JP2521439B2 - ボルト等の長尺物の整列装置 - Google Patents
ボルト等の長尺物の整列装置Info
- Publication number
- JP2521439B2 JP2521439B2 JP61186232A JP18623286A JP2521439B2 JP 2521439 B2 JP2521439 B2 JP 2521439B2 JP 61186232 A JP61186232 A JP 61186232A JP 18623286 A JP18623286 A JP 18623286A JP 2521439 B2 JP2521439 B2 JP 2521439B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- weight
- bolts
- gate
- chute
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はボルト、ピン等の長尺物を同じ方向に整列
し、しかもコンベアの積載高さを略同一にする装置に関
する。
し、しかもコンベアの積載高さを略同一にする装置に関
する。
（従来の技術） 従来、ボルト、ピン等の焼き入れ、焼き戻し作業、箱
詰作業において、コンベアに一定本数、一定重量のボル
ト、ピン等長尺物を搬送させねばならない場合、単に一
定本数、一定重量の長尺物をコンベア上に移載してもボ
ルト、ピンの方向が定まらずランダムな姿勢でしかも高
さがまちまちに載せられることが多い（第３図参照）。
詰作業において、コンベアに一定本数、一定重量のボル
ト、ピン等長尺物を搬送させねばならない場合、単に一
定本数、一定重量の長尺物をコンベア上に移載してもボ
ルト、ピンの方向が定まらずランダムな姿勢でしかも高
さがまちまちに載せられることが多い（第３図参照）。
（発明が解決しようとする問題点） この様にランダムな姿勢で高さがまちまちに積載され
て搬送されれば、次行程で種々の問題を生じる。例え
ば、ボルトの熱処理を行なう場合 （１）からみ合いによるボルト自重で熱処理中に曲が
る。
て搬送されれば、次行程で種々の問題を生じる。例え
ば、ボルトの熱処理を行なう場合 （１）からみ合いによるボルト自重で熱処理中に曲が
る。
（２）熱処理条件にバラツキを生じて安定した高品質の
ボルトが出来ない。
ボルトが出来ない。
（３）からみ合いによるヒーター破損及びコンベアネッ
ト破損を生じる。
ト破損を生じる。
（４）からみ合いによって空隙が多く、充填率が悪い。
（問題点を解決するための手段） 本発明はかかる問題点を解決し、長尺物を整列し、し
かも均一高さの供給可能にしたボルト等の長尺物の整列
装置を提供せんとするものであり、その要旨はラビット
コンベアの終端と水平コンベアとの間を傾斜シュートで
連絡し、同傾斜シュートの途中に傾斜シュートの一部シ
ュート面と第１ゲートとによって貯場を形成し、同貯場
のワークの重量を計測する重量計測器を設け、又同傾斜
シュートの前記第１ゲートの下流側に複数のゲートを設
け、しかも一時貯室に貯えられたワークの重量を重量計
測器によって計測して、その重量値に応じて積載高さを
同一にする様に水平コンベアの送りを決める水平コンベ
アの送り制御回路を備えてなるボルト等の長尺物の整列
装置にある。
かも均一高さの供給可能にしたボルト等の長尺物の整列
装置を提供せんとするものであり、その要旨はラビット
コンベアの終端と水平コンベアとの間を傾斜シュートで
連絡し、同傾斜シュートの途中に傾斜シュートの一部シ
ュート面と第１ゲートとによって貯場を形成し、同貯場
のワークの重量を計測する重量計測器を設け、又同傾斜
シュートの前記第１ゲートの下流側に複数のゲートを設
け、しかも一時貯室に貯えられたワークの重量を重量計
測器によって計測して、その重量値に応じて積載高さを
同一にする様に水平コンベアの送りを決める水平コンベ
アの送り制御回路を備えてなるボルト等の長尺物の整列
装置にある。
（作用） この発明ではラビットコンベアによって長尺物を小分
けに切り出して、その終端から傾斜シュートに投入す
る。このラビットコンベアの段階でかなり長尺物は整列
される。傾斜シュートに投入された長尺物は傾斜シュー
トに沿って滑り第１ゲートによって止められ、その貯場
に貯えられる。同貯場に貯えられた長尺物の槽重量は重
量計測器によって計測され、その重量計測値は送り制御
回路に入力され、同送り制御回路でもってその重量の長
尺物が設定された積載高さになる様に水平コンベアの載
置長さ、即ちコンベア送りを制御する。貯場の長尺物の
重量と略比例してコンベア速度を高めることとなる。
けに切り出して、その終端から傾斜シュートに投入す
る。このラビットコンベアの段階でかなり長尺物は整列
される。傾斜シュートに投入された長尺物は傾斜シュー
トに沿って滑り第１ゲートによって止められ、その貯場
に貯えられる。同貯場に貯えられた長尺物の槽重量は重
量計測器によって計測され、その重量計測値は送り制御
回路に入力され、同送り制御回路でもってその重量の長
尺物が設定された積載高さになる様に水平コンベアの載
置長さ、即ちコンベア送りを制御する。貯場の長尺物の
重量と略比例してコンベア速度を高めることとなる。
しかも貯場に貯えられた長尺物の傾斜シュートを滑る
際に長尺物は方向が定まって一定方向となって貯場に貯
えられる。
際に長尺物は方向が定まって一定方向となって貯場に貯
えられる。
次に貯場に貯えられた長尺物は第１ゲートが開かれる
ことによって下方のゲートに滑り込んで一時貯えられ、
そのゲートの開放によって下方のゲートへと順次滑り落
ちていき、最後は水平コンベアへ移載されるものであ
る。長尺物は限らずしもこの下方のゲート群に一時貯え
られることなく、飛び抜かしたり、直接水平コンベアま
で落とすことも可能である。
ことによって下方のゲートに滑り込んで一時貯えられ、
そのゲートの開放によって下方のゲートへと順次滑り落
ちていき、最後は水平コンベアへ移載されるものであ
る。長尺物は限らずしもこの下方のゲート群に一時貯え
られることなく、飛び抜かしたり、直接水平コンベアま
で落とすことも可能である。
この様に傾斜シュートを滑っていくにつれ長尺物はほ
ぼ完全に整列され、しかもその量に応じて水平コンベア
が送られるので長尺物は略同一高さに積層されながら搬
送されていくものである。
ぼ完全に整列され、しかもその量に応じて水平コンベア
が送られるので長尺物は略同一高さに積層されながら搬
送されていくものである。
（実施例） 図面に示す実施例は長尺のボルトを焼き入れ、焼き戻
しの熱処理場へ整列させ、一定高さに積載していくコン
ベアに実施した例である。
しの熱処理場へ整列させ、一定高さに積載していくコン
ベアに実施した例である。
そして、この例では第１のゲートの下方に３個のゲー
トを設け、ゲート内のワークを完全に排出させることに
よって、ロット間の区切りを完全に行ない、異物の混入
をも防いでいる。
トを設け、ゲート内のワークを完全に排出させることに
よって、ロット間の区切りを完全に行ない、異物の混入
をも防いでいる。
又、水平コンベアとしてネットコンベアを使用し、ボ
ルトを載せたまま焼き入れ、焼き戻し場へ移送できる様
にしている。
ルトを載せたまま焼き入れ、焼き戻し場へ移送できる様
にしている。
図中（１）はラビットコンベア、（２）は傾斜シュー
ト、（３）は第１のゲート、（４）は貯場、（５）、
（６）、（７）はゲート、（８）は貯場（４）のボルト
総重量を計測するロードセル利用の重量計測器、（９）
はネットコンベア、（10）は同ネットコンベアの駆動
車、（11）は同駆動車の動力部、（12）はネットコンベ
ア（９）の送り速度を計測するロータリーエンコーダ、
（13）は貯場（４）に貯えられたボルトの重量に比例し
てネットコンベアの移動距離を増加させ、設定のボルト
の積載高さになる様にネットコンベア（９）の送りを制
御する送り制御回路、（Ｂ）はボルトである。
ト、（３）は第１のゲート、（４）は貯場、（５）、
（６）、（７）はゲート、（８）は貯場（４）のボルト
総重量を計測するロードセル利用の重量計測器、（９）
はネットコンベア、（10）は同ネットコンベアの駆動
車、（11）は同駆動車の動力部、（12）はネットコンベ
ア（９）の送り速度を計測するロータリーエンコーダ、
（13）は貯場（４）に貯えられたボルトの重量に比例し
てネットコンベアの移動距離を増加させ、設定のボルト
の積載高さになる様にネットコンベア（９）の送りを制
御する送り制御回路、（Ｂ）はボルトである。
（発明の効果） 以上の様に本発明によれば長尺物を一定方向に整列さ
せ、しかも水平コンベアに同一高さになる様に積載させ
ることができ、よって熱処理における長尺の曲がり、ネ
ット、ヒーターの破損の発生がないという利点がある。
せ、しかも水平コンベアに同一高さになる様に積載させ
ることができ、よって熱処理における長尺の曲がり、ネ
ット、ヒーターの破損の発生がないという利点がある。
第１図は本発明の実施例を示す説明図、第２図は同実施
例におけるボルトの水平コンベアの積載状態を示す説明
図、第３図は従来の水平コンベアでのボルトの移送状態
を示す説明図である。 （１）：ラビットコンベア、（２）：傾斜シュート （３）：第１のゲート、（４）：貯場 （５）、（６）、（７）：ゲート、（８）：重量計測器 （９）：ネットコンベア、（11）：動力部 （13）：送り制御回路、（Ｂ）：ボルト （12）：ロータリーエンコーダ
例におけるボルトの水平コンベアの積載状態を示す説明
図、第３図は従来の水平コンベアでのボルトの移送状態
を示す説明図である。 （１）：ラビットコンベア、（２）：傾斜シュート （３）：第１のゲート、（４）：貯場 （５）、（６）、（７）：ゲート、（８）：重量計測器 （９）：ネットコンベア、（11）：動力部 （13）：送り制御回路、（Ｂ）：ボルト （12）：ロータリーエンコーダ
Claims (1)
- 【請求項１】ラビットコンベアの終端と水平コンベアと
の間を傾斜シュートで連結し、同傾斜シュートの途中に
傾斜シュートの一部シュート面と第１ゲートとによって
貯場を形成し、同貯場のワークの重量を計測する重量計
測器を設け、又同傾斜シュートの前記第１ゲートの下流
側に複数のゲートを設け、しかも一時貯室に貯えられた
ワークの重量を重量計測器によって計測して、その重量
値に応じて積載高さを同一にする様に水平コンベアの送
りを決める水平コンベアの送り制御回路を備えてなるボ
ルト等の長尺物の整列装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61186232A JP2521439B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | ボルト等の長尺物の整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61186232A JP2521439B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | ボルト等の長尺物の整列装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6342334A JPS6342334A (ja) | 1988-02-23 |
| JP2521439B2 true JP2521439B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=16184665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61186232A Expired - Lifetime JP2521439B2 (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-07 | ボルト等の長尺物の整列装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2521439B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58147852A (ja) * | 1982-05-07 | 1983-09-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気テ−プ装置 |
| JP4907707B2 (ja) * | 2009-10-06 | 2012-04-04 | 有達工業股▲分▼有限公司 | 収納式蒸籠 |
| KR102150766B1 (ko) * | 2018-12-06 | 2020-09-02 | (주)하나하드닝 | 열처리 대상물의 정렬장치 |
| CN109402348B (zh) * | 2019-01-09 | 2023-09-05 | 滦南县丰田五金农具制造有限公司 | 一种全封闭连续式工件自动折弯、淬火、冷却一体机及工艺 |
-
1986
- 1986-08-07 JP JP61186232A patent/JP2521439B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6342334A (ja) | 1988-02-23 |
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