JP2521671B2 - チェ−ンソ−用カッティングリンク - Google Patents

チェ−ンソ−用カッティングリンク

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JP2521671B2
JP2521671B2 JP21785486A JP21785486A JP2521671B2 JP 2521671 B2 JP2521671 B2 JP 2521671B2 JP 21785486 A JP21785486 A JP 21785486A JP 21785486 A JP21785486 A JP 21785486A JP 2521671 B2 JP2521671 B2 JP 2521671B2
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    • B27B33/00Sawing tools for saw mills, sawing machines, or sawing devices
    • B27B33/14Saw chains
    • B27B33/141Saw chains with means to control the depth of cut
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    • B27B33/14Saw chains
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    • Y10T83/909Cutter assemblage or cutter element therefor [e.g., chain saw chain]
    • Y10T83/917Having diverse cutting elements
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T83/00Cutting
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動的に研磨しうるようにしたカッティン
グチェーン、特にキックバックを阻止するための深さゲ
ージを備えながら、しかも自動研磨が可能であるカッテ
ィングチェーンに関する。
(従来の技術) 従来技術において、カッティングチェーンがキックバ
ックするおそれは、研磨可能な上部カッティングリンク
の形状を変更することによって実質的に低減しうること
が分かっている。それによれば、カッティングリンクに
設けられた深さゲージが、外方および前後にねじられて
おり、また、カッティングポイントに近接する箇所、す
なわちカッティングポイントのすぐ前方、側部板刃先の
すぐ内側および頂部板刃先のすぐ下方にねじられてい
る。ギブソン(Gibson)等が出願し、本願出願人が譲り
受けた1984年4月13日付米国特許第600,005号を参照す
るとよい。
上記ギブソンの発明による改良された深さゲージは、
頂部から研磨しうるようにしたチェーンソー用カッティ
ングリンクにのみ利用できるものである。従来形式のチ
ェーンソー用カッティングリンクは、刃先および深さゲ
ージ間にやすりを差し込んで研磨するようにしたもので
あるため、深さゲージとカッティングポイントとの間に
は相当スペースが必要とされていた。これに対し、頂部
から研磨可能なチェーンは、深さゲージおよびカッティ
ングポイント間に研磨用のスペースを必要としないた
め、上記の改良した深さゲージを備えることができるの
である。
しかしながら、頂部から研磨可能はチェーンは、自動
的に研磨しうるチェーンとして使用する場合に特に有利
であるが、かかる自動研磨を行うためには、刃先と深さ
ゲージとの間にスペースが必要とされるのである。した
がって、上記ギブソンの発明を用いると、自動研磨とい
う極めて有利な特徴を代わりに失わざるをえなかった。
(発明が解決使用とする課題) 本発明の目的は、キックバックを軽減する深さゲージ
の有利な特徴を達成できるとともに(ギブソンと同
様)、自動的に研磨することもできるような、頂部から
研磨できるカッティングリンクを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明におけるカッティングリンクでは、深さゲージ
を、互いに独立した機能を有する2つのゲージ要素、す
なわち第1および第2の深さゲージ要素に分けている。
第1深さゲージ要素は、内側への切り込みを制御する高
さに設けられ、第2深さゲージ要素は、横方向への切り
込みを制御する位置に設けられている。このように、深
さゲージを2つのゲージ要素に分離したことにより、キ
ックバックを軽減できる一方で、自動研磨に必要な深さ
ゲージおよびカッティングポイント間のスペースを確保
することができた。
本発明によれば、頂部端縁、底部端縁、前端縁および
後端縁を有する本体部と、前記頂部端縁から上方に延
び、前記本体部を前後に分割する中心線の後方に位置す
るカッティング頭部と、前記頂部端縁から上方に延び、
前記カッティング頭部の前方に位置する深さゲージと、
を備え、 前記カッティング頭部はフード状のカッティング頭部
として形成されており、該フード状カッティング頭部
は、前記本体部から該本体部の片側に沿って上方に延び
る側部板と、前記側部板から前記本体部の上方へ延びる
頂部板と、を有しており、 前記頂部板にはその前縁として頂部板刃先が形成され
ており、前記側部板にはその前縁として側部板刃先が形
成されており、該頂部板刃先と側部板刃先とが交差する
点にはカッティングポイントが形成されており、 前記カッティングポイントは、前記本体部の前記片側
における横方向に関しても上方向に関しても前記フード
状カッティング頭部の最外方点とされており、また、前
記カッティングポイントは、前記頂部板刃先および側部
板刃先における最前方点とされており、 前記深さゲージは、第1深さゲージ要素および第2深
さゲージ要素を有しており、該第1深さゲージ要素は、
前記本体部の前記端部端縁から上方に延びており、該第
1深さゲージ要素の最上方位置と前記中心線との間の距
離が、前記カッティング頭部の前記カッティングポイン
トと前記中心線との間の距離よりも大となされており、 前記第1深さゲージ要素の上方に延びた部分は、前記
カッティングポイントの位置の少し手前まで達すること
により、前記頂部板刃先を自動研磨可能な深さゲージ設
定を与えており、 前記第2深さゲージ要素は、前方から後方へ向かうに
つれ、前記本体部の前記頂部端縁から上方へ且つ前記片
側から横方向へと、前記側部板刃先にほぼ近接する位置
まで延び、該横方向に関しては前記カッティングポイン
トの位置の少し手前まで達することにより、前記側部板
刃先のための深さゲージ設定を与えており、 前記第2深さゲージ要素は、前記カッティングポイン
トおよび前記第1深さゲージ要素の上方に延びた部分の
下方にくぼみが形成されるように位置付けられ、それに
より自動研磨作用が妨害されないようになされているこ
とを特徴とする、ヂェーンソー用カッティングリンクが
提供される。
前記第2深さゲージ要素が、前記第1深さゲージ要素
から後方へ向かうにつれて前記片側から横方向へと延び
て前記側部板刃先に近接した表面部を形成しており、該
表面部によって、前記側部板刃先が切断対象物の切り溝
の側壁に切り込まれるのが阻止されるようにしてもよ
い。
また、本発明によれば、前側リベット嵌入口および後
側リベット嵌入口を有する本体部と、該後側リベット嵌
入口のほぼ上方に位置付けられたフード状のカッティン
グ頭部と、前記フード状カッティング頭部の前方に位置
する深さゲージと、を備え、 前記フード状カッティング頭部は、カッティングポイ
ントにおいて互いに交差する研磨可能な頂部板刃先およ
び研磨可能な側部板刃先を有しており、 前記カッティングポイントは、前記本体部の片側にお
ける横方向に関しても上方向に関しても前記フード状カ
ッティング頭部の最外方点とされており、また、前記頂
部板刃先および前記側部板刃先は、互いに対して角度を
なして前記カッティングポイントから後方に延びること
により、前記カッティングポイントを、前記頂部板刃先
および側部板刃先における最前方点となしており、 前記深さゲージは、第1深さゲージ要素および第2深
さゲージ要素を有しており、該第1深さゲージ要素は、
前記前側リベット嵌入口のほぼ上方の位置まで上に向か
って延び、前記上方の位置は、前記前側リベット嵌入口
と前記後側リベット嵌入口との間の中心線より前方に位
置付けられており、該第1深さゲージ要素の前記上方の
位置と前記中心線との間の距離が、前記カッティング頭
部の前記カッティングポイントと前記中心線との間の距
離よりも大となされており、 前記第1深さゲージ要素は、前記カッティングポイン
トの高さより低い高さ位置までしか述べておらず、それ
によって、カッティングリンクを半円状の案内路に沿っ
て誘導して該案内路内の砥石に係合させることにより前
記頂部板刃先を自動研磨させるための深さゲージ設定を
与えており、 前記第2深さゲージ要素は、前方から後方へ且つ横方
向へと、前記カッティングポイントに近接する位置まで
延びており、また、前記頂部板刃先の高さよりも下方の
位置まで延びており、 該第2深さゲージ要素の、前記カッティングポイント
に近接した横方向位置は、前記側部板刃先のための横方
向深さゲージ設定を与えており、 該第2深さゲージ要素の、前記頂部板刃先の下方にお
ける高さ位置は、自動研磨を妨害しないような空間を形
成していることを特徴とする、自動研磨可能なチェーン
ソー用カッティングリンクも提供される。
前記第2深さゲージ要素は、前記前側リベット嵌入口
との間の距離よりも前記後側リベット嵌入口との間の距
離の方が近くなるようにして前後に延びるようにしても
よい。
以下、添付図面を参照しながら、本発明について説明
する。
(実施例) 第1図および第2図を参照すると、1つのカッティン
グリンクが図示してある。カッティングチェーン10は、
材木等の切断対象物を切ることを目的としている。切断
方向は、第2図では矢印11で示してある。このカッティ
ングチェーンは、一連の関節接続されたカッティングリ
ンクで構成されている。これらカッティングチェーン
は、左側カッティングリンク12、右側カッティングリン
ク16、側部リンク14(タイストラップと称されることが
多い)および中央リンク(駆動リンク)18を備えてい
る。これらリンクは、すべてリベット20によって揺動可
能なように連接されている。カッティングチェーンは、
ガイドバー34の周縁に沿って円弧状に回転しうるように
してあり、溝38に嵌入する舌状部片22によって、ガイド
バー34上にとどめられている。各リンク12,14,16の底端
縁は、ガイドバー34の周縁に形成したガイドレール36に
乗った状態となる(第5図参照)。
次に1つのカッティングリンク、すなわち右側カッテ
ィングリンク16を図示する第3図ないし第6図に関して
説明する。この右側カッティングリンク16のカッティン
グ頭部24は、頂部板刃先26および側部板刃先28を備えて
いる。両刃先26,28は、前方に向けて収束するように角
度がつけられており、前方のカッティングポイント30に
て交差している。第5図から、側部板刃先28と頂部板刃
先26とは共働して木材繊維の切断および除去を行い、
(カッティングリンク12の両刃先とともに)木材等の切
断対象に切り溝32を形成することが分かる。
揺動可能に接続したリンクの関節動作およびカッティ
ング頭部24に作用する様々な力に起因して、両刃先26,2
8が木材等を切ってゆく際、軸線a,bを中心とする揺動動
作が生じる。かかる揺動によって、両刃先の切り込む方
向が変化し、正常な状態の時に好ましくない突っ込みが
生じ、キックバックの原因となる。
従来は、単一の深さゲージを設けて、カッティングリ
ンクが軸線aを中心として揺動するおそれを軽減しうる
ようにしていた。しかし、ギブソンは、軸線bを中心と
するカッティングリンクの揺動は、深さゲージをカッテ
ィングポイント30に近接して位置決めすることにより実
質的に軽減しうることに気づいた。このため、深さゲー
ジを頂部板刃先26の高さに近接させて設け、頂部板刃先
26が突っ込むのを防止しうるようにし、また、その位置
を、側部板刃先28の横方向位置にも近接させ、側部板刃
先28の突っ込みも防止しうるようにした。深さゲージ
は、カッティングポイント30に対して、高さ位置および
横方向位置ともに近接させなければならないことに加え
て、前後方向にも近接させて設ける必要のあることがギ
ブソンには分かったのである。このため、上記ギブソン
の発明は、キックバックの防止による安全性の向上とい
う目的は達成するが、深さゲージをカッティングポイン
トに近づけたため、自動的に研磨できるという機能を放
棄することになった。
これに対して本発明は、両刃先26,28の突っ込みを制
御する作用を備えた深さゲージに作用する力に注目した
ものである。特に第3図、第5図および第6図を参照す
ると、頂部板刃先26の前方に位置決めした、高さを調節
する深さゲージは、カッティングリンクの軸線aを中心
とする揺動を防止するのが分かる。第6図からは、深さ
ゲージに作用する反動力fa(第3図)は、カッティング
リンクの前端がバーレール36から持ち上がって外れるの
を防止し、木材等33の切り溝32に対し、頂部板刃先26を
一定角度に維持するのが分かる。しかしながら、同一位
置に横方向の深さゲージを設けた場合、軸線b,cのいず
れか一方を中心とするカッティングリンクの揺動は防止
されるものの、軸線b,cまわりの双方の揺動を防止する
ことはできない。第3図、第4図および第5図に示した
作用力を参照するとよい。また、力fcの位置に深さゲー
ジを設けるとなると、切り溝32の側壁に支承されるよう
に、軸方向にオフセットされなければならないことに注
目する必要がある。
カッティングリンクが軸線b回りを揺動しうるように
した場合、カッティングポイント30および側部板刃先28
は、ときとして突っ込み、キックバックを生じさせるよ
うな方向を向くことがある。このため、ギブソンの深さ
ゲージは、カッティングポイント30に対して前後方向に
近接して位置決めしたのである。軸線c回りに作用する
力fcの別の不利な作用は、刃先の方向が内方を向き、切
り溝幅がが狭くなりがちとなる点である。左右カッティ
ングリンクの側部板刃先28と左側カッティングリングの
対応する頂部板刃先とによって形成された切り溝と幅
は、刃先に続いて切り溝内へ入ってゆくチェーンとガイ
ドバーとの間に隙間を確保する上で一定幅を必要とす
る。切り溝幅が狭すぎる場合、チェーンおよびガイドバ
ーが切り込み部に挟まれてしまい、キックバックに起こ
したり、ガイドバーおよびチェーンが損傷するおそれが
ある。
本発明は、二つの深さゲージ要素を提供することによ
り、上記のごとき問題点を解消しようとするものであ
る。第3図ないし第6図に示すように、第1深さゲージ
要素40(軸線aを中心とする揺動を制御する高さ調節要
素)は、自動研磨に必要なように、頂部板刃先26の前方
に間隔をおいて配設されている。すなわち、頂部板刃先
26が中心線42から後方に離れている距離よりも、第1深
さゲージ要素40が中心線42から前方に離れている距離の
方が大きくされている。自動研磨に関する詳細について
は、米国特許第3,183,948号を参照するとよい。第2深
さゲージ44が、側部板刃先28に近接して(前後方向およ
び横方向とも)位置決めしてあるが、自動研磨時の邪魔
にならないように、カッティングポイント30および頂部
板刃先26の下方に間隔をおいて配設されている。この位
置において、また力線fb(第3図)によって示すよう
に、保護作用をなす反動力fbは、力fc(第3図)と比べ
て、軸線cに対し、より近くに作用し、力fbのてこ作用
は、軸線c回りの力に対してというよりは、軸線bを中
心とする揺動力に対し、より大きな抵抗力を作用させ
る。このようにして、カッティングリンクの軸線bを中
心とする揺動は防止でき、また、頂部板刃先26およびカ
ッティングポイント30が切り溝の側壁に突き進んで行く
のを防止することができる。
本発明に従って製造し、良好な試験結果の得られたカ
ッティングリンクは、全長が約0.710インチ、ピッチ間
隔(枢着孔中心間の距離46)が0.390インチのカッティ
ングリンクである。カッティング頭部の全長50は約0.25
インチ、また、深さゲージの全長52は約0.50インチで、
カッティングリンクの全長の1/2以上である。角度d
(側部板刃先28の後方勾配)は約35度、距離56(カッテ
ィングリンクの中心線42からカッティングポイント30ま
で)は約0.12インチ、距離58(カッティングリンクの中
心線42から第1深さゲージ要素40まで)は約0.55インチ
である。カッティングポイント30と第1深さゲージ要素
40の先端との間の高さの差60(頂部板刃先に対する深さ
ゲージ設定値)は約0.15インチである。
上述した全体寸法は、米国特許第3,183,948号に開示
された自動研磨を行うのに適したものである。この自動
研磨において(すなわちチェーンが半円状の案内路に沿
って回転する場合)、ガイドバーの端部に設けた砥石
は、頂部板刃先26および第1深さゲージ要素40の双方を
研磨し、深さゲージの所望の設定値60を維持する。かか
る自動研磨は、上記ギブソンの米国特許出願第600,005
号によるソーチェーンにおいては行うことができない。
本発明の安全性をギブソンの発明と同程度にするため
には、低い高さにて(例えば、第1深さゲージ要素40の
高さより0.050インチ下方)、深さゲージを第1深さゲ
ージ要素40から側部板刃先28のすぐ手前(約0.06インチ
の距離54)の位置まえ後方へ伸長させることによって、
だい2深さゲージ要素44を提供する。第4図、第5図お
よび第7図を参照すると、伸長した第2深さゲージ要素
44は、第1深さゲージ要素40から外方にねじられたよう
になっている状態に示されており、力fbが全体的に作用
する場合、第2深さゲージ要素44の最後方部分は、カッ
ティングポイント30から約0.10インチ横方向に間隔をお
いた位置となっている。
また、第2深さゲージ要素44を設けることにより、側
部板刃先28がカッティングポイント30に続いて横方向に
切り込むのを有効に防止するためには、切り溝の壁とほ
ぼ平行(第5図参照)なほぼ平坦面64を提供しうるよう
に、第2深さゲージ要素44をねじると有利であることが
分かっている。この実施態様の場合、平坦面64には約4
度の逃がし角(上下方向および前後方向)、すなわち第
4図および第7図の角度eおよびfが形成してある。
上記好適実施態様は、単に一列として掲げたものであ
り、当業者は、特許請求の範囲に記載した精神から逸脱
せずに、変形例および応用例を案出することができるで
あろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による一つのカッティングチェーンの
側面図。 第2図は、第1図のカッティングチェーンの平面図。 第3図は、第1図のカッティングチェーンのカッティン
グリンクの斜示図。 第4図は、第3図のカッティングリンクの平面図。 第5図は、第3図のカッティングリンクの正面図。 第6図は、第3図のカッティングリンクの側面図。 第7図は、第6図の線7−7に関する断面図。 (主要符号の説明) 10:カッティングチェーン、11:矢印、12:左側カッティ
ングリンク、 14:側部カッティングリンク、16:右側カッティングリン
ク、 18:駆動リンク、20:リベット、22:舌状部片、 24:カッティング頭部、26:頂部板刃先、28:側部板刃
先、 30:カッティングポイント、32:切り溝、33:木材、 34:ガイドバー、36:ガイドレール、38:溝

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】頂部端縁、底部端縁、前端縁および後端縁
    を有する本体部と、前記頂部端縁から上方に延び、前記
    本体部を前後に分割する中心線の後方に位置するカッテ
    ィング頭部と、前記頂部端縁から上方に延び、前記カッ
    ティング頭部の前方に位置する深さゲージと、を備え、 前記カッティング頭部はフード状のカッティング頭部と
    して形成されており、該フード状カッティング頭部は、
    前記本体部から該本体部の片側に沿って上方に延びる側
    部板と、前記側部板から前記本体部の上方へ延びる頂部
    板と、を有しており、 前記頂部板にはその前縁として頂部板刃先が形成されて
    おり、前記側部板にはその前縁として側部板刃先が形成
    されており、該頂部板刃先と側部板刃先とが交差する点
    にはカッティングポイントが形成されており、 前記カッティングポイントは、前記本体部の前記片側に
    おける横方向に関しても上方向に関しても前記フード状
    カッティング頭部の最外方点とされており、また、前記
    カッティングポイントは、前記頂部板刃先および側部板
    刃先における最前方点とされており、 前記深さゲージは、第1深さゲージ要素および第2深さ
    ゲージ要素を有しており、該第1深さゲージ要素は、前
    記本体部の前記頂部端縁から上方に延びており、該第1
    深さゲージ要素の最上方位置と前記中心線との間の距離
    が、前記カッティング頭部の前記カッティングポイント
    と前記中心線との間の距離よりも大となされており、 前記第1深さゲージ要素の上方に延びた部分は、前記カ
    ッティングポイントの位置の少し手前まで達することに
    より、前記頂部板刃先を自動研磨可能な深さゲージ設定
    を与えており、 前記第2深さゲージ要素は、前方から後方へ向かうにつ
    れ、前記本体部の前記頂部端縁から上方へ且つ前記片側
    から横方向へと、前記側部板刃先にほぼ近接する位置ま
    で延び、該横方向に関しては前記カッティングポイント
    の位置の少し手前まで達することにより、前記側部板刃
    先のための深さゲージ設定を与えており、 前記第2深さゲージ要素は、前記カッティングポイント
    および前記第1深さゲート要素の上方に延びた部分の下
    方にくぼみが形成されるように位置付けられ、それによ
    り自動研磨作用が妨害されないようになされていること
    を特徴とする、チェーンソー用カッティングリンク。
  2. 【請求項2】前記第2深さゲージ要素が、前記第1深さ
    ゲージ要素から後方へ向かうにつれて前記片側から横方
    向へと延びて前記側部刃先に近接した表面部を形成して
    おり、該表面部によって、前記側部板刃先が切断対象物
    の切り溝の側壁に切り込まれるのが阻止されるようにな
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のチェーンソー用カッティングリンク。
  3. 【請求項3】前側リベット嵌入口および後側リベット嵌
    入口を有する本体部と、該後側リベット嵌入口のほぼ上
    方に位置付けられたフード状のカッティング頭部と、前
    記フード状カッティング頭部の前方に位置する深さゲー
    ジと、を備え、 前記フード状カッティング頭部は、カッティングポイン
    トにおいて互いに交差する研磨可能な頂部板刃先および
    研磨可能な側部板刃先を有しており、 前記カッティングポイントは、前記本体部の片側におけ
    る横方向に関しても上方向に関しても前記フード状カッ
    ティング頭部の最外方点とされており、また、前記頂部
    板刃先および前記側部板刃先は、互いに対して角度をな
    して前記カッティングポイントから後方に延びることに
    より、前記カッティングポイントを、前記頂部板刃先お
    よび側部板刃先における最前方点となしており、 前記深さゲージは、第1深さゲージ要素および第2深さ
    ゲージ要素を有しており、該第1深さゲージ要素は、前
    記前側リベット嵌入口のほぼ上方の位置まで上に向かっ
    て延び、前記上方の位置は、前記前側リベット嵌入口と
    前記後側リベット嵌入口との間の中心線より前方に位置
    付けられており、該第1深さゲージ要素の前記上方の位
    置と前記中心線との間の距離が、前記カッティング頭部
    の前記カッティングポイントと前記中心線との間の距離
    よりも大となされており、 前記第1深さゲージ要素は、前記カッティングポイント
    の高さより低い高さ位置までしか述べておらず、それに
    よって、カッティングリンクを半円状の案内路に沿って
    誘導して該案内路内の砥石に係合させることにより前記
    頂部板刃先を自動研磨させるための深さゲージ設定を与
    えており、 前記第2深さゲージ要素は、前方から後方へ且つ横方向
    へと、前記カッティングポイントに近接する位置まで延
    びており、また、前記頂部板刃先の高さよりも下方の位
    置まで延びており、 該第2深さゲージ要素の、前記カッティングポイントに
    近接した横方向位置は、前記側部板刃先のための横方向
    深さゲージ設定を与えており、 該第2深さゲージ要素の、前記頂部板刃先の下方におけ
    る高さ位置は、自動研磨を妨害しないような空間を形成
    していることを特徴とする、自動研磨可能なチェーンソ
    ー用カッティングリンク。
  4. 【請求項4】前記第2深さゲージ要素は、前記前側リベ
    ット嵌入口との間の距離よりも前記後側リベット嵌入口
    との間の距離の方が近くなるようにして前後に延びてい
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第3項に記載のチ
    ェーンソー用カッティングリンク。
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