明するメインルー
チン、第5図(b)は受信バッファにMIDIデータが入っ
た時に即座に実施されてキューバッファ上にデータ転送
する割込処理を示す。第5図(a)のメインルーチンに
おいて、先ず、RAMの記憶領域は初期値で初期化してお
く。第1図のサブコード信号処理回路9によってデコー
ドされたMIDIデータは順次マイクロコンピュータ14で処
理され、MIDIデータバッファ10上に一旦保存される。処
理を高速に行うため及びデータ抜けが生じないようにバ
ッファへの書込みは第5図(b)に示すように割込処理
でキューバッファに書込む方法を用いている。メインル
ーチンではキューバッファが空かどうかを判断し、空の
時はデータがストアされるまでループし、空でなければ
一旦保存されたデータは順次読出され、エラー発生フラ
グの検出がなされる。ここで、エラー発生フラグは第1
図のサブコードデータ誤り訂正回路8によりCD1から再
生された複数のパックの所定フレームのサブコードチャ
ンネルのサブコードに訂正不能な誤りがあると検出され
た時や、再生されるデジタル出力が所定時間存在しない
時または操作スイッチ12による非再生状態時はミュート
信号がマイクロコンピュータ14によって得られ、この信
号が発生する時RAM(本実施例ではMIDIデータバッファ1
0の一部記憶領域)上の所定アドレスにセットされ(な
お、この実施例ではエラー発生フラグをポーリングによ
って監視するものであるがミュート信号で割込みをかけ
ても良い)、このエラー発生フラグが0であれば、ステ
ータスの種類に応じた処理が実行される。
すなわち、エラー発生フラグの判断ステップでエラー
発生フラグがセットされていない時は第6図に詳細に示
すランニングステータス処理ルーチンに従い読出したデ
ータに応じた処理が行われる。ここで、読出したデータ
がF0からFFまでのシステムメッセージかまたはそれに続
くデータバイトの場合は、例えばリズムスタートメッセ
ージFAならばRAM上のリズムスタートバッファのフラグ
をセットしてEXIT2に抜け、読出したデータFAをそのま
まMIDI出力として送出する。また、80HからEFまでのチ
ャンネルメッセージの場合はRAM上のステータスバッフ
ァにストアされる。ステータスの種類により続くデータ
バイトが何バイトであるかが定まっており、必要なバイ
ト数のデータが揃うまで1バイト目又は2バイト目のデ
ータバッファにストアされ、定められた数のデータバイ
トが揃うと、EXIT3に抜け第7図に詳細に示すビットマ
ップ書込ルーチンに進み、次のノートオン/オフ判断ル
ーチンへ進む。
すなわちステータスバッファの内容がノートオンまた
はノートオフステータスの場合はノートオンビットマッ
プ書込ルーチンを実行し、MIDIデータバッファ上の領域
に、第9図に示すように、チャンネル1〜16まで各16バ
イトずつに区切られてノート番号0〜127に対応するビ
ットに、ノートオンの時は1を、ノートオフの時は0を
書込む。書込処理のフロー図を第7図及び第8図に示
す。ノートオンであるか、ノートオフであるかはステー
タスバッファの内容と2バイト目データバッファの内容
によって決定される。ステータスバッファの内容がその
他のメッセージの時はビットマップ書込ルーチンを飛ば
してステータスバッファの内容とステータスの種類に応
じて必要なバイト数のデータバイトのデータバッファの
内容をMIDI出力に送出する。
以下、本発明の中心内容となる第8図に示される処理
ルーチンによって書込まれるノートオンビットマップ上
の記憶状態を示す第9図を参照して詳述する。
今、第9図に示されるようにチャンネル番号1、ノー
ト番号0のノートオンメッセージを受けると、第6図の
処理によって、ステータスバッファに90H、1バイト目
データバッファに00H、2バイト目データバッファに40H
が入りEXIT3より第7図の処理に入る。ステータスバッ
ファが90Hなので、2バイト目データバッファを見て0
でないから、ノートオンと判断し、次のノートオンビッ
トマップのセット及び送出ルーチンに入る。
すなわち、第8図のENTRYよりノートオンビットマッ
プの先頭アドレスA000H(第9図参照)からチャンネ
ル、ノート番号に対応するアドレス(この場合、A00
0H)を1バイト読み、ノート番号の下位3ビットからそ
のアドレスのビット位置(この場合はビット0)を求
め、そのビットが0(ノートオンされていない)なら
ば、A000Hのデータのビット0を1にセットし、A000H
地に書き込み、ノートオンメッセージである90H、00H
40Hの3バイトを送出する。
もし、A000Hのビット0が1であるときは、既にその
ノート番号はONになっているので、何もせずにEXITに抜
ける。
一方、ノートオフメッセージを受けた時は、第7図の
ノートオンビットマップをリセットする。この処理は第
8図の( )で示されるところだけがノートオン時と異
なるだけである。即ち、ノートオンビットマップ先頭ア
ドレスA000Hからチャンネル番号、ノート番号に対応す
るアドレスを1バイト読み、ノート番号の下位3ビット
からそのアドレスのビット位置を求め、そのビットが1
(ノートオンされている)ならば、そのビットを0にリ
セットしてそのアドレスに書き込むと共に、ノートオフ
メッセージを送出する。もし、そのビットが0であると
きは何もせずにEXITに抜ける。
次に、エラー発生フラグが1にセットされると、第10
図に示されるノートオンビットマップ読出及びノートオ
フメッセージの送出ルーチンに入り、エラー発生フラグ
をクリアして前述したビットマップを読出し、セットさ
れているチャンネル、ノート番号のノートオフメッセー
ジを順次送出する。ビットマップ読出しルーチンにはそ
れぞれのノートオフメッセージの送出も含まれている。
その後、ノートオフメッセージの送出が完了すると、
第5図のメインルーチンに戻り、次に、ノートオン以外
の各種発音制御を復帰させるために、ピッチベンドオ
フ、リズムストップ、リセットオールコントローラ及び
エンドオブエクスクルーシブ等のMIDIメッセージを続け
てMIDI出力に送出し、エラー発生フラグをクリアする。
なお、上記実施例ではノートオンビットマップのみを
説明したが、MIDIメッセージの送出先である楽器15の所
定の動作をオン状態、或いはオフ状態にする他のメッセ
ージ、例えばコントロールチェンジやリズムスタート、
リズムストップ等に対し、それぞれの動作がオン状態で
あるか、或いはオフ状態であるかを示すビットマップを
第9図のA100H以降に設けることも可能である。そし
て、エラー発生時にそれぞれのバッファを読出し、オン
状態になっているステータスのみオフにするメッセージ
を送出することにより不要なオフメッセージを送らない
ようにすることができる。
また、上記実施例ではメモリの所定領域に1ビット割
当てたMIDIメッセージに対して説明したが、1ビット以
上割当てられるMIDIメッセージについても本発明を適用
できるのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳細に説明したことから明らかなように、本発明
のデジタル信号記録再生装置では、1つのノート番号に
対し1ビット割当てたノートオンビットマップをサーチ
して同一チャンネル、同一ノート番号のノートオンメッ
セージが複数回再生されてもそのビットが初期値でない
値にセットされている時は初期化するので、2回目以降
のノートオンメッセージは送出されなく、従って、訂正
不能なエラー発生時やストップ、サーチ等の操作により
MIDIデータの一部が欠落した場合でも音が鳴りっ放しに
なったり、各種の発音制御が異常になるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のデジタル信号記録再生装置の1実施例
を示すブロック図、第2図はCDのサブコードのR〜Wチ
ャンネルの1パック分を示す図、第3図は送出すべきMI
DI信号の1バイト分の波形図、第4図は第2図の1パッ
クのサブコード内のMIDIデータを12バイトのMIDI信号と
し、第3図の波形図に従ったものとした図、第5図は第
1図のマイクロコンピュータ14の処理を示すメインフロ
ーチャート、第6図は第5図のランニングステータス処
理の詳細なフローチャート、第7図は第5図のノートオ
ンビットマップの書込み及びメッセージ送出処理の詳細
なフローチャート、第8図は第7図のノートオンビット
マップのセットとリセット及び送出処理の詳細なフロー
チャート、第9図は第7図と第8図で処理されたノート
オンビットマップの状態を示す説明図、第10図は第5図
のノートオンビットマップの読出及び送出処理の詳細な
フローチャートである。 1…CD、4…PLL EFM復調回路、8…サブコードデータ
誤り訂正回路、9…サブコード信号処理回路、10…MIDI
データバッファ、12…操作スイッチ、14…マイクロコン
ピュータ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補助信号記録領域にMIDIデータを記録した
    デジタル信号記録媒体からの信号を読込みEFM復調する
    復調手段と、訂正不能なエラー発生時、非再生状態時ま
    たは信号欠落時に制御信号を発生する手段と、異なるMI
    DIメッセージに対し少なくとも1ビット割り当てた読書
    き可能なメモリの所定領域を初期値で初期化する手段
    と、前記復調手段により再生されたMIDIデータが所定の
    動作をオン状態にすることを表すメッセージの時に、該
    メッセージに対応する前記メモリの所定領域の所定アド
    レスの所定ビットを読み、初期値であれば初期値でない
    値を書込むと共に再生されたMIDIメッセージを送出し、
    初期値でなければ再生されたMIDIメッセージの送出を禁
    止する手段と、前記復調手段により再生されたMIDIデー
    タが所定の動作をオフ状態にすることを表すメッセージ
    の時には、該メッセージに対応する前記メモリの所定領
    域の所定アドレスの所定ビットを読み、初期値でなけれ
    ば初期値を書込むと共に、再生されたMIDIメッセージを
    送出し、初期値であれば再生されたMIDIメッセージの送
    出を禁止する手段と、前記制御信号が発生した時には前
    記メモリの所定領域を読み、初期値でないアドレスのビ
    ットに対応した所定の動作をオフ状態にすることを表す
    MIDIメッセージを送出すると共に前記アドレスのビット
    に初期値を書込む手段とを有するデジタル信号記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】補助信号記録領域にMIDIデータを記録した
    デジタル信号記録媒体からの信号を読込みEFM復調する
    復調手段と、訂正不能なエラー発生時、非再生状態時ま
    たは信号欠落時に制御信号を発生する手段と、異なるMI
    DIメッセージに対し少なくとも1ビット割り当てた読書
    き可能なメモリの所定領域を初期値で初期化する手段
    と、前記復調手段により再生されたMIDIデータがノート
    オンメッセージの時に、該メッセージに対応する前記メ
    モリの所定領域の所定アドレスの所定ビットを読み、初
    期値であれば初期値でない値を書込むと共に再生された
    MIDIメッセージの送出を禁止する手段と、前記復調手段
    により再生されたMIDIデータがノートオフメッセージの
    時には、該メッセージに対応する前記メモリの所定領域
    の所定アドレスの所定ビットを読み、初期値でなければ
    初期値を書込むと共に、再生されたMIDIメッセージを送
    出し、初期値であれば再生されたMIDIメッセージの送出
    を禁止する手段と、前記制御信号が発生した時には前記
    メモリの所定領域を読み初期値でないアドレスのビット
    に対応するノートオフメッセージを送出すると共に前記
    アドレスのビットに初期値を書込む手段とを有するデジ
    タル信号記録再生装置。
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