JP2521088Y2 - 動力枝打機の回転刃カバー - Google Patents
動力枝打機の回転刃カバーInfo
- Publication number
- JP2521088Y2 JP2521088Y2 JP5923390U JP5923390U JP2521088Y2 JP 2521088 Y2 JP2521088 Y2 JP 2521088Y2 JP 5923390 U JP5923390 U JP 5923390U JP 5923390 U JP5923390 U JP 5923390U JP 2521088 Y2 JP2521088 Y2 JP 2521088Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary blade
- cover
- blade
- blade cover
- pruning machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は動力枝打機の回転刃カバーに関する。
従来の技術 操作桿の先端部に設けられた前方部分が開いた回転刃
カバー内に回転可能に取付けられた回転刃を駆動し、回
転刃カバーの側部から前方へ突出するガイド部に沿って
小枝を回転刃の刃部へ導き、小枝を回転刃によって切断
するようにした動力枝打機の回転刃カバーが従来使用さ
れている。このような回転刃カバーでは、使用中に小枝
や樹皮等が回転刃カバー内へ引込まれて回転刃との間に
食込んで詰まり易く、刃の回転を度々停止させてしま
う。このため、作業者は樹上でカバー内に詰まった小枝
や樹皮等を除去しなければならず、作業能率が低下す
る。また、切断した小枝や樹皮が刃の回転力によって周
囲へ飛散し易く、危険であった。このような小枝等の詰
まりや飛散は、回転刃が小径化する程、回転刃の刃部と
カバーのガイド部との間の枝の迎え角が狭小にされるの
で一層激しくなる等の不都合があった。
カバー内に回転可能に取付けられた回転刃を駆動し、回
転刃カバーの側部から前方へ突出するガイド部に沿って
小枝を回転刃の刃部へ導き、小枝を回転刃によって切断
するようにした動力枝打機の回転刃カバーが従来使用さ
れている。このような回転刃カバーでは、使用中に小枝
や樹皮等が回転刃カバー内へ引込まれて回転刃との間に
食込んで詰まり易く、刃の回転を度々停止させてしま
う。このため、作業者は樹上でカバー内に詰まった小枝
や樹皮等を除去しなければならず、作業能率が低下す
る。また、切断した小枝や樹皮が刃の回転力によって周
囲へ飛散し易く、危険であった。このような小枝等の詰
まりや飛散は、回転刃が小径化する程、回転刃の刃部と
カバーのガイド部との間の枝の迎え角が狭小にされるの
で一層激しくなる等の不都合があった。
考案が解決しようとする課題 そこで、本考案はこのような従来の技術の不都合を取
除くと共に簡単で便利な形の動力枝打機の回転刃カバー
を提供することを目的とする。
除くと共に簡単で便利な形の動力枝打機の回転刃カバー
を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 即ち、本考案に係る、回転刃の前方露出部分の両側に
おいて前方へ突出するガイド部を設けた動力枝打機の回
転刃カバーは、前記回転刃の回転方向前側の前方露出部
分側が前記回転刃の外周刃部と交差する領域を前記前方
露出部分側に膨出させて受部を形成し、該受部の前記外
周刃部と対向する側縁部が前記回転刃の半径方向にほぼ
沿って延びるように設けられている構成を特徴とする。
おいて前方へ突出するガイド部を設けた動力枝打機の回
転刃カバーは、前記回転刃の回転方向前側の前方露出部
分側が前記回転刃の外周刃部と交差する領域を前記前方
露出部分側に膨出させて受部を形成し、該受部の前記外
周刃部と対向する側縁部が前記回転刃の半径方向にほぼ
沿って延びるように設けられている構成を特徴とする。
作用 従って、回転刃カバーのガイド部に沿って回転刃の方
へ進入する枝は回転刃の刃部に対して十分大きな迎え角
をとって切断され、回転刃カバー内へ食込むのを阻止さ
れる。
へ進入する枝は回転刃の刃部に対して十分大きな迎え角
をとって切断され、回転刃カバー内へ食込むのを阻止さ
れる。
実施例 次に本考案を図面の実施例に基づいて説明する。
図示実施例では、動力枝打機の操作桿１の先端部の歯
車室２に回転刃ケース３が固着されており、この回転刃
ケース３内に前記歯車室２から突出する駆動軸（図示せ
ず）へ回転刃４が一体に回転可能に取付けられている。
該回転刃４は周囲に多数の刃部５を有する円板状の形状
を有し、前記回転刃ケース３から前方側が露出してい
る。前記回転刃ケース３は、前記回転刃４の上側を覆う
回転刃カバー６と下側の後方外周を覆う底カバー11とを
ねじ７によって上下間隔可変に固定して構成されてお
り、前記回転刃カバー６はその両側部から前方へそれぞ
れ突出するガイド部８及び９を一体に形成しており、こ
れ等のガイド部８及び９は、前記回転刃４の前方露出部
分の両側から更に前方に突出している。前記回転刃４は
使用中に第１図の矢印Ａの方向へ回転駆動され、このた
め、前記回転刃４の前方露出部分の刃部５は、前記回転
刃カバー６の左側ガイド部８側から右側ガイド部９側へ
移動する。従って、前記回転刃カバー６の前記左側ガイ
ド部８は回転刃４の回転方向後側に位置し、前記右側ガ
イド部分９は、前記回転刃４の回転方向前側に位置す
る。このように配置された前記回転刃カバー６の右側ガ
イド部９は、その前方露出部分側が前記回転刃４の外周
刃部５と交差する領域を前記前方露出部分側に膨出させ
て受部10を一体に形成し、該受部の前記外周刃部と対向
する側縁部が前記回転刃の半径方向にほぼ沿って延びる
ように設けられている。
車室２に回転刃ケース３が固着されており、この回転刃
ケース３内に前記歯車室２から突出する駆動軸（図示せ
ず）へ回転刃４が一体に回転可能に取付けられている。
該回転刃４は周囲に多数の刃部５を有する円板状の形状
を有し、前記回転刃ケース３から前方側が露出してい
る。前記回転刃ケース３は、前記回転刃４の上側を覆う
回転刃カバー６と下側の後方外周を覆う底カバー11とを
ねじ７によって上下間隔可変に固定して構成されてお
り、前記回転刃カバー６はその両側部から前方へそれぞ
れ突出するガイド部８及び９を一体に形成しており、こ
れ等のガイド部８及び９は、前記回転刃４の前方露出部
分の両側から更に前方に突出している。前記回転刃４は
使用中に第１図の矢印Ａの方向へ回転駆動され、このた
め、前記回転刃４の前方露出部分の刃部５は、前記回転
刃カバー６の左側ガイド部８側から右側ガイド部９側へ
移動する。従って、前記回転刃カバー６の前記左側ガイ
ド部８は回転刃４の回転方向後側に位置し、前記右側ガ
イド部分９は、前記回転刃４の回転方向前側に位置す
る。このように配置された前記回転刃カバー６の右側ガ
イド部９は、その前方露出部分側が前記回転刃４の外周
刃部５と交差する領域を前記前方露出部分側に膨出させ
て受部10を一体に形成し、該受部の前記外周刃部と対向
する側縁部が前記回転刃の半径方向にほぼ沿って延びる
ように設けられている。
使用中、切断される枝は回転刃カバー６の左右のガイ
ド部８及び９の間に案内されて進入し、回転刃４の前方
露出部分の刃部５によって切断される。この時、矢印Ｂ
に沿って進入する枝は右側ガイド部９の受部10に当た
り、回転刃４の前方露の刃部５に対して十分大きな迎え
角をとって切断される。このためこの切断された枝や樹
皮等は受部10によって回転刃カバー６内へ食込むのを阻
止され、それらが回転刃カバー６内に詰まるのを防止す
ることができる。
ド部８及び９の間に案内されて進入し、回転刃４の前方
露出部分の刃部５によって切断される。この時、矢印Ｂ
に沿って進入する枝は右側ガイド部９の受部10に当た
り、回転刃４の前方露の刃部５に対して十分大きな迎え
角をとって切断される。このためこの切断された枝や樹
皮等は受部10によって回転刃カバー６内へ食込むのを阻
止され、それらが回転刃カバー６内に詰まるのを防止す
ることができる。
考案の効果 以上説明した本考案の構成により、本考案は、使用中
に小枝や樹皮等が回転刃カバー内に詰まることがなく、
常に刃の円滑な回転を維持することができ、作業能率を
向上し、切断した小枝や樹皮等の飛散による危険を最小
限にし、また小径の回転刃を使用しても安全な作業を保
証し、構造が極めて簡単で安価な動力枝打機の回転刃カ
バーを提供し得る等の効果を奏する。
に小枝や樹皮等が回転刃カバー内に詰まることがなく、
常に刃の円滑な回転を維持することができ、作業能率を
向上し、切断した小枝や樹皮等の飛散による危険を最小
限にし、また小径の回転刃を使用しても安全な作業を保
証し、構造が極めて簡単で安価な動力枝打機の回転刃カ
バーを提供し得る等の効果を奏する。
第１図は本考案に係る回転刃カバーを設けた動力枝打機
の要部平面図であり、第２図は第１図に示した部分の側
面図である。 ４……回転刃、５……刃部、６……回転刃カバー、８、
９……ガイド部、10……受部。
の要部平面図であり、第２図は第１図に示した部分の側
面図である。 ４……回転刃、５……刃部、６……回転刃カバー、８、
９……ガイド部、10……受部。
Claims (1)
- 【請求項１】回転刃（４）の前方露出部分の両側におい
て前方へ突出するガイド部（８、９）を設けた動力枝打
機の回転刃カバー（６）において、前記回転刃の回転方
向前側に配置された前記ガイド部（９）の前方露出部分
側が前記回転刃の外周刃部（５）と交差する領域を前記
前方露出部分側に膨出させて受部（10）を形成し、該受
部の前記外周刃部と対向する側縁部が前記回転刃の半径
方向にほぼ沿って延びるように設けられていることを特
徴とする動力枝打機の回転刃カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5923390U JP2521088Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 動力枝打機の回転刃カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5923390U JP2521088Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 動力枝打機の回転刃カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0419140U JPH0419140U (ja) | 1992-02-18 |
| JP2521088Y2 true JP2521088Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=31585550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5923390U Expired - Lifetime JP2521088Y2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | 動力枝打機の回転刃カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2521088Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-06 JP JP5923390U patent/JP2521088Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0419140U (ja) | 1992-02-18 |
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