JP2522683Y2 - 図形処理装置 - Google Patents
図形処理装置Info
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- JP2522683Y2 JP2522683Y2 JP3764890U JP3764890U JP2522683Y2 JP 2522683 Y2 JP2522683 Y2 JP 2522683Y2 JP 3764890 U JP3764890 U JP 3764890U JP 3764890 U JP3764890 U JP 3764890U JP 2522683 Y2 JP2522683 Y2 JP 2522683Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、矢印を描画するワードプロセッサやパー
ソナルコンピュータ等の図形処理装置に関する。
ソナルコンピュータ等の図形処理装置に関する。
[考案の概要] この考案は図形処理装置において、矢印を構成する中
線(例えば直線)を描画した後、一点を指定するだけ
で、所望する任意の矢印パターンを容易に作成できるよ
うにしたものである。
線(例えば直線)を描画した後、一点を指定するだけ
で、所望する任意の矢印パターンを容易に作成できるよ
うにしたものである。
[従来の技術] 従来、ワードプロセッサやパーソナルコンピュータ等
において、図形処理で矢印を描画する場合、予めメーカ
サイドで用意されている複数種類の矢印パターンの中か
らユーザが所望する任意の矢印パターンを選択して使用
するようにしていた。第7図はこの種の矢印パターンを
示したものである。
において、図形処理で矢印を描画する場合、予めメーカ
サイドで用意されている複数種類の矢印パターンの中か
らユーザが所望する任意の矢印パターンを選択して使用
するようにしていた。第7図はこの種の矢印パターンを
示したものである。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この種のものにおいては、メーカサイ
ドによって予め決められている固定的なパターンでしか
矢印を描画することができないという欠点があった。
ドによって予め決められている固定的なパターンでしか
矢印を描画することができないという欠点があった。
そこで、ユーザが外字登録で矢印パターンを作成する
ようにすれば、ユーザの好みに応じた任意の矢印パター
ンを得ることができるが、外字登録によって矢印パター
ンを作成することは極めて面倒で、その作成に長時間要
するという問題があった。
ようにすれば、ユーザの好みに応じた任意の矢印パター
ンを得ることができるが、外字登録によって矢印パター
ンを作成することは極めて面倒で、その作成に長時間要
するという問題があった。
してみれば、矢印を構成する中線(例えば直線)を描
画した後、一点を指定するだけで矢印パターンを作成で
きれば、ユーザが所望する任意の矢印パターンを容易に
作成できるようになることは明らかである。
画した後、一点を指定するだけで矢印パターンを作成で
きれば、ユーザが所望する任意の矢印パターンを容易に
作成できるようになることは明らかである。
この考案の課題は、矢印を構成する中線を描画した
後、一点を指定するだけでユーザが所望する任意の矢印
パターンを作成できるようにすることである。
後、一点を指定するだけでユーザが所望する任意の矢印
パターンを作成できるようにすることである。
[課題を解決するための手段] この考案の手段は次の通りである。
中線描画手段1(第1図の機能ブロック図を参照、以
下同じ)は、矢印を構成する中線(例えば直線)を描画
するもので、例えば、中線が直線であればその始点位
置、終点位置を指定することにより、始点、終点の2点
を結ぶ直線を描画する。
下同じ)は、矢印を構成する中線(例えば直線)を描画
するもので、例えば、中線が直線であればその始点位
置、終点位置を指定することにより、始点、終点の2点
を結ぶ直線を描画する。
矢印指定点入力手段2は矢印指定点、つまり、中線の
端部に付加される一方の斜線の端点を入力する。
端部に付加される一方の斜線の端点を入力する。
対称点算出手段3は中線描画手段1によって描画され
た中線を基準として前記矢印指定点と対称な点である対
称点を算出する。つまり、対称点算出手段3は中線の端
部に付加される他方の斜線の端点を算出する。
た中線を基準として前記矢印指定点と対称な点である対
称点を算出する。つまり、対称点算出手段3は中線の端
部に付加される他方の斜線の端点を算出する。
矢印描画手段4は前記中線の端点と前記矢印指定点、
対称点との間を夫々線で結ぶことにより矢印を描画す
る。
対称点との間を夫々線で結ぶことにより矢印を描画す
る。
[作用] この考案の手段の作用は次の通りである。
先ず、中線描画手段1によって矢印を構成する中線を
描画する。
描画する。
次に、矢印指定点入力手段2によって矢印指定点を入
力すると、対称点算出手段3は中線を基準として前記矢
印指定点と対称な点である対称点を算出する。
力すると、対称点算出手段3は中線を基準として前記矢
印指定点と対称な点である対称点を算出する。
そして、矢印描画手段4は中線の端点と前記矢印指定
点との間を線(斜線)で結び、また中線の同一端点と前
記算出した対称点との間を線(斜線)で結ぶことにより
中線の端点から二方向に延びる斜線が形成され、その結
果、矢印の描画が行われる。
点との間を線(斜線)で結び、また中線の同一端点と前
記算出した対称点との間を線(斜線)で結ぶことにより
中線の端点から二方向に延びる斜線が形成され、その結
果、矢印の描画が行われる。
したがって、矢印を構成する中線を描画した後、一点
を指定するだけでユーザが所望する任意の矢印パターン
を作成することができる。
を指定するだけでユーザが所望する任意の矢印パターン
を作成することができる。
[実施例] 以下、第2図〜第5図を参照して一実施例を説明す
る。
る。
第2図は図形処理装置(ワードプロセッサ)の構成を
示したブロック図である。
示したブロック図である。
CPU11はROM12に格納されているシステムプログラム等
にしたがってこの図形処理装置の各種の動作を制御する
もので、その周辺デバイスとしてのキーボード13、CRT
表示装置14、プリンタ15は、対応する入出力インターフ
ェイス、即ち、キーボード制御部16、CRT制御部17、プ
リンタ制御部18を介してCPU11に接続されている。
にしたがってこの図形処理装置の各種の動作を制御する
もので、その周辺デバイスとしてのキーボード13、CRT
表示装置14、プリンタ15は、対応する入出力インターフ
ェイス、即ち、キーボード制御部16、CRT制御部17、プ
リンタ制御部18を介してCPU11に接続されている。
キーボード13は文書データや各種のコマンドを入力す
るキー入力装置で、特に本実施例においては、キーボー
ド13上に直線描画キーKA、矢印描画キーKB、両端指定キ
ーKCが設けられている。ここで、直線描画キーKA、矢印
描画キーKB、両端指定キーKCは図形処理で矢印パターン
を描画する際に使用されるキーで、直線描画キーKAは矢
印を構成する中線(本実施例においては直線)を描画す
る際に操作されるキーである。なお、直線描画はその両
端点(始点と終点)を指定する2点指定によって行われ
る。矢印描画キーKBは上述のようにして描画した直線を
利用して矢印パターンの作成を指示する為の図形処理開
始キーである。更に、両端指定キーKCは直線の両端に夫
々「く」の字型あるいは逆「く」の字型の矢印鋭部を描
画すべきことを指示するキーである。
るキー入力装置で、特に本実施例においては、キーボー
ド13上に直線描画キーKA、矢印描画キーKB、両端指定キ
ーKCが設けられている。ここで、直線描画キーKA、矢印
描画キーKB、両端指定キーKCは図形処理で矢印パターン
を描画する際に使用されるキーで、直線描画キーKAは矢
印を構成する中線(本実施例においては直線)を描画す
る際に操作されるキーである。なお、直線描画はその両
端点(始点と終点)を指定する2点指定によって行われ
る。矢印描画キーKBは上述のようにして描画した直線を
利用して矢印パターンの作成を指示する為の図形処理開
始キーである。更に、両端指定キーKCは直線の両端に夫
々「く」の字型あるいは逆「く」の字型の矢印鋭部を描
画すべきことを指示するキーである。
CPU11は図形処理で矢印パターンを作成する場合、矢
印を構成する直線が描画されている状態において、1つ
の矢印指定点(一方の矢印鋭部を構成する端点)がキー
ボード13上のカーソルキー等で指定されると、予め描画
されている直線を基準として上記矢印指定点と対称な点
である対称点を算出する。そして、CPU11は、直線の端
点と上記矢印指定点の間を線で結ぶと共に、直線の端点
(上述の端点と同じ点)と上記対称点との間を線で結ぶ
ことにより直線の一端に矢印鋭部を付加した矢印パター
ンを作成する。なお、図形処理中において、両端指定キ
ーKCが操作された場合、CPU11は直線の両端に夫々矢印
鋭部を付加した矢印パターンを作成する。
印を構成する直線が描画されている状態において、1つ
の矢印指定点(一方の矢印鋭部を構成する端点)がキー
ボード13上のカーソルキー等で指定されると、予め描画
されている直線を基準として上記矢印指定点と対称な点
である対称点を算出する。そして、CPU11は、直線の端
点と上記矢印指定点の間を線で結ぶと共に、直線の端点
(上述の端点と同じ点)と上記対称点との間を線で結ぶ
ことにより直線の一端に矢印鋭部を付加した矢印パター
ンを作成する。なお、図形処理中において、両端指定キ
ーKCが操作された場合、CPU11は直線の両端に夫々矢印
鋭部を付加した矢印パターンを作成する。
また、CPU11は入力された文書データや作成した矢印
パターンをビデオRAM(VRAM)19に書き込むと、CRT制御
部17はVRAM19内のデータを読み出してCRT表示装置14の
テキスト画面から表示出力されると共にRAM20内のテキ
ストメモリ20−1に書き込む。
パターンをビデオRAM(VRAM)19に書き込むと、CRT制御
部17はVRAM19内のデータを読み出してCRT表示装置14の
テキスト画面から表示出力されると共にRAM20内のテキ
ストメモリ20−1に書き込む。
RAM20はテキストメモリ20−1の他に、図形処理時に
使用される各種のパラメータを記憶するワークメモリ20
−2を有する構成となっている。
使用される各種のパラメータを記憶するワークメモリ20
−2を有する構成となっている。
第3図は図形処理で矢印パターンを作成する際に使用
される各種のパラメータを説明する為の図である。
される各種のパラメータを説明する為の図である。
ここで、第3図中各種パラメータは次の如く定義され
ている。なお、第3図は直線の左端を始点とし、またP
点を矢印指定点とした場合を示している。
ている。なお、第3図は直線の左端を始点とし、またP
点を矢印指定点とした場合を示している。
(SX、SY)……予め描画された直線の始点座標データ。
(EX、EY)……予め描画された直線の終点座標データ。
(Sx1、Sy1)……入力指示された矢印指定点Pの座標デ
ータ。
ータ。
(Sx2、Sy2)……矢印指定点に基づいて算出された座標
データ(対称点の座標データ)。
データ(対称点の座標データ)。
(Sx3、Sy3)……両端指定された際に算出された座標デ
ータ。
ータ。
(Sx4、Sy4)……両端指定された際に算出された座標デ
ータ。
ータ。
(SVSx、SVSy)……直線の終点を基準とした矢印指定点
Pの相対座標データ(絶対値)。
Pの相対座標データ(絶対値)。
なお、上述の例では矢印指定点としてP点を例に挙げ
たが、その他の点Q、R、Sを矢印指定点としてもよ
い。
たが、その他の点Q、R、Sを矢印指定点としてもよ
い。
次に、本実施例の動作を第4図および第5図を参照し
て説明する。
て説明する。
第4図は図形処理で矢印パターンを作成する場合の動
作を示したフローチャート、第5図は矢印パターンが作
成される過程を示した図である。
作を示したフローチャート、第5図は矢印パターンが作
成される過程を示した図である。
先ず、ステップS1において矢印を構成する直線を描画
する為にキーボード13上の直線描画キーKAを操作すると
共にその始点位置を入力指示し(第5図(1)参照)、
次でその始点位置を入力指示すると(第5図(2)参
照)、その始点座標(SX、SY)および終点座標(EX、E
Y)がRAM20内のワークエリア20−2に記憶されると共に
始点座標(SX、SY)、終点座標(EX、EY)を結ぶ直線が
描画される(第5図(3)参照)。
する為にキーボード13上の直線描画キーKAを操作すると
共にその始点位置を入力指示し(第5図(1)参照)、
次でその始点位置を入力指示すると(第5図(2)参
照)、その始点座標(SX、SY)および終点座標(EX、E
Y)がRAM20内のワークエリア20−2に記憶されると共に
始点座標(SX、SY)、終点座標(EX、EY)を結ぶ直線が
描画される(第5図(3)参照)。
このようにして予め直線を描画した後、矢印描画キー
KBを操作し、図形処理による矢印パターンの作成を指示
する(ステップS2)。
KBを操作し、図形処理による矢印パターンの作成を指示
する(ステップS2)。
すると、CPU11は今回作成すべき矢印パターンが前回
と同じ矢印パターンであるか否かをキーボード13からの
入力指示にしたがって判断する(ステップS3)。
と同じ矢印パターンであるか否かをキーボード13からの
入力指示にしたがって判断する(ステップS3)。
いま、新たな矢印パターンを作成するものとすると、
CPU11は矢印指定点を入力指示すべきことをガイダンス
表示させ、これにより矢印指定点が入力指示されると
(第5図(4)参照)、その矢印指定点の座標(Sx1、S
y1)を検出してワークエリア20−2に書き込むと共に、
直線の終点を基準とした矢印指定点の相対座標(SVSx、
SVSy)を算出してワークエリア20−2に書き込む(ステ
ップS4)。この場合、矢印指定点の相対座標(SVSx、SV
Sy)は「SVSx=EX−Sx1」、「SVSy=EY−Sy1」によって
求められる。
CPU11は矢印指定点を入力指示すべきことをガイダンス
表示させ、これにより矢印指定点が入力指示されると
(第5図(4)参照)、その矢印指定点の座標(Sx1、S
y1)を検出してワークエリア20−2に書き込むと共に、
直線の終点を基準とした矢印指定点の相対座標(SVSx、
SVSy)を算出してワークエリア20−2に書き込む(ステ
ップS4)。この場合、矢印指定点の相対座標(SVSx、SV
Sy)は「SVSx=EX−Sx1」、「SVSy=EY−Sy1」によって
求められる。
このようにして1つの矢印指定点が入力指示される
と、予め描画された直線を基準として矢印指定点(Sx
1、Sy1)と対称な点である対称点の算出を行う(ステッ
プS6)。この場合、直線の終点座標(EX、EY)と矢印指
定点の座標(Sx1、Sy1)とから対称点の座標(Sx2、Sy
2)を求めることができる。
と、予め描画された直線を基準として矢印指定点(Sx
1、Sy1)と対称な点である対称点の算出を行う(ステッ
プS6)。この場合、直線の終点座標(EX、EY)と矢印指
定点の座標(Sx1、Sy1)とから対称点の座標(Sx2、Sy
2)を求めることができる。
そして、ステップS7に進み、直線の終点座標(EX、E
Y)と矢印指定点の座標(Sx1、Sy1)との間を直線(斜
線)で結び(第5図(5)参照)、また直線の終点座標
(EX、EY)と対称点の座標(Sx2、Sy2)との間を直線
(斜線)で結ぶ(第5図(6)参照)。
Y)と矢印指定点の座標(Sx1、Sy1)との間を直線(斜
線)で結び(第5図(5)参照)、また直線の終点座標
(EX、EY)と対称点の座標(Sx2、Sy2)との間を直線
(斜線)で結ぶ(第5図(6)参照)。
これによって直線の一端(右端)に矢印鋭部を付加し
た矢印パターンが作成される。そして、ステップS8に進
み、キーボード13上の両端指定キーKCによって直線の両
端に夫々矢印鋭部を付加すべきことが指示されたか否か
を調べる。ここで、両端指定が行われなければこの時点
で矢印パターンを作成する為の図形処理は終了する。
た矢印パターンが作成される。そして、ステップS8に進
み、キーボード13上の両端指定キーKCによって直線の両
端に夫々矢印鋭部を付加すべきことが指示されたか否か
を調べる。ここで、両端指定が行われなければこの時点
で矢印パターンを作成する為の図形処理は終了する。
一方、両端指定キーKCが操作された場合には、ステッ
プS9に進み、直線の始点座標(SX、SY)と矢印指定点の
相対座標(SVSx、SVSy)とに基づいてR点、S点に対応
する矢印構成点の座標(Sx3、Sy3)、(Sx4、Sy4)を求
める。そして、直線の始点座標(SX、SY)と上述のよう
にして算出した一方の矢印構成点(Sx3、Sy3)との間を
直線(斜線)で結び、また直線の始点座標(SX、SY)と
上述のようにして算出した他方の矢印構成点(Sx4、Sy
4)との間を直線(斜線)で結ぶ(ステップS10)。これ
によって、第5図(7)に示す如く、直線の両端に矢印
鋭部を夫々付加した矢印パターンが作成される。
プS9に進み、直線の始点座標(SX、SY)と矢印指定点の
相対座標(SVSx、SVSy)とに基づいてR点、S点に対応
する矢印構成点の座標(Sx3、Sy3)、(Sx4、Sy4)を求
める。そして、直線の始点座標(SX、SY)と上述のよう
にして算出した一方の矢印構成点(Sx3、Sy3)との間を
直線(斜線)で結び、また直線の始点座標(SX、SY)と
上述のようにして算出した他方の矢印構成点(Sx4、Sy
4)との間を直線(斜線)で結ぶ(ステップS10)。これ
によって、第5図(7)に示す如く、直線の両端に矢印
鋭部を夫々付加した矢印パターンが作成される。
他方、前回作成した矢印パターンと同様のパターンを
他の場所に作成する場合には、先ず、2点指定によって
直線描画を行ったのち(第5図(8)参照)、矢印描画
キーKBを操作すると共に、前回と同様の矢印パターンを
作成すべきことをキーボード13から指示すると、ステッ
プS3でそのことが検出されてステップS5に進み、今回直
線描画された終点座標(EX、EY)とワークエリア20−2
に記憶保持されている前回の矢印指定点の相対座標(SV
Sx、SVSy)とに基づいて今回の矢印指定点の座標(Sx
1、Sy1)を算出し、以下、ステップS6、S7の実行に移
る。これによって、第5図(9)に示す矢印パターンが
描画され、また両端指定があればステップS9、S10の実
行によって、第5図(10)に示す矢印パターンが描画さ
れる。この場合、第5図(9)に示す矢印パターンは第
9図(5)、第5図(10)に示す矢印パターンは第9図
(7)と同様なものとなる。
他の場所に作成する場合には、先ず、2点指定によって
直線描画を行ったのち(第5図(8)参照)、矢印描画
キーKBを操作すると共に、前回と同様の矢印パターンを
作成すべきことをキーボード13から指示すると、ステッ
プS3でそのことが検出されてステップS5に進み、今回直
線描画された終点座標(EX、EY)とワークエリア20−2
に記憶保持されている前回の矢印指定点の相対座標(SV
Sx、SVSy)とに基づいて今回の矢印指定点の座標(Sx
1、Sy1)を算出し、以下、ステップS6、S7の実行に移
る。これによって、第5図(9)に示す矢印パターンが
描画され、また両端指定があればステップS9、S10の実
行によって、第5図(10)に示す矢印パターンが描画さ
れる。この場合、第5図(9)に示す矢印パターンは第
9図(5)、第5図(10)に示す矢印パターンは第9図
(7)と同様なものとなる。
なお、上記実施例は矢印を構成する中線として直線
(実線)を例に挙げたが、第6図(A)に示す如く、曲
線であってもよく、また矢印パターン全体を実線ではな
く第6図(B)に示す如く破線で構成したり、第6図
(C)に示す如く白抜きの太線で構成してもよい。
(実線)を例に挙げたが、第6図(A)に示す如く、曲
線であってもよく、また矢印パターン全体を実線ではな
く第6図(B)に示す如く破線で構成したり、第6図
(C)に示す如く白抜きの太線で構成してもよい。
[考案の効果] この考案は、矢印を構成する中線を描画した後、一点
を指定するだけで矢印パターンを作成することができる
ので、ユーザが所望する任意の矢印パターンを容易に作
成することが可能となる。
を指定するだけで矢印パターンを作成することができる
ので、ユーザが所望する任意の矢印パターンを容易に作
成することが可能となる。
第1図はこの考案の機能ブロック図、第2図〜第5図は
実施例を示し、第2図は図形処理装置の全体構成を示し
たブロック図、第3図は図形処理で矢印パターンを作成
する際に使用される各種パラメータを説明する為の図、
第4図は矢印パターンを作成する図形処理を説明する為
のフローチャート、第5図は矢印パターンの作成過程を
示した図、第6図は矢印パターンの他の例を示した図、
第7図は従来の矢印パターンを示した図である。 11……CPU、12……ROM、13……キーボード、14……CRT
表示装置、16……キーボード制御部、20−2……ワーク
エリア。
実施例を示し、第2図は図形処理装置の全体構成を示し
たブロック図、第3図は図形処理で矢印パターンを作成
する際に使用される各種パラメータを説明する為の図、
第4図は矢印パターンを作成する図形処理を説明する為
のフローチャート、第5図は矢印パターンの作成過程を
示した図、第6図は矢印パターンの他の例を示した図、
第7図は従来の矢印パターンを示した図である。 11……CPU、12……ROM、13……キーボード、14……CRT
表示装置、16……キーボード制御部、20−2……ワーク
エリア。
Claims (1)
- 【請求項1】矢印を構成する中線を描画する中線描画手
段と、 矢印指定点を入力する矢印指定点入力手段と、 前記中線描画手段によって描画された中線を基準として
前記矢印指定点と対称な点である対称点を算出する対称
点算出手段と、 前記中線の端点と前記矢印指定点、対称点との間を夫々
線で結ぶことにより矢印を描画する矢印描画手段と、 を具備したことを特徴とする図形処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3764890U JP2522683Y2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 図形処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3764890U JP2522683Y2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 図形処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0461U JPH0461U (ja) | 1992-01-06 |
JP2522683Y2 true JP2522683Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=31544953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3764890U Expired - Fee Related JP2522683Y2 (ja) | 1990-04-10 | 1990-04-10 | 図形処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522683Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012168648A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Panasonic Corp | 携帯端末装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム |
-
1990
- 1990-04-10 JP JP3764890U patent/JP2522683Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461U (ja) | 1992-01-06 |
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