JP2520879Y2 - 太陽電池のパッケージ構造 - Google Patents

太陽電池のパッケージ構造

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JP2520879Y2
JP2520879Y2 JP1990089901U JP8990190U JP2520879Y2 JP 2520879 Y2 JP2520879 Y2 JP 2520879Y2 JP 1990089901 U JP1990089901 U JP 1990089901U JP 8990190 U JP8990190 U JP 8990190U JP 2520879 Y2 JP2520879 Y2 JP 2520879Y2
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solar cell
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貞哉 竹岡
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は太陽電池のパッケージ構造に関する。特に学
校教材用の太陽電池のパッケージ構造に関する。
〈従来の技術〉 現在の太陽電池のパッケージは、屋外で長時間使用さ
れることから、耐候性および耐水性等が十分考慮された
構造となっている。
第２図はスーパーストレート構造の太陽電池のパッケ
ージ構造の模式断面図である。
表面は透過率の高い白板強化ガラス10により覆われ、
また透明充填材としてEVA樹脂11（エチレン・ビニール
・アセテート）等が用いられている。裏面材には金属箔
15を真中に挟んだ形態の太陽電池セル列13が設けられ、
その表面には耐候性に優れた三層フィルム14により覆わ
れている。以上の構成よりなるパッケージの四方を防水
性の良好なブチルを介してアルミ枠で固定する（図示せ
ず）。このような構造により耐候性、耐水性に優れた太
陽電池のパッケージとなる。
第３図はサブストレート構造の太陽電池のパッケージ
構造の模式断面図である。
基板17上に金属箔15を真中に挟んだ形態の太陽電池セ
ル列13が設けられ、透明充填材としてEVA樹脂11が用い
られ、その表面は耐候性に優れた透明フィルム16により
覆われている。このサブストレート構造の太陽電池は、
スーパーストレート構造の太陽電池より軽量でコストも
少し安価である。したがって、軽量で曲面に加工し易い
ことから、ソーラーカーやソーラーボート等に用いられ
ている。
〈考案が解決しようとする課題〉 太陽電池を学校教材として使用する場合、耐候性や耐
水性を重視する必要はなく、軽くて、扱いやすく、また
安価であることが要求される。
ところが、現在のパッケージ方法に使用されているガ
ラス材料はコストが高く、また重いという欠点があり、
またEVA樹脂を使用する場合についてもその工程が複雑
であり、コストも高くなるという欠点がある。したがっ
て、教材用としてはこれらの構造の太陽電池は不適切で
ある。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、学校教材用と
して要求されるところの、軽く、扱いやすく、また安価
である太陽電池の提供を目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための手段を実施例に対応する
第１図を参照しつつ説明すると、本考案は基板１上に貼
られた両面テープ２上に、金属箔５により配線された太
陽電池セル列３が接着され、その太陽電池セル列３が接
着されていない両面テープ２上に透明フィルム４が接着
されている。
〈作用〉 １枚の両面テープを用いたので基板、太陽電池セル列
および表面フィルムを接着することができる。また、太
陽電池セル列上に接着テープを貼る必要がない。
〈実施例〉 第１図は本考案実施例の模式断面図である。基板１に
は例えばプラスチックでは塩化ビニール板（２mmt）が
適切であり、また木材、ダンボール等の厚紙、鉄板等が
用いられている。この基板１上には両面テープ２が貼ら
れ、この両面テープ２により太陽電池セル列３が接着さ
れている。この太陽電池セル列３は金属箔５により配線
されている。さらにその太陽電池セル列３が接着されて
いない両面テープ２上に透明フィルム４が接着されてい
る。この透明フィルム４は、たとえば、ポリエステルフ
ィルムや塩化ビニールフィルム等が用いられている。
また、基板１と両面テープ２と透明フィルム４を同形
状にしておけば、簡単に貼り合わせるだけで、最後の工
程で余分な材料をカットする必要もなく、工程が非常に
簡単になる。
〈考案の効果〉 以上述べたように、本考案によれば安価な材料を用い
ることができ、かつ１枚の両面テープにより基板、太陽
電池セル列および表面フィルムを接着することができる
ので、簡易な構成とすることができ、製造工程も簡略化
できる。
その結果、製造コストは安価となり、かつ軽量で扱い
易いパッケージ構造を有する太陽電池を提供することが
でき、こうした点は特に学校教材として要求される条件
に適ったものとなっており、こうした用途に十分な対応
ができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案実施例の模式断面図、第２図乃至第３図
は従来例を示す模式断面図である。 １…基板 ２…両面テープ ３…太陽電池セル列 ４…透明フィルム ５…金属箔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】基板上に太陽電池セル列を接着し、その表
    面がフィルムにより覆われた構造の太陽電池のパッケー
    ジ構造において、上記基板上に貼られた両面テープ上に
    上記太陽電池セル列が接着され、その太陽電池セル列が
    接着されていない上記両面テープ上に上記フィルムが接
    着されていることを特徴とする太陽電池のパッケージ構
    造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07122648B2 (ja) * 1986-11-22 1995-12-25 ソニー株式会社 スペクトラムアナライザ
JPS63147375A (ja) * 1986-12-10 1988-06-20 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池のモジュール化方法

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