JP2521614Y2 - 内装材 - Google Patents

内装材

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JP2521614Y2
JP2521614Y2 JP3929890U JP3929890U JP2521614Y2 JP 2521614 Y2 JP2521614 Y2 JP 2521614Y2 JP 3929890 U JP3929890 U JP 3929890U JP 3929890 U JP3929890 U JP 3929890U JP 2521614 Y2 JP2521614 Y2 JP 2521614Y2
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JP
Japan
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interior material
resin
base material
pigment
decorative layer
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JP3929890U
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久 大山
哲夫 近藤
健二 南後
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東リ株式会社
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願考案は意匠性と耐久性を兼備した床材等の内装材
に関する。
(従来技術とその問題点) 従来より、転写等により表面に金属光沢層を積層し、
金属光沢シートを得る方法は公知であるが、得られた製
品の耐摩耗性は悪かった。
(問題点を解決する手段) 本願考案は上記問題点を解決した考案で、アクリル系
樹脂で被覆されたアルミニウム微細粒子が分散され、か
つエンボスされた合成樹脂化粧層と、基材とが積層され
ることを特徴とする内装材、をその要旨とする。
以下図面に基づいて本願考案を説明する。
1は樹脂層であり、化粧層直下に積層される。樹脂層
1はポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポ
リプロピレン(PP)、エチレン−酢酸ビニルコポリマー
(EVA)等の公知の合成樹脂でよく、発泡体でも非発泡
体でもよい。
また充填剤を配合して適宜硬度を変更してもよい。
上記樹脂に、織布、不織布、の裏打ち材2が積層さ
れ、1.0〜2.0mmの基材3が形成される。
基材上にPVC、PE、PP、EVA等の公知の樹脂(コポリマ
ーを含む)中にアクリル酸、メタアクリル酸およびこれ
らのエステルもコポリマー等のアクリル系樹脂4で被覆
されたアルミニウム微細粒子5が分散されている。
アクリル系樹脂で、被覆されたアルミニウム微細粒子
の上記樹脂への分散方法は、粒径が10〜16μmのアルミ
ニウム微細粒子を予め有機溶媒に分散させたアルミニウ
ムペーストを作成し、このアルミニウムペーストを樹脂
と混合しつつ、カレンダー加工により0.3〜1.0mmのシー
ト成型すると光沢のあるシートが得られる。シートに基
材を積層し、エンボスロールを通して、金属光沢のある
0.2〜1.0mmの高さの差のあるエンボス模様の化粧層6が
得られる。
この化粧層と基材が積層されて、本願考案の内装材7
が得られる。
本願においてはさらにアルミニウム微細粒子に顔料を
有する樹脂のカップリングや、顔料を含む樹脂と互いに
異なる官能基を有する樹脂をプレコーデイングし、その
上に顔料を含む樹脂をコーディングして、コーディング
層同士を化学結合する方法や、顔料を含む樹脂をコーデ
ィングして、その他顔料をアルミニウム微細粒子に吸着
させる等の方法で、顔料を含む樹脂でアルミニウム微細
粒子をコーディングした場合、化粧層が色が黒ずんだ
り、変色したりせず、鮮明な色が得られ、第2図は内装
材の斜視図である。
1は樹脂層、6は化粧層、7は内装材である。このよう
にして得られた内装材は意匠性耐摩耗性に優れた効果を
示す。
実施例 ポリエステル不織布の基布上にカレンダー加工で1.40
mmのPVC樹脂層を設けた基材を形成した。
下記配合PVC組成物を180℃で混練し、カレンダーシート
の化粧層を得た。
重量部 PVC 100 炭酸カルシウム 32 DOP 42 安定剤 5 加工助剤 13 アクリル系樹脂コーディング 着色アルミニウムペースト 2 この化粧層を基材上に積層し、0.5mm差のエンボスを付
与し、本考案の床材を得た。得られた床材は光輝性とエ
ンボス効果の相乗効果により、意匠性の高い床材であっ
た。
(考案の効果) 光輝性シートとエンボスの組合せにより、内装材の
意匠性が向上した。
耐摩耗性が向上した。
耐アルカリ性、耐酸性、耐溶剤性等の耐薬品性が向
上した。
耐候性が向上した。
化学吸着顔料で着色されたアルミニウムがアクリル
系樹脂でコーディングされた場合、色があせたり、黒ず
む等の変色もなく、美しい着色仕上がりの金属光沢内装
材が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願内装材断面図、第2図は内装材斜視図であ
る。 3は基材、4はアクリル系樹脂、5はアルミニウム微細
粒子、6は化粧層、7は内装材である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 15/16 8702−2E E04F 15/16 A

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリル系樹脂で被覆されたアルミニウム
    微細粒子が分散され、かつエンボスされた合成樹脂化粧
    層と、基材とが積層されることを特徴とする内装材。
  2. 【請求項2】アルミニウム微細粒子に、顔料がコーティ
    ングされていることを特徴とする請求項1の内装材。
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