JP2522491B2 - 調理器 - Google Patents
調理器Info
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- JP2522491B2 JP2522491B2 JP62186987A JP18698787A JP2522491B2 JP 2522491 B2 JP2522491 B2 JP 2522491B2 JP 62186987 A JP62186987 A JP 62186987A JP 18698787 A JP18698787 A JP 18698787A JP 2522491 B2 JP2522491 B2 JP 2522491B2
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- Japan
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- weight
- container
- food
- sensor
- heating chamber
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、食品の重量に応じて自動調理を行なう調
理器に関する。
理器に関する。
(従来の技術) 調理器たとえば電子レンジにあっては、加熱室内に収
容される食品の重量を重量センサで検知し、その検知重
量に応じて調理時間を設定し、自動調理を行なうものが
ある。
容される食品の重量を重量センサで検知し、その検知重
量に応じて調理時間を設定し、自動調理を行なうものが
ある。
ところで、このような電子レンジを実際に使用する場
合、使用者は調理の開始前に秤で容器の重量を計測した
り、あるいは容器の重量を類推し、その重量データを予
めキー入力するのが普通となっている。すなわち、重量
センサの検知重量には容器の重量も含まれているからで
あり、電子レンジ側では重量センサの検知重量からキー
入力の重量データを減算し、食品のみの重量を検出する
ようになっている。
合、使用者は調理の開始前に秤で容器の重量を計測した
り、あるいは容器の重量を類推し、その重量データを予
めキー入力するのが普通となっている。すなわち、重量
センサの検知重量には容器の重量も含まれているからで
あり、電子レンジ側では重量センサの検知重量からキー
入力の重量データを減算し、食品のみの重量を検出する
ようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、容器の重量をいちいち秤で計測するの
は使用者にとって非常に面倒なことである。かといって
重量の類推は難しく、しかも誤差が大きく、加熱不足や
加熱過剰を生じてしまう。
は使用者にとって非常に面倒なことである。かといって
重量の類推は難しく、しかも誤差が大きく、加熱不足や
加熱過剰を生じてしまう。
この発明は上記のような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、使用者による重量データ
の入力を不要とし、これにより使用者にかかる負担を軽
減することができ、また重量データの入力が不要であり
ながらも加熱不足や加熱過剰のない適正な調理を行なう
ことができる信頼性にすぐれた調理器を提供することに
ある。
で、その目的とするところは、使用者による重量データ
の入力を不要とし、これにより使用者にかかる負担を軽
減することができ、また重量データの入力が不要であり
ながらも加熱不足や加熱過剰のない適正な調理を行なう
ことができる信頼性にすぐれた調理器を提供することに
ある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 加熱室と、この加熱室内の収容物の重量を検知する重
量センサと、前記加熱室内の収容物の形状を認識する形
状認識センサと、この重量センサの出力に基づいて容器
の重量を算出しこの算出重量を前記形状認識センサの検
知重量から減算することにより前記加熱室内の食品重量
を算出する手段と、この食品重量に応じて調理時間を設
定する手段とを設ける。
量センサと、前記加熱室内の収容物の形状を認識する形
状認識センサと、この重量センサの出力に基づいて容器
の重量を算出しこの算出重量を前記形状認識センサの検
知重量から減算することにより前記加熱室内の食品重量
を算出する手段と、この食品重量に応じて調理時間を設
定する手段とを設ける。
(作用) 加熱室内の収容物(食品および容器)の重量が重量セ
ンサで検知される。さらに、収容物(容器)の形状が形
状認識センサで認識され、その認識結果から容器の重量
が算出される。そして、重量センサの検知重量から算出
重量が減算されることにより食品重量が算出され、その
食品重量に応じて調理時間が設定される。
ンサで検知される。さらに、収容物(容器)の形状が形
状認識センサで認識され、その認識結果から容器の重量
が算出される。そして、重量センサの検知重量から算出
重量が減算されることにより食品重量が算出され、その
食品重量に応じて調理時間が設定される。
(実施例) 以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
明する。
第1図において、1は加熱室で、その加熱室1内の底
部には食品2および容器3を載置するためのテーブル4
が設けられている。テーブル4は加熱室1の底板を貫通
するシャフト5に載置されており、そのシャフト5の下
端は重量センサ6の上面に当接されている。
部には食品2および容器3を載置するためのテーブル4
が設けられている。テーブル4は加熱室1の底板を貫通
するシャフト5に載置されており、そのシャフト5の下
端は重量センサ6の上面に当接されている。
加熱室1の側壁にはマグネトロン7が設けられ、その
マグネトロン7のアンテナ7aは加熱室1内に導入されて
いる。そして、マグネトロン7は高圧トランス8および
リレー接点23aなどを介して商用交流電源9に接続され
ている。
マグネトロン7のアンテナ7aは加熱室1内に導入されて
いる。そして、マグネトロン7は高圧トランス8および
リレー接点23aなどを介して商用交流電源9に接続され
ている。
また、加熱室1の天井面のほぼ中央には形状認識用の
窓10が設けられ、その窓10と対応する位置に形状認識セ
ンサ11が設けられている。この形状認識センサ11は、タ
ーンテーブル4上の物体の形状を窓10を通して認識する
もので、たとえばCCD(電荷結合素子)が用いられる。
しかして、形状認識センサ11はセンサ回路12に接続され
る。このセンサ回路12は、形状認識センサ11の出力を信
号処理するものである。
窓10が設けられ、その窓10と対応する位置に形状認識セ
ンサ11が設けられている。この形状認識センサ11は、タ
ーンテーブル4上の物体の形状を窓10を通して認識する
もので、たとえばCCD(電荷結合素子)が用いられる。
しかして、形状認識センサ11はセンサ回路12に接続され
る。このセンサ回路12は、形状認識センサ11の出力を信
号処理するものである。
なお、窓10を通して見える加熱室1内の情景を第2図
に示す。
に示す。
一方、20は電子レンジ全般にわたる制御を行なう制御
部で、マイクロコンピュータおよびその周辺回路などか
らなり、これには重量センサ6、センサ回路12、操作部
21、表示部22、およびリレー23が接続される。
部で、マイクロコンピュータおよびその周辺回路などか
らなり、これには重量センサ6、センサ回路12、操作部
21、表示部22、およびリレー23が接続される。
つぎに、上記のような構成において第3図を参照しな
がら作用を説明する。
がら作用を説明する。
食品2の入った容器3をテーブル4に載置し、ドアを
閉成する。このとき、食品2および容器3の重量がテー
ブル4およびシャフト5を介して重量センサ6にかか
る。
閉成する。このとき、食品2および容器3の重量がテー
ブル4およびシャフト5を介して重量センサ6にかか
る。
しかして、操作部21で食品の種類や調理メニューを設
定するとともに、自動調理モードを設定し、かつ調理開
始操作を行なう。すると、制御部20がリレー23を付勢す
る。
定するとともに、自動調理モードを設定し、かつ調理開
始操作を行なう。すると、制御部20がリレー23を付勢す
る。
リレー23が付勢されると、接点23aがオンし、マグネ
トロン7が発振動作する。つまり、マグネトロン7から
高周波電波が発せられ、調理の開始となる。
トロン7が発振動作する。つまり、マグネトロン7から
高周波電波が発せられ、調理の開始となる。
また、制御部20は、重量センサ6によって総重量(食
品2+容器3)Waを検知するとともに、形状認識センサ
11によって容器3の形状を認識する。そして、認識形状
から容器3の面積Sを算出し、その算出面積Sと電子レ
ンジに一般的に使用される陶器製容器を基準にした容器
データとから容器3の重量Wbを算出する。
品2+容器3)Waを検知するとともに、形状認識センサ
11によって容器3の形状を認識する。そして、認識形状
から容器3の面積Sを算出し、その算出面積Sと電子レ
ンジに一般的に使用される陶器製容器を基準にした容器
データとから容器3の重量Wbを算出する。
ここで、容器データとは、容器の密度や深さなどを表
わす種々のデータを含むもので、制御部20内のメモリに
記憶されており、予め設定される食品種類や調理モード
に応じて選定されるようになっている。すなわち、電子
レンジ調理に使用される容器の種類(どんぶり,皿な
ど)や深さは、食品種類や調理メニューに応じて自ずと
定まることを考慮している。
わす種々のデータを含むもので、制御部20内のメモリに
記憶されており、予め設定される食品種類や調理モード
に応じて選定されるようになっている。すなわち、電子
レンジ調理に使用される容器の種類(どんぶり,皿な
ど)や深さは、食品種類や調理メニューに応じて自ずと
定まることを考慮している。
しかして、制御部20は、算出した容器重量Wbを上記検
知重量Waから減算することにより食品2の重量Wを求
め、その食品重量に応じて調理時間toを設定する。そし
て、タイマをオンし、タイマ時間tが設定調理時間toに
達するとそこでリレー23を消勢する。
知重量Waから減算することにより食品2の重量Wを求
め、その食品重量に応じて調理時間toを設定する。そし
て、タイマをオンし、タイマ時間tが設定調理時間toに
達するとそこでリレー23を消勢する。
リレー23が消勢されると、接点23aがオフし、マグネ
トロン7の発振動作が停止する。つまり、調理の終了と
なる。
トロン7の発振動作が停止する。つまり、調理の終了と
なる。
このように、容器3の形状から容器3の重量Wbを算出
し、その算出重量Wbを総重量Waから減算して食品2の重
量を自動的に算出するようにしたので、使用者による重
量データの入力が不要となる。
し、その算出重量Wbを総重量Waから減算して食品2の重
量を自動的に算出するようにしたので、使用者による重
量データの入力が不要となる。
したがって、使用者にとっては容器3の重量を調理前
に秤で計測するような面倒な作業が不要となり、あるい
は容器3の重量を類推する必要もなくなる。すなわち、
使用者にかかる負担を軽減することができ、さらには加
熱不足や加熱過剰のない適正な調理を行なうことができ
る。
に秤で計測するような面倒な作業が不要となり、あるい
は容器3の重量を類推する必要もなくなる。すなわち、
使用者にかかる負担を軽減することができ、さらには加
熱不足や加熱過剰のない適正な調理を行なうことができ
る。
ところで、容器3として、たまたま、耐熱性を有する
プラスチック製容器が使用されることも考えられる。こ
の場合には、プラスチック製容器は陶器製容器よりも軽
量であるので、食品2の重量は実際の重量よりも小に検
出される。従って、調理時間は最適時間よりも短く設定
されることになって、食品2は、加熱不足にはなって
も、加熱過剰になって無駄になることはないものであ
り、安全サイドに動作することになる。
プラスチック製容器が使用されることも考えられる。こ
の場合には、プラスチック製容器は陶器製容器よりも軽
量であるので、食品2の重量は実際の重量よりも小に検
出される。従って、調理時間は最適時間よりも短く設定
されることになって、食品2は、加熱不足にはなって
も、加熱過剰になって無駄になることはないものであ
り、安全サイドに動作することになる。
なお、上記実施例では、容器データを食品種類や調理
メニューから選定するようにしたが、操作部21に容器の
種類(どんぶり、皿など)を選択するためのキースイッ
チを設けておき、そのキースイッチ操作に応じて容器デ
ータを選定するようにしてもよい。その他、この発明は
上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能である。
メニューから選定するようにしたが、操作部21に容器の
種類(どんぶり、皿など)を選択するためのキースイッ
チを設けておき、そのキースイッチ操作に応じて容器デ
ータを選定するようにしてもよい。その他、この発明は
上記実施例に限定されるものではなく、要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能である。
[発明の効果] 以上述べたようにこの発明によれば、加熱室と、この
加熱室内の収容物の重量を検知する重量センサと、前記
加熱室内の収容物の形状を認識する形状認識センサと、
この形状認識センサの出力に基づいて容器の重量を算出
しこの算出重量を前記重量センサの検知重量から減算す
ることにより前記加熱室内の食品重量を算出する手段
と、この食品重量に応じて調理時間を設定する手段とを
設けたので、使用者による重量データの入力を不要と
し、これにより使用者にかかる負担を軽減することがで
き、また重量データの入力が不要でありながらも加熱不
足や加熱過剰のない適正な調理を行なうことができる信
頼性にすぐれた調理器を提供できる。
加熱室内の収容物の重量を検知する重量センサと、前記
加熱室内の収容物の形状を認識する形状認識センサと、
この形状認識センサの出力に基づいて容器の重量を算出
しこの算出重量を前記重量センサの検知重量から減算す
ることにより前記加熱室内の食品重量を算出する手段
と、この食品重量に応じて調理時間を設定する手段とを
設けたので、使用者による重量データの入力を不要と
し、これにより使用者にかかる負担を軽減することがで
き、また重量データの入力が不要でありながらも加熱不
足や加熱過剰のない適正な調理を行なうことができる信
頼性にすぐれた調理器を提供できる。
第1図はこの発明の一実施例の構成を示す図、第2図は
同実施例における加熱室内を上方から見た図、第3図は
同実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。 1……加熱室、2……食品、3……容器、6……重量セ
ンサ、7……マグネトロン、11……形状認識センサ、20
……制御部。
同実施例における加熱室内を上方から見た図、第3図は
同実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。 1……加熱室、2……食品、3……容器、6……重量セ
ンサ、7……マグネトロン、11……形状認識センサ、20
……制御部。
Claims (1)
- 【請求項1】加熱室と、この加熱室内の収容物の重量を
検知する重量センサと、前記加熱室内の収容物の形状を
認識する形状認識センサと、この形状認識センサの出力
に基づいて容器の重量を算出しこの算出重量を前記重量
センサの検知重量から減算することにより食品の重量を
検出する手段と、この検出重量に応じて自動運転を実行
する手段とを具備したことを特徴とする調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62186987A JP2522491B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62186987A JP2522491B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6433424A JPS6433424A (en) | 1989-02-03 |
JP2522491B2 true JP2522491B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=16198217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62186987A Expired - Fee Related JP2522491B2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522491B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2771715B2 (ja) * | 1991-08-01 | 1998-07-02 | 三洋電機株式会社 | 調理器 |
JPH11245831A (ja) | 1998-03-05 | 1999-09-14 | Toyoda Mach Works Ltd | 油圧式動力舵取装置 |
JP4241711B2 (ja) * | 2004-10-25 | 2009-03-18 | パナソニック株式会社 | 加熱調理器 |
-
1987
- 1987-07-27 JP JP62186987A patent/JP2522491B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6433424A (en) | 1989-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |