JP2522188B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JP2522188B2 JP2522188B2 JP5288928A JP28892893A JP2522188B2 JP 2522188 B2 JP2522188 B2 JP 2522188B2 JP 5288928 A JP5288928 A JP 5288928A JP 28892893 A JP28892893 A JP 28892893A JP 2522188 B2 JP2522188 B2 JP 2522188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- region
- semiconductor substrate
- polycrystalline silicon
- type well
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特にCMOS型半導体装置の製造方法に関する。
関し、特にCMOS型半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の断面図,平面図である図
2,図3を参照すると、従来のCMOS型半導体装置の
ゲート電極は、以下のように形成される。
2,図3を参照すると、従来のCMOS型半導体装置の
ゲート電極は、以下のように形成される。
【0003】まず、P型半導体基板1表面にN型ウェル
2およびP型ウェル3が形成される。このとき、N型ウ
ェル2とP型ウェル3との境界部分の半導体基板1表面
には表面段差が生じる。この表面段差は、これらN型ウ
ェル2およびP型ウェル3の形成順序により異なるが、
通常、100〜200nm程度となる。次に、P型ウェ
ル3表面の素子分離領域が形成される領域にP型チャネ
ルストッパー4が形成され、P型半導体基板1表面の素
子分離領域が形成される領域に膜厚600nm程度のフ
ィールド酸化膜5が形成され、素子分離領域の形成が完
了する。
2およびP型ウェル3が形成される。このとき、N型ウ
ェル2とP型ウェル3との境界部分の半導体基板1表面
には表面段差が生じる。この表面段差は、これらN型ウ
ェル2およびP型ウェル3の形成順序により異なるが、
通常、100〜200nm程度となる。次に、P型ウェ
ル3表面の素子分離領域が形成される領域にP型チャネ
ルストッパー4が形成され、P型半導体基板1表面の素
子分離領域が形成される領域に膜厚600nm程度のフ
ィールド酸化膜5が形成され、素子分離領域の形成が完
了する。
【0004】続いて、フィールド酸化膜5に囲まれたP
型半導体基板1表面の素子形成領域となる領域に、膜厚
20nm程度のゲート酸化膜6が形成される。このと
き、フィールド酸化膜5表面とゲート酸化膜6表面との
段差は、300nm程度である。次に、ゲート電極材料
となる膜厚200nm程度の多結晶シリコン膜17と膜
厚200nm程度のタングステン・シリサイド膜18と
が順次形成される。次に、膜厚1μm程度のフォトレジ
スト膜19が全面に塗布される〔図2〕。
型半導体基板1表面の素子形成領域となる領域に、膜厚
20nm程度のゲート酸化膜6が形成される。このと
き、フィールド酸化膜5表面とゲート酸化膜6表面との
段差は、300nm程度である。次に、ゲート電極材料
となる膜厚200nm程度の多結晶シリコン膜17と膜
厚200nm程度のタングステン・シリサイド膜18と
が順次形成される。次に、膜厚1μm程度のフォトレジ
スト膜19が全面に塗布される〔図2〕。
【0005】このフォトレジスト膜19がパターニング
され、フォトレジスト膜19Aとなる。このフォトレジ
スト膜19Aをマスクにして、上記タングステン・シリ
サイド膜18および多結晶シリコン膜17が順次エッチ
ングされ、所望のゲート電極が形成される〔図3〕。
され、フォトレジスト膜19Aとなる。このフォトレジ
スト膜19Aをマスクにして、上記タングステン・シリ
サイド膜18および多結晶シリコン膜17が順次エッチ
ングされ、所望のゲート電極が形成される〔図3〕。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の方法で
は、フォトレジスト膜19の膜厚が場所により異なって
いる。N型ウェル2表面とP型ウェル3表面との段差に
より、N型ウェル2の素子形成領域中央部上でのフォト
レジスト膜19の膜厚t1 とP型ウェル3の素子形成領
域中央部上でのフォトレジスト膜19の膜厚t2 とは、
異なる。また、P型ウェル3の同じ素子形成領域上で
も、素子形成領域端部上でのフォトレジスト膜19の膜
厚t3 は、t2 と異なっている。さらに、同じP型ウェ
ル3上でも、素子形成領域の面積の大小とフォトレジス
ト膜19の粘性とにより、狭い素子形成領域でのP型ウ
ェル3の素子形成領域中央部上でのフォトレジスト膜1
9の膜厚t4 も、t2 と異なっている〔図2〕。
は、フォトレジスト膜19の膜厚が場所により異なって
いる。N型ウェル2表面とP型ウェル3表面との段差に
より、N型ウェル2の素子形成領域中央部上でのフォト
レジスト膜19の膜厚t1 とP型ウェル3の素子形成領
域中央部上でのフォトレジスト膜19の膜厚t2 とは、
異なる。また、P型ウェル3の同じ素子形成領域上で
も、素子形成領域端部上でのフォトレジスト膜19の膜
厚t3 は、t2 と異なっている。さらに、同じP型ウェ
ル3上でも、素子形成領域の面積の大小とフォトレジス
ト膜19の粘性とにより、狭い素子形成領域でのP型ウ
ェル3の素子形成領域中央部上でのフォトレジスト膜1
9の膜厚t4 も、t2 と異なっている〔図2〕。
【0007】フォトレジスト膜の膜厚が場所による異な
ると、露光時におけるフォトレジスト膜内での光の干渉
状態が場所による異なることになる。この干渉状態は、
膜厚が(λ/4)×(1/n)(λ:波長,n:フォト
レジスト膜の屈折率)だけ異なると、正反対になる。例
えば、このフォトレジスト膜の屈折率がn≒1.65の
場合、λ=436nmのG線で露光すると、(λ/4)
×(1/n)=66nmとなる。これにより、パターニ
ングされたフォトレジスト膜の線幅は、0.09μm変
動する。
ると、露光時におけるフォトレジスト膜内での光の干渉
状態が場所による異なることになる。この干渉状態は、
膜厚が(λ/4)×(1/n)(λ:波長,n:フォト
レジスト膜の屈折率)だけ異なると、正反対になる。例
えば、このフォトレジスト膜の屈折率がn≒1.65の
場合、λ=436nmのG線で露光すると、(λ/4)
×(1/n)=66nmとなる。これにより、パターニ
ングされたフォトレジスト膜の線幅は、0.09μm変
動する。
【0008】フォトレジスト膜19の膜厚t1 とt2 と
t3 とt4 との間の差は、フォトレジスト膜19の粘
性,素子形成領域の面積の大小,N型ウェル2表面とP
型ウェル3表面との段差(100〜200nm程度),
およびフィールド酸化膜5表面とゲート酸化膜6表面と
の段差(300nm程度)に依存するが、66nmより
大きな値となる。このため、フォトレジスト膜19の膜
厚がt1 ,t2 ,t3 ,t4 の部分でそれぞれ同じ線幅
にパターニングしようとしても、フォトレジスト膜19
Aの線幅はそれぞれL1 ,L2 ,L3 ,L4 とまちまち
の値をとることになる〔図3〕。
t3 とt4 との間の差は、フォトレジスト膜19の粘
性,素子形成領域の面積の大小,N型ウェル2表面とP
型ウェル3表面との段差(100〜200nm程度),
およびフィールド酸化膜5表面とゲート酸化膜6表面と
の段差(300nm程度)に依存するが、66nmより
大きな値となる。このため、フォトレジスト膜19の膜
厚がt1 ,t2 ,t3 ,t4 の部分でそれぞれ同じ線幅
にパターニングしようとしても、フォトレジスト膜19
Aの線幅はそれぞれL1 ,L2 ,L3 ,L4 とまちまち
の値をとることになる〔図3〕。
【0009】その結果、ゲート長が場所により異なるこ
とになり、所望のトランジスタ特性が得られなくなる。
特に、素子形成領域中央部上でのゲート長が素子形成領
域端部上でのゲート長より長くなる場合には、そのトラ
ンジスタでの静電破壊が起りやすくなる。
とになり、所望のトランジスタ特性が得られなくなる。
特に、素子形成領域中央部上でのゲート長が素子形成領
域端部上でのゲート長より長くなる場合には、そのトラ
ンジスタでの静電破壊が起りやすくなる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、一導電型半導体基板表面に少なくとも逆導電
型ウェルを形成し、この半導体基板表面の素子分離領域
となる領域にフィールド絶縁膜を形成し、この半導体基
板表面の素子形成領域となる領域にゲート絶縁膜を形成
する工程と、上記半導体基板表面から上記フィールド絶
縁膜上面までの高さより大きな値の膜厚を有する多結晶
シリコン膜を全面に形成する工程と、上記フィールド絶
縁膜の上面の少なくとも一部が露出するまで上記多結晶
シリコン膜を化学的かつ機械的に研磨し、全面に高融点
金属シリサイド膜を堆積する工程と、所定のパターンを
有するフォトレジスト膜をマスクにして、上記高融点金
属シリサイド膜および上記多結晶シリコン膜をエッチン
グする工程とを有する。
造方法は、一導電型半導体基板表面に少なくとも逆導電
型ウェルを形成し、この半導体基板表面の素子分離領域
となる領域にフィールド絶縁膜を形成し、この半導体基
板表面の素子形成領域となる領域にゲート絶縁膜を形成
する工程と、上記半導体基板表面から上記フィールド絶
縁膜上面までの高さより大きな値の膜厚を有する多結晶
シリコン膜を全面に形成する工程と、上記フィールド絶
縁膜の上面の少なくとも一部が露出するまで上記多結晶
シリコン膜を化学的かつ機械的に研磨し、全面に高融点
金属シリサイド膜を堆積する工程と、所定のパターンを
有するフォトレジスト膜をマスクにして、上記高融点金
属シリサイド膜および上記多結晶シリコン膜をエッチン
グする工程とを有する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0012】半導体装置の製造工程の断面図である図1
を参照すると、本発明の一実施例は、ツイン・ウェル型
のCMOS型半導体装置のゲート電極の形成方法であ
り、以下のようになっている。
を参照すると、本発明の一実施例は、ツイン・ウェル型
のCMOS型半導体装置のゲート電極の形成方法であ
り、以下のようになっている。
【0013】まず、P型半導体基板1表面にN型ウェル
2およびP型ウェル3が形成される。このとき、N型ウ
ェル2とP型ウェル3との境界部分の半導体基板1表面
には表面段差が生じる。この表面段差は、これらN型ウ
ェル2およびP型ウェル3の形成順序により異なるが、
通常、100〜200nm程度となる〔図1(a)〕。
2およびP型ウェル3が形成される。このとき、N型ウ
ェル2とP型ウェル3との境界部分の半導体基板1表面
には表面段差が生じる。この表面段差は、これらN型ウ
ェル2およびP型ウェル3の形成順序により異なるが、
通常、100〜200nm程度となる〔図1(a)〕。
【0014】次に、P型ウェル3表面の素子分離領域が
形成される領域にP型チャネルストッパー4が形成さ
れ、P型半導体基板1表面の素子分離領域が形成される
領域に膜厚600nm程度のフィールド酸化膜5が形成
され、素子分離領域の形成が完了する。続いて、フィー
ルド酸化膜5に囲まれたP型半導体基板1表面の素子形
成領域となる領域に、膜厚20nm程度のゲート酸化膜
6が形成される。このとき、フィールド酸化膜5表面と
ゲート酸化膜6表面との段差は、300nm程度であ
る。その後、ゲート電極材料の一部となる膜厚500n
m程度の多結晶シリコン膜7を形成する〔図1
(b)〕。
形成される領域にP型チャネルストッパー4が形成さ
れ、P型半導体基板1表面の素子分離領域が形成される
領域に膜厚600nm程度のフィールド酸化膜5が形成
され、素子分離領域の形成が完了する。続いて、フィー
ルド酸化膜5に囲まれたP型半導体基板1表面の素子形
成領域となる領域に、膜厚20nm程度のゲート酸化膜
6が形成される。このとき、フィールド酸化膜5表面と
ゲート酸化膜6表面との段差は、300nm程度であ
る。その後、ゲート電極材料の一部となる膜厚500n
m程度の多結晶シリコン膜7を形成する〔図1
(b)〕。
【0015】続いて、ケミカル・メカニカル・ポリッシ
ング法により、多結晶シリコン膜7を研磨し、さらにフ
ィールド酸化膜5を研磨する。研磨される多結晶シリコ
ン膜7とフィールド酸化膜5との合計膜厚は、700n
m程度である。この結果、フィールド酸化膜5はフィー
ルド酸化膜5aおよびフィールド酸化膜5bとなり、多
結晶シリコン膜7aおよび多結晶シリコン膜7bがN型
ウェル2上およびP型ウェル3上に残置される。フィー
ルド酸化膜5a上面,フィールド酸化膜5b上面,多結
晶シリコン膜7a上面および多結晶シリコン膜7b上面
は、概ね同一平面をなす。ここで、フィールド酸化膜5
aはN型ウェル2を取り囲く領域に残置され,フィール
ド酸化膜5bはN型ウェル2を除いた領域に残置される
が、フィールド酸化膜5aおよびフィールド酸化膜5b
は分離されていない。また、多結晶シリコン膜7aの膜
厚は多結晶シリコン膜7bの膜厚より100〜200n
m程度厚くなっている。
ング法により、多結晶シリコン膜7を研磨し、さらにフ
ィールド酸化膜5を研磨する。研磨される多結晶シリコ
ン膜7とフィールド酸化膜5との合計膜厚は、700n
m程度である。この結果、フィールド酸化膜5はフィー
ルド酸化膜5aおよびフィールド酸化膜5bとなり、多
結晶シリコン膜7aおよび多結晶シリコン膜7bがN型
ウェル2上およびP型ウェル3上に残置される。フィー
ルド酸化膜5a上面,フィールド酸化膜5b上面,多結
晶シリコン膜7a上面および多結晶シリコン膜7b上面
は、概ね同一平面をなす。ここで、フィールド酸化膜5
aはN型ウェル2を取り囲く領域に残置され,フィール
ド酸化膜5bはN型ウェル2を除いた領域に残置される
が、フィールド酸化膜5aおよびフィールド酸化膜5b
は分離されていない。また、多結晶シリコン膜7aの膜
厚は多結晶シリコン膜7bの膜厚より100〜200n
m程度厚くなっている。
【0016】次に、膜厚200nm程度のタングステン
・シリサイド膜8が堆積される。このタングステン・シ
リサイド膜8上面も、ほぼ平坦である。続いて、フォト
レジスト膜9を全面に塗布し、このフォトレジスト膜9
に所望のパターンを形成した後、これをマスクにしてタ
ングステン・シリサイド膜8と多結晶シリコン膜7aお
よび多結晶シリコン膜7bとを順次エッチングし、ゲー
ト電極を形成する〔図1(c)〕。その後、公知の技術
を用いて、CMOS半導体装置を完成する。
・シリサイド膜8が堆積される。このタングステン・シ
リサイド膜8上面も、ほぼ平坦である。続いて、フォト
レジスト膜9を全面に塗布し、このフォトレジスト膜9
に所望のパターンを形成した後、これをマスクにしてタ
ングステン・シリサイド膜8と多結晶シリコン膜7aお
よび多結晶シリコン膜7bとを順次エッチングし、ゲー
ト電極を形成する〔図1(c)〕。その後、公知の技術
を用いて、CMOS半導体装置を完成する。
【0017】上記一実施例では、フォトレジスト膜9の
下地をなすタングステン・シリサイド膜8の上面がほぼ
平坦であることから、フォトレジスト膜9の膜厚はほぼ
均一になる。その結果、フォトレジスト膜9からなるパ
ターンの線幅の変動は無く、ゲート長は所望のものが得
られることになり、トランジスタ特性の変動は抑止され
る。また、素子形成領域中央部上でのゲート長と素子形
成領域端部上でのゲート長とは等しくなり、素子形成領
域中央部上でのゲート長が素子形成領域端部上でのゲー
ト長より長くなることによるトランジスタでの静電破壊
が起りやすくなるということも回避される。
下地をなすタングステン・シリサイド膜8の上面がほぼ
平坦であることから、フォトレジスト膜9の膜厚はほぼ
均一になる。その結果、フォトレジスト膜9からなるパ
ターンの線幅の変動は無く、ゲート長は所望のものが得
られることになり、トランジスタ特性の変動は抑止され
る。また、素子形成領域中央部上でのゲート長と素子形
成領域端部上でのゲート長とは等しくなり、素子形成領
域中央部上でのゲート長が素子形成領域端部上でのゲー
ト長より長くなることによるトランジスタでの静電破壊
が起りやすくなるということも回避される。
【0018】なお、上記一実施例では、ツイン・ウェル
型のCMOS型半導体装置の製造方法であるが、本発明
は例えばN型ウェルのみの場合にも適用でき、本実施例
と同様の効果が得られる。また、本実施例ではフィール
ド酸化膜5もケミカル・メカニカル・ポリッシングを行
なっているが、P型ウェル3上のフィールド酸化膜5の
上面が露出した段階でこのケミカル・メカニカル・ポリ
ッシングを停止してもさしつかえない。
型のCMOS型半導体装置の製造方法であるが、本発明
は例えばN型ウェルのみの場合にも適用でき、本実施例
と同様の効果が得られる。また、本実施例ではフィール
ド酸化膜5もケミカル・メカニカル・ポリッシングを行
なっているが、P型ウェル3上のフィールド酸化膜5の
上面が露出した段階でこのケミカル・メカニカル・ポリ
ッシングを停止してもさしつかえない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
の製造方法は、ゲート電極を形成加工するためのフォト
レジスト膜の塗布の前に下地を平坦化しておくため、場
所によるフォトレジスト膜の膜厚の違いはなくなり、フ
ォトレジスト膜を露光するさいの光の干渉状態も一様に
なり、露光現像されたフォトレジスト膜パターンの線幅
も所望の値からの変動がなくなる。この結果、トランジ
スタ特性の変動は抑止され、さらに、トランジスタでの
静電破壊は起りにくくなる。
の製造方法は、ゲート電極を形成加工するためのフォト
レジスト膜の塗布の前に下地を平坦化しておくため、場
所によるフォトレジスト膜の膜厚の違いはなくなり、フ
ォトレジスト膜を露光するさいの光の干渉状態も一様に
なり、露光現像されたフォトレジスト膜パターンの線幅
も所望の値からの変動がなくなる。この結果、トランジ
スタ特性の変動は抑止され、さらに、トランジスタでの
静電破壊は起りにくくなる。
【図1】本発明の一実施例の製造工程の断面図である。
【図2】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
断面図である。
断面図である。
【図3】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
平面図である。
平面図である。
1 P型半導体基板 2 N型ウェル 3 P型ウェル 4 P型チャネルストッパー 5,5a,5b フィールド酸化膜 6 ゲート酸化膜 7,7a,7b,17 多結晶シリコン膜 8,18 タングステン・シリサイド膜 9,19,19A フォトレジスト膜 t1 〜t4 フォトレジスト膜の膜厚 L1 〜L4 フォトレジスト膜ハターンの線幅
Claims (1)
- 【請求項1】 一導電型半導体基板表面に少なくとも逆
導電型ウェルを形成し、該半導体基板表面の素子分離領
域となる領域にフィールド絶縁膜を形成し、該半導体基
板表面の素子形成領域となる領域にゲート絶縁膜を形成
する工程と、 前記半導体基板表面から前記フィールド絶縁膜上面まで
の高さより大きな値の膜厚を有する多結晶シリコン膜を
全面に形成する工程と、 前記フィールド絶縁膜の上面の少なくとも一部が露出す
るまで前記多結晶シリコン膜を化学的かつ機械的に研磨
し、全面に高融点金属シリサイド膜を堆積する工程と、 所定のパターンを有するフォトレジスト膜をマスクにし
て、前記高融点金属シリサイド膜および前記多結晶シリ
コン膜をエッチングする工程とを有することを特徴とす
る半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5288928A JP2522188B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5288928A JP2522188B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07142595A JPH07142595A (ja) | 1995-06-02 |
JP2522188B2 true JP2522188B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=17736625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5288928A Expired - Lifetime JP2522188B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522188B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6566181B2 (en) * | 1999-02-26 | 2003-05-20 | Agere Systems Inc. | Process for the fabrication of dual gate structures for CMOS devices |
JP2008288499A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Panasonic Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP5288928A patent/JP2522188B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07142595A (ja) | 1995-06-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5783490A (en) | Photolithography alignment mark and manufacturing method | |
US6933187B2 (en) | Method for forming narrow trench structures | |
JPH05343370A (ja) | 微細パタ−ンの形成方法 | |
US6596609B2 (en) | Method of fabricating a feature in an integrated circuit using two edge definition layers and a spacer | |
US5286673A (en) | Method for forming position alignment marks in a manufacturing SOI device | |
JP2522188B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3090838B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3030550B2 (ja) | アナログ半導体装置の製造方法 | |
US6583036B1 (en) | Method of manufacturing a semiconductor device | |
JPH03108329A (ja) | Mos型電界効果トランジスタの製造方法 | |
JP2848481B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPS62117329A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US7029998B2 (en) | Formation method of gate electrode in a semiconductor process | |
JPH10125864A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0671070B2 (ja) | 半導体記憶装置の製造方法 | |
US6828082B2 (en) | Method to pattern small features by using a re-flowable hard mask | |
JPH0346346A (ja) | 半導体集積回路装置 | |
KR100466026B1 (ko) | 고집적 반도체 소자의 도전체 패턴 제조 방법 | |
JPS59155944A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH08298314A (ja) | 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 | |
KR100317338B1 (ko) | 반도체 소자 제조 방법 | |
JPH0327521A (ja) | Mos型トランジスタの製造方法 | |
US4138781A (en) | Method for manufacturing semiconductor device | |
JPH0675360A (ja) | レチクル及びそれを用いた半導体装置の製造方法 | |
US6060363A (en) | Method of manufacturing semiconductor device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960402 |