JP2520003Y2 - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機

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JP2520003Y2
JP2520003Y2 JP1990080990U JP8099090U JP2520003Y2 JP 2520003 Y2 JP2520003 Y2 JP 2520003Y2 JP 1990080990 U JP1990080990 U JP 1990080990U JP 8099090 U JP8099090 U JP 8099090U JP 2520003 Y2 JP2520003 Y2 JP 2520003Y2
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screw slider
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、無段変速機の改良に関するものである。
(従来技術及びその課題) 無段変速機は第3図に示すような構造となっており、
図において、エンジンにより駆動されるドライブシャフ
ト1の軸上には、円錐面2aを有するドライブ固定プーリ
ー2が固設されている。
このドライブ固定プーリー2の円錐面2aと同様な円錐
面4aを有するドライブ可動プーリー4が、ドライブシャ
フト1上に前記ドライブ固定プーリー2と対向してドラ
イブシャフト1の軸方向に移動可能に設けられている。
この一対のドライブ固定プーリー2とドライブ可動プ
ーリー4の各円錐面2a及び4aにてV溝P1が形成されてお
り、このV溝P1にはVベルト3が掛装されている。
ドライブ可動プーリー4の円錐面4aの裏側には、ドラ
イブシャフト1上に形成されたスプライン1aに嵌着され
たカムフォロアー5がドライブシャフト1上に固設さ
れ、このカムフォロアー5の先端部はドライブ可動プー
リー4に形成された溝部4b内に嵌挿されており、ドライ
ブシャフト1の回転力はカムフォロアー5を介しドライ
ブ可動プーリー4に伝えられる。
ドライブ可動プーリー4はその溝部4bを介しカムフォ
ロアー5にガイドされてドライブシャフト1の軸方向に
移動することができる。
このドライブ可動プーリー4の円錐面4aの反対側であ
ってドライブシャフト1の外周上にはベアリング6が嵌
着されており、このベアリング6はドライブシャフト1
の軸端にワッシャー7及びナット8を介し固設されたも
のである。
このベアリング6の外周には筒状のスクリュシャフト
9が外嵌されており、このスクリュシャフト9はフラン
ジ9bによりケース側に固定されている。
このスクリュシャフト9の外周面には雄ネジが形成さ
れており、このスクリュシャフト9の雄ネジに螺合する
雌ネジを内周面に有するスクリュスライダ11がスクリュ
シャフト9上に螺合されている。
このスクリュスライダ11は前記ドライブ可動プーリー
4の円錐面4aの反対側面と対向状に立設されたものであ
り、ドライブ可動プーリー4とはスライダーベアリング
12を介して当接されている。
このスクリュスライダ11の外周にはギヤ部11aが形成
されており、ケース側に回動可能に設けられたアイドラ
シャフト13上のアイドラギヤ14と噛み合わされている。
更にこのアイドラギヤ14にはドライブギヤ15が噛み合わ
されており、ドライブギヤ15はモーター16により回転さ
れる構造となっている。
一方、前記ドライブシャフト1と平行状に設けられた
ドリブンシャフト17には、その図示左側先端部外周に形
成されたスプライン17a上にサイドカバー18がワッシャ
ー19及びナット20を介し固設されている。
このサイドカバー18の外周部には直角方向に筒状のア
ダプター21の端部がボルトにより固設されている。この
アダブター21の他端部はドリブン固定プーリー22の円錐
面22aと反対側面にボルトにより固設されている。
このドリブン固定プーリー22に対向して、同様な円錐
面23aを有するドリブン可動プーリー23がドリブンシャ
フト17上にオイルシール24を介し移動可能に設けられて
おり、ドリブン固定プーリー22の円錐面22aとドリブン
可動プーリー23の円錐面23aとによりV溝P2が形成され
ている。
このV溝P2には前記Vベルト3が掛装されている。
更に、ドリブン可動プーリー23の図示左端部の外周に
はプレート25が固設されており、このプレート25と前記
ドリブン固定プーリー22の円錐面22aの反対側面間には
スプリング26がその両端部を固定状に介装されている。
このように構成されたVベルト型無段変速機において
は、エンジンが回転されることによりドライブシャフト
1が回転され、その回転トルクは固定状のドライブ固定
プーリー2、及びドライブシャフト1に固定されたカム
フォロアー5を介しドライブ可動プーリー4に伝えら
れ、Vベルト3を介し出力側のドリブン固定プーリー22
及びドリブン可動プーリー23に伝えられる。
即ち、ドリブン固定プーリー22に伝えられたトルクは
アダプター21を介しサイドカバー18に伝わり、サイドカ
バー18よりドリブンシャフト17に伝えられる。
一方、ドリブン可動プーリー23に伝えられたトルク
は、プレート25を介しスプリング26に伝わり、スプリン
グ26よりドリブン固定プーリー22に伝えられ、ドリブン
固定プーリー22より前記同様にアダプター21及びサイド
カバー18を介しドリブンシャフト17に伝えられる。
次に、このVベルト型無段変速機の変速時には、モー
ター16を駆動することにより、ドライブギヤ15及びアイ
ドラギヤ14を介しモーター16の駆動力が減速されてスク
リュスライダ11のギヤ部11aに伝えられる。
スクリュスライダ11の回転により、スクリュスライダ
11が固定状のスクリュシャフト9上を図示右方向に螺進
される。
スクリュスライダ11が図示右方向にネジを介し移動す
ることにより、スライダーベアリング12を介しドライブ
可動プーリー14が図示右方向に押圧され、V溝P1のプー
リーピッチ径が狭ばまり、Vベルト3は上方に移動され
る。この時、出力側ではこれに追従してスプリング26の
作用によりV溝P2が拡開され、V溝P2のVベルト3が上
方に移動する。そのため出力側は高速回転となる。
一方、モーター16が逆回転される時には、ドライブギ
ヤ15及びアイドラギヤ14を介しスクリュスライダ11のギ
ヤ部11aが逆方向に回転され、スクリュスライダ11はス
クリュシャフト9上を図示左方向に螺進する。そのた
め、スクリュスライダ11のドライブ可動プーリー4に対
する押圧力が解除され、Vベルト3は出力側のスプリン
グ26の作用を受けてドライブ可動プーリー4を図示左方
向に移動させる。そのためV溝P1のピッチ径が拡開さ
れ、Vベルト3は下方に移動する。そのため出力側は低
速回転となる。
このような無段変速機において、前記可動プーリー4
の移動位置若しくは変速比を演算する電子制御回路から
の信号に基づいてモーター16を制御し変速比を変更して
おり、このような構造において、電気系統に異常が生じ
た時に、可動プーリー4が最大変速比よりも更に変速が
進み図示左側へ移動し続けると、スクリュスライダ11の
雌ネジがスクリュシャフト9の雄ネジ端部と強固に噛み
合い、ネジ作用によりスクリュスライダ11がスクリュシ
ャフト9上にロックしてしまい、その後の変速制御が不
可能となるという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、スクリュスライダのロック状態の発生を抑えるので
きる無段変速機を提供せんことを目的とし、その要旨
は、円錐状の面を有しドライブシャフトに固定された固
定プーリー、及びこの固定プーリーと同様の円錐状の面
を有し固定プーリーとの間にV溝を形成してドライブシ
ャフトの軸線方向に移動可能に取り付けられ、移動手段
により固定プーリーと離接する方向に移動させられる可
動プーリーからなる駆動プーリーと、円錐状の面を有し
ドリブンシャフトに固定された固定プーリー、及びこの
固定プーリーと同様の円錐状の面を有し固定プーリーと
の間にV溝を形成してドリブンシャフトの軸線方向に移
動可能に取り付けられ、移動手段により固定プーリーと
離接する方向に移動させられる可動プーリーからなる従
動プーリーと、この従動プーリー及び前記駆動プーリー
の各V溝に巻掛けられるVベルトとを有し、ドライブシ
ャフトの回転をドリブンシャフトに無段階に変速して伝
達するVベルト型無段変速機における、前記駆動プーリ
ー側の可動プーリーの移動手段を、該可動プーリーの円
錐面と反対側のシャフトの外周に沿って固定状に設けら
れ、その外周面に雄ネジを有するスクリュシャフトと、
該スクリュシャフトの雄ネジと螺合する雌ネジを内周面
に有し、該スクリュシャフト上を螺進可能に、前記可動
プーリーの円錐面の反対側の面とベアリングを介して当
接状に対向して配設されたスクリュスライダと、該スク
リュスライダのギヤ部に噛み合わされたスクリュスライ
ダ駆動手段とにより構成してなる無段変速機において、
前記スクリュスライダ駆動手段の駆動により前記スクリ
ュスライダが回転され、該スクリュスライダが前記可動
プーリーを前記固定プーリーから離す方向に前記スクリ
ュシャフト上を移動される時に、該スクリュスライダの
移動を所定位置で止めるストッパー手段を設け、該スト
ッパー手段を、前記スクリュスライダの前記可動プーリ
ーと反対側の面にドライブシャフトの軸方向へ突出し先
端にスクリュスライダの回転軌跡上に回転方向と直角な
端面を有するストッパー部材と、前記スクリュシャフト
のフランジ部に所定間隔で複数形成されたネジ孔の何れ
かに螺合されて前記スクリュスライダ側へ突設され先端
部が前記ストッパー部材の端面に当接するストッパーボ
ルトで構成したことである。
(作用) スクリュスライダ駆動手段であるモーターが電子回路
より信号を受けて駆動され、スクリュスライダがスクリ
ュシャフト上を回転して移動し、可動プーリーが固定プ
ーリーから離れる方向に移動される時に、スクリュシャ
フトからスクリュスライダ側へ突設されたストッパーボ
ルトに、スクリュスライダ側に突設されたストッパー部
材が当接し、ストッパー部材とストッパーボルトの当接
によりスクリュスライダの回転が止められ、スクリュス
ライダは最早この位置から移動することがなく、電子回
路の異常発生時においてもスクリュスライダとスクリュ
シャフトがロックすることをこのストッパー手段により
防ぐことができ、無段変速機の作動の円滑化を図ること
ができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は前述した第3図と同様な構成を有する無段変
速機における可動プーリー4の移動手段としてのスクリ
ュスライダ11とスクリュシャフト9との噛み合い状態の
一部断面斜視構成図である。
本例のスクリュスライダ11は、ギヤ部11aと、このギ
ヤ部11aから一体状に軸方向に形成され内周面に雌ネジ
を有する雌ネジ筒部11bとにより構成されており、さら
に本例におけるスクリュスライダ11の前記雌ネジ筒部11
bの先端面には軸方向に突出状にストッパー部材30が設
けられており、このストッパー部材30はボルト等による
固定手段を用いて雌ネジ筒部11bに固定したものであっ
ても、又、雌ネジ筒部11bと一体状に形成したものであ
っても良く、ストッパー部材30にはさらにその先端部に
軸方向に突出した当接突起部30aが形成されている。こ
の当接突起部30aはスクリュスライダ11の回転軌跡上に
回転方向と直角な面を有したものに形成されている。
一方、スクリュスライダ11の雌ネジ筒部11bの内周面
の雌ネジと螺合する雄ネジを外周面に形成したスクリュ
シャフト9は、雄ネジを形成した雌ネジ軸部9aと、その
先端部に鍔状に一体形成されたフランジ部9bとにより構
成されており、フランジ部9bにはその裏側より前記スク
リュスライダ11側に向かってピン孔9c内にストッパーピ
ン31が圧入され、ストッパーピン31はフランジ部9bに固
定されて軸方向に突設されたものとなっている。このス
トッパーピン31の先端部は前記ストッパー部材30の当接
突起部30aの端面と当接可能である。
従って、このように構成したスクリュスライダ11とス
クラュシャフト9とを第3図の無段変速機内に組み込む
ことにより、モーター16が電子回路から指令を受けて駆
動されると、スクリュスライダ11がスクリュシャフト9
の雄ネジ軸部9aに沿って回転しつつ移動するが、可動プ
ーリー4を固定プーリー2から離す方向へスクリュスラ
イダ11が回転されて移動する時に、ストッパー部材30の
当接突起部30aがストッパーピン31の先端に当接して、
所定位置でスクリュスライダ11の回転は止められること
となり、ストッパーピン31の突出長さを予め所定長さに
設定しておけば、スクリュスライダ11がスクリュシャフ
ト9の雄ネジ軸部9aの先端部まで回転移動される手前で
スクリュスライダ11の回転を止めることができ、電子制
御回路の故障によりモーター16が回転を続けた時にも機
械的にスクリュスライダ11の回転を止めて、スクリュス
ライダ11がスクリュシャフト9に締めつけられてロック
してしまう状態を防止することができる。
尚、第2図は変更例であり、第2図ではスクリュシャ
フト9を設計変更したものであり、スクリュシャフト9
のフランジ部9bの周囲に所定間隔でネジ孔9d,9d,9dを形
成させておき、このネジ孔9dの何れかにフランジ部9bの
裏側よりストッパーボルト32をネジ込んで、ストッパー
ボルト32のフランジ部9bからのスクリュスライダ11側へ
の突出長さを適宜調節することができ、ストッパーボル
ト32の突出長さの設定によりスクリュスライダ11を止め
る位置を調節することができるように構成したものであ
る。
(考案の効果) 本考案は、円錐状の面を有しドライブシャフトに固定
された固定プーリー、及びこの固定プーリーと同様の円
錐状の面を有し固定プーリーとの間にV溝を形成してド
ライブシャフトの軸線方向に移動可能に取り付けられ、
移動手段により固定プーリーと離接する方向に移動させ
られる可動プーリーからなる駆動プーリーと、円錐状の
面を有しドリブンシャフトに固定された固定プーリー、
及びこの固定プーリーと同様の円錐状の面を有し固定プ
ーリーとの間にV溝を形成してドリブンシャフトの軸線
方向に移動可能に取り付けられ、移動手段により固定プ
ーリーと離接する方向に移動させられる可動プーリーか
らなる従動プーリーと、この従動プーリー及び前記駆動
プーリーの各V溝に巻掛けられるVベルトとを有し、ド
ライブシャフトの回転をドリブンシャフトに無段階に変
速して伝達するVベルト型無段変速機における、前記駆
動プーリー側の可動プーリーの移動手段を、該可動プー
リーの円錐面と反対側のシャフトの外周に沿って固定状
に設けられ、その外周面に雄ネジを有するスクリュシャ
フトと、該スクリュシャフトの雄ネジと螺合する雌ネジ
を内周面に有し、該スクリュシャフト上を螺進可能に、
前記可動プーリーの円錐面の反対側の面とベアリングを
介して当接状に対向して配設されたスクリュスライダ
と、該スクリュスライダのギヤ部に噛み合わされたスク
リュスライダ駆動手段とにより構成してなる無段変速機
において、前記スクリュスライダ駆動手段の駆動により
前記スクリュスライダが回転され、該スクリュスライダ
が前記可動プーリーを前記固定プーリーから離す方向に
前記スクリュシャフト上を移動される時に、該スクリュ
スライダの移動を所定位置で止めるストッパー手段を設
け、該ストッパー手段を、前記スクリュスライダの前記
可動プーリーと反対側の面にドライブシャフトの軸方向
へ突出し先端にスクリュスライダの回転軌跡上に回転方
向と直角な端面を有するストッパー部材と、前記スクリ
ュシャフトのフランジ部に所定間隔で複数形成されたネ
ジ孔の何れかに螺合されて前記スクリュスライダ側へ突
設され先端部が前記ストッパー部材の端面に当接するス
トッパーボルトで構成したことにより、スクリュスライ
ダの移動を、ストッパー部材とストッパーボルトからな
るストッパー手段により所定位置で機械的に停止させる
ことができ、電子制御回路等の故障によりスクリュスラ
イダ駆動手段が連続的に駆動された場合等においても、
スクリュスライダがスクリュシャフトにネジ作用により
ロックされる事故を良好に防ぐことができ、無段変速機
の変速作動を良好化させることができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のスクリュスライダとスクリュシャフト
との組付状態の一部断面斜視構成図、第2図は第1図の
スクリュシャフトの変更例を示す斜視構成図、第3図は
無段変速機の全体概略構成図である。 1……ドライブシャフト 2……ドライブ固定プーリー、3……Vベルト 4……ドライブ可動プーリー 9……スクリュシャフト、9a……雄ネジ軸部 9b……フランジ部、9c……ピン孔 9d……ネジ孔、11……スクリュスライダ 11a……ギヤ部、11b……雌ネジ筒部 16……モーター、17……ドリブンシャフト 22……ドリブン固定プーリー 23……ドリブン可動プーリー 26……スプリング 30……ストッパー部材、30a……当接突起部 31……ストッパーピン 32……ストッパーボルト

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円錐状の面を有しドライブシャフトに固定
    された固定プーリー、及びこの固定プーリーと同様の円
    錐状の面を有し固定プーリーとの間にV溝を形成してド
    ライブシャフトの軸線方向に移動可能に取り付けられ、
    移動手段により固定プーリーと離接する方向に移動させ
    られる可動プーリーからなる駆動プーリーと、 円錐状の面を有しドリブンシャフトに固定された固定プ
    ーリー、及びこの固定プーリーと同様の円錐状の面を有
    し固定プーリーとの間にV溝を形成してドリブンシャフ
    トの軸線方向に移動可能に取り付けられ、移動手段によ
    り固定プーリーと離接する方向に移動させられる可動プ
    ーリーからなる従動プーリーと、 この従動プーリー及び前記駆動プーリーの各V溝に巻掛
    けられるVベルトとを有し、ドライブシャフトの回転を
    ドリブンシャフトに無段階に変速して伝達するVベルト
    型無段変速機における、前記駆動プーリー側の可動プー
    リーの移動手段を、 該可動プーリーの円錐面と反対側のシャフトの外周に沿
    って固定状に設けられ、その外周面に雄ネジを有するス
    クリュシャフトと、該スクリュシャフトの雄ネジと螺合
    する雌ネジを内周面に有し、該スクリュシャフト上を螺
    進可能に、前記可動プーリーの円錐面の反対側の面とベ
    アリングを介して当接状に対向して配設されたスクリュ
    スライダと、該スクリュスライダのギヤ部に噛み合わさ
    れたスクリュスライダ駆動手段とにより構成してなる無
    段変速機において、 前記スクリュスライダ駆動手段の駆動により前記スクリ
    ュスライダが回転され、該スクリュスライダが前記可動
    プーリーを前記固定プーリーから離す方向に前記スクリ
    ュシャフト上を移動される時に、該スクリュスライダの
    移動を所定位置で止めるストッパー手段を設け、 該ストッパー手段を、前記スクリュスライダの前記可動
    プーリーと反対側の面にドライブシャフトの軸方向へ突
    出し先端にスクリュスライダの回転軌跡上に回転方向と
    直角な端面を有するストッパー部材と、前記スクリュシ
    ャフトのフランジ部に所定間隔で複数形成されたネジ孔
    の何れかに螺合されて前記スクリュスライダ側へ突設さ
    れ先端部が前記ストッパー部材の端面に当接するストッ
    パーボルトで構成したことを特徴とする無段変速機。
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