JP2522788B2 - 造波装置 - Google Patents

造波装置

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JP2522788B2
JP2522788B2 JP62086367A JP8636787A JP2522788B2 JP 2522788 B2 JP2522788 B2 JP 2522788B2 JP 62086367 A JP62086367 A JP 62086367A JP 8636787 A JP8636787 A JP 8636787A JP 2522788 B2 JP2522788 B2 JP 2522788B2
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JP
Japan
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airtight chamber
air supply
air
valve
water
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JP62086367A
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JPS63252182A (ja
Inventor
昌明 黒井
哲三 今井
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Ataka Kogyo KK
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Ataka Kogyo KK
Hitachi Zosen Corp
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  • Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は造波装置に関する。
従来の技術 従来、水槽内に遊泳用の波を発生させる造波装置とし
ては、フラップ型、プランジャー型のものがある。これ
らは、板またはプランジャーを前後に移動させて波を発
生させるものであった。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の構成によると、例えばサーフィン用の大き
な波を発生させる場合、いずれも大容量の駆動装置を必
要とするという問題点があった。
そこで、本発明は上記問題点を解消し得る造波装置を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するため、本発明の第1の手段は、
水槽の所定箇所に気密室を設けるとともに、この気密室
の下部を水槽内の水面下に連通させ、上記気密室の上部
に、途中に排気ブロワーおよび排気弁が設けられた空気
排出管並びに途中に給気弁が設けられた空気供給管を接
続した造波装置である。
また、上記問題点を解決するため、本発明の第2の手
段は、水槽の所定箇所に気密室を設けるとともに、この
気密室の下部を水槽内の水面下に連通させ、上記気密室
の上部に、途中に排気ブロワーおよび排気弁が設けられ
た空気排出管並びに途中に給気弁が設けられた空気供給
管を接続し、上記空気排出管の端部にアキュームレータ
を接続するとともにこのアキュームレータと上記空気供
給管とを接続した造波装置である。
さらに、上記問題点を解決するため、本発明の第3の
手段は、水槽の所定箇所に気密室を設けるとともに、こ
の気密室の下部を水槽内の水面下に連通させ、上記気密
室の上部に、途中に排気ブロワーおよび排気弁が設けら
れた空気排出管並びに途中に給気弁が設けられた空気供
給管を接続し、上記気密室内の水位を検出する水位検出
器を設け、この水位検出器からの水位信号により上記排
気弁および給気弁を開閉制御する制御器を設けた造波装
置である。
作用 上記構成において、水槽内い大きい波を発生させる場
合、空気排出管を介して気密室内の空気を排気ブロワー
により吸引して水槽内の水を吸込み、水位が所定高さに
なると空気供給管を介して空気を気密室内に供給して気
密室の水を水槽内に戻す。これを繰返すことによって、
水槽内に大きな波が発生する。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図に基づき説明する。
1は大きな水槽例えばサーフィンをすることができる
ような水槽で、所定の側部には気密室2が立設されてお
り、この気密室2の下端開口部2aは水槽1の底部すなわ
ち水面下に連通されている。上記気密室2の側壁上部に
は、空気排出管3の一端部が接続されるとともにその他
端部にはアキュムレータ4が接続されている。そして、
この空気排出管3の途中には、気密室2側からアキュム
レータ4側に向って第1排気弁5、排気ブロワー6およ
び第2排気弁7が順に設けられている。そして、さらに
この空気排出管3の第1排気弁5と排気ブロワー6との
間および排気ブロワー6と第2排気弁7との間には、そ
れぞれ先端が大気に開放されるとともに途中に大気取入
弁8および大気放出弁9が設けられた大気取入管10およ
び大気放出管11が接続されている。また。上記気密室2
の上壁部と上記アキュムレータ4とに亘って空気供給管
12が接続されるとともに、その途中に給気弁13が設けら
れている。そして、上記第1排気弁5、大人気取入弁8
および給気弁13は気密室2内の水位によって制御が行わ
れるとともに、第2排気弁7および大気放出弁9はアキ
ュムレータ4内の圧力によって制御が行われる。すなわ
ち、気密室2の側壁には気密室2内の水位を検出する水
位計(水位検出器)14が取付けられるとともに、アキュ
ムレータ4には内部の空気圧力を検出する圧力計15が取
付けられ、さらにこの水位計14および圧力計15の各信号
を入力して、上記各弁5,7,8,9,13を制御する制御器16が
設けられている。
次に造波作用について説明する。
すべての弁5,7,8,9,13が閉じている状態において、第
1排気弁5および第2排気弁7を開けるとともに、排気
ブロワー6を作動させる。すると、気密室2内の空気が
アキュムレータ4に吸引され、水槽1内の水が気密室2
内に吸込まれる。そして、気密室2内の水位が所定高さ
に達すると、水位計14の信号が制御器16に入力されると
ともに、第1排気弁5が閉じられるとともに給気弁13お
よび大気取入弁8が開けられる。すると、気密室2内に
はアキュムレータ4内の圧縮空気が供給されるため、気
密室2内の水面が押下げられ、水が水槽1内に押出され
て大きな波が発生する。そして、気密室2内の水位が下
がると再び水位計14の信号が制御器16に入力され、この
制御器16から制御信号が出力されて第1排気弁5が開け
られるとともに大気取入弁8および給気弁13が閉じられ
て、気密室2内の空気が吸引され、水が吸込まれる。気
密室2内の水位が下がると、再び制御器16を介して、弁
が制御されて水が水槽2内に押出される。これが繰返し
て行なわれる。なお、水の押出し時に、大気取入弁8が
開けられるため、排気ブロワー6を停める必要がないと
ともに、このとき吸込まれた空気はアキュムレータ4に
貯えられる。また、アキュムレータ4内の圧力が所定値
以上になると、圧力計15から信号が制御器16内に送ら
れ、そしてこの制御器16から大気放出弁9に開信号が出
力されて、アキュムレータ4内の圧縮空気が放出され
る。勿論、アキュムレータ4内の圧力が所定値以下にな
ると、制御器16を介して大気放出弁9は閉じられる。
次に、他の実施例を第2図に基づき説明する。
上記実施例においては、排気ブロワーにより吸引した
空気をアキュムレータに一旦貯え、気密室からの水を押
出す際にアキュムレータ内の圧縮空気を使用するように
したのに対し、この他の実施例においては、排気ブロワ
ーからの吸引空気を使用しないものである。すなわち、
空気排出管3の他端部には消音器17が接続され、また気
密室2に接続される空気供給管12の他端部は単に大気に
開放されているだけである。
したがって、波を発生させる場合、第1排気弁5を開
けるとともに排気ブロワー6を作動させて気密室2内の
空気を吸引して水を吸込む。そして、水位が所定高さに
達すると、制御器16を介して第1排気弁5が閉じられる
とともに給気弁13が開けられ、空気が気密室2内に入
り、水面が重力により降下し、水槽1内に波が発生す
る。勿論、第1排気弁5が閉じられている際には、大気
取入弁8が開けられて、排気ブロワー6は連続運転され
ている。
ところで、上記各実施例においては、気密性を一個の
部屋として説明したが、気密室内を複数個の部屋に仕切
り、大きさの異なる波を同時に発生させることもでき
る。
発明の効果 上記本発明の構成によると、水槽内に連通する気密室
内の空気を給排出することにより、水槽内に波を発生さ
せることができるため、大きい波を発生させる場合、従
来のフラップ型、プランジャー型のように駆動装置の大
容量化をする必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における造波装置の概略構成
を示す断面図、第2図は他の実施例における造波装置の
概略構成を示す断面図である。 1……水槽、2……気密室、2a……開口部、3……空気
排出管、4……アキュームレータ、5……第1排気弁、
6……排気ブロワー、12……空気供給管、13……給気
弁、14…水位計、15……圧力計、16……制御器。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水槽の所定箇所に気密室を設けるととも
    に、この気密室の下部を水槽内の水面下に連通させ、上
    記気密室の上部に、途中に排気ブロワーおよび排気弁が
    設けられた空気排出管並びに途中に給気弁が設けられた
    空気供給管を接続したことを特徴とする造波装置。
  2. 【請求項2】水槽の所定箇所に気密室を設けるととも
    に、この気密室の下部を水槽内の水面下に連通させ、上
    記気密室の上部に、途中に排気ブロワーおよび排気弁が
    設けられた空気排出管並びに途中に給気弁が設けられた
    空気供給管を接続し、上記空気排出管に端部にアキュー
    ムレータを接続するとともにこのアキュームレータと上
    記空気供給管とを接続したことを特徴とする造波装置。
  3. 【請求項3】水槽の所定箇所に気密室を設けるととも
    に、この気密室の下部を水槽内の水面下に連通させ、上
    記気密室の上部に、途中に排気ブロワーおよび排気弁が
    設けられた空気排出管並びに途中に給気弁が設けられた
    空気供給管を接続し、上記気密室内の水位を検出する水
    位検出器を設け、この水位検出器からの水位信号により
    上記排気弁および給気弁を開閉制御する制御器を設けた
    ことを特徴とする造波装置。
JP62086367A 1987-04-08 1987-04-08 造波装置 Expired - Lifetime JP2522788B2 (ja)

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JPH0373172U (ja) * 1989-11-21 1991-07-23
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JPS573103B2 (ja) * 1976-10-15 1982-01-20
JPS57207911A (en) * 1981-06-17 1982-12-20 Toshiba Corp Controlling method of water pump

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