JP2522964Y2 - 火災報知用機器 - Google Patents

火災報知用機器

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JP2522964Y2
JP2522964Y2 JP1989144154U JP14415489U JP2522964Y2 JP 2522964 Y2 JP2522964 Y2 JP 2522964Y2 JP 1989144154 U JP1989144154 U JP 1989144154U JP 14415489 U JP14415489 U JP 14415489U JP 2522964 Y2 JP2522964 Y2 JP 2522964Y2
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JP
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dip switch
fire alarm
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fire
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JPH0382480U (ja
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誠 安川
浩幸 関口
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Nohmi Bosai Ltd
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、火災感知器や中継器などの火災報知用機器
に係り、さらに詳しくは、アドレスあるいは感度等を設
定するためのデイップスイッチを内蔵した火災報知用機
器に関するものである。
[従来の技術] 第6図は火災報知システムの一例の原理的ブロック図
である。図において、(82),(82a),(82b),……
(82n)は火災感知器で、建物の各部屋や廊下などの天
井にそれぞれ設置され、各火災感知器(82)〜(82n)
は特定のブロックごとに伝送線(84),(84a),……
に並列に接続されて中継器(81),(81a),……に導
かれており、各中継器(81),(82a),……は例えば
アナログ式のアドレス付火災感知器(85),(85a),
……と共に伝送線(83)に並列に接続されて、監視室に
設置されたMPUを有する受信機(8)に接続されてい
る。
いま、ある部屋に火災が発生してその部屋に設置され
た火災感知器(例えば(82))がそれを感知すると、こ
の火災感知器(82)は伝送線(84)を介して火災発生信
号を中継器(81)に送る。この火災発生信号を受けた中
継器(81)はこの信号を伝送線(83)を介して受信機
(8)に伝送し、これを受けた受信機(8)は火災発生
場所の確認、通報、消化措置、防火、類焼防止措置、そ
の他火災鎮火に必要な各種の指令を発する。
ところで、この場合受信機(8)は、先ず最初に火災
が何処で発生したかを知り、そしてこれを確認しなけれ
ばならない。このため、各火災感知器(85)〜(85a)
……及び各中継器(81),(81a),……にはそれぞれ
設置された場所(アドレス)が設定されている。
第4図はアドレス付の従来の光電式火災感知器の一例
を示すもので、(a)は平面図、(b)は側面図、
(c)は下面図である。図において、(1)は有底円筒
状の感知器本体で、電気回路を形成する各種の電気部品
やアドレスを設定するデイップスイッチ等が実装された
プリント基板を内蔵している。この感知器本体(1)の
下面には発光素子、受光素子、ラビリンス、防虫網等が
取付けられた光学台が取付けられ、光学台を覆って感知
器カバー(6)が装着されている。
(11a)は感知器本体(1)の底部に、内蔵されたプ
リント基板のデイップスイッチに対応して設けられた操
作用の窓穴で、第5図に示すように、デイップスイッチ
(21)の外形に対応した大きさの長方形に明けられてい
る。なお、(7)はプリント基板を感知器本体(1)に
固定すると共に、プリント基板と伝送線(84)とを電気
的に接続するための取付ねじである。
火災感知器(82)〜(82a)は、第6図で説明したよ
うに多数設置されているので、各火災感知器(82)〜
(82n)はそれぞれアドレス、例えば[01H〜C8H(1〜2
00)]を持っており、このアドレスは、例えば第5図に
示すように8ビットのデイップスイッチ(21)により設
定される。したがって、第5図の例では55H(85)のア
ドレスを表示する。
[考案が解決しようとする課題] 従来のデイップスイッチ操作用の窓穴(11a)は、デ
イップスイッチ(21)の本体上面に印刷された番号(図
には1〜8の数字が付されている)やON,OFFの記号を見
ながら操作してアドレスを設定できるように、デイップ
スイッチ(21)の外形とほぼ同じ大きさに形成されてい
る。
このため、感知器本体(1)の強度が低下したり、防
滴対策が面倒であったり、銘版等のラベルの貼付場所が
なくなるなど、種々問題があった。
本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、
小さい窓穴で容易にアドレスを設定することのできるデ
イップスイッチを備えた火災報知用機器を得ることを目
的としたものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る火災報知用機器は、内蔵したデイップス
イッチと対向する筐体の壁にデイップスイッチの操作部
とほぼ同じ大きさの非対称形状の操作用窓穴を設けたも
のである。
また、上記操作用窓穴の周縁にデイップスイッチの桁
を区切る表示部を設けたものである。
さらに、操作用窓穴に近接して筐体の壁上に、ON側を
示す表示及びデップスイッチの桁を区切る表示を設けた
ものである。
[作用] 筐体外から操作用窓穴を介してアドレスを設定する場
合、非対称の操作用窓穴の一方の側又は表示をON側及び
上位ビット側とし、表示部又は表示によりデイップスイ
ッチの桁を確認すればよいので、デイップスイッチの桁
を示す数字等が見えなくても容易にアドレスを設定する
ことができる。
[実施例] 第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図はその平面
図である。図において、(1)は有底円筒状の感知器本
体、(2)はセンサ回路用の電気部品が実装された第1
のプリント基板、(2a)は伝送回路用の電気部品及びア
ドレス設定用のデップスイッチ(21)が実装された第2
のプリント基板で、両プリント基板(2),(2a)は導
電材料からなる複数本の支柱(3)により機械的及び電
気的に一体的に結合され、感知器本体(1)内に収容さ
れている。そして取付ねじ(7)により感知器本体
(1)に固定されると共に、取付ねじ(7)を介して外
部の伝送線に接続されている。(11)は第2のプリント
基板(2a)に取付けたデイップスイッチ(21)に対向し
て、感知器本体(1)の底板に設けた操作用の窓穴であ
る。
(4)は発光素子(41)、受光素子(42)、J字状の
隔壁を環状に配置したラビリンス等からなる光学台で、
第1のプリント基板(2)の下面に当接され、係止部を
介して感知器本体(1)に一体的に結合されている。
(43)は光学台(4)の下面を被覆する光学台カバー
で、ラビリンス等とにより暗箱を形成する。(5)は光
学台(4)の周囲に巻かれた防虫網、(6)は周囲に煙
流入口(61)を有する感知器カバーで、光学台カバー
(43)を覆い、感知器本体(1)に結合されている。
ところで、感知器本体(1)の底板に設けたデイップ
スイッチ(21)の操作用の窓穴(11)は、本考案におい
ては、第2図及び第3図(a)に示すように、デイップ
スイッチ(21)の操作部(22)(8ビット)とほぼ同じ
大きさに形成されており、したがって、デイップスイッ
チ(21)の本体壁に印刷された番号(1〜8の数字)や
記号(ON,OFF等)は、感知器本体(1)の底板に隠れて
見えない。しかし、上位ビット側の上端部には傾斜部
(12)が設けられて窓穴(11)の長さ方向が左右非対称
に形成されており、また操作部(22)の中央部、したが
ってビットの4桁目と5桁目との間には突起部(13)が
形成されているので、上位ビット側とON側及び各ビット
の桁を容易に知ることができる。アドレスの設定手段は
従来と同様で、第3図(a)の例ではD2H(210)を示
す。なお、アドレスを設定したときは、窓穴(11)を銘
板、シール等の不透明な部材あるいは内部が見えるよう
に透明な部材で封止する。
第3図(b),(c),(d)は本考案の別の実施例
を示すもので、(b)図の実施例は、窓穴(11)の上位
ビット側を円弧部(12a)に形成すると共に、ビットの
2桁ごとに上下交互に突起部(13)を設け、かつこの突
起部(13)をON側に多く設けたものである。また、
(c)図の実施例は、窓穴(11)の上位ビット側に上位
ビット側とON側を示す傾斜部(12)だけを設けたもので
ある。さらに(d)図の実施例は、窓穴(11)の外周の
感知器本体(1)の底面上に、上位ビット側とON側及び
ビットの桁を示すマーク(12b)及び(13a)を表示した
もので、これら各実施例によれば、上位側と下位側の区
別、ビットの番号及びON,OFFの印刷が見えなくても、容
易にアドレスを設定することができる。
上記の実施例では、本考案を2枚のプリント基板を備
えた光電式火災感知器に実施した場合を示したが、1枚
のプリント基板を備えた通常の光電式感知器、さらに
は、半導体式火災感知器、バイメタル式火災感知器、イ
オン式火災感知器等にも実施しうることは云う迄もな
い。また、上記実施例では本考案を各種の火災感知器に
実施した例を示したが、同様にして中継器にも実施する
ことができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案はデイップス
イッチの操作用窓穴をデップスイッチの操作部とほぼ同
じ大きさの非対称に形成し、若しくはこの操作用窓穴の
周縁にデイップスイッチの桁を区切る表示部を設け、又
は操作用窓穴に近接して筐体の壁上に上位ビット側及び
ON側を示す表示及びデップスイッチを区切る表示を設け
たので、デイップスイッチの本体上面に設けた記号や番
号が見えなくても、筐体外から容易にアドレスを設定す
ることができる。このため、次のような効果を得ること
ができる。
(1)デップスイッチの番号や記号が見えなくてもよい
ので、操作用窓穴を操作に必要な最小限の大きさにする
ことができ、このため筐体に必要な強度を保持すること
ができる。
(2)操作用窓穴を小さくできるので、防滴対策が容易
である。
(3)デイップスイッチの記号や番号が見えなくてもON
側及び桁位置が1目でわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の縦断面図、第2図はその平面
図、第3図(a)〜(d)はそれぞれ本考案の要部をな
す操作用窓穴の実施例の説明図、第4図(a)は従来の
火災感知器の一例の平面図、(b)はその側面図、
(c)は下面図、第5図は従来の操作用窓穴とデイップ
スイッチとの関係を示す説明図、第6図は火災報知シス
テムの一例の原理的説明図である。 (1):感知器本体、(2),(2a):プリント基板、
(4):光学台、(6):感知器カバー、(11):窓
穴、(12):傾斜部、(12a):円弧部、(13):突起
部、(12b),(13a):マーク、(21):デイップスイ
ッチ、(8):受信機、(81),(81a):中継器、(8
2)〜(82n):火災感知器、(83),(84):伝送線。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に筐体外から操作するデイップスイ
    ッチが設けられた火災報知用機器において、 前記デイップスイッチと対向する筐体の壁に前記デイッ
    プスイッチの操作部とほぼ同じ大きさの非対称形状の操
    作用窓穴を設けたことを特徴とする火災報知用機器。
  2. 【請求項2】前記操作用窓穴の周縁にデイップスイッチ
    の桁を区切る表示部を設けたことを特徴とする請求項
    (1)記載の火災報知用機器。
  3. 【請求項3】筐体内に筐体外から操作するデイップスイ
    ッチが設けられた火災報知用機器において、 前記デイップスイッチと対向する筐体の壁に前記デイッ
    プスイッチの操作部とほぼ同じ大きさの操作用窓穴を設
    けると共に、該操作用窓穴に近接して筐体の壁上にON側
    を示す表示及びデイップスイッチの桁を区切る表示を設
    けたことを特徴とする火災報知用機器。
JP1989144154U 1989-12-15 1989-12-15 火災報知用機器 Expired - Lifetime JP2522964Y2 (ja)

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JPH0382480U JPH0382480U (ja) 1991-08-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923882U (ja) * 1982-07-30 1984-02-14 松下電工株式会社 中継器
JPH0243054Y2 (ja) * 1984-09-05 1990-11-16

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