JP2523354B2 - 計器用筺体および筺体収納用プログラムカ―ド - Google Patents

計器用筺体および筺体収納用プログラムカ―ド

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JP2523354B2 JP63176802A JP17680288A JP2523354B2 JP 2523354 B2 JP2523354 B2 JP 2523354B2 JP 63176802 A JP63176802 A JP 63176802A JP 17680288 A JP17680288 A JP 17680288A JP 2523354 B2 JP2523354 B2 JP 2523354B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、温度制御機器等の計器用筺体、特に種々の
表示部や操作部を高密度で正面に設置する構造の筺体お
よびこの筺体に収納されるプログラムカードに関するも
のである。
<従来の技術> 従来、温度制御機器等の筺体においては、種々の正面
構造が提案されている。特に、最近は、視認性や操作性
等の向上のため、表示部や操作部が筺体前面に集中的に
配置される傾向が強く、筺体正面構造の高密度化、複雑
化が進行してきている。
<発明が解決しようとする課題> そこで、例えば温度制御機器を例にとると、表示部や
操作部を高密度で配置しようとする場合、各部の所要ス
ペースをあまり大きくとることはできず、例えば制御プ
ログラムのステップ数等に対応して配列される一連の点
滅灯等にあっては、狭い部分に小間隔で配列した場合、
ただ単に点滅させるだけでは、十分な視認性が得られな
い等の問題が生じる。
また、限られたスペース部分に多数の表示部や操作部
を高密度に配置するには、特別な構造をとる必要があ
る。さらにこのような高密度化により、表示部や操作部
による設定内容が点滅灯やプログラムパターン等との関
連において直感的に認識できる構造が望まれている。
本発明は、このような従来の問題点や要請に基づいて
なされたものである。
<課題を解決するための手段> かゝる本発明は、基本的には、ケース1と、フロント
フレーム2と、フロントパネル3と、透明タッチパネル
4と、印刷表示シート5とからなる計器用筺体の構造に
あり、また、この筺体に収納するプログラムカードにあ
る。
つまり、本発明をより具体的に示すと、請求項1記載
の本発明は、前面が開口されたケース1と、該ケース1
の開口部に着脱可能に装着されかつその正面に符号表示
素子用窓と点滅灯用小孔が配列されたフロントフレーム
2と、透明板からなり前記フロントフレーム2前面に装
着されその内側には前記点滅灯用小孔に挿入される光通
路用突起が形成されたフロントパネル3と、該フロント
パネル3表面に密着されると共に、そのリード部4bの折
込角を前記フロントパネル縁部の取付角より小さく折り
込んで装着させた操作用の透明タッチパネル4と、該タ
ッチパネル4に密着され少なくとも前記符号表示素子用
窓および点滅灯用小孔の対応する部分が透明でかつ適宜
箇所に前記タッチパネル4のタッチ表示符号およびその
他の所望符号が印刷された印刷表示シート5からなる計
器用筺体にある。
請求項2記載の本発明は、前記フロントフレーム2の
少なくとも符号表示素子用窓と点滅灯用小孔以外の部分
の前面側に、当該フロントフレーム2の側方に差込用の
開口を有するカード収納部16を設け、該カード収納部16
にその側方から制御パターンPの記載された筺体収納用
プログラムカード6を着脱自在に収納させ、当該筺体収
納用プログラムカード6が前記フロントパネル3、透明
タッチパネル4および印刷表示シート5の透明部分を通
して、前面側から透視できるようにした請求項1記載の
計器用筺体にある。
請求項3記載の本発明は、前記カード収納部16の近接
した上部および/または下部の部分で、当該カード収納
部16に収納された筺体収納用プログラムカード6の制御
パターンPの制御ステップ方向に、当該制御パターンP
の制御ステップ38に対応させて、前記フロントフレーム
2の点滅灯用小孔およびフロントパネル3の光通路用突
起を複数配列させた請求項2記載の計器用筺体にある。
請求項4記載の本発明は、請求項2または3記載の計
器用筺体のカード収納部16に着脱自在に収納させられる
カードであって、制御目盛36、これらの制御目盛36と直
行する制御ステップ目盛38が予め印刷表示され、かつこ
れらの目盛36、38に沿って、制御パターンPがグラフ状
に書き込まれまたは印刷されてなる計器用筺体の筺体収
納用プログラムカードにある。
請求項5記載の本発明は、請求項2または3記載の計
器用筺体のカード収納部16に着脱自在に収納させられる
カードであって、2枚折り構造からなり、そのカード表
面には、前記制御目盛36、これらの制御目盛36と直行す
る制御ステップ目盛38が予め印刷表示され、かつこれら
の目盛36、38に沿って、制御パターンPがグラフ状に書
き込まれまたは印刷されると共に、そのカード裏面に
は、符号表示素子のキャラクタ40とそのキャラクタ説明
部41の一覧表が予め印刷表示されてなる計器用筺体の筺
体収納用プログラムカードにある。
<作用> 先ず、請求項1記載の本発明では、計器用筺体のケー
ス1の前面側に、フロントフレーム2、フロントパネル
3、透明タッチパネル4、および印刷表示シート5が重
層構造として高密度に装着され、しかも、これらの重層
構造部分に表示部や操作部を集中的に配置してあるた
め、見易く、良好な操作性が得られる。特に、フロント
パネル3の光通路用突起により、一連の点滅灯等が小間
隔で狭い部分に配列されていても、点灯や点滅状態が明
瞭に視認される。また、透明タッチパネル4を、そのリ
ード部4bの折込角をフロントパネル縁部の取付角より小
さく折り込んで装着させてあるため、良好な装着が可能
となる。
請求項2記載の本発明では、当該計器用筺体内の計器
に対応した、制御パターンPの記載されたプログラムカ
ード6を、フロントフレーム2の前面側のカード収納部
16に着脱自在に収納させて使用することができるため、
極めて有用な利便性が得られる。
請求項3記載の本発明では、カード収納部16の上部や
下部の部分に、近接させて、フロントフレーム2の点滅
灯用小孔およびフロントパネル3の光通路用突起を複数
配列させ、しかも、これらを、プログラムカード6の制
御パターンPの制御ステップ38に対応させてあるため、
表示部や操作部による設定内容を、点滅灯やプログラム
カード等と関連させて、直感的に視認することができ
る。
請求項4記載の本発明では、カード収納部16に着脱自
在に収納できると共に、制御目盛36と制御ステップ目盛
38が予め印刷表示され、かつ制御パターンPがグラフ状
に書き込まれまたは印刷されたカードであるため、優れ
た使い勝手が得られる。特に、手書きの書き込み方式の
場合、任意な制御パターンPに対して、自在に対応する
ことができる。
請求項5記載の本発明では、カード収納部16に着脱自
在に収納できると共に、制御目盛36と制御ステップ目盛
38が予め印刷表示され、かつ制御パターンPがグラフ状
に書き込まれまたは印刷されたカードで、さらに、その
カード裏面には、符号表示素子のキャラクタ40とそのキ
ャラクタ説明部41の一覧表が予め印刷表示されているた
め、優れた使い勝手が得られると同時に、符号表示素子
の意義などを適宜確認することなどができる。
<実施例> 第1図は本発明に係る計器用筺体の一実施例を示した
ものである。本例では温度制御機器の場合を示す。
図において、1は前面が開口された角型の樹脂等から
なるケース、2は樹脂等からなるフロントフレーム、3
は透明樹脂板等からなるフロントパネル、4は薄手の透
明樹脂シート等からなる透明タッチパネル、5は同じく
薄手の透明樹脂シート等からなる印刷表示シート、6は
制御パターンP等が記載された筺体収納用プログラムカ
ードである。
上記ケース1の開口部には、上記フロントフレーム2
が着脱自在に装着される。このフロントフレーム2の正
面(前面)内側とケース1内には、プリント基板等に組
み込まれた電子部品、符号表示素子、点滅灯等が収納さ
れ、外部とは、ケース1後端の端子に接続されたリード
線(図示省略)によって連絡される。
本発明の場合、上記フロントフレーム2の正面内側に
取付けられるプリント基板側の各部品の配列状態の一例
を示すと、第2図の如くである。
先ず、最上段には4個の7セグメント符号表示素子D1
が配置され、この直下には8個の少々小型の7セグメン
ト符号表示素子D2が配置されている。また、上記7セグ
メント符号表示素子D1の左右には各々4個または3個の
角形点滅灯L1、L2が上下に配置され、上記7セグメント
符号表示素子D2の直下の左右には各1個の角型点滅灯L3
が配置され、さらにこの角型点滅灯L3の直下には小間隔
で16個の丸型点滅灯L4が水平方向に一列に配置され、こ
の1個の丸型点滅灯L4の下には適宜間隔を置いてやはり
16個の丸型点滅灯L5が略同様の位置関係で配置され、こ
の16個の丸型点滅灯L5の下で最下段には5個の丸型点滅
灯L6が配列されている。
従って、上記各符号表示素子D1、D2や点滅灯L1〜6
に対応するため、上記フロントフレーム2の正面には、
第1図に示したように上記符号表示素子D1、D2や点滅灯
1〜6に対応する位置に符号表示素子用窓7、8・・
・や点滅灯用小孔9〜15が夫々穿孔されている。また、
このフロントフレーム2の側面で、上記16個の丸型点滅
灯L4、L5に対応した多数の小孔13、14間に挟まれた部分
の左右方向にはスリットからなるカード収納部16が形成
され、上記プログラムカード6が側方から着脱自在に収
納できるようになっている。一方、このカード収納部16
の正面中央部には凹部17が形成され、プログラムカード
6の収納時には見ることができないが、非収納時に見る
ことができる表示プレート18が装着できるようになって
いる。この表示プレート18には後述するように上記透明
タッチパネル4のタッチ部の略記号19が表示されてい
る。つまり、プログラムカード6の非収納時に、透明タ
ッチパネル4のタッチ部の位置が判るようになってい
る。
上記透明樹脂板(ガラス板も可)等からなるフロント
パネル3は、フロントフレーム2の正面に装着されるも
のである。そして、このパネル2の内側には、少なくと
も上記フロントフレーム2の多数の点滅灯用小孔13、14
に挿入される各16個の光通路用突起20、21が形成されて
いる。また本例では、上記点滅灯用小孔15部分にも突出
させた光通路用突起22が形成してある。これらの各光通
路用突起20、21、22の働きは、第3図に示したように点
滅灯L4〜6からの直進光のみならず、反射光をも十分
にフロントパネル3正面側に伝送させることにある。特
に16個の点滅灯L4〜5の場合、ランプ自体が小さくし
かも狭いスペース部分に小間隔で配列されているため、
十分な光量がないと、点灯、点滅等の視認が困難となる
ので、是非とも光通路用突起20、21は必要である。
上記透明タッチパネル4は、第4図に示したようにパ
ネル正面4aの縁部に多数のパターンリード線部23が埋設
され、図中、パネル正面4aの左上隅から延設されたリー
ド部4bを通じて、上記ケース1内に収納されたプリント
基板の所望部分と接続される。
そして、この透明タッチパネル4の取付けにあたって
は、上記リード部4bの基部を折り込み、そのパネル正面
4aをフロントパネル3表面に綺麗に密着させる必要があ
るわけであるが、この際、例えば第13図〜第14図に示し
たようにリード部4bの折込み部24や、フロントパネル3
側およびフロントフレーム2側に何ら特別の配慮を払わ
ないと、良好な密着は得られない。つまり、第13図に示
したようにリード部4bをパネル正面4aから単に延設した
場合、折込み線lをパネル正面4aの縁部と同一レベルに
入れようとしても、少々上側にずれた部分に折込み線
l′ができ易く、この状態で組み込んでもパネル正面4a
との綺麗な密着は得られない。
そこで、本発明では、第4図〜第5図に示したよう
に、先ず、リード部4bの折込み部24基部すなわちパネル
正面4aの両縁部に浅い半円状の切込み25,25を入れると
共に、この切込み25,25から適宜離間したリード部4bの
両縁部には幅方向に突出したフック部26,26を形成して
あり、また、一方で、フロントパネル3側には、第4図
の如くパネル正面の上端縁部に傾斜部27を設けると共
に、当該傾斜部27と対応した内側には少々背高に形成し
たリード押え片28を設けてあり、さらにフロントフレー
ム2側にあっては、第6図に示したようにフレーム天板
内側に上記フロントパネル3の傾斜部27と対峙させてリ
ード押え部29を延設させると共に、天板内側奥部の壁面
には、第5図〜第6図に示したように上記リード部4bの
フック部26,26と係止される一対の係合突起30,30が形成
してある。
従って、先ず、上記切込み25,25によりリード部4bの
折込み線lは容易に所望の位置(パネル正面4aの縁部と
同一レベル)に入れることができる。そして、その際鋭
角に折る必要はなく、上記傾斜部27の傾斜角程度(より
正確には傾斜部27の外側始点(A点)とリード押え片28
の外側始点(B点)のなす角度θ程度)であればよいた
め、無理がなく、損傷等の危険が極力回避される。と言
うのは、この種の透明タッチパネル4のリード部4bでは
鋭角に曲げることは数回程度に制限され、何度もやり直
すことは厳禁されているからである。
また、透明タッチパネル4を取付けた状態では、第6
図に示したようにリード部4aは、上記傾斜部27と天板の
リード押え部29間および上記リード押え片28と天板壁面
間で挟まれ、さらに上記リード部4bのフック部26,26に
は天板の係合突起30,30が係止されるため、ずれ等な
く、極めて安定して固定される。また、この透明タッチ
パネル4の場合、上記切込み25,25のうちのコーナー側
のものと、他のコーナー部に適宜設けた切込み25a・・
とは、位置決め切欠部として、これらに対応してフロン
トパネル3のコーナー部の表面に突出して形成された位
置決め突起3a・・・と係合されるため、フロントパネル
3表面側でのずれ等も効果的に防止される。
この透明タッチパネル4の取付け時、リード部4bの折
込み角度を上記θより小さくすると、そのパネル正面4a
はフロントパネル3表面に隙間なく極めて良好に密着さ
れる。
なお、本発明の透明タッチパネル4では、操作のため
のタッチ部31、32、33は、上記符号表示素子D2上、プロ
グラムカード6上(表示カード18上)および点滅灯L6
に設定されている。
上記印刷表示シート5は、より詳しく示すと第7図の
如くで、点滅灯L1〜3および点滅灯L6上に対応する部
分に所望の表示符号34、35が印刷表示されている。な
お、この印刷表示シート5と上記透明タッチパネル4に
あっては、各正面の縁部に接着剤等を塗布して接着固定
する。
また、上記筺体収納用プログラムカード6は、より詳
細に説明すると、第8図の如くで、横方向には制御目盛
36(例えば温度レベル)と、制御補助目盛37(例えばタ
イムシグナル項目)が表示され、縦方向には制御ステッ
プ目盛38(時間目盛)が表示されており、温度の制御パ
ターンPはグラフとして記載されている。また制御ステ
ップ目盛38の所望部分にはカード6全体の大まかなステ
ップ数が迅速把握できるようにステップ目盛符号39が印
刷表示してあり、さらに制御パターンPの所望部分に
は、当該カード6をフロントフレーム2のカード収納部
16に収納した場合、透明タッチパネル4上のタッチ部32
の位置が判るように上記表示プレート18と同様の略記号
19′が予め印刷表示してある。またタイムシグナル項目
では、本例の場合、4段4種類の補助動作等が表示可能
で、2種類の動作が斜線部分として設定してある。例え
ば上から1段目の項目を補助ヒータ駆動タイムとした場
合、制御パターンPの昇温時に対応したステップ部分
を、また2段目の項目を補助冷却ファン駆動タイムとし
た場合、制御パターンPの降温時に対応したステップ部
分を、夫々図示の如く斜線部分(色識別等も可)として
区分けすればよい。
このプログラムカード6の収納は、上記カード収納部
16の場合、収納のためのスリットがフロントフレーム2
の左右に貫通されているため、左右のいずれからも挿入
することができる。
ここで、制御パターンPの記入は、予め種々のパター
ンが印刷された多数枚のカードを用意しておくことも可
能であるが、実際の使用態様は千差万別であるため、使
用者がその都度書き込むことになる。また使用者(設定
者)は、上記制御パターンPおよびタイムシグナル項目
を見て、温度制御機器自体に必要な情報を設定入力して
いけばよい。
このようにしてなるプログラムカード6をカード収納
部16に収納すると、丁度当該カード6の上側に点滅灯L4
が、下側に点滅灯L5が夫々制御ステップに対応した位置
関係となる。
従って、上記のようにして設定入力された情報の確認
は、上記した符号表示素子D2の表示により確認すること
ができると同時に、制御パターンPやタイムシグナル項
目にあっては、該当する点滅灯L4や点滅灯L5の点灯、点
滅等により、温度制御機器の設定内容を視覚で直感的に
知ることができる。また、制御途中の進行状態の把握等
も同様にして行なえる。
なお、上記実施例では、ケース、フロントフレーム、
フロントパネル、透明タッチパネル、印刷表示シートか
らなる計器用筺体についてであったが、本発明では、ケ
ース、フロントフレーム、フロントパネルからなり、透
明タッチパネルや印刷表示シートのない構造のケースに
ついても、同様に応用可能である。
また、上記実施例のフロントパネル3にあっては、点
滅灯L6のための光通路用突起22の内側表面は平滑面であ
ったが、輝度機能を向上させるためには、例えば第9図
に示したように細溝等の凹凸面(粗面)22aとするとよ
い。この凹凸面は上記点滅灯L4〜5のための光通路用
突起20,21の内側表面に設けることも可能である。
また、上記実施例の筺体収納用プログラムカード6は
一枚のカードであったが、例えば第10図〜第12図に示し
たような二枚折り構造のカード6′とすることも可能で
ある(なお、二枚折り以上も可)。この二枚折り構造の
場合、表側には上記プログラムカード6と同様制御目盛
36、制御補助目盛37、制御ステップ目盛38、ステップ目
盛符号39、透明タッチパネル4のタッチ部32に対応した
略記号19′等からなる表示が上下二面に印刷され、裏側
には、透明タッチパネル4の各タッチ部31〜33を操作し
た際等に表示される7セグメント符号表示素子D2のキャ
ラクタ(表示形態)40・・・とそれに対応したキャラク
タ説明部41・・・の一覧表が印刷してある。そして、さ
らにこのプログラムカード6′の場合は、折り込みが容
易にできるように左右の中央には予め折込み線42が切り
込んであり、また図示の如く右側(左側、両方も可)の
縁部に二折りした場合に丁度突き合わされて貫通する小
孔43,43が設けてある。この小孔43,43はカード6′の収
納時位置決め用小孔で、例えば第9図のフロントパネル
2に示したように当該パネル縁部内側の一方に係止用突
起3bを設けておけば、この突起3bとの係合により、正確
な位置決めを簡単に行うことができる。なお、プログラ
ムカード6′はフロントパネル2側にも接するため、こ
の係止用突起3bと対応したフロントフレーム2側にも、
小孔43,43のための係止用突起2aを設けることが可能で
ある。
また、上記一枚の非折込み型プログラムカード6の場
合も、裏面に、表面と同じ制御目盛等を表示したり、あ
るいは上記プログラムカード6′と同様符号表示素子D2
のキャラクタ40・・・とそれに対応したキャラクタ説明
部41・・・の一覧表を表示しておくことが可能である。
また、上記実施例では、フロントフレーム2のカード
収納部16にプログラムカード6,6′を収納する方式であ
ったが、カード収納部16に相当する部分に液晶表示装置
等のグラフィック表示部を設け、制御パターンPやタイ
ムシグナル項目、制御ステップ等の座標、あるいは透明
タッチパネルの各タッチ部に対応した表示形態やそのキ
ャラクタ説明部等を直接表示するように変形することが
可能である。
<発明の効果> 以上の説明から明らかなように本発明によれば、次の
ような効果が得られる。
(1)先ず、請求項1記載の本発明では、計器用筺体の
ケース1の前面側に、フロントフレーム2、フロントパ
ネル3、透明タッチパネル4、および印刷表示シート5
が重層構造として高密度に装着され、しかも、これらの
重層構造部分に表示部や操作部を集中的に配置してある
ため、すべての操作や視認が筺体の正面側からでき、見
易く(視認性がよく)、良好な操作性(使い勝手)が得
られる。特に、フロントパネル3の光通路用突起によ
り、一連の点滅灯等が小間隔で狭い部分に配列されてい
ても、点灯や点滅状態が明瞭に視認される。また、透明
タッチパネル4を、そのリード部4bの折込角をフロント
パネル縁部の取付角より小さく折り込んで装着させてあ
るため、良好な装着が可能となる。もちろん、これによ
って、タッチパネル自体の損傷防止も期待できる。
(2)また、請求項2記載の本発明では、当該計器用筺
体内の計器に対応した、制御パターンPの記載されたプ
ログラムカード6を、フロントフレーム2の前面側のカ
ード収納部16に着脱自在に収納させて使用することがで
きるため、極めて有用な利便性が得られる。
(3)また、請求項3記載の本発明では、カード収納部
16の上部や下部の部分に、近接させて、フロントフレー
ム2の点滅灯用小孔およびフロントパネル3の光通路用
突起を複数配列させ、しかも、これらを、プログラムカ
ード6の制御パターンPの制御ステップ38に対応させて
あるため、表示部や操作部による設定内容を、点滅灯や
プログラムカード等と関連させて、確認したり、制御進
行状態の確認等を直感的に視認することができる。
(4)また、請求項4記載の本発明では、カード収納部
16に着脱自在に収納できると共に、制御目盛36と制御ス
テップ目盛38が予め印刷表示され、かつ制御パターンP
がグラフ状に書き込まれまたは印刷されたカードである
ため、優れた使い勝手が得られる。特に、手書きの書き
込み方式の場合、任意な制御パターンPに対して、自在
な対応が可能となる。
(5)また、請求項5記載の本発明では、カード収納部
16に着脱自在に収納できると共に、制御目盛36と制御ス
テップ目盛38が予め印刷表示され、かつ制御パターンP
がグラフ状に書き込まれまたは印刷されたカードで、さ
らに、そのカード裏面には、符号表示素子のキャラクタ
40とそのキャラクタ説明部41の一覧表が予め印刷表示さ
れているため、優れた使い勝手が得られると同時に、符
号表示素子の意義などを適宜確認することなどができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る計器用筺体の一実施例を示した分
解斜視図、第2図は符号表示素子や点滅灯等が配列され
た上記第1図の計器用筺体の内側前面に設置されるプリ
ント基板の正面図、第3図はフロントパネルの光通路用
突起の概略原理を示した概略説明図、第4図はフロント
パネルと透明タッチパネルとの関係を示した斜視図、第
5図はフロントフレームの係合突起と嵌合した状態の透
明タッチパネルのリード部を示した拡大平面図、第6図
は透明タッチパネルの取付け状態を示した部分縦断面
図、第7図はフロントフレームに固定された状態の印刷
表示シートの正面図、第8図は筺体収納用プログラムカ
ードの拡大正面図、第9図はフロントパネルの他の例を
示した斜視図、第10図は筺体収納用プログラムカードの
他の例を示した斜視図、第11図〜第12図は第10図のプロ
グラムカードの正面図および背面図、第13図は通常の透
明タッチパネルのリード部を示した拡大平面図、第14図
は第13図の透明タッチパネルの取付け状態を示した部分
縦断面図である。 図中、 1……ケース、 2……フロントフレーム、 3……フロントパネル、 4……透明タッチパネル、 5……印刷表示シート、 6,6′……筺体収納用プログラムカード、 7〜8……符号表示素子用窓、 9〜15……点滅灯用小孔、 16……カード収納部、 19……表示プレート、 20〜22……光通路用突起、 24……折込み部、 36……制御目盛、 37……制御補助目盛、 38……制御ステップ目盛、 40……キャラクタ、 41……キャラクタ説明部、 P……制御パターン、 D1〜2……符号表示素子、 L1〜6……点滅灯、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−50002(JP,U) 実開 昭61−205099(JP,U) 実公 昭42−11958(JP,Y1) 実公 昭49−2608(JP,Y1) 実公 昭51−14351(JP,Y2) 実公 昭52−23717(JP,Y2) 実公 昭56−35683(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開口されたケース1と、該ケース1
    の開口部に着脱可能に装着されかつその正面に符号表示
    素子用窓と点滅灯用小孔が配列されたフロントフレーム
    2と、透明板からなり前記フロントフレーム2前面に装
    着されその内側には前記点滅灯用小孔に挿入される光通
    路用突起が形成されたフロントパネル3と、該フロント
    パネル3表面に密着されると共に、そのリード部4bの折
    込角を前記フロントパネル縁部の取付角より小さく折り
    込んで装着させた操作用の透明タッチパネル4と、該タ
    ッチパネル4に密着され少なくとも前記符号表示素子用
    窓および点滅灯用小孔の対応する部分が透明でかつ適宜
    箇所に前記タッチパネル4のタッチ表示符号およびその
    他の所望符号が印刷された印刷表示シート5からなる計
    器用筺体。
  2. 【請求項2】前記フロントフレーム2の少なくとも符号
    表示素子用窓と点滅灯用小孔以外の部分の前面側に、当
    該フロントフレーム2の側方に差込用の開口を有するカ
    ード収納部16を設け、該カード収納部16にその側方から
    制御パターンPの記載された筺体収納用プログラムカー
    ド6を着脱自在に収納させ、当該筺体収納用プログラム
    カード6が前記フロントパネル3、透明タッチパネル4
    および印刷表示シート5の透明部分を通して、前面側か
    ら透視できるようにした請求項1記載の計器用筺体。
  3. 【請求項3】前記カード収納部16の近接した上部および
    /または下部の部分で、当該カード収納部16に収納され
    た筺体収納用プログラムカード6の制御パターンPの制
    御ステップ方向に、当該制御パターンPの制御ステップ
    38に対応させて、前記フロントフレーム2の点滅灯用小
    孔およびフロントパネル3の光通路用突起を複数配列さ
    せた請求項2記載の計器用筺体。
  4. 【請求項4】前記請求項2または3記載の計器用筺体の
    カード収納部16に着脱自在に収納させられるカードであ
    って、制御目盛36、これらの制御目盛36と直行する制御
    ステップ目盛38が予め印刷表示され、かつこれらの目盛
    36、38に沿って、制御パターンPがグラフ状に書き込ま
    れまたは印刷されてなる計器用筺体の筺体収納用プログ
    ラムカード。
  5. 【請求項5】前記請求項2または3記載の計器用筺体の
    カード収納部16に着脱自在に収納させられるカードであ
    って、2枚折り構造からなり、そのカード表面には、前
    記制御目盛36、これらの制御目盛36と直行する制御ステ
    ップ目盛38が予め印刷表示され、かつこれらの目盛36、
    38に沿って、制御パターンPがグラフ状に書き込まれま
    たは印刷されると共に、そのカード裏面には、符号表示
    素子のキャラクタ40とそのキャラクタ説明部41の一覧表
    が予め印刷表示されてなる計器用筺体の筺体収納用プロ
    グラムカード。
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