JP2522307B2 - 電気絶縁油 - Google Patents
電気絶縁油Info
- Publication number
- JP2522307B2 JP2522307B2 JP62147631A JP14763187A JP2522307B2 JP 2522307 B2 JP2522307 B2 JP 2522307B2 JP 62147631 A JP62147631 A JP 62147631A JP 14763187 A JP14763187 A JP 14763187A JP 2522307 B2 JP2522307 B2 JP 2522307B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- insulating oil
- ester
- oil
- electrical insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気絶縁油に関し、詳しくは難燃性、電気特
性に優れ、且つ環境を汚染する恐れの少ない電気絶縁油
に関するものである。
性に優れ、且つ環境を汚染する恐れの少ない電気絶縁油
に関するものである。
最近、電気絶縁油の保持すべき性能として、難燃性で
あることが重視されている。PCB(ポリ塩化ビフエニー
ル)の使用が難しくなつて以来、難燃性の優れた電気絶
縁油としてはシリコーン油が注目されてきた。しかし、
シリコーン油は比誘電率が小さく、また高価であるとい
う欠点がある。
あることが重視されている。PCB(ポリ塩化ビフエニー
ル)の使用が難しくなつて以来、難燃性の優れた電気絶
縁油としてはシリコーン油が注目されてきた。しかし、
シリコーン油は比誘電率が小さく、また高価であるとい
う欠点がある。
一方、ジオクチルフタレートやジオクチルアジペート
といつたジエステル類は比誘電率は大きいが、引火点が
鉱物油やアルキルベンゼンのように低く難燃性とは言い
難い。同じエステル油でもネオペンチルポリオールエス
テルはジエステルに比べて熱酸化安定性に優れ、引火点
が高いものとして知られている。
といつたジエステル類は比誘電率は大きいが、引火点が
鉱物油やアルキルベンゼンのように低く難燃性とは言い
難い。同じエステル油でもネオペンチルポリオールエス
テルはジエステルに比べて熱酸化安定性に優れ、引火点
が高いものとして知られている。
一例として、特開昭53−112498号公報には、トリメチ
ロールプロパントリカプリレートなどを難燃性電気絶縁
油として使用することが開示されている。しかし、それ
でも引火点は250℃以下であり十分なものとは言えな
い。構成脂肪酸の炭素数を大きくすると、エステルの引
火点は高くなるが、同時に流動点も高くなるため、電気
絶縁油としては適当でない。
ロールプロパントリカプリレートなどを難燃性電気絶縁
油として使用することが開示されている。しかし、それ
でも引火点は250℃以下であり十分なものとは言えな
い。構成脂肪酸の炭素数を大きくすると、エステルの引
火点は高くなるが、同時に流動点も高くなるため、電気
絶縁油としては適当でない。
また、特開昭58−93105号公報や特公昭61−61482号公
報には、ネオペンチルポリオールエステルとリン酸エス
テルとの混合物を電気絶縁油として使用することが開示
されている。これらは難燃性に優れたものである。しか
し、リン酸エステルは環境汚染の問題があり、廃棄が困
難であるため、取り扱いの点で難がある。
報には、ネオペンチルポリオールエステルとリン酸エス
テルとの混合物を電気絶縁油として使用することが開示
されている。これらは難燃性に優れたものである。しか
し、リン酸エステルは環境汚染の問題があり、廃棄が困
難であるため、取り扱いの点で難がある。
このように、従来公知の電気絶縁油は、難燃性(引火
点)、電気特性(比誘電率)、流動点および環境汚染の
うちのいずれかに問題を有し、これらをすべて満足する
ものはほとんど見い出されていない。
点)、電気特性(比誘電率)、流動点および環境汚染の
うちのいずれかに問題を有し、これらをすべて満足する
ものはほとんど見い出されていない。
したがつて、本発明は、上記の性状,性能をすべて満
足する難燃性の電気絶縁油を得ること、すなわち、引火
点が高く(250℃以上)、流動点が低く(−30℃以
下)、電気特性に優れ(比誘電率4.0以上)、且つ環境
汚染の恐れの少ない電気絶縁油を得ることを目的として
いる。
足する難燃性の電気絶縁油を得ること、すなわち、引火
点が高く(250℃以上)、流動点が低く(−30℃以
下)、電気特性に優れ(比誘電率4.0以上)、且つ環境
汚染の恐れの少ない電気絶縁油を得ることを目的として
いる。
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討
した結果、従来用いられたことのないエステル油とし
て、トリメチロールプロパンと炭素数7〜12の一塩基酸
および炭素数6〜10の二塩基酸とのコンプレツクスエス
テルを用いることにより、難燃性、電気特性に優れ且つ
環境汚染の恐れの少ない電気絶縁油が得られるものであ
ることを知り、本発明を完成するに至つた。
した結果、従来用いられたことのないエステル油とし
て、トリメチロールプロパンと炭素数7〜12の一塩基酸
および炭素数6〜10の二塩基酸とのコンプレツクスエス
テルを用いることにより、難燃性、電気特性に優れ且つ
環境汚染の恐れの少ない電気絶縁油が得られるものであ
ることを知り、本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、トリメチロールプロパンと炭素
数7〜12の一塩基酸および炭素数6〜10の二塩基酸との
コンプレツクスエステルからなる、その引火点が25℃以
上、流動点が−30℃以下である電気絶縁油に係るもので
ある。
数7〜12の一塩基酸および炭素数6〜10の二塩基酸との
コンプレツクスエステルからなる、その引火点が25℃以
上、流動点が−30℃以下である電気絶縁油に係るもので
ある。
本発明に係るコンプレツクスエステルは、トリメチロ
ールプロパン、一塩基酸および二塩基酸よりなるもので
ある。アルコールを特にトリメチロールプロパンに限定
しているのは、これが他のネオペンチルポリオール、た
とえばネオペンチルグリコールやペンタエリスリートー
ルなどであると、コンプレツクスエステルの難燃性や電
気特性が不十分となるためである。
ールプロパン、一塩基酸および二塩基酸よりなるもので
ある。アルコールを特にトリメチロールプロパンに限定
しているのは、これが他のネオペンチルポリオール、た
とえばネオペンチルグリコールやペンタエリスリートー
ルなどであると、コンプレツクスエステルの難燃性や電
気特性が不十分となるためである。
上記の一塩基酸は炭素数7〜12の直鎖または分岐の飽
和脂肪酸であり、例としては、エナント酸、イソヘプタ
ン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、イソオクタ
ン酸、ペラルゴン酸、イソノナン酸、カプリン酸、イソ
デカン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸などがある。これ
らの脂肪酸はエステルの合成に際して単品、混合物のい
ずれの形で用いてもよいが、単品で用いた場合生成する
エステルが低温で晶析しやすくなる傾向があるので、2
種類以上を混合して用いるのが好ましい。炭素数を限定
しているのは、炭素数が6以下であると生成するエステ
ルの引火点が低くなり、13以上であると流動点が高くな
つて好ましくないためである。
和脂肪酸であり、例としては、エナント酸、イソヘプタ
ン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、イソオクタ
ン酸、ペラルゴン酸、イソノナン酸、カプリン酸、イソ
デカン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸などがある。これ
らの脂肪酸はエステルの合成に際して単品、混合物のい
ずれの形で用いてもよいが、単品で用いた場合生成する
エステルが低温で晶析しやすくなる傾向があるので、2
種類以上を混合して用いるのが好ましい。炭素数を限定
しているのは、炭素数が6以下であると生成するエステ
ルの引火点が低くなり、13以上であると流動点が高くな
つて好ましくないためである。
上記の二塩基酸は炭素数6〜10の直鎖飽和酸であり、
例としては、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸な
どがある。炭素数を限定しているのは、5以下であると
引火点が低くなり、11以上であると流動点が高くなる傾
向があつて好ましくないからである。
例としては、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸な
どがある。炭素数を限定しているのは、5以下であると
引火点が低くなり、11以上であると流動点が高くなる傾
向があつて好ましくないからである。
本発明に係るコンプレツクスエステルは、トリメチロ
ールプロパン、一塩基酸および二塩基酸を混合し、窒素
気流下180〜240℃で上記酸を還流しながら直接エステル
化し、引き続き未反応の上記酸を減圧下で除去し、必要
に応じて活性白土などで処理することにより、得られ
る。
ールプロパン、一塩基酸および二塩基酸を混合し、窒素
気流下180〜240℃で上記酸を還流しながら直接エステル
化し、引き続き未反応の上記酸を減圧下で除去し、必要
に応じて活性白土などで処理することにより、得られ
る。
上記のエステル化反応において、各成分の使用割合
は、トリメチロールプロパン1モルに対して一塩基酸と
二塩基酸との合計量で通常2.20〜2.45モルの範囲にある
のがよい。また、そのうちの二塩基酸はトリメチロール
プロパン1モルに対し0.40〜0.65モルの範囲にあるのが
好ましい。これは、二塩基酸が過少となると生成するエ
ステルの引火点が低くなり、また過多となると流動点、
動粘度が高くなる傾向があるかろである。
は、トリメチロールプロパン1モルに対して一塩基酸と
二塩基酸との合計量で通常2.20〜2.45モルの範囲にある
のがよい。また、そのうちの二塩基酸はトリメチロール
プロパン1モルに対し0.40〜0.65モルの範囲にあるのが
好ましい。これは、二塩基酸が過少となると生成するエ
ステルの引火点が低くなり、また過多となると流動点、
動粘度が高くなる傾向があるかろである。
本発明の電気絶縁油は、上記のコンプレツクスエステ
ルからなり、その引火点が250℃以上、流動点が−30℃
以下であることを特徴としており、電気特性としては比
誘電率が4.0以上となるものである。また、その粘度と
しては、使用時に対流による循環冷却作用が充分に得ら
れるように、40℃の動粘度が300cSt(センチストーク
ス)以下であるのが好ましい。なお、エステルを構成す
る一塩基酸および二塩基酸の組み合わせ,組成などによ
つては、エステルの引火点が250℃未満または流動点が
−30℃を超えることもおこりうるが、これは本発明の対
象外である。
ルからなり、その引火点が250℃以上、流動点が−30℃
以下であることを特徴としており、電気特性としては比
誘電率が4.0以上となるものである。また、その粘度と
しては、使用時に対流による循環冷却作用が充分に得ら
れるように、40℃の動粘度が300cSt(センチストーク
ス)以下であるのが好ましい。なお、エステルを構成す
る一塩基酸および二塩基酸の組み合わせ,組成などによ
つては、エステルの引火点が250℃未満または流動点が
−30℃を超えることもおこりうるが、これは本発明の対
象外である。
以上のように、本発明によれば引火点が高く(250℃
以上)、流動点が低く(−0℃以下)、しかも電気特性
に優れ(比誘電率4.0以上)、そのうえ環境汚染の恐れ
の少ない難燃性の電気絶縁油を提供できる。すなわち、
本発明の電気絶縁油は、この種絶縁油に望まれる性状、
性能をすべて保持しており、アルキルベンゼン、シリコ
ーン油、高引火点鉱油および従来のエステル油に代わる
難燃性の電気絶縁油として広く利用できる。
以上)、流動点が低く(−0℃以下)、しかも電気特性
に優れ(比誘電率4.0以上)、そのうえ環境汚染の恐れ
の少ない難燃性の電気絶縁油を提供できる。すなわち、
本発明の電気絶縁油は、この種絶縁油に望まれる性状、
性能をすべて保持しており、アルキルベンゼン、シリコ
ーン油、高引火点鉱油および従来のエステル油に代わる
難燃性の電気絶縁油として広く利用できる。
つぎに、本発明を実施例により具体的に説明する。
なお、以下の実施例では、コンプレツクスエステルの
合成例を含めて記述しているが、本発明において上記エ
ステルの合成法は任意であり、以下の方法にのみ限定さ
れるものではない。
合成例を含めて記述しているが、本発明において上記エ
ステルの合成法は任意であり、以下の方法にのみ限定さ
れるものではない。
実施例 還流装置付きの1のガラス反応器に、トリメチロー
ルプロパン134.0g(1.0モル)、アジピン酸58.4g(0.40
モル)、カプリル酸221.8g(1.54モル)、カプリン酸8
7.7g(0.51モル)を仕込み、窒素気流下220℃で上記酸
を還流しながら10時間反応させた。引き続き、未反応の
上記酸を除去するため減圧下(10mmHg)で4時間反応
し、酸価1.5のコンプレツクスエステルを得た。このエ
ステル(第1表の記号aにて示す)を、この発明の電気
絶縁油とした。
ルプロパン134.0g(1.0モル)、アジピン酸58.4g(0.40
モル)、カプリル酸221.8g(1.54モル)、カプリン酸8
7.7g(0.51モル)を仕込み、窒素気流下220℃で上記酸
を還流しながら10時間反応させた。引き続き、未反応の
上記酸を除去するため減圧下(10mmHg)で4時間反応
し、酸価1.5のコンプレツクスエステルを得た。このエ
ステル(第1表の記号aにて示す)を、この発明の電気
絶縁油とした。
また、一塩基酸および二塩基酸の種類,量を第1表に
示す如く変更した以外は、上記と同様にして第1表の記
号b〜iにて示す8種のコンプレツクスエステルを得、
これをこの発明の電気絶縁油とした。なお、第1表中の
数値は各成分のモル数を示したものである。
示す如く変更した以外は、上記と同様にして第1表の記
号b〜iにて示す8種のコンプレツクスエステルを得、
これをこの発明の電気絶縁油とした。なお、第1表中の
数値は各成分のモル数を示したものである。
比較例 アルコール、一塩基酸および二塩基酸の種類,量を第
1表に示す如く変更した以外は、実施例と同様の合成法
にて第1表の記号j〜oにて示す6種のコンプレツクス
エステルを得、これらを比較用の電気絶縁油とした。
1表に示す如く変更した以外は、実施例と同様の合成法
にて第1表の記号j〜oにて示す6種のコンプレツクス
エステルを得、これらを比較用の電気絶縁油とした。
上記の実施例および比較例に係る各電気絶縁油につ
き、つぎの第2表に示した従来公知の電気絶縁油ととも
に、その引火点、流動点、40℃での動粘度および80℃で
の比誘電率を調べた。その結果は、第2表に示されると
とおりであつた。
き、つぎの第2表に示した従来公知の電気絶縁油ととも
に、その引火点、流動点、40℃での動粘度および80℃で
の比誘電率を調べた。その結果は、第2表に示されると
とおりであつた。
なお、第2表中の従来公知の電気絶縁油のうち、「ト
リメチロールプロパン脂肪酸エステル」はトリメチロー
ルプロパンのカプリル酸(75モル%)とカプリン酸(25
モル%)とのトリエステルを、「ペンタエリスリトール
脂肪酸エステル」はペンタエリスリトールのペラルゴン
酸テトラエステルを、それぞれ意味する。また、「DOP
(ジオクチルフタレート)」は新日本理化(株)製、
「アルキルベンゼン系電気絶縁油」は日本石油(株)製
の日石コンデンサーオイルS、「シリコーン油」は信越
シリコーン(株)製のKF−96、「RTEmp Fliuid」はRTE
社製の高引火点鉱油、である。
リメチロールプロパン脂肪酸エステル」はトリメチロー
ルプロパンのカプリル酸(75モル%)とカプリン酸(25
モル%)とのトリエステルを、「ペンタエリスリトール
脂肪酸エステル」はペンタエリスリトールのペラルゴン
酸テトラエステルを、それぞれ意味する。また、「DOP
(ジオクチルフタレート)」は新日本理化(株)製、
「アルキルベンゼン系電気絶縁油」は日本石油(株)製
の日石コンデンサーオイルS、「シリコーン油」は信越
シリコーン(株)製のKF−96、「RTEmp Fliuid」はRTE
社製の高引火点鉱油、である。
上記第2表の結果から明らかなように、本発明品はい
ずれも引火点が250℃以上、流動点が−30℃以下で、し
かも比誘電率が4.0以上である。これに対し、比較品は
上記特性のいずれかが劣つている。
ずれも引火点が250℃以上、流動点が−30℃以下で、し
かも比誘電率が4.0以上である。これに対し、比較品は
上記特性のいずれかが劣つている。
また、本発明品の40℃の動粘度はいずれも300cSt以下
である。加えて、本発明品はいずれも生分解性がオリー
ブ油と同程度に良く、生体内蓄積性がなく、安全性が高
い。
である。加えて、本発明品はいずれも生分解性がオリー
ブ油と同程度に良く、生体内蓄積性がなく、安全性が高
い。
このように、本発明品は引火点が高く、流動点が低
く、電気特性に優れ、且つ環境汚染の恐れの少ない難燃
性の電気絶縁油であることがわかる。
く、電気特性に優れ、且つ環境汚染の恐れの少ない難燃
性の電気絶縁油であることがわかる。
Claims (1)
- 【請求項1】トリメチロールプロパンと炭素数7〜12の
一塩基酸および炭素数6〜10の二塩基酸とのコンプレツ
クスエステルからなる、その引火点が250℃以上、流動
点が−30℃以下である電気絶縁油。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147631A JP2522307B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 電気絶縁油 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62147631A JP2522307B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 電気絶縁油 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63310503A JPS63310503A (ja) | 1988-12-19 |
JP2522307B2 true JP2522307B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=15434695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62147631A Expired - Fee Related JP2522307B2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 | 電気絶縁油 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522307B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4994846B2 (ja) * | 2004-10-13 | 2012-08-08 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 自然循環冷却方式の変圧器用電気絶縁油 |
JP2009117640A (ja) * | 2007-11-07 | 2009-05-28 | Hitachi Ltd | 負荷時タップ切換器付静止誘導電器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53112498A (en) * | 1977-03-11 | 1978-09-30 | Nichicon Capacitor Ltd | Electric insulating oil |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP62147631A patent/JP2522307B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63310503A (ja) | 1988-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2843781C (en) | Synthetic ester-based lubricant compositions that exhibit improved oxidation stability and service life | |
US4178261A (en) | Carboxylic acid esters and their use as a base lubricating oil | |
DE69019146T2 (de) | Anwendung von Schmierölzusammensetzung für Fluorkohlenwasserstoff-Kältemittel. | |
AU780896B2 (en) | Method for producing ester | |
JP3857737B2 (ja) | 潤滑剤ベースストックとしての工業用ペンタエリスリトールエステル | |
JPH10510284A (ja) | 高オレイン酸低ステアリン酸植物油からの脂肪酸混合物とアルコールの合成エステル | |
JP2004273291A (ja) | 電気絶縁油 | |
EP0518567B1 (en) | Synthetic lubricant base stock formed from high content branched chain acid mixtures | |
JP2522307B2 (ja) | 電気絶縁油 | |
WO2006086752A1 (en) | High temperature lubricant compositions and methods of making the same | |
EP1981955A2 (en) | Improved high temperature lubricant compositions | |
JPH08183974A (ja) | オリゴエステル及びそれから成るもしくはそれを含有する潤滑剤ベースオイル | |
KR100465466B1 (ko) | 유압유체 | |
CA2988482C (en) | Low pour point trimethylolpropane esters | |
JP3145301B2 (ja) | 電気絶縁油及びその製造方法 | |
KR101963471B1 (ko) | 향상된 열 관리를 위한 합성 에스테르 기재 유전 유체 조성물 | |
CN107573981B (zh) | 一种复酯及其制备方法 | |
JPH11306864A (ja) | 電気絶縁油及びその製造方法 | |
JPH06108076A (ja) | 冷凍機用潤滑油 | |
JPH088012B2 (ja) | 電気絶縁油 | |
KR20170117583A (ko) | 저온 절연 유체 조성물 | |
US4436654A (en) | Fire-retardant insulating oils | |
EP0927151B1 (en) | Reduced odor and high stability aircraft turbine oil base stock | |
JPS6340839B2 (ja) | ||
JP2925308B2 (ja) | フロン圧縮機用潤滑油 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |