JP4470702B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
ところで、このような基板ボックスには、遊技機に関する情報、例えば、上記した接続端子への配線の接続方法、遊技機の名称、回路基板の管理番号を表示する情報表示用のシールが貼付される場合がある。従来の遊技機では、基板ボックスには、シールを貼付する位置に段差状の窪み(凹面)が設けられている(特許文献1参照)。
ここで、図12に、基板ボックス200に設けられた凹面210にシール220が貼付された状態の断面図を、図13にその上面図を示す。図12、図13に示すシール220は略長方形形状にて構成されている。また、凹面210は、外縁211の長辺及び短辺がシール220の外縁221の長辺および短辺よりも若干大きい段差状の窪みとして形成されている。作業者は、目分量で、凹面210の外縁211がシール220の外縁221と平行になるように、シール220を凹面210に貼付する。
従来の遊技機では、凹面210の外縁221の長辺及び短辺がシール220の外縁221の長辺及び短辺より若干大きく形成されており、凹面210の外縁211とシールの縁221の両方が同時に視認可能である。このため、凹面210に対してシール220が傾いていると、図14に示すように、凹面210の外縁211とシール220の外縁221の比較によって、一見してシール220が傾いて貼付されていることが分かり、見栄えがよくない。
シールの見栄えをよくするためには、シール220が凹面210に対して傾かないように、作業員は細心の注意を払いシール220を凹面210に貼付する必要があり、作業効率が低下する。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、基板収容部材に、遊技機に関する情報を表示するシールを見栄えよく、簡単に貼付するこができる遊技機を提供することである。
請求項1に記載の遊技機は、
複数の電気部品が配設されている基板と、前記基板を収容する基板収容部材と、前記基板収容部材の貼付面に貼付される情報表示体を備え、前記基板収容部材の貼付面には、前記情報表示体が貼付される貼付位置を指示する貼付指示部が設けられている遊技機であって、
前記情報表示体には、前記貼付面に貼付される面と反対側の面に、前記情報表示体の外縁より内側の位置に、当該外縁を縮小した形状の外周線が表示されており、
前記貼付指示部は、前記情報表示体に表示されている外周線と同じ形状の線に沿って、前記基板収容部材の貼付面から突出して形成されている突起であり、
前記外周線が前記貼付指示部に位置合わせされた状態で前記情報表示体が前記基板収容部材の貼付面に貼付されると、前記貼付指示部は、前記情報表示体によって被覆されて視認し難くなるように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の遊技機は、
複数の電気部品が配設されている基板と、前記基板を収容する基板収容部材と、前記基板収容部材の貼付面に貼付される情報表示体を備え、前記基板収容部材の貼付面には、前記情報表示体が貼付される貼付位置を指示する貼付指示部が設けられている遊技機であって、
前記情報表示体には、前記貼付面に貼付される面と反対側の面に、前記情報表示体の外縁より内側の位置に、当該外縁を縮小した形状の外周線が表示されており、
前記貼付指示部は、前記情報表示体に表示されている外周線と同じ形状の線に沿って、前記基板収容部材の貼付面から窪んで形成されている溝であり、
前記外周線が前記貼付指示部に位置合わせされた状態で前記情報表示体が前記基板収容部材の貼付面に貼付されると、前記貼付指示部は、前記情報表示体によって被覆されて視認し難くなるように構成されていることを特徴とする。
「情報表示体」は、例えば、基板収容部材に貼付するシールとして構成される。情報表示体の厚みは、その目的や仕様、貼付指示部の外縁の大きさや高さ等により適宜選択される。「情報表示体」に表示する情報は、遊技機に関する情報であればよく、例えば、接続端子への配線の接続方法、遊技機の名称、回路基板の管理番号が表示される。
「外周線」は、1周連続して表示されていなくてもよく、途中で途切れていてもよい。
「貼付指示部」の形状は、情報表示体を貼付する際に作業者が情報表示体の貼付位置を認識することができる形状であればよく、貼付面から突出する突起あるいは貼付面から窪んでいる溝として形成されている。突起の形状としては、線状や点状の突起の形状を含む。また、溝の形状としては、例えば、線状の溝や点状の孔の形状を含む。突起あるいは溝に囲まれた領域によって情報表示体の貼付領域(したがって、貼付位置)が指示される。もしくは、突起あるいは溝を結んだ線によって情報表示体の貼付位置が指示される。
「外周線と同じ形状の線に沿って形成される」という構成は、少なくとも外周線の一部に沿って設けられていればよい。
「貼付指示部が視認し難くなるように構成されている」という記載は、少なくとも遊技機が遊技場に設置された状態で、なおかつ、少なくとも情報表示体が貼付位置に貼付された状態において、貼付位置に貼付された情報表示体と貼付位置を指示する貼付指示部の相対的な位置の比較が困難であり、たとえ、情報表示体が傾いた状態で貼付位置に貼付されていても、傾いていることが両者の比較によって分かり難く構成されていることを意味する。
「貼付指示部」は、少なくとも情報表示体が貼付位置に貼付された状態において、情報表示体によって被覆されて視認し難く(あるいは視認不能に)なるように構成されていればよいが、好ましくは、情報表示体が貼付位置に貼付されていない状態においては視認可能であり、情報表示体が貼付位置に貼付された状態において視認するのが困難(あるいは視認不能)となるように構成される。なお、情報表示体が不透明な部材で構成されていれば、情報表示体で被覆された貼付指示部が一層視認し難くなる。
請求項1および2に記載の遊技機では、作業者は、情報表示体を貼付指示部で示される貼付位置に貼付する際に、情報表示体の外周線と貼付指示部の形状を合わせるように貼付すればよいので、情報表示体を貼付位置に貼付し易い。また、情報表示体が貼付位置に貼付された状態では、貼付指示部が視認し難く構成されている。これにより、情報表示体が貼付指示部に対して傾いていても、情報表示体が傾いていることを判別し難い。したがって、作業者は、従来技術ほど、情報表示体が傾かないように細心の注意を払う必要がなく、情報表示体の貼付作業が容易となる。
さらに、請求項1に記載の遊技機では、貼付指示部が、貼付面より突出して形成されている突起であるため、照明等の都合により視認し難い場所でも、作業者は、指等で触って確認することができる。また、情報表示体を貼付位置に貼付した状態では、貼付指示部により隆起した部分が外周線と重なり、貼付指示部の存在がわかり難い。
また、請求項2に記載の遊技機では、貼付指示部が、貼付面より窪んで形成されている溝であるため、情報表示体を貼付した状態において、隆起する部分がなく表面が汚れ難い。
本実施の形態は、本発明をパチンコ機として構成したものである。
本実施の形態のパチンコ機では、基板ボックスに貼付するシールに縁取り(外周線)を印刷するとともに、この縁取りと同じ形状の線に沿った線状の突起を、シールの貼付位置を示す貼付指示部として基板ボックスの表面に設けている。
なお、図1には、パチンコ機の裏側(遊技者側を表側とする。)の全体構成を斜視図で示す。図2には、基板ボックスに貼付するシールを示す。図3には、シールを貼付する位置を示す突起が設けられた基板ボックスの上面図を示す。図4、図5には、当該突起により示されるシール貼付位置にシールを貼付する場合の断面図を示す。図6には、シールの外縁と、当該突起の相対的位置を説明する図を示す。
このために、パチンコ機1の裏側には、複数の回路基板が設けられている。図1に示すパチンコ機1では、パチンコ機1の表示(液晶表示器への表示)に関する制御を行う表示制御回路が配設されている表示制御基板101が内部に収容されている基板ボックス100が、パチンコ機を遊技場に配設した状態でのタンクレール12の鉛直方向下部に配設されている。基板ボックス100は、基板ボックス100の内部(収容されている基板101に配設されている電子部品)が視認可能な透明性を有する樹脂等で形成されている。また、パチンコ機1と遊技場に設けられたホールコンピュータとの遊技情報の送受信のための配線を接続する接続端子が複数設けられた外部端子基板310が、基板ボックス100の鉛直方向上方に配設されている。
本実施の形態の基板ボックス100は本発明の「基板収容部材」に対応する。
シール120は、不透明な紙等のシート部材の一方側の面(粘着面)に粘着材が塗布されて構成されている。また、シール120は、長辺82mmおよび短辺30mmの長方形の1つの角部(図2に示す左上の角部)が、頂点から各辺につき5mmずつの寸法で面取りされた外形形状にて構成されている。
また、シール120の粘着面とは反対側の面(表示面)の表示部の外周には、シール120の外縁121よりも1.5mmずつ内側の位置に、外縁121を縮小した形状の縁取り(外周線)122が印刷されている。シール120の表示面には、外部端子基板310(併せて、図1参照)に設けられた各接続端子により送受信されるパチンコ機1の遊技情報の種類が、各接続端子の配色に対応して表示されている。
各接続端子及び各接続端子に対応する遊技情報の種類については、本発明の趣旨とは関係ないので説明を省略する。
本実施の形態の「シール120」は、本発明の「情報表示体」あるいは「情報表示シール」に対応する。
本実施の形態では、突起110は、シール120の縁取り122と略同一の形状に沿って、基板ボックス100の表面から0.5mm程度突出した線状の突起として形成されている。すなわち、突起110は、シール120の外縁121と同じ形状の領域内に設けられ、突起110により囲まれた領域によってシール120の貼付領域、したがって貼付位置が指示される。
突起110は、基板ボックス100が成型される際に同時に一体成形される。
本実施の形態の基板ボックス100の「表面」は本発明の基板収容部材の「貼付面」に対応し、「突起110」は本発明の「貼付指示部」に対応する。
作業者は、シール120の縁取り122と突起110の形状を合わせるように、したがって、面取りしてある角部が左上に配置されるように(併せて、図2、図6参照)、シール120の粘着面を突起110の側に近接させる。そして、シール120の粘着面を突起110に当接させ、表示面からシール120を指でなぞる。これにより、図5、図6に示すように、シール120が突起110を覆うように貼付される。
なお、図4、図5については、説明の便宜上、突起110の高さ(基板ボックス100の表面からの高さ)、及び、シール120の外縁121から縁取り122までの寸法(すなわち、シールの外縁121から突起110までの寸法)を大きくして表示してある。実際には、図4、図5に示すよりも突起110の高さは小さく、したがって、突起110の位置でのシール120の隆起は、図4、図5に示す程大きくない。しかも、突起110はシール120の縁取り122と同様の形状に形成されているので、突起110の位置でのシール120の隆起は縁取り122と重なり、シール120貼付後には突起110の存在はわからない構成となっている。
なお、パチンコ機は、本体枠10は変更せず、本体枠10に配設してあるパネルを変更することにより機種替えを行う場合がある。この場合、外部端子基板310の接続端子を用いて送受信される遊技情報には、パネルの変更に伴って変更される情報(一般的に、パネル側の情報と称呼している。図2参照)と、変更されない情報(一般的に、枠側の情報と称呼している。)がある。したがって、上記した内容が表示されているシール120を本体枠10側(外部端子基板310を含む。)に貼付した場合には、パネルの変更(機種替え)を行った時に、既に貼付してあるシール120を剥がして、異なる内容が表示されているシールを貼付しなおす必要がある。
本実施の形態では、表示制御基板101が収容された基板ボックス100にシール120を貼付している。表示制御基板101が収容された基板ボックス100は、パネル側の部品の一つであるため、パネルの変更に伴って変更される。したがって、パネルの変更の際、貼付してあるシールを剥がす必要がなく、異なる内容が表示されているシールを、変更された基板ボックス100に貼付するだけでよい。
なお、本実施の形態では、一例として、上記した内容を表示したシール120を表示制御基板が収容された基板ボックス100に貼付する場合について説明したが、シールに表示される内容は、これに限定されるものではなく、遊技機の名称、回路基板の管理番号等種々の内容を表示可能であるとともに、シールを貼付する基板ボックスは、勿論、払出制御基板、主制御基板等の回路基板が収容されている基板ボックスでもよい。
また、突起110は基板ボックス100の表面から突出するように形成されているので、作業者は、指等で触ることによって突起110を認識することができる。このため、照明等の都合により突起110が視認し難い場所でも、基板ボックス100に簡単に見栄えよくシール120を貼付することができる。
一方、シール120は、シール120に表示されている情報を容易に視認することができるように構成されている。本実施の形態では、基板ボックス100が透明の樹脂により形成されているため、シール120は、不透明な紙(例えば、白色等の色を有する紙)により形成されている。すなわち、シール120は、基板ボックス100の外部から、シール120及び基板ボックス100を通して、基板ボックス100に収容されている表示制御基板101のシルク印刷や、表示制御基板101に配設されている電気部品を視認し難く構成されている。したがって、遊技場のスタッフ等が貼付されているシール120を見た際に、シール120を通して表示制御基板101のシルク印刷や、表示制御基板101に配設されている電気部品が透けて見えることにより、シール120に表示されている情報が見難いといった事態の発生を回避することができる。
図7には、縁取り122の辺の一部に沿った線状の凸部(突起110a)が形成されている。
図8には、縁取り122の角の位置に点状の凸部(突起110b)が形成されている。
突起110a,110bは、図7、図8の形状に限定されるものではなく、シール120を貼付する際に、シール120の縁取り122と位置合わせが可能に構成されていればよい。
本実施の形態では、貼付指示部が、凸部である突起110として形成されている場合について説明したが、図9に示すように、貼付指示部は、線状の凹部(溝130)として形成されていてもよい。この場合も、シール120の貼付領域(したがって、貼付位置)は、実施の形態と同様、溝130に囲まれた領域によって指示される。溝130と縁取り121が重なるようにシール120が貼付された場合、シール120の表示面が溝130により窪まないように構成(例えば、シール120の厚さや溝130の形状)されるのが好ましい。しかしながら、シール120の外縁との比較によってシール120が傾いて貼付されていることが分かり難い範囲内で、シール120の表示面が窪むように構成されていてもよい。このような窪みが生じるように構成する場合には、シール120の表示面が立体的になり、シール120の存在が強調されてシール120に表示されている情報が目立ち易いといった効果が得られる。
また、凹部は、図10に示すように、段差状の窪みの凹面140として形成されていてもよいし、凸部は、図11に示すように、段差状に突出した凸面150として形成されていてもよい。この場合には、シール120の貼付領域(したがって、貼付位置)は、凹面140や凸面150によって指示される。
また、シールの貼付面は基板ボックスの裏面(基板が収容されている側)でもよい。この場合、基板ボックスの表側から見て、貼付指示部がシールで覆われることはないが、例えば、貼付指示部が元々視認し難く(視認し難い程、貼付指示部の高さが低く)、作業者が指等で触れれば確認できるように構成されていれば、勿論、貼付指示部はシールが貼付された場合にも視認し難い構成となる。なお、この場合、シールの表示面に粘着材が設けられる。このような構成によれば、貼付後にシールの表示面が汚れ難く、シールに表示されている内容が長期間見易い状態を維持することができる。
「(態様1)複数の電気部品が配設されている基板と、遊技機に関する情報を表示する情報表示シールと、前記基板を収容するとともに、前記情報表示シールが貼付される貼付面を有する基板収容部材を備え、前記基板収容部材の貼付面には、前記情報表示シールの貼付位置を指示する貼付指示部が設けられている遊技機であって、
前記貼付指示部は、前記情報表示シールによって被覆可能に構成されている、
ことを特徴とする遊技機。」
本態様の遊技機は、複数の電気部品が配設されている基板と、遊技機に関する情報を表示する情報表示シールと、基板を収容するとともに情報表示シールが貼付される貼付面を有する基板収容部材を備えている。基板収容部材の貼付面には、情報表示シールの貼付位置を指示する貼付指示部が設けられている。
そして、この貼付指示部は、情報表示シールによって被覆可能に構成されている。
本態様の遊技機によれば、情報表示シールを貼付した後には、情報表示シールで貼付指示部が被覆可能に構成されているので、情報表示シールが貼付指示部に対して傾いていても、情報表示シールが傾いていることを判別し難い。したがって、作業者は、図12〜図14を用いて説明した従来技術ほど、情報表示シールが傾かないように細心の注意を払う必要がなく、情報表示シールの貼付作業が容易となる。
前記貼付指示部は、前記情報表示シールの外縁と同じ外縁を有する領域内に、前記貼付面から突出して形成された凸部である、
ことを特徴とする遊技機。」
本態様の遊技機の貼付指示部は、情報表示シールの外縁と同じ外縁を有する領域内に、貼付面から突出して形成された凸部として構成されている。
「凸部」とは、段差状の突出部(凸面)、線状や点状の突起等を含む。凸部が凸面である場合には、当該凸面によって情報表示シールの貼付領域(したがって、貼付位置)が指示される。もしくは、当該凸面の外縁によって情報表示シールの貼付位置が指示される。凸部が線状や点状の突起である場合には、突起に囲まれた領域によって情報表示シールの貼付領域(したがって、貼付位置)が指示される。もしくは、突起を結んだ線によって情報表示体の貼付位置が指示される。
本態様の遊技機によれば、貼付指示部は、基板収容部材の情報表示シールの貼付面より凸状に構成されているので、作業者が指等で触っても分かり易く、照明等の都合により視認し難い場所でも、シールを貼付する位置を確認し易い。したがって、基板収容部材に簡単に見栄えよく情報表示シールを貼付することができる。
また、基板収容部材の型を作成するにあたり、貼付指示部については該当する箇所を彫ればよいので、型の作成が容易である。
前記凸部は、突起であることを特徴とする遊技機。」
本態様の遊技機では、凸部は突起として構成されている。
「突起」は、基板収容部材において、好ましくは、シールの外縁と同じ形状の領域内に配置される。
「突起」としては、線状や点状の形状のものを含む。したがって、連続的な突起でもよいし、離散的な突起でもよい。そして、突起に囲まれた領域によって情報表示シールの貼付領域(したがって、貼付位置)が指示される。もしくは、突起を結んだ線によって情報表示体の貼付位置が指示される。
本態様の遊技機によれば、貼付指示部は、基板収容部材の情報表示シールの貼付面より凸状に構成されているので、作業者が指等で触っても分かり易く、照明等の都合により視認し難い場所でも、シールを貼付する位置を確認し易い。したがって、基板収容部材に簡単に見栄えよく情報表示シールを貼付することができる。
また、基板収容部材の型を作成するにあたり、貼付指示部については該当する箇所を線状あるいは点状に彫ればよいので、型の作成が一層容易である。
前記貼付指示部は、前記情報表示シールの外縁と同じ外縁を有する領域内に、前記貼付面から窪んで形成された凹部である、
ことを特徴とする遊技機。」
本態様の遊技機の貼付指示部は、情報表示シールの外縁と同じ外縁を有する領域内に、貼付面から窪んで形成された凹部として構成される。
「凹部」とは、段差状の窪み(凹面)、線状の溝や点状の孔の形状を含む。凹部が凹面である場合には、当該凹面によって情報表示シールの貼付領域(したがって、貼付位置)が指示される。もしくは、当該凹面の外縁によって情報表示シールの貼付位置が指示される。凹部が線状の溝や点状の孔である場合には、溝や孔に囲まれた領域によって情報表示シールの貼付領域(したがって、貼付位置)が指示される。もしくは、溝や孔を結んだ線によって情報表示体の貼付位置が指示される。
本態様の遊技機によれば、貼付指示部は、基板収容部材の情報表示シールの貼付面より凹状の面(段差状の窪み)として構成されているので、貼付後のシールにおいて隆起する部分がなく表面が汚れ難い。
前記情報表示シールには、前記情報を表示する表示部の外周に外周線が表示されており、
前記貼付指示部は、前記情報表示シールに表示されている外周線と同じ形状の線に沿って形成されている、
ことを特徴とする遊技機。」
本態様の遊技機では、情報表示シールには、情報を表示する表示部の外周に外周線が表示されており、貼付指示部は、情報表示シールに表示されている外周線と同じ形状の線に沿って形成されている。
なお「外周線」は、1周連続して表示されていなくてもよく、途中で途切れていてもよい。
「外周線と同じ形状の線に沿って形成される」とは、外周線に沿った線や点等、少なくとも外周線の一部に沿った貼付指示部が構成されていればよい。
本態様の遊技機によれば、作業者は、情報表示シールを貼付指示部が示す貼付位置に貼付する際に、情報表示シールの外周線と貼付指示部の形状を合わせるように貼付すればよいので、情報表示シールを貼付位置に貼付し易い。
また、貼付指示部が凸部として構成されている場合には、情報表示シールを貼付指示部に貼付した状態では、貼付指示部により隆起した部分が外周線と重なり、貼付指示部の存在がわかり難い。したがって、情報表示体が貼付指示部に対して傾いていても、情報表示体が傾いていることを一層判別し難い。このため、作業者は、従来技術ほど、情報表示体が傾かないように細心の注意を払う必要がなく、情報表示体の貼付作業が容易となる。
前記基板収容部材は、前記基板収容部材の内部を、当該基板収容部材を通して視認可能に形成され、
前記情報表示シールは、当該情報表シールが前記貼付面に貼付された状態で、前記基板収容部材の内部を、当該情報表示シールおよび前記基板収容部材を通して視認不能に構成されている、
ことを特徴とする遊技機。」
本態様の遊技機では、基板収容部材は、基板収容部材の内部を、当該基板収容部材を通して視認可能に形成され、情報表示シールは、情報表シールが前記貼付面に貼付された状態で、基板収容部材の内部を、当該情報表示シールおよび基板収容部材を通して視認不能に構成されている。
本態様の遊技機では、例えば、基板収容部材は透明性を有しており、情報表示シールは不透明性を有している。したがって、基板収容部材にシールが貼付された場合に、基板収容部材を通して視認することができる基板が情報表示シールの貼り付け位置では、視認することができない構成となっている。これにより、シールの表示内容が基板に印刷されているシルク印刷による部品番号の表示等により見え難くなることがない。
10 本体枠
11 球貯留タンク11
12 タンクレール
100 基板ボックス
110 突起
120 情報表示シール
121 外縁
122 縁取り
310 外部端子基板
Claims (2)
- 複数の電気部品が配設されている基板と、前記基板を収容する基板収容部材と、前記基板収容部材の貼付面に貼付される情報表示体を備え、前記基板収容部材の貼付面には、前記情報表示体が貼付される貼付位置を指示する貼付指示部が設けられている遊技機であって、
前記情報表示体には、前記貼付面に貼付される面と反対側の面に、前記情報表示体の外縁より内側の位置に、当該外縁を縮小した形状の外周線が表示されており、
前記貼付指示部は、前記情報表示体に表示されている外周線と同じ形状の線に沿って、前記基板収容部材の貼付面から突出して形成されている突起であり、
前記外周線が前記貼付指示部に位置合わせされた状態で前記情報表示体が前記基板収容部材の貼付面に貼付されると、前記貼付指示部は、前記情報表示体によって被覆されて視認し難くなるように構成されていることを特徴とする遊技機。 - 複数の電気部品が配設されている基板と、前記基板を収容する基板収容部材と、前記基板収容部材の貼付面に貼付される情報表示体を備え、前記基板収容部材の貼付面には、前記情報表示体が貼付される貼付位置を指示する貼付指示部が設けられている遊技機であって、
前記情報表示体には、前記貼付面に貼付される面と反対側の面に、前記情報表示体の外縁より内側の位置に、当該外縁を縮小した形状の外周線が表示されており、
前記貼付指示部は、前記情報表示体に表示されている外周線と同じ形状の線に沿って、前記基板収容部材の貼付面から窪んで形成されている溝であり、
前記外周線が前記貼付指示部に位置合わせされた状態で前記情報表示体が前記基板収容部材の貼付面に貼付されると、前記貼付指示部は、前記情報表示体によって被覆されて視認し難くなるように構成されていることを特徴とする遊技機。
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JP2006136665A (ja) | 2006-06-01 |
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