JP2522784Y2 - 紙ガイド機構 - Google Patents

紙ガイド機構

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JP2522784Y2
JP2522784Y2 JP5991893U JP5991893U JP2522784Y2 JP 2522784 Y2 JP2522784 Y2 JP 2522784Y2 JP 5991893 U JP5991893 U JP 5991893U JP 5991893 U JP5991893 U JP 5991893U JP 2522784 Y2 JP2522784 Y2 JP 2522784Y2
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JP
Japan
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paper
paper guide
recording paper
ribbon
guide mechanism
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP5991893U
Other languages
English (en)
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JPH0675752U (ja
Inventor
直樹 浅井
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は帳票の前方送り、後方送
りを行う帳票用プリンタ(スリッププリンタ)の紙ガイ
ド機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の紙ガイド機構は、図4に示すよう
に、プラスチック製のリボンカセット本体11より1体
にて成形された帳票の挿入ガイド部12があり、帳票1
5は、テーブル14に沿って、印字部(不図示)へ挿入
されていた。
【0003】印字部の上流側には、帳票15のフォーマ
ットのエンド検出器であるBOF(BOTOMM OF FORM)セ
ンサー13が挿入ガイド部12から離れて配置されてい
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし前述の従来技術
では、帳票15の後端にカール15bがある場合には、
検出器側の挿入側から印字手段(不図示)まで矢印G方
向の前方送りをし、帳票15の後端15cがBOFセン
サー13から外れ、その後、印字手段側から挿入側への
矢印F方向の後方送り(一般的には紙の排出送り)をな
すとき、後端がカールしている為にBOFセンサー13
の溝13bに進入できなく帳票がBOFセンサーに当
り、その結果、蛇行や紙ジャム等の問題も生じていた。
【0005】そこで本考案は従来のこのような課題を解
決するためになされたものであり、帳票の排出時の蛇行
や紙ジャム等がない安定した記録紙送りの紙ガイド機構
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るため本考案の紙ガイド機構は、記録紙の下面を案内し
記録紙を印字手段へ案内するテーブルと、プリンタ本体
に取り付けられ印字手段にリボンを供給するリボンカセ
ットと、印字手段と対向するリボン位置より記録紙が挿
入される側の位置であって、リボンカセットに回動可能
に配置され、待機時にはテーブルと対向する紙ガイド部
材と、印字手段に対し記録紙の挿入側に配置され、記録
紙の側端面が通過される溝を配置された紙検出部材とを
有し、紙ガイド部材は、待機時には、記録紙を案内する
面が検出部材の溝の近傍に位置し、且つ溝の上面よりも
低いことを特徴とする。
【0007】又、紙ガイド部材は、検出部材に当接して
待機位置が規定されることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本考案の上記の構成によれば、紙ガイド部材の
案内する面が検出部材の溝の上面よりも低いので、帳票
の後端は、より広い溝に案内される。
【0009】
【実施例】以下本考案による実施例を図面に沿って説明
する。図1は実施例による紙ガイド機構を総体的に示し
た斜視図であり、図2は帳票を挿入(セット)する時の
紙ガイド機構の動作を示す斜視図であり、図3は挿入さ
れた帳票を挿入した側に排出される後方送りするときの
BOFセンサーと紙ガイド機構との位置関係を示した図
1のH−H’断面図である。
【0010】リボンカセット1は左右に支点部1を有
し、プリンタ本体6の左右フレームの切り欠き穴部で保
持されており、リボンカセットのプリンタ本体6への装
脱着時は矢印D方向に回動しながら装脱着する構造とな
っている。プリンタ本体6の内部には印字ヘッド及び紙
送り機構(図示せず)等が内載されており、平面的な帳
票5を矢印A方向(前方送り)に挿入されてセットさ
れ、矢印B方向(後方送り)に排出される構造となって
いる。
【0011】又、印字ヘッドはリボンカセット1内のイ
ンクリボンを介して上方向から印字する一般的な構造で
ある。BOFセンサー3はコの字状をしている一般的な
光学的センサーで図1の如くリボンカセット1の帳票挿
入側前面に配置され、コの字状の中に帳票を通すことに
より紙検出を行っている。
【0012】テーブル4は片側側部に折り曲げ部4aを
有しており、帳票セット時は、BOFセンサー3を介し
て折り曲げ部4aに当接させながらプリンタ本体内部に
帳票をセットするものである。
【0013】リボンカセット1は下部帳票挿入側左右に
腕部1aが形成されており、紙ガイド2の左右の回動支
点部2aが腕部1aと遊合状態にて取り付けられてい
る。そのため、紙ガイド2は回効支点部2aを回動中心
として矢印C方向に自由に回動する構造となっている。
【0014】紙ガイド2の矢印C方向と反対方向の位置
は、紙ガイド2の係止部2eがBOFセンサー3の上面
部3dに当接して規制され待機状態が保持されている。
(本実施例では紙ガイドの自重により保持しているが若
干のバネ荷重を付加して保持してもよい。)紙ガイド2
の帳票が挿入される側の端面は、挿入方向に対して角度
をもってカットされたような斜面部2dがある。
【0015】次に動作を説明する。図2の如く、帳票5
の先端に先端カール5aを有する場合を説明する。帳票
5をテーブル4の上面に添って矢印E方向に移動させる
と、先端カール5aは紙ガイド2の斜面部2dと当た
る。
【0016】更に移動させると、先端カール5aの最も
高くなったコーナーは紙ガイド2を矢印C方向に回動さ
せ、回動された紙ガイド2とテーブル4との間の挿入口
は広くなる。帳票5と紙ガイド2との接触は、斜面部2
dの斜面の為、紙ガイド2と接触している部分の増加量
は少なく、コーナーの接触されている近傍の先端端面
は、回動されて広くなった紙ガイド2の下方に案内され
る。
【0017】更に帳票5が矢印E方向に移動されると、
帳票5の先端カール5aは、ある一定の所までは紙ガイ
ド2を回動しながらともにせり上がっていくが、帳票5
の剛性より下方へ戻ろうとする力により、紙ガイド2の
下方側を摺動する。
【0018】先端カール5aが下方に移動すると紙ガイ
ド2自重のモーメントにより矢印C方向とは反対方向に
回動し待機状態に戻り、帳票5は紙ガイド2とテーブル
4の間に位置され、印字部(不図示)へと案内される。
【0019】次に帳票5が排出される後方送りの場合を
図3にて説明する。紙ガイド2はBOFセンサー3の上
面部3dと当接した位置にて保持されており、BOFセ
ンサー3のコの字状をした内部上面3aと紙ガイド2の
ガイド下面2cとの高さ関係は当接した場合に若干の段
差hを有する(本実施例ではh=1〜2mm程度)位置
関係となっている。
【0020】帳票5の後端に後端カール5bがあって更
に帳票5の後端がBOFセンサー3を外れた場合、帳票
5を矢印F方向に後方送りをする場合を説明する。
カール5bは紙ガイド2の傾斜部2fに当接し、紙ガイ
ド2を矢印C方向に回動させようと作用するが、紙ガイ
ド2には紙ガイド2の自重による矢印C方向と反対方向
のモーメントが作用している。後端カール5bが紙ガイ
ド2の左右の回動支点部2aに近いところでは、その距
離が小さいので後端カール5bによるモーメントが小さ
く紙ガイド2は回動されず、後端カール5bは紙ガイド
2の傾斜部2fにカールの高さを小さくされながら後方
へ案内される。後端カール5bが紙ガイド2の左右の回
動支点部2aから離れるにつれてカールの高さが小さく
なるので、カールによる帳票5の紙剛性は小さく紙ガイ
ド2を矢印C方向に回動する力は弱いことから、紙ガイ
ド2は矢印C方向には回動されずに後端カール5bは
イド下面2cに案内される。
【0021】ガイド下面2cはBOFセンサー3の近く
まで帳票5を案内するため、後端カール5bの紙経路
は、BOFセンサー3の方が段差hの分広くなり、その
為、後端カール5はBOFセンサー3の上端面に当た
ることもなく帳票5は後方に紙送りされプリンタから排
出される。
【0022】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、記録
紙の下面を案内し記録紙を印字手段へ案内するテーブル
と、プリンタ本体に取り付けられ印字手段にリボンを供
給するリボンカセットと、印字手段と対向するリボン位
置より記録紙が挿入される側の位置であって、リボンカ
セットに回動可能に配置され、待機時にはテーブルと対
向する紙ガイド部材と、印字手段に対し記録紙の挿入側
に配置され、記録紙の側端面が通過される溝を配置され
た紙検出部材とを有し、紙ガイド部材は、待機時には、
記録紙を案内する面が検出部材の溝の近傍に位置し、
溝の上面よりも低いので、帳票の紙経路はより広くな
ることにより、帳票の後端は、例えカールがあったとし
ても、帳票は検出部材と衝突しなくスムースに検出部材
の溝に案内され、帳票の排出時の蛇行や紙ジャム等がな
い安定した記録紙送りが達成できた。
【0023】又、紙ガイド部材は、検出部材に当接して
待機位置が規定される為、段差hの確保が容易である。
このように本考案の実用的効果は極めて大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す紙ガイド機構を総体的
に示した斜視図。
【図2】 本考案の実施例の帳票を挿入するときの紙ガ
イド機構の動作を示す斜視図。
【図3】 本考案の実施例の帳票を後方送りする時のB
OFセンサーと紙ガイド機構との位置関係を示した図1
のH−H’断面図。
【図4】 従来技術の例のリボンカセットの紙ガイド部
を総体的に示した斜視図。
【符号の説明】
1・・・リボンカセット 2・・・紙ガイド 3・・・BOFセンサー 4・・・テーブル 5・・・帳票 6・・・プリンタ本体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の記録紙にリボンを介して印字
    するプリンタの紙ガイド機構に於て、 前記記録紙の下面を案内し前記記録紙を印字手段へ案内
    するテーブルと、 プリンタ本体に取り付けられ前記印字手段にリボンを供
    給するリボンカセットと、 前記印字手段と対向するリボン位置より前記記録紙が挿
    入される側の位置であって、前記リボンカセットに回動
    可能に配置され、待機時には前記テーブルと対向する紙
    ガイド部材と、 前記印字手段に対し前記記録紙の挿入側に配置され、前
    記記録紙の側端面が通過される溝を配置された紙検出部
    材とを有し、 前記紙ガイド部材は、待機時には、前記記録紙を案内す
    る面が前記検出部材の前記溝の近傍に位置し、且つ前記
    溝の上面よりも低いことを特徴とする紙ガイド機構。
  2. 【請求項2】 前記紙ガイド部材は、前記検出部材に当
    接して待機位置が規定されることを特徴とする請求項1
    記載の紙ガイド機構。
JP5991893U 1993-11-08 1993-11-08 紙ガイド機構 Expired - Lifetime JP2522784Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5991893U JP2522784Y2 (ja) 1993-11-08 1993-11-08 紙ガイド機構

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JP5991893U JP2522784Y2 (ja) 1993-11-08 1993-11-08 紙ガイド機構

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Publication Number Publication Date
JPH0675752U JPH0675752U (ja) 1994-10-25
JP2522784Y2 true JP2522784Y2 (ja) 1997-01-16

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