JP2520095Y2 - 電磁弁駆動装置 - Google Patents

電磁弁駆動装置

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JP2520095Y2
JP2520095Y2 JP6058290U JP6058290U JP2520095Y2 JP 2520095 Y2 JP2520095 Y2 JP 2520095Y2 JP 6058290 U JP6058290 U JP 6058290U JP 6058290 U JP6058290 U JP 6058290U JP 2520095 Y2 JP2520095 Y2 JP 2520095Y2
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relay contact
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豊 吉田
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、灯油式ファンヒータ等に用いられる電磁弁
の駆動装置に関する。
(従来の技術) 例えば灯油式ファンヒータにおいては、バーナへの気
化ガス供給路を開閉制御するために電磁弁が用いられて
いる。この電磁弁は、抵抗とリレー接点との並列回路を
直列に介して電源に接続されている。そして、燃焼運転
開始初期時において気化器温度が所定温度まで上昇した
ならばリレー接点を閉成して電磁弁に高電圧を印加し、
一定時間後、上記リレー接点を開放して抵抗により電磁
弁への印加電圧を低めるように制御していた。これによ
り、電磁弁は吸引されてバーナへの気化ガス供給が開始
される。その後、抵抗を並列接続した一方のリレー接点
のみが開放し、電磁弁と抵抗との分圧によって電磁弁へ
の印加電圧が低められる。これにより、電磁弁は低電圧
で吸引された状態が保持される。そして、この状態はバ
ーナ燃焼中の間継続され、消火操作が行われると他方の
リレー接点も開放して電磁弁への通電が止められる。こ
れにより電磁弁は閉成して気化ガスの供給が停止する。
このように、電磁弁は運転開始初期の数秒間のみ高電
圧を印加して吸引を行い、その後は低電圧で吸引状態を
保持するように構成されている。ところが、抵抗に対し
て並列接続されたリレー接点が溶着したり、該リレー接
点の駆動部の故障等に起因して該リレー接点が閉成した
ままになると、運転中も電磁弁に高電圧が印加され続け
ることになり、発煙や発火等の事態を招くおそれがあっ
た。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように、従来は電磁弁に対する印加電圧を切
換えるためのリレー接点が閉成したままとなり長時間に
亙って電磁弁に高電圧が連続して印加されると、発煙や
発火等の危険な事態を招くおそれがあった。
本考案はこのような事情に基づいてなされたもので、
たとえ電磁弁に対する印加電圧を切換えるためのリレー
接点が閉成したままになっても、電磁弁に高電圧が長時
間印加されるのを防止でき、安全性の向上をはかり得る
電磁弁駆動装置を提供しようとするものである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案は、電磁弁と直列に接続された抵抗にリレー接
点を並列に接続し、該リレー接点の閉成・開放により電
磁弁に対する印加電圧を切換えて電磁弁を開閉駆動する
電磁弁駆動装置において、上記リレー接点に対して直列
に、該リレー接点の開放タイミング後に制御対象物に対
する電圧印加を停止する他のリレー接点を接続したもの
である。
(作用) このような構成の電磁弁駆動装置であれば、運転開始
に伴って電磁弁と直列に接続された抵抗に対して並列に
接続されたリレー接点が閉成され、電磁弁に高電圧が印
加されて、電磁弁が吸引される。その後、所定時間を経
過すると上記リレー接点が開放し、電磁弁と抵抗との分
圧によって電磁弁に対する印加電圧が低められる。ここ
で、上記リレー接点が何等かの原因で開放しないと、電
磁弁に対する印加電圧は高電圧のままとなる。ただし、
当該リレー接点に対して直列に、該リレー接点の開放タ
イミング後に制御対象物に対する電圧印加を停止する他
のリレー接点を接続しているので、その他のリレー接点
の開放動作に応じて電磁弁に印加される電圧が低められ
る。
(実施例) 以下、本考案を灯油式ファンヒータに適用した一実施
例について図面を参照しながら説明する。
第1図は灯油式ファンヒータの制御回路を示すブロッ
ク図である。図示するように、商用交流電源11に第2の
双方向性3端子サイリスタ12を介して気化器を加熱する
ための気化器ヒータ13を接続している。前記第1のサイ
リスタ12のゲート、端子間にはフォトカプラ14のフォト
サイリスタ141が抵抗15を介して接続されている。
また前記電源11に第1のリレー16の常開接点16m及び
抵抗17を直列介してダイオードブリッジ回路18の交流入
力端子を接続している。そして前記ダイオードブリッジ
回路18の整流出力端子にバーナへの気化ガス供給路を開
閉制御する電磁弁(ソレノイド・バルブ)19が接続され
ている。前記抵抗17には、第2のリレー20の常開接点20
m及び第3のリレー21の切替式接点21tの直列回路が並列
に接続されている。
また前記電源11に前記第1のリレー16の常開接点16m
を介してコンデンサ22が接続され、そのコンデンサ22に
前記第3のリレー21の切替式接点21tの常閉側を介して
点火トランス23が接続されている。
また前記電源11に前記第3のリレー21の切替式接点21
tの常開側を介して対流用送風機24が接続されている。
さらに前記電源11にマイクロコンピュータ等を内蔵し
た制御回路部25が接続されている。
前記制御回路部25には運転スイッチ26及び前記第3の
リレー21がそれぞれ接続されている。また制御回路部25
には前記運転スイッチ26と連動するスイッチ27を介して
前記第1及び第2のリレー16,20と前記フォトカプラ14
の発光ダイオード142が接続されている。さらに前記制
御回路部25には気化器温度を検出する気化器サーミスタ
28、室温を検出する室温サーミスタ29、灯油タンク側か
ら気化器へ灯油を供給する電磁ポンプ30、前記バーナの
炎を検知するフレームロッド31がそれぞれ接続されてい
る。
そして、前記制御回路部25は以下の動作制御を行うよ
うに設定されている。
すなわち、運転スイッチ26がオンされると、先ずフォ
トカプラ14の発光ダイオード142を発光動作させる。こ
の状態で気化器サーミスタ28の検出温度をチェックす
る。そしてこの検出温度が所定温度に達すると第1,第2
のリレー16,20をオンさせる。また電磁ポンプ30を動作
させる。第2のリレー20は一定時間後にオフさせる。さ
らに所定時間を経過しフレームロッド31によりバーナの
炎を検知すると第3のリレー21をオンさせる。
なおフレームロッド31により所定時間内に炎を検出で
きない場合には、強制的に第3のリレー21をオンさせる
か、燃焼運転を停止させる。
その後、運転スイッチ26がオフされると、発光ダイオ
ード142を消光させるとともに第1のリレー16をオフさ
せる。また一定時間後に第3のリレー21をオフさせる。
このような構成の本実施例においては、運転スイッチ
26をオン操作すると、同時にスイッチ27もオンされる。
そして先ずフォトカプラ14の発光ダイオード142が発光
される。これにより、フォトカプラ14のフォトサイリス
タ142が動作し、サイリスタ12がトリガされる。こうし
てサイリスタ12が導通し気化器ヒータ13への通電が開始
されて、気化器が加熱されるようになる。ここで、気化
器の温度は気化器サーミスタ28によって検出される。そ
して、気化器温度が所定温度になると第1のリレー16及
び第2のリレー20がオン動作される。これにより、各リ
レーの常開接点16m,20mが閉成され、電磁弁19及び点火
トランス23に高電圧が印加される。(第2図中時点t1) そして、一定時間後には第2のリレー20がオン動作さ
れ、その常開接点20mが開放される。これにより、電磁
弁19に印加される電圧は電磁弁19と抵抗17との分圧によ
って低められる。(第2図中時点t2) すなわち、電磁弁19は燃焼運転開始初期において高電
圧が印加されて吸引された後は、抵抗17により抑えられ
た低電圧で吸引状態が保持されるようになる。
また、気化器温度が所定温度になると電磁ポンプ30が
動作される。これにより、タンクから灯油が気化器へ供
給されて気化される。そして、電磁弁19が吸引されて気
化ガス供給路が開放されると、その気化ガスが当該供給
路を通ってバーナへ供給される。こうして、高電圧が印
加されていた点火トランス23によりバーナへの点火が行
われて、燃焼動作が開始される。
そして、燃焼運転が開始されてから一定時間後、フレ
ームロッド31によりバーナの炎が検知されると第3のリ
レー21がオン動作されて、切替接点21tの常閉側が開放
され、常開側が閉成される。これにより、点火トランス
23への通電が停止され、その代りに対流用送風器24への
通電が開始される。(第2図中時点t3) こうして、対流用送風器24によって送風路に送り込ま
れる空気がこの送風路で温風となり外部へ排出される。
その後、運転スイッチ26をオフ操作すると、同時にス
イッチ27もオフされる。これにより発光ダイオード142
が消光されるとともに第1のリレー16がオフ動作されて
第1のリレー16の常開接点16mが開放され、気化器ヒー
タ13への通電が行われなくなるとともに、電磁弁19への
通電も行われなくなる。(第2図中時点t4) そして、一定時間後には第3のリレーがオフ動作され
て、切替接点21tの常閉側が閉成され、常開側が開放さ
れる。これにより対流用送風器24への通電が停止され
て、燃焼動作が終了する。(第2図中時点t5) ところで、燃焼運転開始初期時において、気化器温度
が一定温度に達すると第2のリレー20の常開接点20mを
閉成して電磁弁19に高電圧を印加することにより電磁弁
19を吸引し、一定時間後に当該常開接点20mを開放する
ことによって電磁弁19への印加電圧を低め、その低電圧
で電磁弁19の吸引状態を保持するようにしている。とこ
ろが、上記常閉接点20mに溶着が発生したり、第2のリ
レー20等の故障等によって常閉接点20mが閉成されたま
まになると、電磁弁19には一定時間を経過した後も高電
圧が印加され続けることになる。
ただし本実施例においては、上記第2のリレー20の常
開接点20mに対して直列に第3のリレー21の切替接点21t
を接続している。この第3のリレー21は、前記電磁弁19
に対する高電圧印加の終了時点t2よりも若干遅れて通電
が停止される点火トランス23への通電オン,オフを制御
するものである。従って、たとえ時点t2にて第2のリレ
ー20の常閉接点20mが閉成されたままであっても、時点t
3にて第3のリレー21の切替接点21tが常閉側から常開側
に切り替わって常開接点20m側は断線されるので、電磁
弁19には抵抗17によって低められた保持電圧が印加され
ることになる。
このように本実施例によれば、たとえ第2のリレー20
の常開接点20mが閉成されたままであっても、電磁弁19
に発煙または発火等の異常が発生する前に電磁弁19に対
する印加電圧を低めることができるので、安全性が向上
される。しかも、従来の回路から第2のリレー20の常開
接点20mの接続線を変更するだけの簡単な構成で実現で
きるので、コストアップを生じることもない。
なお、本考案は灯油式ファンヒータに用いられる電磁
弁の駆動装置に限定されるものではなく、電磁弁に直列
接続されたリレー接点の開放タイミングと等しいまたは
それより若干遅れたタイミングで他の制御対象物に対す
る電圧印加を停止する他のリレー接点を有する装置であ
れば適用できるものである。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、簡単でしかもコ
ストアップしない構成で、たとえ電磁弁に対する印加電
圧を切換えるためのリレー接点が閉成したままになって
も、電磁弁に高電圧が長時間印加されるのを防止でき、
安全性の向上をはかり得る電磁弁駆動装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の回路構成図、第2図は同実
施例における主要部のタイムチャートである。 11……商用交流電源、16,20,21……第1〜第3のリレ
ー、16m,20m……常開接点、21t……切替接点、17……抵
抗、18……ダイオードブリッジ回路、19……電磁弁、23
……点火トランス、25……制御回路部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁弁と直列に接続された抵抗にリレー接
    点を並列に接続し、該リレー接点の閉成・開放により前
    記電磁弁に対する印加電圧を切換えて電磁弁を開閉駆動
    する電磁弁駆動装置において、 前記リレー接点に対して直列に、該リレー接点の開放タ
    イミング後に制御対象物に対する電圧印加を停止する他
    のリレー接点を接続したことを特徴とする電磁弁駆動装
    置。
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